2010年5月2日日曜日

プラグインの使い方 - Music Maker

オーディオエフェクト
エフェクト系の場合は、プラグインの設定枠を見つけて、枠の右にある▼をクリックして、プラグインを選択します。
VSTi(= 楽器系)の場合は、シンセサイザー扱いになります。
細かい手順は
o 「Vintage Effects Suiteの使い方
o 「VSTプラグインの使い方」


**** プラグインの設定枠の場所
o トラックの場合 = ミキサーの上部、FXボタンの直下にある枠2つ。
o 全体にかける場合 = ミキサーの一番右のトラック(= マスタートラック)に適用します。
o 音素材の場合 = オーディオエフェクトラックの右下にある黒い枠2つ。
   + この他に、右クリックの「オーディオエフェクト」からもプラグインを個別に選択する方法もあります。
   + (Music Maker(1)の場合は、「ビンテージエフェクトスイート」。)
   + 但し、右クリックからの方法では、同じプラグインを2重に設定出来ないみたいです。

o マニュアルの場所は
   + Music Maker 2 = 第18章126ページから。
   + Music Maker(1) = 第11章67ページ(ミキサーの手順)。


**** メモ
o ミキサーで設定する場合、試聴は、アレンジャーの再生ボタンを使います。
   + オーディオエフェクトラックの場合は、試聴ボタンが、プラグイン枠の右隣にあります。

o 音素材単位、トラック単位、全体で、各2つまで使用出来ます。
   + 「特殊なプラグインを使うと、拡張出来る」という噂もあります。


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関連ページ:
    ▼オーディオエフェクト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 選択したオブジェクトにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
    トラックにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
    Vintage Effects Suiteの使い方

VSTエフェクト(プラグイン)の主な種類 - Music Maker

VSTプラグイン
VSTエフェクト(プラグイン)を探す時に便利な、検索用キーワードです。有名所を集めました。
例えば、無料のイコライザーを探したい時のキーワードは、「VST フリー イコライザー」辺り。


**** 音を調べるエフェクト
o アナライザー = analyzer = 使われている周波数や音圧などを調べます。
   + エフェクトを効果的に使う為の道具です。
   + 周波数関係を調べたい時は、「スペクトラム アナライザー」。

**** 音質を変えるエフェクト
o イコライザー = equalizer = 特定周波数帯の音圧を上下させます。
o コンプレッサー = compressor = 音を圧縮します。
o マルチバンドコンプレッサー = multiband compressor = 周波数帯毎に、音の圧縮度を変えます。
o ディエッサー = DeEsser = 耳障りな音を弱くします。(さ行辺りの子音)
o マキシマイザー = maximizer = 圧縮などを使用して音圧を上げます。
o リミッター = limiter = 音圧の上限を切り捨てます。

**** 音を追加するエフェクト
o エンハンサー = enhancer / エキサイター = exciter = 倍音を作り出します。
o ディレイ = delay = 遅らせた音を追加します。
o リバーブ = reverb (= reverberation) = 残響音を追加します。ディレイを特化した感じです。
o コーラス = chorus = 合奏している感じを追加します。
o フランジャー = flanger = 音にうねりを加えます。
o フェイザー = phaser / phase shifter = 音にうねりを加えます。フランジャーよりは弱めです。


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関連ページ:
    ▼VSTプラグイン = 世界中で公開されているオーディオエフェクトを使う方法
    ▼オーディオエフェクト
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 選択したオブジェクトにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法
    トラックにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法
    +
    VSTプラグインの使い方

