2011年7月29日金曜日

VANDAL SEのChorus(コーラス)エフェクト = 乾いた感じの重唱効果や音揺れを加える方法 - Music Maker 3+

コーラス関係のエフェクト
○MM3 ×MM2 ×MM1
VANDAL SEのChorusを使うと、原音に、乾いた感じの重唱効果や音揺れ効果を加える事が出来ます。

o 「VANDAL SE」プラグインは、Music Maker 3以降に付属しています。


**** Chorus画面の操作方法
o 使い方は、コーラス(Chorus)プラグインとほぼ同じです。
o rete つまみ = 音を揺らす速度です。その効果は、原音によって大きく変わります。
o depth つまみ = エフェクトの深さです。右に回すほど深くなります。
o mix つまみ = 音を付加する度合いです。一番左が原音。右に回すと、付加音が強くなります。
o 右下の銀色ボタン = ChorusエフェクトのON/OFFスイッチです。
    + クリックして左上の赤いランプが消えると、このエフェクトの効果は無効になります。


**** Chorus画面を登場させる方法
o 単独で使う時は、VANDAL SE画面の上段の上にある、横長の名前欄をクリックして、「Modulation Effects」-「Chorus」
o 実際に使う時には、理想の音に近いプリセットを選択して、必要に応じてこのエフェクトを使う方法がおすすめです。
    + アンプ部分の設定を含めると、きっと、操作する量が少なくて済みます。


**** メモ
o このエフェクトは、単独で使うと、音に乾いた感じを与えます。
o 但し、VANDAL SEの場合は、他の設定が音に個性を与える傾向がありますので、効果を合わせると丁度良い感じになります。


**** マニュアルの説明場所は
o Music Maker 3 = 第3-6章142ページ。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2 - 非サポート
o Music Maker (1)  13.0.3.4 - 非サポート


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関連ページ:
    ▼コーラス = 重唱と音揺れのエフェクト
    ▼オーディオエフェクト
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 初音ミクの声から天使声のコーラスを作る方法(Music Maker 3+)
    エラスティック・ピッチの使い方
    フィルター(Filter)プラグイン = 変わった音色にするエフェクト

初音ミクの声から天使声のコーラスを作る方法 - Music Maker 3+

コーラス関係のエフェクト
初音ミクの声作り
○MM3 ×MM2 ×MM1
初音ミクの声を使って天使のような声のコーラスを作りたい時は、VANDAL SEのコーラス(Chorus)を使う方法が簡単です。

o 初音ミクの声の中にある、知的な凛々しさを引き立てる事が出来ます。
o 「VANDAL SE」プラグインは、Music Maker 3以降に付属しています。


**** 手順
o 天使声を作りたいオブジェクト(= 音素材)やトラックに、「VANDAL SE」プラグインを追加します。
    + プラグインの追加手順は、「VANDAL SE = エフェクトと融合したアンプ・シミュレータ」(= 執筆中です。)
o プラグインの設定画面が出てきますので、次の通り設定します。

** 「VANDAL SE」画面の中の設定手順
o プリセットを「Chorus Dream」に変更します。
    + プラグインの設定画面の、上部中央にある選択肢(▼印のある所)をクリックして選択します。
o 後はお好みに応じて、各種つまみを調節したり、他のエフェクトを追加したりします。
    + 原音と加工音の比率を変えたい時は、mixつまみを回します。
    + 一番左がコーラス無し、右に回すと加工音が強くなります。
    + 声の雰囲気を微調整したい時は、rateつまみを左方向に回したり、depthつまみを回す事から始める事をおすすめします。
    + つまみを回す前の声に戻したい時は、プリセットをもう一度選択します。


**** メモ
o このプラグインに限らず、初音ミクの声は残響と相性が良いです。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2 - 非サポート
o Music Maker (1)  13.0.3.4 - 非サポート


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関連ページ:
    ▼コーラス = 重唱と音揺れのエフェクト
    ▼初音ミクの声作り (Music Maker連携)
    ▼Music Maker
    ▼初音ミク
    ▼制作メモ
    > エラスティック・ピッチの使い方
    > フィルター(Filter)プラグイン = 変わった音色にするエフェクト
    フィルター(Filter)プラグインで、初音ミクを少し酔わせる方法。「にゃー」「みゃー」
    +
    初音ミクの声から電子的なコーラスを作る方法(Music Maker 3+)

改行コード。Windows / UNIX / Mac の違いについて - AWK

AWKの入出力とコマンド実行機能
システムが異なると、改行コードも異なります。
他のコンピューターで作ったテキストファイルを読み書きするような時には、改行コードにも気を配ります。


**** 改行コードの規格
o 以下、バイナリモードで読み書きする時の書き方です。
o Windowsの改行コードは「\r\n」です。16進数で、0x0D0A
o UNIXの改行コードは「\n」です。16進数で、0x0A(Mac OS Xも、多分これです。)
o 古いMac OSの改行コードは「\r」です。16進数で、0x0D

o HTTPの通信で使う(推奨の)改行コードは「\r\n」です。16進数で、0x0D0A
    + 但し、改行コードの「\n」だけを書くようなサンプルプログラムも多いです。


