TYPE = テキストファイルの内容を表示する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)
○Windows XP
テキストファイルの内容を表示します。実行ファイルなどのバイナリ形式のファイルは、表示出来ません = 文字化けなどします。
**** 書式
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type 表示したいファイル名
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o コマンド名は、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o 表示したいファイル名 = ワイルドカード(「*」や「?」)を使用出来ます。
+ 場所を含めて指定する事も出来ます。(例。 C:\ミクさん\今日の予定.txt )
o ヘルプには書いていませんが、複数のファイルを並べて指定する事も出来ました。
+ 「type a.txt b.txt」の形です。
+ 複数並べて書くと、ファイルの表示の前にファイル名が表示されます。
**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 0 = 成功
o 1 = エラー。指定したファイルが見つかりませんでした。
+ 「指定されたファイルが見つかりません。」
**** 使用例
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type C:\ミクさん\今日の予定.txt
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**** 機能
o テキスト形式のファイル内容を表示します。
o 画面表示については、メモ帳で読む事の出来るファイルの内、次のファイル形式に対応しています。
+ ANSI
+ Unicode (きっと、UTF-16)
o リダイレクトを使ったファイル書き込みでは、上記以外の文字コードでも問題が無いみたいです。
+ UTF-8は大丈夫でした。
** バイナリファイル(実行ファイルなど)を指定した時の動作(= 仕様外の動作)
o 画面表示した場合
+ 文字化けしていて読めません。
+ また、ビープ音が鳴ったりします。
o リダイレクトを使ったファイル書き込みを行った場合
+ 上書きのりダイレクト(type ファイル1 > ファイル2)を使った時は、単なるコピーになるみたいです。
+ 但し、リダイレクト先に既存のファイルがあると、ショートカットを作る事があります。
**** メモ
o UTF-8 形式のファイルは画面表示出来ません。
+ 必要な時は、このコマンドで表示出来る形式に変換します。
**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3
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関連ページ:
▼画面表示と印刷関連(▼ABC順)
▼Windowsコマンド一覧(▼ABC順)
▼コマンドプロンプト画面
▼制作メモ
> MORE = テキストファイルの内容を1画面ずつ表示する
CLS = コマンドプロンプト画面の表示内容を消去する
PROMPT = コマンドプロンプトの表示文字列を変更する
+
ECHO = 画面に文字を表示する、または文字の表示方法を制御する
COLOR = 現在のコマンドプロンプト画面の背景と文字の色を変更する
(2011年2月28日追加。複数ファイル指定可能)