2010年4月29日木曜日

アレンジャーに置いたオブジェクトを分割する方法 - Music Maker

アレンジャー
部分的にエフェクトをかけたり、長い曲の途中で切りたい時に便利です。

**** 手順
3つの方法があります。状況に合わせて便利な方法を使います。

o オブジェクトを複製してから縮める方法
o 1つのオブジェクトを、はさみで分割する方法
o 再生カーソル(= 赤い縦線)上にある、全てのオブジェクトを分割する方法

切り過ぎても大丈夫です。分割したオブジェクトは、端を伸ばすと元に戻ります。


**** 1つのオブジェクトを、はさみで分割する方法

(1) マウスモード(編集ツール)の「分割」を選択します。
Music Maker 2 = アレンジャー(= アレンジメント画面)の右上に並んでいるアイコンの一番右をクリック。出てくる選択肢から はさみのアイコン「分割 (Alt+6)」を選択します。
+ イージーモードの場合は、アイコンがありません。キーボード操作するか、詳細モードに戻してから操作します。
Music Maker(1) =アレンジャーの右上に並んでいるアイコンから、はさみのアイコン「マウスモード カット (Alt+6)」をクリックします。
キーボード操作の場合 = 「Alt」を押しながら「6」

(2) 分割したい所をクリックします。
分割位置にこだわりたい時は、アレンジャーを拡大表示します

(3) 使用後に、マウスモードを元に戻します。通常は矢印アイコン (Alt+1)。
理由は、クリックする度にオブジェクトが分割されて、危険ですから。

マニュアルの説明場所は
Music Maker 2 = 第6章40ページから41ページ。
Music Maker(1) = 第5章29ページから30ページ。


**** 再生カーソル(= 赤い縦線)上にある、全てのオブジェクトを分割する方法

(1) 再生カーソル(= 赤い縦線)を分割したい位置に合わせます。
(2) 「オブジェクトを分割」します。
Music Maker 2 = 上のメニューから「編集」-「オブジェクト」-「オブジェクトを分割 T」。
Music Maker(1) = 上のメニューから「編集」-「オブジェクトを分割 T」。


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関連ページ:
    ▼アレンジャー
    ▼音素材を並べる
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > アレンジャーの表示を拡大縮小する
    アレンジメント全体を画面に表示する
    オブジェクトスコープ = オブジェクトの表示を一時的に拡大する方法(Music Maker 3+)
まめちしきの102番と103番)

アレンジャーに置いたオブジェクトを複製する方法 - Music Maker

アレンジャー
Music Maker(1)の場合は気付き難いのですが、「オブジェクトを複製」。コピーして貼り付けるよりも簡単です。

**** 手順
o オブジェクト(= アレンジャーに置いた素材)を選択して
   + Music Maker 2 = メニューから「編集」-「オブジェクト」-「オブジェクトを複製 Ctrl+D」
   + Music Maker(1) = メニューから「編集」-「オブジェクトを複製 Ctrl+D」

**** メモ
o 「オブジェクトを複製」を使わずに、オブジェクトをコピーして貼り付ける場合、オブジェクトを貼り付ける場所は、再生カーソルの位置になります。

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関連ページ:
    ▼アレンジャー
    ▼音素材を並べる
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > アレンジャーに置いたオブジェクトを分割する
    アレンジャーの表示を拡大縮小する
    アレンジメント全体を画面に表示する
まめちしきの101番)

トラックを入れ替えたり、増減させる方法 - Music Maker

アレンジャー
Music Makerのアレンジャー(= アレンジメント画面)では、トラックを追加したり、入れ替える事が出来ます。

**** トラック操作で出来る事
o 「トラックを1つ増やす」
o 「隣(= 上下)のトラックと入れ替える」
o 「トラックを大幅に増減させる」
o これらを組み合わせると、追加したトラックを一番上にする事も出来ます。


**** 手順
** トラックを1つ増やす方法
o Music Maker 2 = [編集]-[新規トラックを追加 Ctrl+K]。
o Music Maker(1) = [編集]-[トラック追加 Ctrl+K]。

** 隣(= 上下)のトラックと入れ替える方法
o トラックの左側。数字の書いてある部分にマウスカーソルを乗せます。
o 右にある[FX ▽]をクリックします。
o 選択肢の一番下にある、「トラックを上へ移動」もしくは「トラックを下へ移動」を選択します。