タイムストレッチ・ピッチシフト - Music Maker

音を加工する
音素材の音の高さを変える
MIDI素材の音の高さを変える
音素材の再生速度を変える
スクロール精度の限界を超える。PLAY SPEEDとストレッチ
タイムストレッチ・ピッチシフト。2つのつまみが一緒に回る時の確認点
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o タイムストレッチ・ピッチシフトは、2つの機能を持っています。
o 音の高さを変える機能。
o 音素材を鳴らす速度を変える機能。概ね半分から2倍速まで、変える事が出来ます。

o 部分的に高さを補正したい時は、エラスティック・ピッチが便利です。


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関連ページ:
    ▼音を加工する
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼テンプレート
    音素材の一部分だけを、簡単に使う
    大人しい音素材の個性を上げる
    ビデオコントローラーのPLAY SPEED(映像素材の再生速度変更)

音素材の音の高さを変える方法 - Music Maker

タイムストレッチ・ピッチシフト
音素材の音の高さを調節したくなった時、音素材はそのままの状態で、音の高さを変更する事が出来ます。


**** 手順
** オーディオ素材の場合
o PITCHつまみで調節します。上下1オクターブまで。半音の0.1単位で、微調節出来ます。
   + 1 = 半音。12 = 1オクターブ上。-0.1 =半音の10分の1下。
o MIDI Editorで操作するのと同じ効果。楽器の鳴る範囲を超えると、音は鳴りません。

o タイムストレッチ・ピッチシフトの場所は
   + Music Maker 2 = 音素材を右クリックして、「テンポ・ピッチ」-「タイムストレッチ・ピッチシフト」。
   + Music Maker(1) =音素材を右クリックして、「タイムストレッチ/リサンプル」。
o マニュアルの説明場所は
   + Music Maker 2 = 第18章 132ページ。
   + Music Maker(1) = 第13章 80ページ。

** MIDI素材の場合
o タイムストレッチ・ピッチシフトの他に、MIDIトランスポーズも使う事が出来ます


**** メモ
o オーディオ素材に使用すると、少し音が変わります。
   + 気になる場合は、ピッチシフトの処理方式の変更が可能です。「Setup」の右横にある凹みをクリックします。
o エラスティック・ピッチを使っても同じ事が出来ます。ただ、音の綺麗さは、処理方式を変更出来るピッチシフトの方が優れているような気がします。


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関連ページ:
    ▼タイムストレッチ・ピッチシフト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > MIDI素材の音の高さを変える
    MIDI素材の音の高さを変える
    音素材の再生速度を変える
    タイムストレッチ・ピッチシフト。2つのつまみが一緒に回る時の確認点

MIDI素材の音の高さを変える方法 - Music Maker

タイムストレッチ・ピッチシフト
「調を変更したいなあ」「少し明るめにしたいなあ」と思った時、MIDI素材に触らずに、音の高さを変更する事が出来ます。
o MIDIトランスポーズを使う方法
o タイムストレッチ・ピッチシフトを使う方法


**** MIDIトランスポーズを使う方法
o 上下3オクターブまで、半音単位で調節出来ます。
   + 1 = 半音上。12 = 1オクターブ上。-36 = 3オクターブ下。
o MIDI Editorでの移動と同じ効果です。シンセサイザーの楽器が鳴る範囲を超えると、音は鳴りません。
o MIDIトランスポーズの場所は
   + Music Maker 2 = MIDIの音素材を右クリックして、「テンポ・ピッチ」-「MIDIトランスポーズ」。
   + Music Maker(1) = MIDIの音素材を右クリックして、「MIDIトランスポーズ」。

**** タイムストレッチ・ピッチシフトを使う方法
o PITCHつまみで調節します。上下1オクターブまで。MIDIの場合、半音単位で調節出来ます。
   + 1 = 半音上。12 = 1オクターブ上。-12 =1オクターブ下。
o MIDI Editorでの操作と同じ効果です。シンセサイザーの楽器が鳴る範囲を超えると、音は鳴りません。
o タイムストレッチ・ピッチシフトの場所は
   + Music Maker 2 = MIDIの音素材を右クリックして、「テンポ・ピッチ」-「タイムストレッチ・トランスポーズ」。
   + Music Maker(1) = MIDIの音素材を右クリックして、「タイムストレッチ/トランジション」。
o マニュアルの説明場所は
   + Music Maker 2 = 第18章 132ページ。
   + Music Maker(1) = 第13章 80ページ。


