2010年5月4日火曜日

パソコンのキーボードからステップ入力する方法 - Music Maker 2+

MIDI Editor
Vitaや Revolta 2などの MIDI入力で、「C4はどこかなー」と探すのが面倒な方向けの情報です。

Music Makerでは、パソコンのキーボードを使って、MIDI演奏入力を行う事が出来ます。
そして、Music Maker 2では、ステップ入力(= 1音ずつ入れていく方法)も可能になりました。
ご参考。リアルタイム入力する方法は「パソコンのキーボードからMIDIリアルタイム入力する」。


**** 手順
** 1. 初期設定
基本的に、何もする必要はありません。
o 入力デバイスを変更する必要もありません。外部入力ではないからです。
o 細かい設定につきましては、4番と5番をどうぞ。

** 2. 開始と終了
o MIDI Editorの右上にある足跡2つのアイコンを押して開始、もう一度押して終了します。
   + アイコンの色は、開始中が青、終了中が灰色です。
o 再生カーソル(縦の赤線)の位置から入力が始まります。
   + 必要な時は、入力したい位置に再生カーソルを移動しておきます。
o 入力は、上にある「グリッドクオンタイズ値」を変更しながら行います。(4分音符なら4です。)
o マニュアルの「ステップ・レコーディング」説明場所は
   + Music Maker 2 = 第7章51ページから。

** 3. キーの意味 = リアルタイム入力と同じです。
o Q = C3 (真ん中のド)。
o Z = D2 (一つ下のレ)。
o 2の列とAの列は黒鍵。ピアノのように並んでいます。
o 便利なキーの一覧は「MIDI Editorの操作キー一覧」。
o Music Maker 2 では、4音の同時入力が出来ました。
   + もっとも、「Overdub」にチェックが入っている状態でしたら、演奏を重ねる事も出来ます。
o マニュアルの説明場所は
   + Music Maker 2 の場合
   + キー配列 = 第7章53ページ「パソコンのキーボードを鍵盤代わりに使用する」。
   + 便利なキー = 第7章51ページの下の方。(Tab と BackSpace の説明があります。)

** 4. キー入力結果が遅れる場合 = リアルタイム入力と同じです。
AISOドライバがおすすめです。
o 上部メニューから[ファイル]-[プログラム設定]。そして「オーディオ/MIDI」タブ。
o 「オーディオ再生」のドライバをAISOドライバに変更して、使えそうなドライバを選択します。
o マニュアルの「ドライバ設定」説明場所は
   + Music Maker 2 = 第7章。51ページの上の枠内。

** 5. クオンタイズ設定のおすすめ
o ステップ入力の鍵は、「クオンタイズ」関連パラメーターです。
   + 「グリッドクオンタイズ値」(左側)= 入力精度 = 再生カーソルが移動する単位。
   + 「長さクオンタイズ値」(右側)= 入力する音符の長さ。ステップ入力の場合、「-」は使用出来ません。

o おすすめ設定1。頭から入力していく場合
   + 「グリッドクオンタイズ値」を最初に入力する長さ。
   + 「長さクオンタイズ値」を「#」。
   + そして、「グリッドクオンタイズ値」を変更しながら入力。
   + 休符はTabキー。 戻る時は Shift + Tab。

o おすすめ設定2。マウス併用で気ままに入力していく場合
   + 「グリッドクオンタイズ値」を、64。もしくは入力の最小精度。
   + 「長さクオンタイズ値」を最初に入力する長さ。
   + そして、「長さクオンタイズ値」を変更しながら入力。

o おすすめ設定3。音符の長さ調整を行う場合
   + 「グリッドクオンタイズ値」を、64。もしくは入力の最小精度。
   + 「長さクオンタイズ値」を「#」。
   + そして、音符の長さを微調整。

o おすすめ設定4。楽譜通り入力する場合
   + 「グリッドクオンタイズ値」を、入力の最小精度。簡単な童謡なら 16から4の間。
   + 「長さクオンタイズ値」を最初に入力する長さ。
   + そして、「長さクオンタイズ値」を変更しながら入力。


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関連ページ:
    ▼MIDI Editor
    ▼音素材を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > MIDI Editorのメトロノームを使う方法
    MIDIリアルタイム入力(= 録音)する
    DominoからMusic Makerに、MIDIリアルタイム入力する

パソコンのキーボードからMIDIリアルタイム入力する方法 - Music Maker

MIDI Editor
Music Makerでは、パソコンのキーボードを使って、MIDI演奏入力を行う事が出来ます。
o 正確な入力は難しいのですが、自然な雰囲気が出ます。
o Music Maker(1) でも入力出来ました。

以下、「楽器は持っていないけれど、演奏している感じが欲しいなあ。」と思った方向けの情報です。
ご参考。ステップ入力する方法は「パソコンのキーボードからステップ入力する - Music Maker 2+」。


**** 手順
** 1. 初期設定
基本的に、何もする必要はありません。
o 入力デバイスを変更する必要もありません。外部入力ではないからです。
o 細かい設定につきましては、4番と5番をどうぞ。

** 2. 開始と終了
o MIDI Editorの下にある RECボタンを押して開始、もう一度押して終了します。
o テンポを音で聞きたい時は、「Metronome」をチェック。
o RECボタンを押すと、すぐに録音が始まります。
o リアルタイム入力を終了する時は、STOPボタンを押します。

** 3. キーの意味
o Q = C3 (真ん中のド)。
o Z = D2 (一つ下のレ)。
o 2の列とAの列は黒鍵。ピアノのように並んでいます。
o Music Maker 2の場合、4音の同時入力が出来ました。
   + 既存のMIDI入力に演奏を重ねたい時は、「Overdub」にチェックを入れます。
o マニュアルの「キー配列」説明場所は
   + Music Maker 2 = 第7章53ページ「パソコンのキーボードを鍵盤代わりに使用する」。
   + Music Maker(1) = 記載はありませんでしたが、同じです。

** 4. キー入力結果が遅れる場合
AISOドライバがおすすめです。
o 上部メニューから[ファイル]-[プログラム設定]。そして「オーディオ/MIDI」タブ。
o 「オーディオ再生」のドライバをAISOドライバに変更して、使えそうなドライバを選択します。
o マニュアルの「ドライバ設定」説明場所は
   + Music Maker 2 = 第7章。51ページの上の枠内。
   + Music Maker(1) = 第7章41ページ下の写真の「オーディオ再生」設定。

** 5. クオンタイズ設定のおすすめ
「クオンタイズ」関連パラメーターで、入力音符の最低長などを調整する事が出来ます。
「演奏の雰囲気を重視する」か、「音符としての正確さを重視する」かによって、おすすめの値は異なります。

o ポイントは、上にある2つの選択欄です。
   + 「グリッドクオンタイズ値」(左側)= 入力精度 = 再生カーソルが移動する単位です。
   + 「長さクオンタイズ値」(右側)= 入力する音符の長さです。
o 気ままに弾きたい時は、「長さクオンタイズ値」を「-」に変更します。
   + これがリアルタイム入力の醍醐味です。
o ステップ入力替わりにしたい時は、「グリッドクオンタイズ値」を入力精度(4から16辺り)、「長さクオンタイズ値」を入力する最小の長さで設定します。
o でも、高精度で入力するのは難しいです。精度が必要な時は、「半分の速さで入力して、倍の速さで再生する」(タイムストレッチ使用)など、色々工夫します。
o マニュアルの「クオンタイズ」説明場所は
   + Music Maker 2 = 第7章。50ページ下と、51ページ下から52ページ。
   + Music Maker(1) = 第7章42ページの表の下の方。