**** 使用例
o 実行コマンド
--------
gawk -v BINMODE=2 -f a.awk > out.txt
--------


o AWKプログラム a.awk
--------
BEGIN {
  print "Windowsの改行コードは\\r\\nです。ミクさん。\r\n";
}
--------



**** メモ
o 通常は、「\n」が改行の意味を持ちます。
    + 利用環境で使われている改行コードを、自動的に追加してくれます。
o 改行コードを自分で正確に指定したい時は、変数 BINMODEを使って、バイナリモードでファイルを開きます。
    + 変数 BINMODEは、Gawkとmawkでサポートしている機能です。


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関連ページ:
    ▼AWKの入出力関数とコマンド実行機能▼ABC順
    ▼AWKプログラムを書く▼ABC順
    ▼AWK
    ▼制作メモ
    > GawkでUTF-8のファイルを読み込む時の注意点
    Gawkで、UTF-8のファイルからBOMを除去する
    getline = ファイル(やパイプ)から1行読み込む

環境変数 MORE = MOREコマンドの既定のオプションを指定する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。画面表示と印刷関連
Windowsコマンド。制御文と環境変数
○Windows XP
この環境変数を設定すると、 MORE コマンドのオプションを間接的に指定する事が出来ます。

o 同じオプションをMORE コマンドで直接指定した時は、直接指定したオプションの値が優先されます。


**** 書式
--------
set MORE=オプション
--------

o コマンド名、環境変数名、オプションは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = MORE コマンドで既定にしたいオプションを指定します。
    + オプションを複数並べる時は、間に半角空白を入れます。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 環境変数そのものは、戻り値を更新しません。
o SET コマンドの戻り値をご覧下さい。


**** 使用例
o 連続する空白行を1行にして、タブを4文字の半角空白で置き換えます。
--------
set MORE=/s /t4
--------

    + 大文字小文字のどちらでも大丈夫です。全部、大文字や小文字で書く事も出来ます。


**** 機能
o MORE コマンドは、この環境変数の値を、オプションに自動的に組み込みます。
o 但し、同じオプションをMORE コマンドで直接指定した時は、直接指定したオプションの値が優先されます。
o なお、この環境変数でファイル名を指定する事は出来ません。
    + ファイル名を指定すると、MOREコマンドはエラーメッセージを出して終了します。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


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関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。画面表示と印刷関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド。制御文と環境変数▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > ▼Windowsコマンド。時刻関連
    > ▼Windowsコマンド。ヘルプ関連
    +
    MORE = テキストファイルの内容を1画面ずつ表示する

MORE = テキストファイルの内容を1画面ずつ表示する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。画面表示と印刷関連
○Windows XP
テキストファイルの内容を、1画面ずつ表示します。

o このコマンドは、環境変数 MORE で指定した値を、オプションとして取り込みます。
    + ですので、予期しない動作をさせたくない時は、環境変数 MOREの値を空にしておく事をおすすめします。


**** 書式
--------
more [オプション] 表示したいファイル名
もしくは
more [オプション] < 表示したいファイル名
もしくは
実行したいコマンド | more [オプション]
--------

o コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = 下記のオプションを、半角空白区切りで並べます。
    + オプションを省略した時は、次のように動きます。
        + 環境変数 MORE の値があれば、オプションとして取り込みます。
        + 拡張機能(/E)は有効です。
        + この拡張機能は、CMDコマンドで拡張機能をOFF(cmd /e:off)にしても有効です。

MORE コマンドのオプション一覧
名前意味
/eこのコマンドの拡張機能を有効にします。
    + CMDコマンドなどの「コマンド拡張機能」とは別物です。
Windows XP Service Pack 3の場合、既定で拡張機能が有効になっています。
/c表示する前に、画面の表示内容を消去します。
/pフォームフィード文字(= 改ページ文字 0x0c)を展開します。
展開すると、ページの下まで空行が入ります。次のページの先頭1行にも空行が入ります。
なお、出力をリダイレクトする時には、このオプションは危険です。
    + ファイルへの出力が途中で止まり、スペースキーを押すなどの操作が必要になります。
/s空白行が複数連続する時に、空白行を1行にまとめます。
/t数字タブ文字を、数字で指定した個数の半角空白に置き換えます。
但し、常に正しい個数に置き換えるのは、数字が 0 か 1 の時だけです。
    + 数字に2を指定した時、連続するタブを置き換えると半角空白が1つ少なくなります。
    + 例えば、タブ2つは半角空白3個に置き換わります。
    + 数字に3以上を指定すると、置き換えるタブは1つ以上減ります。
    + 数字が3の時、タブ1つは半角空白2個、タブ2つは半角空白4個に置き換わります。
+数字最初に表示するファイルのみ、数字で指定した行数分だけスキップします。
先頭行から表示したい時は0、1行スキップなら1です。
指定した数字がファイルの行数を超えた時は、次のファイルの先頭から表示します。