**** メモ
o この2つの機能は連動しています。片方で設定を行うと、もう片方の設定も変わります。
o MIDI入力の場合、音の劣化は無いみたいです。音を鳴らす前に音の高さを調節しています。


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関連ページ:
    ▼タイムストレッチ・ピッチシフト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 音素材の再生速度を変える
    スクロール精度の限界を超える。PLAY SPEEDとストレッチ
    タイムストレッチ・ピッチシフト。2つのつまみが一緒に回る時の確認点

音素材の再生速度を変える方法 - Music Maker

タイムストレッチ・ピッチシフト
タイムストレッチは、音素材の再生速度を変更する道具です。
o MIDI素材も、使い方は同じです。機能の場所が違うだけです。

**** 手順
o 「TEMPO」つまみで調節します。
   + 調節出来る範囲は、およそ半分の速度から2倍速までです。
o マニュアルの説明場所は
   + Music Maker 2 = 第18章 132ページ。
   + Music Maker(1) = 第13章 80ページ。


**** タイムストレッチの場所
o オーディオ素材の場合
   + Music Maker 2 = 音素材を右クリックして、「テンポ・ピッチ」-「タイムストレッチ・ピッチシフト」。
   + Music Maker(1) = 音素材を右クリックして、「タイムストレッチ/リサンプル」。
o MIDI素材の場合
   + Music Maker 2 = MIDIの音素材を右クリックして、「テンポ・ピッチ」-「タイムストレッチ・トランスポーズ」。
   + Music Maker(1) = MIDIの音素材を右クリックして、「タイムストレッチ/トランジション」。


**** メモ
o オーディオ素材に使用して、音の変化が気になる場合は、タイムストレッチの処理方式を変更する事が出来ます。「Setup」の右横にある凹みをクリックします。
o タイムストレッチの限界を超えて速くしたい場合は、アレンジャーのBPM変更と併用します。


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関連ページ:
    ▼タイムストレッチ・ピッチシフト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > スクロール精度の限界を超える。PLAY SPEEDとストレッチ
    タイムストレッチ・ピッチシフト。2つのつまみが一緒に回る時の確認点

タイムストレッチ・ピッチシフト。2つのつまみが一緒に回る時の確認点 - Music Maker

タイムストレッチ・ピッチシフト
タイムストレッチ・ピッチシフトの「PITCH」つまみと「TEMPO」つまみが一緒に回る時は、リサンプルモードになっています。

**** 手順
o 下の選択肢が「resample」になっていますので、「tempo-pitch」に変更します。


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関連ページ:
    ▼タイムストレッチ・ピッチシフト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼テンプレート

Music Makerで作曲する方法

Music Maker
▼作曲の手引き
▼音素材を並べる
▼音素材を作る
▼音を加工する
▼曲に仕上げる
▼他の作曲ツールと連携する
Music Maker 3で追加、削除された作曲機能
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o MAGIX Music Makerを使うと、初音ミクの歌声に合わせて伴奏を付ける事が出来ます。
o 動画を作る事も出来るのですが、ここでは作曲機能だけまとめました。(未完成です)


**** 作曲に関係する主な機能
** あ行
▼アレンジャー(= 音素材を並べる所)
▼エクスポート(= 音楽ファイルの書き出し)
▼エラスティック・ピッチ(= 主にボーカルの、声の高さや声質の補正。ケロ声も可能)
▼オーディオエフェクト(= VSTプラグインもこちら)
▼オートメーション(= 時間変化可能な、動的エフェクト)