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関連ページ:
    ▼MIDI Editor
    ▼音素材を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > パソコンのキーボードからステップ入力する(Music Maker 2+)
    MIDI Editorのメトロノームを使う方法
    MIDIリアルタイム入力(= 録音)する
(2011年2月12日追加。リアルタイム入力を終了する方法)

Dominoの音の高さ表記を Music Makerや初音ミクに合わせる方法 - Domino

Dominoのインストールと初期設定
o MIDI入力ソフト Dominoの初期設定は、中央のドが「C4」。
o Music Maker初音ミクでは「C3」。
あちらこちらで MIDI編集している時には、音の高さ表記を合わせると便利です。


****手順
o Dominoを開きます。
o 上にあるメニューから、 [ファイル]-[環境設定]。
o 出てくる画面の左メニューで、「全般 (1)」。
o オクターブの選択肢で、「Note#60 = C3」に変更します。
o 右下にある「OK」ボタンを押します。


****メモ
o DominoはMIDI入力に特化した作曲ソフト、フリーウェアです。VOCALOIDの入力でも愛用している方が居るみたいです。
o なお、初期設定のまま使用しても、表記が異なるだけです。インポートで音の高さが変わる事はありません。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41


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関連ページ:
    ▼Dominoのインストールと初期設定
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > Dominoのマウス操作を、Music Maker風にカスタマイズする
    Dominoのマウス操作を、FL STUDIO風にカスタマイズする
    Dominoの初期設定。とりあえず音を鳴らす

MIDI Editorの操作キー一覧 - Music Maker

MIDI Editor
キーボード派の方向けの情報です。他にも隠れているかもしれません。
o Music Maker 2についてまとめました。Music Maker(1)でも、多くのキーをサポートしているみたいです。
o この他に、メニューに載っているショートカットも、必要に応じて要チェック。
o キーボードで出来ない事は、マウスで行います。

**** MIDI Editorの操作キー(主なもの)
** スキップ
o Tab = 「1単位進む」
o Shift + Tab = 「1単位戻る」

** 元に戻す系
o BackSpace = 「元に戻す」その1。再生カーソルも戻ります。(和音入力などで、消す音が変わります。)
o Delete = 「元に戻す」その2。再生カーソルはそのままです。(和音入力などで、消す音が変わります。)
o 非推奨 : Ctrl + Z = 「元に戻す」 = 危険なキーです。詳細は下の「メモ」をご覧下さい。

** 画面操作
o Ctrl + 左矢印(←)= 「アレンジメント画面を横方向に拡大」。
o Ctrl + 右矢印(→)= 「アレンジメント画面を横方向に縮小」。
o Ctrl + 上矢印(↑)= 「アレンジメント画面を縦方向に拡大」。
o Ctrl + 下矢印(↓)= 「アレンジメント画面を縦方向に縮小」。
o Alt + L = 「MIDIイベントリストの表示切り替え」。

** クオンタイズ設定
o Alt + 左矢印(←)= 「グリッドクオンタイズ値の変更」
o Alt + 右矢印(→)= 「グリッドクオンタイズ値の変更」
o Alt + 上矢印(↑)= 「長さクオンタイズ値の変更」
o Alt + 下矢印(↓)= 「長さクオンタイズ値の変更」
o Alt + Q = 「ソフトクオンタイズ設定」(設定画面を呼び出します。)

** 音の高さ変更
o 上矢印(↑)= 「選択中の音を上に移動」。
o 下矢印(↓)= 「選択中の音を下に移動」。
o Shift + 上矢印(↑)= 「選択中の音を上に1オクターブ移動」。
o Shift + 下矢印(↓)= 「選択中の音を下に1オクターブ移動」。

** 選択音の変更
o 左矢印(←)= 「左隣の音を選択」。
o 右矢印(→)= 「右隣の音を選択」。

** その他
o アルファベットや数字は、音符の入力に使います。詳しくは「パソコンのキーボードからMIDIリアルタイム入力する」(手順の3番)
o 消しゴムは、「マウスを右クリックしながらドラッグ」が簡単です。なぞった所が消えます。


**** メモ
「Ctrl + Z = 元に戻す」は非推奨です。高解像度ディスプレイで、特に危険です。
o 再生カーソルが親画面に移動すると、MIDI Editerのウインドウは非アクティブになります。
o その状態で「Ctrl + Z」を押すと、MIDI Editerがキャンセル終了してしまいます。


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関連ページ:
    ▼MIDI Editor
    ▼音素材を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 電子キーボード CASIO WK-210 を使ってMIDI入力する
    パソコンのキーボードからMIDIリアルタイム入力する
    パソコンのキーボードからステップ入力する(Music Maker 2+)
(2010年11月11日訂正。Ctrlキーの綴り)

MIDI 入力結果を保存する。MIDIファイルとテイク - Music Maker

MIDI Editor
○MM3 ○MM2 ○MM1
Music Makerは、入力したMIDIオブジェクトの内容だけ保存する事が出来ます。
方法は2通りありますが、それぞれ出来る事が違います。

o MIDIファイルとして出力する方法
o テイクファイルを作る方法


**** 手順
** MIDIファイルとして出力する方法
o 特徴
   + 他の作曲ソフトで読み込む事が出来ます。
   + MIDI Editorの楽器欄で選択した楽器は、覚えていません。
o 手順
   + MIDI Editorの上部メニューから、
   + Music Maker 3 = 「ファイル」-「MIDIファイルとして出力」。
   + Music Maker 2 = 同上
   + Music Maker(1) = 「ファイル」-「MIDIをエクスポート...」。
   + 拡張子が MIDのファイル(MIDI シーケンスファイル)が出来ます。

** テイクとして保存する方法
o 特徴
   + 選択したシンセも覚えています。Music Maker以外で使わない時は、こちらの方が便利です。
   + 他の作曲ソフトでは読み込む事が出来ません。
o 手順
   + アレンジメント上に置いたMIDIの音素材を右クリックして
   + Music Maker 3 = 「他のオプション」-「オブジェクトをテイクファイルとして保存   Ctrl+F」。
   + Music Maker 2 = 「詳細設定」-「オブジェクトをテイクファイルとして保存   Ctrl+F」。
   + Music Maker(1) = 「オブジェクトをテイクとして保存...   Ctrl+F」
   + 拡張子が TAKのファイル(TAKファイル)が出来ます。


**** メモ
o 音を部品にして使いたい場合は、普通にエクスポートして、完全な音素材(オーディオ素材)にする方法もあります。
   + MIDI編集出来なくなる代わりに、全てのオーディオエフェクトを使う事が出来ます。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.3 (UP1)
o Music Maker 2 Producer Edition   15.0.2.2
o Music Maker (1) Producer Edition   13.0.3.4


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関連ページ:
    ▼MIDI Editor
    ▼音素材を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > MIDI Editorで使う楽器を変更する
    MIDI Editorで、GM規格のリズム音色を使う
    MIDI Editorで、VSTi Rezを使う
    MIDIファイルの読み込み、書き出し
(2010年12月12日追加。Music Maker 3対応)

MIDIファイルの読み込み、書き出し - Music Maker

MIDI Editor
○MM3 ○MM2 ○MM1
Music Makerの MIDI Editorでは、MIDIファイル(.MID)の読み書きをする事が出来ます。
初音ミクなど、他の作曲ソフトと入力データをやりとりしたい時に便利です。


