2010年4月23日金曜日

購入で迷ったら - Adobe Fireworks

Fireworks
購入そのものに関する情報は、 Flashの「購入で迷ったら」をどうぞ。
以下、Fireworks製品の選択に関する情報です。

****
o Fireworksは、Webに特化した画像制作ツールです。
   + 純粋なデザイナー向けというよりは、Web管理者兼任や、ホームページ制作者向きのツールだと思います。
   + 画像素材が足りなくなった時に大急ぎで作ったり、サイトが重い時に画像サイズを減らしたり、1つのツールで小回りが効くからです。
   + 制作物のリアル感を重視する方は、Photoshopなどを使った方が、見栄えの良いものを作る事が出来ます。

o Fireworksには体験版があります。使ってみて不満がある時は、次のツールを試してみると良いかもしれません。
   + デザインの場では、 ▽Illustrator(イラスト制作)や ▽Photoshop(画像の加工)、▽Corel社の Painter(イラスト制作)などが好まれているみたいです。
   + アニメ系の2次創作者に人気があるのは、▽SYSTEMAX社の SAIです。


==
関連ページ:
    ▼Fireworks
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    Fireworks の便利な所

購入で迷ったら - Flash

Flash
Adobe製品は様々な売り方をしていますので、購入方法について纏めてみました。

**** 製品の選択について
o 購入時には、用途にも注目します。
   + Flashは、Webに特化したアニメーション制作ツールです。
   + 動画制作の場合、Adobe AfterEffectsを筆頭に、プロ向けの高額ツール(+プラグイン)を使った方が評判が良いです。特に、3D素材や光を使ったエフェクトを使いたい場合、Flashで上記ツールに匹敵する効果を出すのは難しいです。
   + Flashには体験版があります。試用してみて、問題があったら他の(高額な)ツールを試してみる方法も良いと思います。(= バージョンアップ時期には、一時的に体験版が見当たらなくなる時がありますが、そのうち復活すると思います)
   + 製品の詳しい情報が知りたい方は、▽Adobe社のホームページへどうぞ。

o 一方、Flashの仕上げ品質や全機能を求めていない場合は、Flash互換のファイルを作成できる、他社製品やフリーウェアも選択肢に入るかもしれません。
   + 以前試した時は、拡大縮小などの便利機能で、大きな差がありました。
   + 事前に試用して、使用目的を達成出来るかどうか確認します。


**** 購入方法について
o 購入方法は、パッケージ購入とライセンス購入(= 毎年料金支払い)の2種類あります。
   + 「どちらがお得か」については、製品のバージョンアップタイミングによって異なります。後は好みの問題です。

o パッケージ購入の場合、選択によっては10万円以上の差が付く事もあります。
   + アップグレード(= 3世代まで)
   + 学生向け価格
   + セット価格(= Creative Suiteシリーズ)
      + セットの場合、個別にアップグレードする事が出来ません。コスト重視の方は、「どの製品群をセットにするか」の見極めが必要です。
   + たまにキャンペーン価格


**** 新発売の時期について(= 予想です)
お得な購入方法を選ぶ時のご参考用にどうぞ。CS3からの登場間隔は、1年5ヶ月余りになっていました。

o Amazonでの発売日( 日本版。Design Premiumの場合です )
   CS6(見込み) = 2011年11月頃だと予想します。
   CS5.5 = 2011年5月20日
   CS5 = 2010年5月28日
   CS4 = 2008年12月19日
   CS3.3 = 2008年7月11日
   CS3 = 2007年7月4日


==
関連ページ:
    ▼Flash
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    Flashのアニメーション特性