** さ行
▼サウンドプール(= 音素材の部品棚)
▼シンセサイザー(= 音やフレーズを作る)
▼ソングメーカー(= 自動作曲)

** た行
▼タイムストレッチ・ピッチシフト(= 再生速度や音声の高さの変更)
テキストトゥスピーチ(= 話し声を作る。主にロボ声)
▼テンプレート(= 頻出エフェクト設定)

** は行
o ハーモニー・エージェント

** ま行
マスタリングスイート(= 全体の雰囲気を整える)
▼ミキサー(= トラック間のバランス調整)
▼MIDI Editor(= MIDIエディター = 作った音を使う)

** ら行
o リミックス・エージェント


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関連ページ:
    ▼Music Maker
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > ▼Music Makerで動画を作る
    ▼Music Makerのサポートを受ける
    ▼初音ミクで作曲する

H.264で動画投稿する方法 - Music Maker

エクスポート
投稿サイトzoomeには、「特定条件でH.264投稿すると、サーバーエンコードしない」という、公認の投稿裏技があります。
私は、綺麗な動画を見てもらいたくて、このような感じで H.264動画を作りました。

o このメモは、H.264動画を作るだけの手順です。2008年当時に見つけた手順ですので、少し古いかもしれません。


**** 手順 (= 基本的に、2008年当時の手順です。最新版では変わっているかもしれません。)
** 用意するもの
o ▽フリーウェア MediaCoder
   + ページ上部の「DOWNLOAD」タブをクリックして、
   + 太い黒字「Get MediaCoder」の下にある「Choose a MediaCoder edition to download」をクリックして、
   + 「MediaCoder Full Edition」をクリックして、
   + 普通は x86 Edition。64ビット機の場合は x64 Editionの下を選びます。
   + 最新版は「Latest Version」。不安定な場合は、古いバージョンを試してみます。

o ▽2ちゃんねるに使用報告などがあります(リンクはまとめWiki)。比較的安定していそうなものを選びます。
   + (私が使ったのは Version 0.61 build 4110です。)

o 以下、挑戦したい方は、インストールも含めて自己責任で行ってください。特に、念の為ウイルスチェックなどして下さい。


** H.264動画の作成方法
o MediaCoderを使った変換手順について書きました。

(1) 動画の素材を集めます。
o 素材の画像サイズは、なるべく大きなまま扱うのがおすすめです。最初に小さくすると、動画にした時、画像が少しギザギザになりました。今回の場合は Adobe flash で、イラストから動画素材や拡大イラストを作りました。
o そして、音声。一度、wavファイルでエクスポートして、動画用のアレンジメントにwavファイルを置くのが、おすすめです。音の波を見ながらの方が、演出の時に動きを合わせやすいからです。


(2) Music Makerで演出します。
o 音に動きを合わせる時、0.1秒でもかなり違います。右下のビデオ画面を見ながら、その上にある「Zoom」を駆使して、ピンとくる位置を探します。ウイルス対策ソフトなどが原因で多少ずれる事もありますので、諦めも肝心です。


(3) Music Makerで、動画をエクスポートします。
o [ファイル]-[アレンジメントをエクスポート]で、「ビデオ AVI」を選択します。
o ビット数(Music Maker(1) = 解像度)を設定します。(選択肢に無い時は、右横の「...」を押して数字入力します。)
   + 画質に拘る場合、Music Makerでは高解像度で書き出して、MediaCoderなど外部ツールで目的のビット数に落とすと、画質が向上します。
   + 但し、拡大縮小が必要な場合は、素材加工の段階で拡大縮小する方が、きっと綺麗になります。(= 画像編集ツールによります。)
   + 詳しくは、「高画質で動画投稿する
   + 投稿時のビット数の目安は
   +   640 * 480 = zoomeに無料で投稿する場合の最適値
   + 1280 * 720 = HD動画を作る時
   + 1920 * 1080 = フルHD動画を作る時(主にYouTube)

