2010年11月9日火曜日

Music MakerのMIDI EditorからFL STUDIOの楽器を使う方法 - Music Maker

Music MakerのMIDI Editor
FL STUDIO - 他製品との連携
○FL9.1
作曲ツールの FL STUDIO は、Music MakerのMIDI Editorから、楽器(= VSTiプラグイン)として呼び出す事が出来ます。

つまり、FL STUDIO付属シンセサイザーの音色を、MIDI Editorから使う事が出来ます。
o FL STUDIO 9体験版で確認しました。FL STUDIOの製品版では異なるかもしれません。


**** 手順
o MIDI Editor画面の右上にある、楽器選択欄で、「FL Studio VSTi」を選択します。
   + 楽器選択欄をクリックして、「ソフトウェアインストゥルメンツ」-「FL Studio VSTi」
   + 選択肢「FL Studio VSTi」が見つからない時は、「VSTプラグインパス」を選択して、「FL Studio VSTi.dll」のある場所を指定します。
   + 既に選択している時は、楽器選択欄を右クリックします。
   + 詳しい手順は「MIDI Editorで使う楽器を変更する方法
o FL STUDIOの小さなウインドウが表示されますので、人参のようなボタンをクリックします。
o FL STUDIOの画面に切り替わります。
o 鳴らしたい楽器を、チャンネルウインドウの一番上に設定します。手順は下記の通りです。
   + FL STUDIO側では、楽器の設定のみ行います。演奏パターンを入力する必要はありません。

o 設定が終わったら、FL STUDIOの画面や、小さなウインドウを閉じる事も出来ます。

o FL STUDIO体験版の場合、FL STUDIOの設定内容は自動保存されません。
   + FL STUDIOを使うアレンジメントを開く度に、FL STUDIO内の楽器設定を行う必要があります。


** 音色を置き換える方法
o チャンネルウインドウに縦に並んでいる、音色名のボタンを使う方法が簡単です。
o 同じシンセサイザーを使う時は、左クリック
o 別のシンセサイザーを使う時は、右クリックから「Replace」を選ぶと、使用出来るシンセサイザーが沢山出てきます。
o 操作するとシンセサイザーの画面が開きますので、音色を設定します。
   + 音色の変更手順は、シンセサイザー毎に異なります。
o おすすめは Sytrus。様々な種類の音色を選ぶ事が出来ます。
   + 選択肢の下の方にあります。

** Sytrus画面から音色を選ぶ方法
o 紫色の Sytrus 画面左上の端にある▼印をクリックします。
   + 全ての音色を表示させたい時は、Presets を選びます。
   + Browse Presets を選ぶと、左の画面にある Sytrus項目を展開します。
o 1つずつ選びたい時は、Sytrus 画面右上にある横向き▲印を押します。


**** メモ
o この手順は、FL STUDIOの体験版で確認しました。
o ですので、製品版で VSTi呼び出し時のFL STUDIO内設定内容を記憶するかどうかは、分かりません。
o 「ソフトウェアインストゥルメンツ」の選択肢には、「FL Studio VSTi (Multi)」も出てきます。
   + 体験版では「FL Studio VSTi」との違いが分かりませんでした。製品版では異なるかもしれません。


**** 確認したバージョン
o FL STUDIO 9 体験版 + Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.3 (UP1)


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関連ページ:
    ▼Music Maker - MIDI Editor
    ▼FL STUDIO - 他製品との連携
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > Music Maker - MIDI EditorからEZdrummerの音色だけを使う
    > FL STUDIO - DominoからFL STUDIOのクラブ系音源を使う
    Music Maker - MIDI Editor。音の鳴らないMIDIデータを強制的に鳴らす
    FL STUDIO - DominoのポートA 16トラックに、FL STUDIOの16音色を割り当てる