**** 手順
o MIDIファイルの読み込みは、3通りの方法があります。
   + 1つ目は、アレンジャーに直接ドロップする方法
   + 2つ目は、MIDI EditorのMIDIファイル読み込み機能を使う方法
   + 3つ目は、他の作曲ツールで開いたMIDIファイルを、MIDIリアルタイム入力する方法
o このメモでは、2つ目の方法と、MIDIファイルとして書き出す方法について記します。

o MIDI Editorへの読み込み( = インポート)は、MIDI Editor上部のメニューから
   + Music Maker 3 = [ファイル]-[MIDIファイルを入力]。
   + Music Maker 2 = 同上
   + Music Maker(1) = [ファイル]-[MIDIをインポート...]。

o MIDI Editorからの書き出し( = エクスポート)も、MIDI Editor上部のメニューから
   + Music Maker 3 = [ファイル]-[MIDIファイルとして出力]。
   + Music Maker 2 = 同上
   + Music Maker(1) = [ファイル]-[MIDIをエクスポート...]。


** MIDIファイルを読み込む時のポイント
o 音符情報は小節単位で読み込みます。
   + この方法で読み込むと、速度は、Music Makerに合ってしまいます。
   + 普通の速さに戻したい時は、MIDI Editor画面を終了して Music Maker画面に戻った時に、次のどちらかを行います。
      + このMIDI素材に対して、タイムストレッチ機能を使って速度を調節します。
         + 詳しくは、「音素材の再生速度を変える方法
      + もしくは、Music Makerのテンポを、元の作曲ツールで作った時のテンポに合わせます。
o 複数チャンネルの音符が一緒に入っている時は、MIDIチャンネルフィルタを使います。
   + 上のメニューから「オプション」-「MIDIチャンネルフィルタ」-「(有効にしたいチャンネル番号)」


**** メモ
o MID以外の拡張子についての動作は、不明です。(= 試していません。)
o この方法で連携出来るのは、MIDI Editorで入力した情報だけです。
   + 例えば、音素材の並べ方を複写したい時は、目的の作曲ツールで同じように並べます。
o この他の保存方法については、「MIDI入力結果を保存する。MIDIファイルとテイク」。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.3 (UP1)
o Music Maker 2 Producer Edition   15.0.2.2
o Music Maker (1) Producer Edition   13.0.3.4


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関連ページ:
    ▼MIDI Editor
    ▼音素材を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > MIDI入力結果を保存する。MIDIファイルとテイク
    MIDI Editorで使う楽器を変更する
    MIDI Editorで、GM規格のリズム音色を使う
(2011年2月11日追加。MIDIファイルを読み込む時のポイント)
(2010年12月12日追加。Music Maker 3対応)

テキストトゥスピーチ(text-to-speech)の使い方 - Music Maker

音素材を作る
Music Makerでは、人工音声を使って、文章を音声化する事が出来ます。
o 初音ミクユーザーの方は、初音ミクにロボ声で文章を読んでもらう事も出来ます。


**** テキストトゥスピーチの場所
読み上げ声を入れたい場所に再生カーソルを合わせて
o Music Maker 2 = 上のメニューから、「エフェクト」-「オーディオ」-「テキストトゥスピーチ」。
o Music Maker(1) = 上のメニューから、「エフェクト」-「テキストトゥスピーチ...」。


**** 手順
o 文字の入力 = 左上のテキスト欄に、読ませたい文字を入力します。
   + 入力の時は、声の主(ボイス)にご注目。英語を話すボイスは、日本語の文章を読む事が出来ません。

o 試聴 = テキスト入力欄の右下にある、「再生」ボタンをクリックします。(Music Maker(1) = 「テスト」ボタン)
o 確定 = 「アレンジャーにオブジェクトを作...」ボタンをクリックします。(Music Maker(1) = 「アレンジャーにオブジェクトを作成」ボタン)
   + Music Makerは、「ファイル」で指定した名前の音声ファイルを作って、アレンジャー(= アレンジメント画面)の赤い縦線(= カーソル)の場所に、作ったファイルを自動で貼り付けます。


**** 主な設定項目
o ボイス = 話す人工音声を選びます。
   + 増やす事も出来ます。Microsoft社の規格(Microsoft Speech API)をサポートしている音声システムなら、何でもOKです。
   + Microsoft社のSpeech SDK 5.1をインストールしたら、英語のボイスが増えました。
   + Speech SDKは、Microsoft社の英語サイトからダウンロード出来ます。Windows 7対応については不明です。
   + ボイスを初音ミクにする事も出来ます。(= 手順は下の方にあります。)

o フォーマット = Mono = モノラル / Stereo = ステレオ。
o スピード = つまみを元に戻したい時は、つまみをダブルクリックします。
o ファイル = ここで指定したファイル名で、音声ファイルを作ります。
   + 作品で使う時は、ファイルの場所をアレンジメントの近くに移しておくと、ファイルの管理が楽になります。


**** ボイスに初音ミクを登場させる方法(初音ミクユーザー向け)
o (Music Makerの動作保証はありません。試したい方は、自己責任でどうぞ。)
o 「初音ミクのロボ声」を使用する方法
   + ▽はちゅねのないしょ(フリーウェアの初音ミク拡張キット配布所)にある「初音ミクのロボ声」をダウンロードします。
   + zipファイルですので、解凍します。後は、readme.txtの通りです。
   + MeCabは、バージョン0.98でも動きました。ダウンロードは「Binary package for MS-Windows」のものを使用します。
   + 「動作に必要なもの」欄について = 一番簡単な方法は、MeCabをインストールして、binフォルダーの下にあるlibmecab.dllを、「初音ミクのロボ声」のフォルダーにコピー。
   + 「初音ミクのロボ声」フォルダーの置き場所 = 私は、MeCabフォルダーの下に移動して「Hatsune」という名前にしました。
   + テキスト入力欄での日本語長文入力は難しかったです。おすすめは、メモ帳などで書いた文章の貼り付けです。
   + 「初音ミクのロボ声」は日本語ボイス。英文を読む事は出来ません。
o 自分で作る方法
   + Microsoft社のSpeech API仕様に合わせて作ります。
   + プログラム作成に自信がある方向けです。


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関連ページ:
    ▼音素材を作る
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼音を加工する
    ▼初音ミクで作曲する
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)