o フレームレートは 29.97fps (=私の場合)
   + 日本や米国のテレビで使われている解像度です。複数のサイトに投稿する場合、一番問題が少ないです。
   + この値が大きいほど、動きが滑らか + ファイルサイズが大きくなります。
   + Music Maker(1)の場合は、最新パッチ(13.0.3.4JP)を適用してから使います。

o 比率は 4:3 もしくは 16:9 (= HDサイズの場合)
o 詳細ボタンで、ビデオ画質を1フレーム、100(=私の場合)
o ビデオコーディックは、とりあえずそのまま (IndioR video 510)
o オーディオコーディックは、とりあえずそのまま(44100 Hz)

o 音と映像を一緒にエクスポートするのがポイントです。
o なんとなく音が小さく聞こえた時は、ミキサーを開いて、右端にあるマスタートラックの音量設定を確認します。きっと、-6dB程度に下げられているのが原因です。


(4) MediaCoderで、動画の形式変換します。
私は、英語版をそのまま使いました。でも意味は分かると思います。
MediaCoder を起動すると「起動しますか」みたいな画面が出ますので、開始ボタンを押します。(この余分な画面は、設定で消す事も可能です。)

MediaCoder画面が出てきましたら、変換したい動画をドロップして、次の設定を行います。 (不要な設定もありそうですが、私はこの設定で作成しました。)

o 「Audio」タブ
Encorder -> Nero Encoder
Resample -> 44100Hz

Enable Audio はチェックを入れます(初期値のまま)。
Copy Audio はチェックしません(初期値のまま)。

Channel -> Stereo
音を大小させたい時は、Gain で変更出来ます。
右隣の「Nero Encoder」タブ
Profile -> LC-AAC
Bitrate/Quality -> 256 kbps(=to_dk作品の場合、曲主体ですので音声やや重視。)
Hint track にチェックを入れました(=何だか良さそうですので。)

o 「Video」タブ
Mode -> Quality-based以外(テストなら Bitrate-based、最終投稿はThree Passがおすすめ)
Enable Video はチェックを入れます(初期値のまま)。
その下。 1100 kbps。
動画の状態によっては、zoomeが再変換かけたりします。zoomeのビットレート制限は、Audioと合わせて1500kbps。上下させて、ぎりぎり通過ラインを狙います。

Format -> H.264
Copy Video はチェックしません(初期値のまま)
Container -> MP4
右隣のタブは変更しませんでした。

o 「Picture」タブ
Resize チェック。出力したい画面サイズを設定します。
   + Resizeの値の目安は
   +   640 * 480 = zoomeに無料で投稿する場合の最適値
   + 1280 * 720 = HD動画を作る時の最適値
   + 1920 * 1080 = フルHD動画を作る時(主にYouTube)
   + この他、ニコニコ動画用のエンコードも可能です。(ビットレートも見直します。)
Crop -> Disabled(初期値のまま)
Frame Rate チェックしません。フレームレートは Music Makerで調整しましたので、不要です。

o そして、準備が出来たら、上のアイコン列から「Start」ボタンを押します。
o 終わったら、小さな終了画面が出てきます。
o ファイルの隣に、拡張子がmp4のファイルが出来ています。これが、H.264対応の動画です。


(5) zoome投稿
o zoome投稿後、Loading 画面になります。
o 1分くらい(ファイルサイズによります)してからページを再読み込みしてみて、綺麗な画面が表示されたら成功です。
o 「FLVで表示しています、、、」のように表示されたら、ビットレートや容量などzoome制限にかかっています。
o zoomeが再変換した時は、高画質でも画面が暗くなる時に少し染みのようなものが出ます。ゆっくり暗くなる場面で拡大表示させると、よくわかります。
o (テスト中に、FLV画面を見たせいだと思うのですが、zoomeのブラウザー表示設定が変わっている事がありました。その時は、映像を右クリックして「高画質(H.264)」。)