o 表示したいファイル名 = 複数並べて書く事が出来ます。
    + ファイルを複数並べる時は、間に半角空白を入れます。
    + ファイル名に空白文字が入る時は、ファイル名を「"」(= 二重引用符)で括ります。
    + ワイルドカード(「*」や「?」)を指定する事も出来ます。
    + 但し、フォルダーを指定する事は出来ません。
    + UNIX形式のファイル名(「\」の所で「/」を使用)を指定したい時は、リダイレクトで入力します。
        + ファイル名を直接指定する時は、UNIX形式のファイル名を使用する事は出来ません。
o 実行したいコマンド = 任意のコマンドを実行して、その表示内容をこのコマンドに渡す事が出来ます。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 0 = 成功、もしくは書式エラー
    + 「無効なパラメータです - /mikusan」 = 書式が間違っています。
o 1 = ファイルのアクセスエラー
    + 「ファイル C:\ミクさん にアクセスできません」 = フォルダー名では無く、ファイル名を指定して下さい。


**** 機能
o テキストファイルの内容を1画面ずつ表示します。
o 「-- More --」と表示されて止まっている時、コマンド入力を受け付けます。
    + Windows XPの場合、このコマンドの拡張機能は、既に有効になっていました。

「-- More --」で入力出来るコマンドの一覧
名前意味
空白(スペースキー)次のページを表示します。
(Enterキー)次の1行を表示します。
q終了します。
f次のファイルを表示します。
次のファイルが無い時は、終了します。
p 数字数字で指定した行数分だけ、表示します。
「p」と入力すると、数字の入力を促すメッセージを表示します。
s 数字数字で指定した行数分だけ、スキップします。
表示するのは次のページ(= 1画面分)です。
「s」と入力すると、数字の入力を促すメッセージを表示します。
=現在の位置(= 行番号)を表示します。
?「-- More --」で入力出来るコマンドの一覧を表示します。

o このコマンドは、環境変数 MORE で指定した値を、オプションとして取り込みます。
    + 但し、コマンドのオプション指定と重複する時は、コマンドのオプション指定を優先します。

** 仕様外の動作
o /p オプションを指定しない場合は、このコマンドの出力をリダイレクトする事が可能です。
    + 長いファイルを止める事無く、ファイルに出力します。
o /p オプションを指定して、実際に改ページ文字が現れた時は、MOREコマンドはキー入力を待ちます。


**** 使用例
--------
more ミクさんの料理予定.txt ミクさんの料理を最後まで食べる方法.txt

more ミクさんの料理*.txt
dir /b /s *胃腸薬* | more
--------

    + コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
    + 表示内容が長いと、途中で止まります。ですので、このコマンドは、自動処理には向いていません。


**** メモ
o 以前、TYPEコマンドで表示出来ない、特殊な文字コードが混じっているテキストファイルを、このコマンドを使うと、適当に解釈して表示してくれた事がありました。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


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関連ページ:
    ▼画面表示と印刷関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > CLS = コマンドプロンプト画面の表示内容を消去する
    PROMPT = コマンドプロンプトの表示文字列を変更する
    COLOR = 現在のコマンドプロンプト画面の背景と文字の色を変更する
    +
    TYPE = テキストファイルの内容を表示する
(2011年7月29日追加。/tオプションの詳細動作と、環境変数 MORE)

1買い2捨て運動 = 部屋の中の物を自然に減らす方法 - 家事

家事と健康管理
何かを溜め込む癖のある人でも、部屋の中の物を減らす事の出来る方法です。

o 何かを1つ購入した時に、何か2つを部屋から捨てます。
o この手順を繰り返していく事で、年々、部屋の中をすっきりさせる事が出来ます。


**** 使用例
o 例えば、本を沢山買う人は、部屋が本で一杯になったりします。
o そこで、部屋の中に、本を捨てる場所を用意します。
    + なるべく玄関の近くがおすすめです。
    + 理由は、後で実際に捨てる時に、手間が少なくて済むからです。
o そして、1冊買ったら、2冊を捨てる場所に移動します。
o 捨てる場所から1冊元に戻す時は、代わりの本を1冊もしくは2冊、捨てる場所に移動します。
o 捨てる本が溜まったら、古本屋か資源ごみ。
o 捨てた本を後で再購入する時も、1買い2捨てを行います。


**** メモ
o この方法は、本だけではなく、色々な物を減らす事が出来ます。
o 本を資源ごみに捨てる場合は、5冊程度溜まったら紐で括っておくと、あきらめが付き易いです。


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関連ページ:
    ▼家事と健康管理
    ▼制作メモ
    ▼目次
    > 乾燥機能付きの洗濯機で、出る埃(= ほこり)の量を減らす方法
    肩こりを根本的に治す方法
    胃がしくしく痛む時の対策方法(ヨーグルト)