2010年5月4日火曜日

曲の機械的な印象を少なくする方法 - Music Maker

サウンドプール
実演をイメージして曲を作ると、機械的な印象が気になる事があります。そのような時には、揺らぎの導入。比較的お手軽に改善出来ます。

**** 手順
** 例えば、音素材の場合
o 音の大きさを、なるべく隣の音素材と同じにしないようにします。
   + 人が音を鳴らす時、全く同じ鳴らし方はしないです。ドラムの叩き方が参考になります。
o 時間毎に、目立つ楽器の構成を変えてみます。
   + 波のようなイメージです。統一感を持たせつつ揺らぎを入れると、雰囲気が出ます。
o しつこく感じる楽器や連続効果音は
   + 途中で立ち位置を外してみたり、定位の異なる複数トラックを使用します。
o 平凡な感じが漂っている部分は
   + 音素材を少し前後にずらしたり、音の一部を加えたり、削ったり。
o 音素材毎に、エフェクトを少し変える事も出来ます。
   + 違和感が無い程度に変化させます。

** やり過ぎないよう、気を付けます。
o 曲の意味が変わったり、かえって曲の印象が悪くなります。
o 自分の耳で、曲全体の雰囲気を確かめて、より良い方法を選択します。


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