MIDI Editor - Music Maker

音素材を作る
MIDI Editor画面を開く

o MIDIファイルの読み書き
MIDIファイルの読み込み、書き出し
MIDI入力結果を保存する。MIDIファイルとテイク

o 楽器変更と VSTi
MIDI Editorで使う楽器を変更する
MIDI Editorで、GM規格のリズム音色を使う
MIDI Editorで、VSTi Rezを使う
MIDI EditorからFL STUDIOの楽器を使う
MIDI EditorからEZdrummerの音色だけを使う
MIDI Editor。音の鳴らないMIDIデータを強制的に鳴らす
VSTプラグインのパスをリセットする方法(= 初期設定に戻す方法)

o 音符入力
MIDI Editor。音符(= ノート)をマウスで入力する
MIDI Editor。入力した音符(= ノート)を削除する
MIDI Editorの操作キー一覧
電子キーボード CASIO WK-210 を使ってMIDI入力する
パソコンのキーボードからMIDIリアルタイム入力する
パソコンのキーボードからステップ入力する(Music Maker 2+)
MIDI Editorのメトロノームを使う
MIDIリアルタイム入力(= 録音)する
DominoからMusic Makerに、MIDIリアルタイム入力する
MIDIリアルタイム入力(= 録音)で、既存のMIDIの途中から追加する
MIDIリアルタイム入力(= 録音)に失敗した時に、音符を元に戻す
MIDIリアルタイム入力(= 録音)で、音が大きく遅れる時の確認点

o 音に表情を付ける
MIDI Editor。音符(= ノート)に表情付けする
シンセサイザー Revolta 2のMIDIパラメーター特性
シンセサイザー VitaのMIDIパラメーター特性

o ドラムエディターモード(= ドラムマップ関連)
MIDI Editorからシンセサイザーのドラムやリズム楽器を使う時のポイント
MIDI Editor。ドラムエディターモードの使い方
ドラムマップエディタ画面の開き方
ドラムマップエディタ画面の使い方
ドラムマップエディタの操作で困ったら
ドラムマップエディタ画面で、楽器の表示順を入れ替える
ドラムマップエディタ画面で、間違えて入力した楽器名を削除する
ドラムマップ保存操作でエラーメッセージが出る時の対応方法
ドラムマップ保存のキャンセル操作でエラーメッセージが出る時の対応方法
新規作成したドラムマップをMIDI Editorで選択出来ない時の対応方法
ドラムマップファイル(*.map)をメモ帳で編集する

o イベントリスト(= MIDI命令の直接入力)
MIDI Editorのイベントリストの使い方
MIDI Editorのイベントリストでイベントを追加する
MIDI Editorのイベントリストでイベントを削除する
----
o MIDI Editorは、音を選んで、メロディなどを入力する道具です。
o 電子ピアノなどから演奏入力する事も出来ます。
o シンセサイザーの Vitaや Revoltaや初音ミクなどを呼び出す事も出来ます。


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関連ページ:
    ▼音素材を作る
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > テキストトゥスピーチ(= 話し声を作る。主にロボ声)
    ▼シンセサイザー(= 音やフレーズを作る)
    1トラックにMIDI素材を複数並べる時の注意点
    Dominoの音の高さ表記を、Music Makerや初音ミクに合わせる
    Dominoのマウス操作を、Music Maker風にカスタマイズする

作曲手順で戸惑いやすいポイント - Music Maker


o ご参考動画。Music Maker 2のプロモーションビデオ(AHS公式)(最新版は、Music Maker 3です。)
作曲の手引き
○MM3 ○MM2 ○MM1
作曲に挑戦して、何をしたら良いのか困ってしまった時の、ご参考用です。

o 出来そうな所や、興味のある所から始めます。
o 目玉機能については、上の公式プロモーション動画をどうぞ。


**** おおまかな手順 (= 出来る所から始めます。)
o テンプレートなどの使いたい機能が表示されていない時は、「イージーモードと詳細モードを切り替える」。

o 音素材を並べます。自作派の方は、音素材を作る事も出来ます。
   + 自分で並べても良し。ソングメーカーが作った曲を、手直ししてもOKです。
   + 音素材を作る道具には、シンセサイザーMIDI Editorなどがあります。
      + 初音ミクや他の作曲ツールで作った音素材を取り込む事も出来ます。
      + 取り込んだ歌声を補正したい時は、エラスティック・ピッチ
   + MIDI Editorからシンセサイザーを呼び出す時のポイントは
   + 「シンセサイザー(Vita, Revolta 2)設定の再確認は、上にあるInstr.欄を右クリック」
   + 「シンセサイザー設定画面を閉じる時は、OKボタンはありません。閉じたら反映」です。

o 「ミキサー」で、トラック毎の音量と定位(= 音を鳴らす位置)を調節します。
   + 「M」キー、もしくはメニューから選択します。
   + 各楽器(= トラック)の音量などを、曲に合わせて整えます。

o 必要に応じて、音を加工します
   + エフェクトや、音量の細かい調整を行います。
   + エフェクトは、音素材単位、トラック単位、全体に適用する事が出来ます。
   + ミキサーに付いているセンドエフェクトは2つ。足りない時は工夫します。
   + 音量などでオートメーションを使う事が出来ます。
   + VSTプラグインを呼び出す時のポイントは
   + 「プラグイン設定の再確認は、プラグイン欄を右クリック(= 左クリックから選ぶと初期化します)」
   + 「プラグイン設定画面を閉じる時、OKボタンはありません。閉じたら反映(= こちらは、例外があるかもしれません)」です。

o 全体の仕上げは、マスタリングスイート
   + 質の悪いスピーカーでも、それなりに聞かせる事が出来るようにします。

o 最後に、ファイルへの書き出し(= エクスポート)
   + Music Maker 2以降の場合、メニューから[ファイル]-[書き出し]。
   + おすすめの種類は、
      + Waveファイル = 主に動画の素材(や商品)用。高品質です。
      + MP3ファイル = 主に配布用。ファイルサイズが小さくなります。
   + MP3のオーディオサンプルレートは、出力オプションにはありませんが、間接的に指定する事が出来ます。


**** メモ
o 手順の流れは、この通りでなくても大丈夫です。
o 求める音が出来るのでしたら、上記の手順を抜いても問題ありません。
o マニュアルの説明が良く分からない時は、チュートリアルビデオ等もチェックします。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.6
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


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関連ページ:
    ▼作曲の手引き
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > イージーモードと詳細モードを切り替える(= Music Maker 2+)
    メニューから選択出来る「使い方説明」動画
    主な作曲方法
    動画作成で戸惑いやすいポイント
(2011年5月1日追加。Music Maker 3対応)
(2010年12月12日変更。ご参考動画を上に移動)
(2010年5月7日変更。前半の説明見直し)

メニューから選択出来る「使い方説明」動画 - Music Maker

作曲の手引き
○MM3 ○MM2 ○MM1
Music Maker のメニューの中には、代表的機能の使い方説明動画が混じっています。
操作に慣れた頃に一度ご覧になって、便利機能が無いか確認してみる事をおすすめします。


**** Music Maker 3 の場合
o ヘルプにあるもの以外は、右下の画面で再生されます。反応が悪い時はもう一度同じ操作を行います。
o [ヘルプ]-[ドキュメンテーション] = 1動画
    + 「チュートリアルビデオを表示」 = 全体的な説明があります。
o [タスク]-[1.入力/レコーディング] = 1動画
    + 「MAGIXメディアプール」
o [タスク]-[2.アレンジ] = 5動画
    + 「マウスツール:便利な機能」 = マウスツールとは、マウスモード(編集ツール)の事です。
    + 「ROBOTAドラムシンセを使用」
    + 「Vita」
    + 「Revolta 2」
    + 「BeatBox 2 plus」
o [タスク]-[3.エディット] = 7動画
    + 「オブジェクトの操作」
    + 「オブジェクトへのエフェクトの適用」
    + 「トラックへのエフェクトの適用」
    + 「オブジェクト・マイクロスコープ」
    + 「ミキサーの正しい使用方法」
    + 「サラウンドスペースでのミックス方法」
    + 「エラスティック・ピッチの使用方法」
    + なお、サンプルアレンジメント「エラスティック・ピッチのオーディオサンプル」はありません。
        + その代わりに「エラスティック・ピッチの使用方法」の動画が表示されます。