**** メモ
o 最適なビット数(= 解像度)について
   + zoome無料投稿の場合、最も綺麗に出来るのは 640 * 480です。(HDは除く)
   + 例外として、アニメのように比較的色数が少ない場合、高いビット数を狙う事が出来ます。
   + パラメーター調整が難しいのはフェードからの暗転。全体的な輝度変化は、圧縮に向いていないみたいです。

o Media Corder以外の方法については、▽zoome Wikiが詳しいです。
   + 分からない用語はブラウザー右上の欄に入力して検索。「エンコード 意味」「エンコード wiki」などで、雰囲気を把握します。
   + また、zoome Wikiは、左のメニューから H.264以外のzoomeの機能も勉強できて便利です。


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関連ページ:
    ▼エクスポート
    ▼動画を仕上げる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 制作中のH.264動画を確認する
    投稿した動画の音声に雑音が入る場合の対応方法
    画像ファイルとして書き出す
(2010年6月1日変更。HD動画の幅を訂正)

映像の表示位置を調節する方法 - Music Maker

ビデオコントローラー
オートメーション
アレンジャー
△MM3 ○MM2 ○MM1
映像や画像の表示位置は、3つの方法で指定出来ます。
o ビデオコントローラーで指定する方法(= Music Maker 1, 2専用)
o オートメーションで指定する方法
o 外部ツールで表示位置を調節した映像を作って、取り込む方法


**** 手順
** ビデオコントローラーで位置指定する方法(= Music Maker (1), 2専用)
o 最も簡単に位置指定する方法です。Music Maker 3では非サポートになりました。
o 操作手順は
   + 右クリックから「ビデオコントローラ」(Music Maker(1) = 右クリックから「ビデオエフェクト」)。
   + POSITIONの矢印を使って動かす方法 = 大きく動きます。元に戻すのが簡単です。
   + PREVIEW画面内で、映像を掴んで移動する方法 = 細かく位置指定する事が出来ます。

** オートメーションで位置指定する方法
o 曲に合わせて動かす事が出来ます。操作手順は増えますが、細かく位置指定する時に便利です。
o 操作手順は
   + オートメーションの画面(= ダイナミクスエフェクトエディター画面)を開きます
   + 「サイズ/ポジション」をクリックして、「X-pos.」「Y-pos.」をチェックします。
   + 「X-pos.」で横位置を合わせて、「Y-pos.」で縦位置を合わせます。
   + 表示位置を微調整したい時は、トラックを縦横に拡大してから調整します。

** 外部ツールで表示位置を調節した映像を作って、取り込む方法
o ピクセル単位で表示位置を指定したい時に使います。例えば、厳密に黄金比の構成にする時など。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.3 -- ビデオコントローラーによる簡易配置は非サポート
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4

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関連ページ:
    ▼ビデオコントローラー
    ▼オートメーション
    ▼アレンジャー
    ▼映像を加工する
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > OPTICAL FXの使い方。渦巻き、砂、モザイクなど - Music Maker 1, 2専用
    古代の壁画を作る。CONTOURと輪郭系
    > 画像素材に動きをつける
    画像を綺麗に回転させる
    > フェードイン、フェードアウトさせる
    画像や映像を半透明にする
(2010年8月7日追加。Music Maker 3対応)

動画の演出について無料で勉強する方法 - Music Maker

動画作成の手引き
動画の演出について、参考になりそうな記事と勉強方法についてです。

**** 参考になりそうな記事
▽テレビ東京: アニメ番組等の映像効果に関する製作ガイドライン
o これはテレビアニメに対する、おそらく日本で一番厳しいガイドラインです。
o 「1秒間に3 回」は有名ですが、縞模様が危ないというのは初耳です。