シンセサイザーVitaのPower Chords。SimpleとMultiの違いについて - Music Maker

シンセサイザーのVita
Simpleと Multiは、音を重ねた時の響き方が異なります。

o Simpleは、短い音を重ねた時に、Multiよりも音が混じり難いです。
o Multiは、音を重ねた時に、Simpleよりも複雑な音が鳴ります。


# 「Power Chordsの音を重ねて鳴らす時、「Simple」と「Combi」は同じように鳴りました。
# 大きな違いは、重ねた音を鳴らす時の音の明瞭さ。
# Power Chords Cabinet 1 で比較した所、Simpleの方が素直に聞こえました。


**** メモ
o Power Chords系の音色は、お手軽にぎゅんぎゅん鳴らしたい時に便利です。
   + MIDIの音素材なら、鳴らす楽器をPower Chords系に変えるだけで楽しめます。
o 物足りなくなってきたら、他のギターにエフェクト。アンプシミュレーションやディストーションなど。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.3 (UP1)


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関連ページ:
    ▼シンセサイザーのVita
    ▼シンセサイザー
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > MIDI Editorで使う楽器を変更する
    MIDI Editor。音の鳴らないMIDIデータを強制的に鳴らす
    DominoからMusic Makerの音源 Vita や Revolta 2を使う
(2010年11月12日訂正。Simpleは発音数は減らず、響き方が違う)
(2010年11月12日変更。辿り方によって表示名が異なっていたので対応)

MIDI Editorで、GM規格のリズム音色を使う方法 - Music Maker

MIDI Editor
MIDI Editor上でドラムを使いたい時は、GM規格のリズム音色を使う事も出来ます。
(以下、Windows XPの場合です。Windows VISTA以降は機能が削除されていて、他に工夫する必要があるという噂があります。検索キーワード「midi mapper」)

o ドラムの他に、便利そうな音が並んでいました。主に打楽器系です。
o もしかすると、使えないパソコンもあるかもしれません。
o (MIDIで使用可能なドラム音色は、シンセサイザー Vitaや Revolta 2にも付属しています)


**** 手順
** Music Makerのプログラム設定確認(= 最初の1回だけ)
o MIDIの出力デバイスが設定されていない時は、設定します。
o 上のメニューから「ファイル」-「設定」-「プログラム設定」
o プログラム設定画面で、「オーディオ」タブを選択します。
o 右側にあるMIDIの出力デバイス欄が設定されていない時は、その欄をクリックして、何か選びます。
   + クリックすると「Microsoft GS wavetavle SW synth」のような選択肢が出てきます。
   + GS規格は、GM規格の上位規格です。
o 左側にあるオーディオ再生のドライバ選択について、設定を確認します。
   + 「Waveドライバ」もしくは「ダイレクトサウンド」を選択します。
   + 「ASIOドライバ」を選択すると、音が鳴りませんでした。

** MIDI Editorの設定手順
o MIDI オブジェクトを作って、MIDI Editor画面を開きます。
   + シンセサイザーの Vita や Revolta 2 をアレンジャーにドロップしても、OKです。
o MIDI Editor画面の上部に並んでいる2つの欄を、次のように変更します。
   + Insstrの欄 = MIDI アウト
      + この表示以外の時は、この欄をクリックして「VSTなし」を選択します。
   + Channel 10
      + MIDI オブジェクトの新規作成時は、Channel 1 になっています。

** 「ドラムエディタ」モードへの切り替え手順
o MIDI Editor画面の左上にある「ドラムエディタ」アイコンをクリックします。
   + 左から3番目辺りにあるアイコンです。
   + 「ドラムエディタ」モードを使うと、各鍵盤に名前を付ける事が出来ます。


**** メモ
o GM規格の音色を使う場合、パソコンを買い換えると、少し音色が変わるかもしれません。
   + パソコンによって、付いているGM音源は異なります。
o GM規格の音色を使う長所は、他の作曲ソフトでも同じように使う事が出来る事
o 短所は、Music Makerの Vita などの音色に比べると、おもちゃのように聞こえる事です。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.3 (UP1)


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関連ページ:
    ▼MIDI Editor
    ▼音素材を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > MIDI Editorで、VSTi Rezを使う
    MIDI EditorからFL STUDIOの楽器を使う
    MIDI EditorからEZdrummerの音色だけを使う
(2010年11月12日追加。ASIOドライバを選択すると鳴らない)