**** Music Maker 2 の場合
o ヘルプにあるもの以外は、右下の画面で再生されます。
o [ヘルプ]-[ドキュメンテーション] = 1動画
    + 「チュートリアルビデオを表示」
    +     + 内容は、サウンドプールの使い方、録音、ミキサー、シンセ(Revolta)、エラスティック・ピッチ、5.1 サラウンド エディタ、マスタリング画面の簡単な説明。
o [タスク]-[2.アレンジ] = 5動画
    + 「マウスツール ヘルプ」 = マウスツールとは、マウスモード(編集ツール)の事です。
        + マニュアルの該当箇所は
        + Music Maker 2 = 40ページから、68ページから(映像編集)。
        + Music Maker(1) = 29ページから。
    + 「ROBOTAを使用」
    + 「Vita」
    + 「Revolta 2」
    + 「BeatBox 2 plus」
o [タスク]-[3.編集] = 5動画とサンプルアレンジメント1つ
    + 「オブジェクトを編集」
    + 「エフェクトをオブジェクトに適用」
    + 「エフェクトをトラックに適用」
    + 「ミキサーを使用」
    + 「5.1 サラウンドにミックスダウン」
    + この他に、サンプルアレンジメント「エラスティック・ピッチのオーディオサンプル」


o ご参考動画。Music Maker 2 チュートリアルビデオの前編(AHS公式)


o ご参考動画。Music Maker 2 チュートリアルビデオの後編(AHS公式)


**** Music Maker(1) の場合
o [ヘルプ]-[ドキュメンテーション]の1動画のみです。


o ご参考動画。Music Maker(1) チュートリアルビデオ(AHS公式)


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


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関連ページ:
    ▼作曲の手引き
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 主な作曲方法
    楽譜と実際の音の高さの違いについて
    楽譜の全音符と全休符の長さ。その意味が違う時
    作曲手順で戸惑いやすいポイント
(2011年8月19日追加。Music Maker 3対応)

主な作曲方法 - Music Maker

作曲の手引き
大きく分類すると、5通りあるみたいです。組み合わせて使う事も出来ます。

**** メモ
o (ソングメーカー等の)自動作曲に、手を加える方法
   + Music Makerの目玉機能の1つ。自分用サウンドプールを作る事も出来ます。

o 主旋律(メロディ)を作って、それに合わせて音を並べていく方法
   + 音素材を自分で並べる時に、便利です。

o 曲を和音だけで作って、その和音を元に音を並べていく方法
   + 「コード理論による作曲」とは、この方法の事です。

o 「鼻歌や、既存の短いフレーズ」をきっかけに、音を膨らませる方法
   + 汎用的な方法です。鍵盤に無い音なども扱う事が出来ます。

o 気の赴くままに、音を並べる方法


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関連ページ:
    ▼作曲の手引き
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 楽譜と実際の音の高さの違いについて
    楽譜の全音符と全休符の長さ。その意味が違う時
    初音ミクの歌をMusic Makerに取り込む
    作曲手順で戸惑いやすいポイント

楽譜と実際の音の高さの違いについて - Music Maker

作曲の手引き
楽譜を読んだり、楽譜通り演奏していて違和感を感じる場合は、次の点の確認がおすすめです。

**** メモ
** 楽器に依存する記法
o 楽器によっては、読み易くする為に、楽譜上の位置を動かす場合があります。
o 例えば、バンドスコアにおけるエレクトリックギターやベース。
   + 1オクターブ上に書く事が慣例みたいです。

** 8va / 8vb
o 8va = 実際の音は、記述位置の1オクターブ上です。
o 8vb = 1オクターブ下です。
   + クラシックの古典では、常に8vaと記されているものもあるみたいです。
   + 8vaでも下に書かれている場合は、おそらく1オクターブ下です。
o 2オクターブ上下にずらして記載する場合、数字が15や16になります。

** クラシックでは、音部記号の位置にも注目します。
o ヘ音記号やハ音記号(= ト音記号ではありません)の位置が上下にずれている場合。
   + 音の位置も一緒にずれます。
   + 手書きの場合は、書き間違えの可能性もあります。

** 基準音の周波数は、ラ = 440Hzで調整しているとは限りません。
o 楽器毎の個性。
o 音に厚みを出したい時、一部の楽器のピッチを少し変える事があります。
o オーケストラで全体的な周波数を微調整している事も、良くあります。

** この他、実際の演奏は、譜面通りとも限りません。
o 細かいニュアンス。
o アドリブ。


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関連ページ:
    ▼作曲の手引き
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 楽譜の全音符と全休符の長さ。その意味が違う時
    初音ミクの歌をMusic Makerに取り込む
    初音ミクの声を大きくする。とりあえず編
    作曲手順で戸惑いやすいポイント

性能が低いパソコンで、なるべく快適に動かす方法 - Music Maker

作曲の手引き
曲作りが楽しくなって、次々と新しい事に挑戦していくと、パソコンの性能限界に突き当たります。
そのような時に見つけた方法を、纏めてみました。


**** 手順
** デスクトップ上のアイコンは、極力減らします。
o アイコン描画は、意外と負荷がかかります。
o 整理が大変な時は、とりあえずフォルダーを1つ作って、移動出来るアイコンを全部入れておくなどします。

** 再生を滑らかにするには、オーディオ系のバッファを増やします。
o Music Makerのメニューから、[ファイル]-[設定]-[プログラム設定]。
o 出てくる画面の「オーディオ/MIDI」タブ。
o 下の方に、バッファ関連の項目がありますので、大きく設定します。
   + 大きく設定すると、再生開始が遅くなる欠点もあります。
   + パソコンの状態に応じて、値を調節します。

** シンセやエフェクト追加で重くなる時、その部分を音素材(wavファイル)にして、置き換えます。
o 別のアレンジメントで、エフェクトなどを適用した後の音素材を作ります。
o そして、作曲用アレンジメントでは、作った音素材に置き換えます。

** ハードディスクの空き容量は、余裕を残しておきます。
o ハードディスクの使用量は、少ない方が速いです。
o ファイル掃除したタイミングで、たまには最適化(デフラグ)します。
   + 最適化すると、ファイルの読み取りが少し早くなる事があります。
   + エクスプローラーで、ドライブを右クリックして「プロパティ」。
   + 「ツール」タブをクリックして「最適化する」。
   + とても時間がかかりますので、パソコンを長時間使わない時に行います。
   + 1ドライブずつ実行するのが面倒な方は、バッチファイルを作って実行します。
o パソコンに詳しい方の場合、回転数の速いハードディスクに入れ替える方法もあります。

** 「実メモリを増やして、仮想メモリを使わない」ようにする方法もあります。
o パソコンに詳しい方向け。概ね、反応が良くなります。
   + Windowsの制限を超えてメモリを増やしても、意味がありませんのでご注意。
o この他に、不要なプログラムを止める方法などあります。でも、間違うとWindowsまで起動しなくなりますので、おすすめはしません。


**** メモ
** 音素材に置き換える時の注意点
o そのトラックにエフェクトをかけている時は、作った音素材を別トラックに置きます。
   + 音素材を全部置き換えた時は、そのトラックからエフェクトを外します。

** トラックからシンセやMIDI部分を全部除去した時には、次の様にすると、少し軽くなります。
o トラック左の▼をクリックして「VSTなし」にチェックを入れます。
   + ▼は、トラック名表示欄の右にあります。
o トラックのエフェクトラックで、不要になったエフェクトを全部外します。
o トラック名の下が赤く光っている場合は、真っ黒になるまでクリックします。
   + 「AUDIO REC」や「MIDI REC」となっている場合。これらは、全部置き換えたら不要です。