**** おすすめ勉強方法(独学する方向け)
o 活字での理解だけではなくて、既存の映像作品から演出技術を学ぶ事をおすすめします。
o そして、短い作品作りから始める事をおすすめします。
   + 制作途中で段階的に投稿して、一旦感動してみる方法もあります。
o 演出に「自分だけのこだわり」を1つ入れると、長続きし易いです。
   + 演出テーマを1つ設定して、プロの作品を超える努力をします。
   + 映像を見る時も、演出テーマに役立ちそうな部分を吸収する勢いで。
   + 作品完成時に、実力向上を実感出来たら成功です。
o 一方、映像作品で勉強し難いのは、危険な例や駄目な例です。
   + 特に、実際に犠牲者が出るような演出は、極力避けるべきなのですが、動画では勉強が出来ません。インターネットで勉強する場合は、文字でも情報収集する事が大切です。
   + 具体例は、Wikipediaの「ポケモンショック」項目など。


**** 研究時の、おすすめ題材
** YouTubeの音楽カテゴリ
o ライブステージや宣伝ビデオを研究出来ます。
o 音楽も演出も様々ですので、自分の趣味に近そうなものを見つけます。
o 見せ方を工夫しているものを選びます。作品によって技術レベルが大きく異なるからです。
o 演出技術の題材的には、テレビアニメよりも「はずれ」の確率が高いです。しかしながら、ステージのカメラワークなど、このカテゴリでしか勉強出来ない分野があります。

** テレビアニメ
o 映像演出のアイデアの殆どは、テレビアニメで勉強する事が出来ます。
o 次の分野について、無料でお手軽に勉強出来ます。
   + 音と画面の切り替えタイミングの関係。
# これについては、音楽系の宣伝ビデオの方が精度が高いです。
# リズムを強調していますので、映像切り替えが甘いと直ぐに分かります。
   + 切り替え時の演出(フェードの長さなど)。
   + 大縮小、視点移動の使い所と、基本的な使い方。
   + 画面配置。特に人物の配置は、参考になります。
   + 時間的に意味のある構成。
   + その他、声と映像によるノリの演出など。
o 技術的な傾向は
   + 演出の使い所のアイデアは秀逸です。
   + 演出の精度は甘め。改善出来る余地が大きいです。
   + 色の使い方は、無難な範囲で収めています。
   + 制作会社毎に、表現はパターン化しています。
o 1, 2分間位見て、勉強になりそうなものを選びます。その他、なるべく興味のある作品の方が、研究している時に楽しいです。
o テレビアニメで勉強する欠点は、題材が面白過ぎると、しばらく勉強にならないかもしれない事です。この辺りに自覚がある方は、自分の性格とやる気を考えて、適切に作品を選びます。

** ゲームのデモムービー
o たまに、光る演出を持った作品に当たる事があります。
o 評判の良い作品から順に、数点眺めてみます。光る演出を見つけたら、そのメーカーの他のデモムービーなども見てみると、その演出に至った過程も学ぶ事が出来ます。

** 映画の予告編
o テレビアニメよりも、各種技術の精度が高い傾向にあります。
o 映画の本編でじっくり研究する時は、予告編などを見て、勉強になりそうなものを選びます。作品によって技術レベルが大きく異なるからです。


**** メモ
o 動画の演出は、電気が無い所でも学ぶ事が出来ます。
   + 例えば、実生活において、自分の目は一日中、何かを見ています。意識しながら見ていると、演出に使えそうな小技やタイミングも、ちらほら見つかりました。
   + この他に、漫画や小説などを持っている方も、色々と勉強できます。優れた文字や絵の演出を動画に応用したり、それらを使って、頭の中で、映像を作る練習をしてみるなど。
   + このようにして学んだ成果は、何もしないと、すぐに忘れます。何か良いアイデアを発見したら、メモしておく事をおすすめします。


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関連ページ:
    ▼動画作成の手引き
    ▼Music Makerで動画を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 古くなった情報
    動画作成で戸惑いやすいポイント
(2012年5月2日削除。zoome閉鎖の為、関連記述を削除)
(2010年5月2日追加。映画とメモ)