2011年1月15日土曜日

TYPE = テキストファイルの内容を表示する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。画面表示と印刷関連
○Windows XP
テキストファイルの内容を表示します。
実行ファイルなどのバイナリ形式のファイルは、表示出来ません = 文字化けなどします。


**** 書式
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type 表示したいファイル名
--------

o コマンド名は、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o 表示したいファイル名 = ワイルドカード(「*」や「?」)を使用出来ます。
    + 場所を含めて指定する事も出来ます。(例。 C:\ミクさん\今日の予定.txt )

o ヘルプには書いていませんが、複数のファイルを並べて指定する事も出来ました。
    + 「type a.txt b.txt」の形です。
    + 複数並べて書くと、ファイルの表示の前にファイル名が表示されます。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 0 = 成功
o 1 = エラー。指定したファイルが見つかりませんでした。
    + 「指定されたファイルが見つかりません。」


**** 使用例
--------
type C:\ミクさん\今日の予定.txt
--------



**** 機能
o テキスト形式のファイル内容を表示します。
o 画面表示については、メモ帳で読む事の出来るファイルの内、次のファイル形式に対応しています。
    + ANSI
    + Unicode (きっと、UTF-16)
o リダイレクトを使ったファイル書き込みでは、上記以外の文字コードでも問題が無いみたいです。
    + UTF-8は大丈夫でした。

** バイナリファイル(実行ファイルなど)を指定した時の動作(= 仕様外の動作)
o 画面表示した場合
    + 文字化けしていて読めません。
    + また、ビープ音が鳴ったりします。
o リダイレクトを使ったファイル書き込みを行った場合
    + 上書きのりダイレクト(type ファイル1 > ファイル2)を使った時は、単なるコピーになるみたいです。
    + 但し、リダイレクト先に既存のファイルがあると、ショートカットを作る事があります。


**** メモ
o UTF-8 形式のファイルは画面表示出来ません。
    + 必要な時は、このコマンドで表示出来る形式に変換します。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


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関連ページ:
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    ▼制作メモ
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    CLS = コマンドプロンプト画面の表示内容を消去する
    PROMPT = コマンドプロンプトの表示文字列を変更する
    +
    ECHO = 画面に文字を表示する、または文字の表示方法を制御する
    COLOR = 現在のコマンドプロンプト画面の背景と文字の色を変更する
(2011年2月28日追加。複数ファイル指定可能)