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関連ページ:
    ▼作曲の手引き
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 古くなった情報
    サウンドプール使用時にMusic Makerが固まってしまう時の回避方法
    作曲手順で戸惑いやすいポイント
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)

サウンドプールの使い方 - Music Maker

サウンドプール
アレンジャー(= アレンジメント画面)に音素材を貼り付けるだけです。でも、便利機能が詰まっています。


**** 手順
** はじめに
o CDなどを取り出した状態で使う事を、おすすめします。理由はこちら
o 取り扱い情報などは「サウンドプール」の各メモへ

** イージーモード(Music Maker 2+)の場合
o 音素材の試聴は、サウンドプール上で音素材をクリックします。
   + もう一度同じ素材をクリックすると停止。アレンジャーの停止ボタンでも停止します。

o 音を選んで、置きたい所にドロップします。
   + 他のトラックに音が並んでいる場合、適当に音の高さを選んでくれます

o お気に入りの音が無い時は、スタイルや楽器を(クリックして)変更します。
o 音の高さの調整が必要な時は、アレンジャーにドロップしてから行います。

o MIDI素材(名前の左のアイコンが丸いもの)は、最初の読み込みが遅いです。
   + 鳴らない時は、少し気長に待ちます。
   + Music Makerの処理を待たずに次々と押すと、動きが固まる事があるからです。


** 詳細モード(= イージーモードオフ、または、Music Maker (1))の場合
o Music Maker (1)は、このモードのみです。

o 音の高さは自分で選びます。音素材をクリックした後、音素材や数字をドロップします。
o 試聴する時は数字や音素材をクリックします。
o 数字の意味は 1234567 = ドレミファソラシ。音素材をドロップすると1(= ド)になります。
   + 音の高さによって、鳴り方が違う音素材があります。
   + 多少違って聞こえる音もありますが、その辺は試聴で判断します。

o 音素材の多さにうんざりする時は、サウンドビジョン(Music Maker 2+)
o その他は、イージーモードと同じです。


**** メモ
o なるべくお手軽に音素材を増やしたい時は、Sound PooL(= Music Maker向けの音素材集)が便利です。
   + お金はかかりますが、Music Maker用に素材が整理されています。(纏めて買う時は、jamバンドパックがお得です。)
   + DVDケースのジャケット表紙は、裏返すとデザインが変わります。

o もちろん、他の市販音素材、フリーウェア的な音素材、自作の音素材も使う事が出来ます。
   + 例えば、雑誌のDTMマガジンを愛読している方の場合、付録のフリー音素材を集めるだけでも、結構な量になります。


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 音素材の音の高さを調節する
    クリックと移動だけで作曲する
    音素材の音階を自動選択させる(Music Maker 2+)

音素材集Sound PooL導入時の確認点 - Music Maker 2限定

サウンドプール
Music Maker 2のバージョンが 15.0.2.2以上である事を確認します。


**** 理由
o アップデータの説明によると、2点改善されているとの事です。
   + Sound PooL Vol.7以降をサウンドプールに追加する時の、不具合対策が入っています。
   + Basics_15フォルダー以外をサウンドプールに登録した時も、ソングメーカーが認識するようになりました。


**** メモ
o Music Maker (1)に導入する時の確認点は
   + 「サウンドプールで、同じ音素材が複数表示される場合の対応方法 - Music Maker(1)限定
   + 「サウンドプール追加の際の注意点 - Music Maker(1)限定

o この他、Sound PooLパッケージの表紙はリバーシブルになっています。
   + 隠れjamバンドファンの方は、いざという時に裏返して、「アニメなどには興味が無い」感じを装う事が出来ます。


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > サウンドプールで、同じ音素材が複数表示される場合の対応方法 - Music Maker(1)限定
    サウンドプール追加の際の注意点 - Music Maker(1)限定
    Sound PooLインストール時の確認点
雑談の52番と58番で少し)
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)

サウンドプール追加の際の注意点 - Music Maker(1)限定

サウンドプール
Music Maker(1)でソングメーカーを使う場合、サウンドプールを特定フォルダーに置かないと、ソングメーカーが認識しません。

o サウンドプールの置き場所は、インストール先の変更が無い場合
Music Maker(1) = C:\Program Files\MAGIX\MusicMakerProducerEdition\Basics_2008
o もっとも、「ソングメーカーは使わない」という方は、気にしなくても大丈夫です。


**** メモ
o Music Maker 2では、アップデータ 15.0.2.2で対策が入ったとの事です。
   + サウンドプールに登録したものは、普通に認識してくれるみたいです。


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > Sound PooLインストール時の確認点
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)

サウンドプールで、同じ音素材が複数表示される場合の対応方法 - Music Maker(1)限定

サウンドプール
Music Maker(1)では、サウンドプールに音素材を繰り返し登録すると、同じ音素材が複数表示される事があります。
o そのような時は、サウンドプールのクリーンアップ手順を行うと、直ります。

**** メモ
o 何もせずに、使い続けるという方法もあります。音素材を選ぶ時に邪魔なくらいで、作曲そのものには支障がありませんから


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > サウンドプール追加の際の注意点 - Music Maker(1)限定
    Sound PooLインストール時の確認点
(2010年5月18日追加。メモ欄にて、音素材を選ぶ時の説明追加)
不具合情報交換の4番で少し)

サウンドプールに心当たりの無いスタイルが増えた場合の対応方法 - Music Maker

サウンドプール
DVD- ROMドライブに CDやDVDが入っていると、サウンドプールに見慣れないスタイルが追加される事があります。
親切設計の副作用です。本来は、購入した音素材集をすぐに使う為の機能です。


**** 手順
o 問題のCDやDVDを取り出します。
o その後、サウンドプールのクリーンアップ手順を実行します。


**** メモ
o Music Maker(1)の場合、次の条件が揃った時に、読み込みが始まります。
   + CD-ROMやDVD-ROMを入れた状態で、Music Makerを起動します。
   + サウンドプールを開きます。
o Music Maker 2の場合、次の条件が揃った時に、読み込みが始まるみたいです。(= 手順の途中まで確認しました)
   + Music Makerを起動した後、CD-ROMやDVD-ROMを入れます。
   + 次のようなメッセージが表示されますので、「いいえ」ボタン以外を選びます。「現在使用可能なメディア"SOUND_POOL_VOL_01"をサウンドプール/スタイルとサウンドプールビューに転送されたもののために検索しますか?」


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 音素材集Sound PooL導入時の確認点 - Music Maker 2限定
    サウンドプールで、同じ音素材が複数表示される場合の対応方法 - Music Maker(1)限定
    サウンドプール追加の際の注意点 - Music Maker(1)限定
不具合情報交換の4番で少し)

曲の機械的な印象を少なくする方法 - Music Maker

サウンドプール
実演をイメージして曲を作ると、機械的な印象が気になる事があります。そのような時には、揺らぎの導入。比較的お手軽に改善出来ます。

**** 手順
** 例えば、音素材の場合
o 音の大きさを、なるべく隣の音素材と同じにしないようにします。
   + 人が音を鳴らす時、全く同じ鳴らし方はしないです。ドラムの叩き方が参考になります。
o 時間毎に、目立つ楽器の構成を変えてみます。
   + 波のようなイメージです。統一感を持たせつつ揺らぎを入れると、雰囲気が出ます。
o しつこく感じる楽器や連続効果音は
   + 途中で立ち位置を外してみたり、定位の異なる複数トラックを使用します。
o 平凡な感じが漂っている部分は
   + 音素材を少し前後にずらしたり、音の一部を加えたり、削ったり。
o 音素材毎に、エフェクトを少し変える事も出来ます。
   + 違和感が無い程度に変化させます。