Fireworks) 他の方の便利メモ

Fireworks
以下、Web検索して見つけた、他の方のメモです。

**** 小技
o ▽ウノウラボの、Webデザインする上でFireworksがステキな12のポイント
   + Fireworksの特徴を把握しておくと、実際に使う時に便利です。
o ▽jmblog.jpの、Fireworks関連記事
   + 見栄えに関する小技が多いです。例えば「▽反射(水面に映るような)」。
o ▽F.Ko-Jiの「一秒後は未来」の、Fireworks関連記事
   + 検索上位にある「スポットライトが当たったような画像を作る」「紙がやぶれた感じにする」が面白かったです。
o ▽Yoropan@Flaの、fireworks関連記事
   + スクリプトを使った小技が多いです。この他、標準機能では物足りなくなった方には「▽Fireworksに入れてみた機能拡張」。
o ▽バシャログの、Fireworks関連記事
   + 実用的な小技が沢山ありました。例えば「▽地味に便利な矩形スライス」。

**** 総合解説系
o ▽シリコンカフェの、FIREWORKS徹底検証
   + 基本的な使い方説明が主です。Fireworks関連の情報はコの字型に並んでいました。
   + この他に、Fireworksで作った素材の配布(ゲーム可)ページがあります。
o ▽icon Labo(アイコンラボ)の、Fireworksカテゴリ
   + ペンやパネルに関する操作説明。Web用素材配布も行っていました。
   + 「次のページ」リンクは左下にあります。

**** 不便な所
o ▽hachimitu blogの、ここが変だよFireworks
   + 中でも、「Photoshop使いからバカにされる」という項目には、笑ってしまいました。
   + Photoshopに比べると、値段が安くて操作も簡単なのですが、Photoshopで作られた作品を超えようと思ったら、格段に難しくなるみたいです。


==
関連ページ:
    ▼Fireworks
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > 購入で迷ったら

画像ファイルとして出力する方法 - Flash

Flash
上のメニューから、[ファイル]-[書き出し]-[イメージの書き出し]です。

**** メモ
Flashは、画像を綺麗に拡大縮小出来ます。ですので、他の映像編集ツールの為の画像サイズ変換に利用する事も出来ます。
o ご参考。「画像ファイルを綺麗に表示する


==
関連ページ:
    ▼Flash
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > 動画ファイルとして出力する
    ▼レイヤー
    フレームレートと fpsの意味

PhotoshopのプラグインをFireworksで使用する方法(未検証)

Fireworks
Fireworksユーザガイドによると、 Fireworks CS3 / CS4の場合、Photoshop 5.5 以前のバージョンのプラグインおよびフィルタに対応しているとの事です。

o 具体的な手順については「fireworks photoshop プラグイン」あたりでWeb検索。
以上、試していませんので、未確認情報です。


==
関連ページ:
    ▼Fireworks
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > 他の方の便利メモ
    購入で迷ったら

画像の背景を透明化する方法 - Fireworks

Fireworks
レイヤー無しのPNG 8、もしくはGIFにする方法が簡単です。
細かい色彩表現が必要な時や、人物などの中に背景色が混じっている時は、アルファチャンネル + PNG 32での書き出しを使うと良さそうです。

o PNGにすると、半透明も使用出来ます。
o PNG 8や GIFは、最大色数が256色です。
o PNG 32は、綺麗な代わりに、ファイルサイズは大きくなり、手順も少し複雑になります。
   + PNG 32の手順は省略します。必要な方はWeb検索。


**** 手順(PNG 8やGIFで保存する方法)
o 上のメニューから、[ファイル]-[名前をつけて保存]を選択します。
o 「名前を付けて保存」画面が出てきますので、[形式を変更して保存]欄で画像形式を選択した後に、「オプション」ボタンを押します。
   + PNGの場合 = [形式を変更して保存]欄で[レイヤー無しのPNG(*.png)]を選択
   + GIFの場合 = [形式を変更して保存]欄で[GIF (+.gif)]を選択
o 「イメージプレビュー」画面が出てきます。
   + PNGの場合は、左上にある「形式」欄で、「PNG 8」を選択します。
o 左下の辺りにある選択肢が「透明化なし」になっていますので、「インデックス透明化カラー」に変更します。
o その選択肢の左にある「透明カラーの選択」(= 一番左にある)ボタンを押して、プレビュー画面から「透明にしたい」色をクリックします。
  + 透明化予定の部分は、格子模様になります。

o 細かい調整は、その3つ並んだボタンから行います。
  + 透明化の調整ボタンは、左端から、「透明カラーの選択」「透明するカラーの追加」「透明化しないカラーの選択」。
o 気に入った形になったら、[OK]して、必要なら名前を変更してから[保存]します。