** やり過ぎないよう、気を付けます。
o 曲の意味が変わったり、かえって曲の印象が悪くなります。
o 自分の耳で、曲全体の雰囲気を確かめて、より良い方法を選択します。


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > サウンドプール使用時にMusic Makerが固まってしまう時の回避方法
    サウンドプールとシンセサイザーを組み合わせて作曲する
    サウンドプールの置き場所を見つける

サウンドプールの置き場所を見つける方法 - Music Maker

サウンドプール
サウンドプールの置き場所を忘れた時は、追加したスタイル毎に音素材を1つ調べます。
理由は、スタイル毎にフォルダーの場所を変更出来るからです。


**** Music Maker付属のサウンドプール音素材の場所
o インストール先の変更が無い場合
   + Music Maker 3 = C:\Documents and Settings\All Users\Documents\MAGIX_Music_Maker_3_Producer_Edition\Basics_16
   + (= インストール時のオプション指定で変わるかもしれません)
   + Music Maker 2 = C:\Program Files\MAGIX\MusicMaker2ProducerEdition\Basics_15
   + Music Maker(1) = C:\Program Files\MAGIX\MusicMakerProducerEdition\Basics_2008


**** 確認手順
o サウンドプールを追加していない場合は、調べる音素材は1つでOKです。
   + (Basics_16など、Basics_で始まる名前のフォルダー内にあります。)
o 調べる方法は3通りあります。

o 方法1. スタイル、楽器を選択して、音素材にマウスカーソルを合わせます。
   + 画面の一番下に、ファイル名が表示されます。ファイルの場所の途中が省略されます。

o 方法2. サウンドプール中にある音素材を右クリックして「プロパティ」。

o 方法3. (非推奨)音素材をアレンジャに置いて、右クリックから「プロパティ」。
   + Music Maker 3 = 右クリックから「他のオプション」-「プロパティ」
   + Music Maker 2 = 右クリックから「プロパティ」
   + Music Maker(1) = 右クリックから「オブジェクトプロパティ」
   + この方法は、当てにならない事があります。Music Makerが作るファイル(.HDP)の場所です。


**** メモ
サウンドプールの場所は、(サウンドプールのインストール先) \ スタイル名 \ 楽器名 \ ファイル名。
   + 区切り文字が「\」の代わりに「\」となっている場合も同じです。


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > BPM.infファイルの作り方
    サウンドプールから、不要なスタイルを削除する
    サウンドプールをリセットする方法(= 初期設定に戻す方法)
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)
(2010年7月16日。Music Maker 3のインストール場所を追加)

BPM.infファイルの作り方 - Music Maker

サウンドプール
自分専用のサウンドプールを作りたい方向けの情報です。

サウンドプールの各スタイルに相当するフォルダーには、BPM.infファイルがあります。
ソングメーカーやイージーモードが参考にしているかもしれませんので、BPM.infファイルの規則について調べてみました。


**** 手順
o BPM.infファイルは、メモ帳でも作る事が出来ます。コピーしたものをメモ帳で開く方法が、簡単です。
   + BPM.infがある場所は、サウンドプールの場所にあるスタイル名フォルダーです。サウンドプールの置き場所は「サウンドプールの置き場所を見つける
o 以下、既存のBPM.infから推測した書き方です。

** 長調の場合の書式例
----------------
[Tempo]
BPM=120

[HarmonyTable]
Scale=C

Sample1=C
Sample2=d
Sample3=e
Sample4=F
Sample5=G
Sample6=a
Sample7=h
----------------

o BPM = テンポは、音素材に合わせて指定します。
o Scale=Cの意味は、ハ長調。といっても、小文字のcで書いているものもありました。
o Sample1=C から順番に書きます。
   + 大文字小文字に意味があるとしたら、多分、ソングメーカー等での選択優先度でしょう(= 推測です)。
o Sample7について
   + 7番目の素材がない時は、Sample6まで書きます。
   + Sample7=h はドイツ語での書き方です。Bとしているものもありました。但し、ドイツ語の B = 英語の B♭。実際に聴いてみないと分かりません。

** 短調の場合の書式例
----------------
[Tempo]
BPM=120

[HarmonyTable]
Scale=c

Sample1=c
Sample2=d
Sample3=D#
Sample4=f
Sample5=g
Sample6=G#
Sample7=A#
----------------

o Scale=cは、ハ短調。大文字 = 長調、小文字 = 短調です。(= 例外あり)
   + a を指定しているものもありました。「Movie Score Vol. 5」「Movie Score Vol. 6」。これらの場合、Sample1=a で始まります。
o Sample3=D# は、Sample3=Dis (ドイツ語)としているものもありました。

** その他、特殊な書き方
o Sound PooLの「Techno Trance Vol. 7」から。As = A♭。
----------------
[HarmonyTable]
(中略)
Sample3=S
(中略)
Sample6=As
----------------

o SoundPooLの「Strictly 80s Vol. 1」から。この指定の実用上の意味は、不明です。
----------------
[HarmonyTable]
(中略)
Soundpool=MumaG7_Styles\80s
----------------


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > サウンドプールから、不要なスタイルを削除する
    サウンドプールをリセットする方法(= 初期設定に戻す方法)
    サウンドプールに心当たりの無いスタイルが増えた場合の対応方法
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)

サウンドプールから、不要なスタイルを削除する方法 - Music Maker

サウンドプール
不要な音素材ファイルやフォルダーを削除した後、サウンドプールのクリーンアップ手順を実行します。
CDやDVDが入っていたら、念の為、取り出しておきます。


**** 手順
o 念の為、CD-ROMやDVD-ROMなどを取り出しておきます。
   + 理由は、CD-ROMなどに音楽ファイルが入っていると、サウンドプールに自動登録される事があるからです。
o サウンドプールに登録した場所から、不要な音素材ファイルやフォルダーを削除します。
   + スタイルが不要な時は、該当するフォルダー毎削除します。
o プログラム設定画面を開きます。
   + 上部メニューの[ファイル]から、[設定]-[プログラム設定]。
o 右にあるサウンドプール見出しから、クリーンアップボタンを押します。
   + Music Maker 2 = 「サウンドプールをクリーンアップ」ボタン。
   + Music Maker(1) = 「データベースをリセット」ボタン。
o その後、プログラム設定画面を閉じてサウンドプールを開くと、取り込みが始まります。(しばらく時間がかかります。)
o Music Maker(1)で、既定の場所以外(= Basics_2008フォルダー以外)からスタイルを追加している場合は、手動で再追加(= インポート)します。
   + Basics_2008フォルダーに入っているスタイルは、作業不要です。自動取り込みされます。
   + Music Maker 2では再追加不要です。


**** メモ
o ボタンを間違えないよう、注意します。特にMusic Maker 2。
+ Music Maker 2の場合、スタイルを手動追加した後に「サウンドプールをリセット」ボタンを押すと、追加したスタイルが全部消えます。
o Music Maker(1) の「データベースをリセット」ボタンは、アップデータ 13.0.3.4で追加されました。


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > サウンドプールをリセットする方法(= 初期設定に戻す方法)
    サウンドプールに心当たりの無いスタイルが増えた場合の対応方法
    音素材集Sound PooL導入時の確認点 - Music Maker 2限定
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)
不具合情報交換の4番と9番で少し)

サウンドプールを渦巻き表示する方法。サウンドビジョン - Music Maker 2+

サウンドプール
サウンドプールのリスト表示で、「沢山有り過ぎてうんざりします」と思った事はありませんか。
そのような時は、サウンドビジョン。各スタイルから音素材を選んで、渦巻状に表示してくれます。

o これは Music Maker 2の新機能です。イージーモードをオフにすると使用出来ます。
o 性能が低いパソコンで使用すると、固まってしまう事があります。
    + この機能を使用する前に、アレンジメントを保存しておく事をおすすめします。


**** 手順
** サウンドプールの表示切り替えは、サウンドプールの右上にあるアイコン2つです(四角と丸)。
o どちらを押しても切り替わります。
o 1回押すとサウンドビジョン。2回押すと元に戻ります。
o サウンドプール右上のアイコンが見当たらない時は、イージーモードになっています。イージーモードをオフにします

** 音素材の選び方は、元の表示(リスト表示)と同じです。
o クリックして試聴します。
o 気に入った音素材をアレンジメント画面にドロップします。

** 気に入った音が見つからない時
o サウンドプール右上のアイコンを2回押して、音素材を切り替えます。
o 探している音に近い音を見つけた時は、元の表示に切り替えて探す方が、きっと早く見つかります。
    + 鳴らした音の「スタイル名、楽器名、音素材名」は、下に表示されているファイル名の中に入っています。


**** メモ
o Music Maker 2の場合、試聴時に音がすぐに鳴らない時は、少し待ちます。
    + 複数のMIDI素材を連続して鳴らすと、Music Maker 2の画面が固まる事があるからです。
o Music Maker 3の場合、最新アップデータが入っている方は、特に気にする必要はありません。
    + アップデータ 16.9.0.6 (= 2011年1月版)で対策が入ったみたいです。
    + アップデータ情報は、「Music Makerの最新バージョン」から


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 曲の機械的な印象を少なくする
    サウンドプール使用時にMusic Makerが固まってしまう時の回避方法
    サウンドプールとシンセサイザーを組み合わせて作曲する
(2012年6月24日追加。冒頭の説明で、固まる可能性)
(2011年2月12日追加。アップデータ情報)

音素材の音階を自動選択させる - Music Maker 2+

サウンドプール
イージーモードを使うと、Music Makerが音階を自動選択してくれます。
o 作った曲に音素材を追加していて、音階を選ぶのが面倒になった時に便利です。

# この機能は、Music Maker 2の新機能です。イージーモードにすると使用出来ます。


**** 手順
o サウンドプールの上に数字が並んでいる時は、イージーモードがオフになっています。イージーモードに切り替えます
o 後は、サウンドプールから音素材を置くだけです。
o 選ばれた音の高さに不満な時は、音素材の音の高さを調節します


**** メモ
o ソングメーカーなどで作った曲に、トラックを追加する時に便利です。
o 逆に、真っ白な所からメロディを作るのには向いていません。
   + 選ぶ音階が1番(ド)だけになるからです。
   + そのような時は、ソングメーカーを使うか、詳細モードにして自分で並べるか、MIDIで打ち込みます。


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > サウンドプールを渦巻き表示する サウンドビジョン(Music Maker 2+)
    曲の機械的な印象を少なくする
    サウンドプール使用時にMusic Makerが固まってしまう時の回避方法

クリックと移動だけで作曲する方法 - Music Maker

サウンドプール
ソングメーカー以外にも、簡単に曲を作る方法があります。
マウスモード(編集ツール)の「置換」を使う方法です。

o 何も無いアレンジメント上で、適当にクリックするだけです。(= ソングメーカー級の出来でした。)
o 欠点は、並べる音素材を1つのスタイルからしか選べない事です。不満な所は、後で音素材を並べ直します。

**** 手順
o 使用前に、右上にあるマウスモードから「置換」を選択します。
o 何もない所をクリックすると、その場所に、適当に選んだ音素材を置いてくれます。
o 音素材をクリックすると、別の音素材に置き換わります。
   + これはマニュアルにある動作です。
o 使用楽器を増やすには、音素材を置いた場所の上下で、何も置いていないトラックをクリック。
o 使用後に、マウスモードを元に戻します。
   + 理由は、クリックだけで音が変わって、危険ですから。
   + マウスモードの初期設定は、Music Maker 2なら一番上、Music Maker(1)なら一番左です。


**** 注意事項
o 連続クリックは控えめに。(特にMusic Maker(1))
   + Music Makerの処理が追いつかなくなると、Music Makerが終了する事がありました。


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 音素材の音階を自動選択させる(Music Maker 2+)
    サウンドプールを渦巻き表示する サウンドビジョン(Music Maker 2+)
    曲の機械的な印象を少なくする

音素材の音の高さを調節する方法 - Music Maker

サウンドプール
音の高さの調節が必要な時は、音素材をアレンジャー(= アレンジメント画面)に置いた後、テンキー(= 通常右側にある数字キー)上にある記号で調節します。
o 「*」「/」(= 対応する音素材があれば、一つ上、もしくは下の音階に切り替えます。)
o 「+」「-」(= 「タイムストレッチ・ピッチシフト」を使って、半音単位で変化させます。)
o どちらの方法でも動かない時は、「Num Lock」キーを押してから、もう一度試みます。

**** メモ
半音未満の精度で拘りたい時は
o 「エラスティック・ピッチ」 = 音声の高さ補正と声質変更。主にボーカルに使います。
o 「タイムストレッチ・ピッチシフト」 = 再生速度と音声の高さを変更出来ます。


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > クリックと移動だけで作曲する
    音素材の音階を自動選択させる(Music Maker 2+)
    サウンドプールを渦巻き表示する サウンドビジョン(Music Maker 2+)

サウンドプール - Music Maker

音素材を並べる
o サウンドプールを使う
サウンドプールの使い方
音素材の音の高さを調節する
クリックと移動だけで作曲する
音素材の音階を自動選択させる(Music Maker 2+)
サウンドプールを渦巻き表示する サウンドビジョン(Music Maker 2+)
曲の機械的な印象を少なくする
サウンドプール使用時にMusic Makerが固まってしまう時の回避方法
サウンドプールとシンセサイザーを組み合わせて作曲する

o サウンドプールを整理する
サウンドプールの置き場所を見つける
BPM.infファイルの作り方
サウンドプールから、不要なスタイルを削除する
サウンドプールをリセットする方法(= 初期設定に戻す方法)

o トラブル対応
サウンドプールに心当たりの無いスタイルが増えた場合の対応方法
音素材集Sound PooL導入時の確認点 - Music Maker 2限定
サウンドプールで、同じ音素材が複数表示される場合の対応方法 - Music Maker(1)限定
サウンドプール追加の際の注意点 - Music Maker(1)限定

o 音素材集 Sound PooL対応
Sound PooLインストール時の確認点
----
o サウンドプールは、Music Maker画面の左下にある、使用できる音素材が並んでいる場所の事です。
o 見当たらない時は、アレンジャーの左下にある「サウンドプール」という文字をクリックすると出てきます。


==
関連ページ:
    ▼音素材を並べる
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
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