==
関連ページ:
    ▼Fireworks
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > Photoshop のプラグインをFireworksで使用する方法(未検証)
    他の方の便利メモ
    購入で迷ったら
    CSSカスタマイズ - 要素の背景を半透明にする
    Fireworks - 画像を半透明にする
    Music Maker - 立ち絵を重ねる。透明色と、はめ込み
(2010年8月6日変更。推奨手順をレイヤー無しPNGに変更)

画像を半透明にする方法 - Fireworks

Fireworks
画像の透明度は、プロパティで調節出来ます。 Flashとは異なり、シンボルにする必要はありません。

**** 手順
o 画像をステージ(作業する場所)に置きます。
o プロパティ(通常、ステージの下にある)を確認します。
o 右側で透明度を調節出来ます。
  + 種類は「通常」の他に、色々あります。好きなものを選んで調節します。

==
関連ページ:
    ▼Fireworks
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > 画像の背景を透明化する
    Photoshop のプラグインをFireworksで使用する方法(未検証)
    他の方の便利メモ
    Flash - 画像を半透明にする
    Music Maker - 画像や映像を半透明にする

画像の形式を変換する方法 - Fireworks

Fireworks
[ファイル]-[名前をつけて保存]から、[形式を変更して保存]です。

o JPEGの場合は、画像品質の低下を防ぐ為、右下の[オプション]をクリックします。
  + [品質] = 80になっています。最高画質は100。(上に表示されている)ファイルサイズとの兼ね合いで、調節します。
    + 例えば、100にするとファイルサイズが元よりも大きくなります。
  + [スムージング]を大きくすると、色の変化が滑らかになります。
  + 気に入った設定が出来たら [OK]して、必要なら名前を変更してから[保存]します。


**** メモ
o Fireworksは、品質とファイルサイズを同時に確認して、調整出来ます。
o 以下、JPEG出力での目安です。
  + 動画制作目的の場合、品質100がおすすめです。(= 少しでも綺麗にします)
  + Webでダイアルアップ回線対応する場合、おすすめは1ファイル50KB以下です。
  + 全部で200KB以内に抑えると、それなりに鑑賞出来ます。
  + 快適さを求める場合は、その半分以下にします。
  + 文字の後ろに隠れる画像の場合は、大胆に品質を落としても、あまり目立ちません。
  + プログラムに画像を組み込む場合は、見栄えが損なわれない範囲で品質を落とします。
  + スムージングは、品質が大体決まった後の微調整で使います。ファイルサイズは多少増加しますが、それ以上に見栄えが良くなる場合があります。


==
関連ページ:
    ▼Fireworks
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > 画像を半透明にする
    画像の背景を透明化する
    Photoshop のプラグインをFireworksで使用する方法(未検証)

Fireworksの便利な所

Fireworks
Fireworksの魅力は、難しい事を考えずに加工出来る所です。

o 拡大縮小が綺麗
例えば、紙芝居動画を作る時、映像編集ツールで拡大縮小するよりも、Fireworksで拡大縮小しておく方が格段に綺麗になります。

o 定番の操作を、簡単に使う事が出来る
例えば、モノクロ化やセピア色などは、専用コマンドとして用意されています。

o 画像の品質調整 = ファイルサイズ調整が簡単に出来る
目で確認しながら調節出来ます。快適なホームページを作りたくなった時に便利です。


**** メモ
o 光の演出のような高度機能は、PhotoShopのような専用ツールの方が得意です。
o Fireworksは、出来上がった画像を表示場所に適した形に変換する用途に向いています。


==
関連ページ:
    ▼Fireworks
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > 画像ファイルを開く
    画像の大きさを変更する
    代表的な加工。白黒、セピア、色の反転