** トラックを大幅に増減させる方法
o Music Maker 2 = [ファイル]-[設定]-[アレンジメント設定]。
o Music Maker(1) = [ファイル]-[アレンジメントのプロパティ]。
   + 設定画面で、トラック数を変更してOK。


**** メモ
Music Maker(1)の頃は、トラック数を大幅に減らした時に、次の事をしていました。念の為ですので、意味があったかどうかは不明です。
o 操作の前後でアレンジメントを保存して、Music Makerを一旦閉じて開いていました。


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関連ページ:
    ▼アレンジャー
    ▼音素材を並べる
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 特定のトラックだけを一時的に消音する(= ソロ/ミュート)
    特定の音素材(オブジェクト)だけを消音(= ミュート)する
    アレンジャーをキーボードで操作する。 Music Maker(1)編
まめちしきの11番で少し)

トラックの意味。前景と背景 - Music Maker

アレンジャー
o 背景は上のトラック。
o 前景は下のトラック。
下の画像や映像を、上の画像や映像に重ねていくイメージになります。


**** メモ
音の場合は、気にしなくても大丈夫です。多分、下の音が一番上なのでしょうけれど、聞いても違いが分かりませんでした。


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関連ページ:
    ▼アレンジャー
    ▼音素材を並べる
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > トラックを入れ替えたり、増減させる
    特定のトラックだけを一時的に消音する(= ソロ/ミュート)
    特定の音素材(オブジェクト)だけを消音(= ミュート)する
まめちしきの56番)

アレンジャー(= アレンジメント画面) - Music Maker

音素材を並べる
映像素材を並べる
o 素材を置く
音素材を使う
1トラックにMIDI素材を複数並べる時の注意点
画像や映像を使う
サポートしている画像形式
文字を使う (テンプレート)
テンプレートのビジュアルを使う (テンプレート)
製品に付属している映像系素材

o 置き方を工夫する
曲の余韻間隔を簡単に調節する
アレンジメントに置いた複数の素材(= オブジェクト)を同時に選択する
アレンジャーに置いたオブジェクトを複製する
アレンジャーに置いたオブジェクトを分割する

o 表示範囲を変える
アレンジャーの表示を拡大縮小する
アレンジメント全体を画面に表示する
オブジェクトスコープ = オブジェクトの表示を一時的に拡大する方法(Music Maker 3+)

o 配置による演出
映像の表示位置を調節する(ビデオコントローラー)
フェードイン、フェードアウトさせる
画像や映像を半透明にする
イラストを輝かせる
映像のノリの悪さを改善する
映像の印象を、切り替えタイミングで強調する

o トラックや全体の操作
トラックの意味。前景と背景
トラックを入れ替えたり、増減させる
特定のトラックだけを一時的に消音する(= ソロ/ミュート)
特定の音素材(オブジェクト)だけを消音(= ミュート)する
アレンジャーをキーボードで操作する。 Music Maker(1)編
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o アレンジャーフィールドは、音素材や映像素材を置く場所の事です。
o ここでは、アレンジャーフィールドの周囲にある操作ボタンも含めて、アレンジャーと呼んでいます。


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関連ページ:
    ▼音素材を並べる
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Makerで動画を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼サウンドプール
    > ▼テンプレート
    ▼ソングメーカー
    EZdrummerの演奏パターンをMusic Makerに貼り付ける方法

映像素材を用意せずに動画を作る方法 - Music Maker

テンプレート
テンプレートを使います。Music Makerの標準機能です。

**** 一番簡単な手順
o 音素材を並べます。
   + 動きが重い時は、一旦音楽ファイルに書き出します(エクスポート)。それを新しいアレンジメントに貼り付けて、音量調節。

o 一番上の空きトラックに、テンプレートの「ビジュアル」
   + 音が鳴ると、カラフルに映像が変化します。

o その下のトラックで、文字を入れます。テンプレートの「タイトル」を使います。
   + どれにするか決まらない時は、とりあえず「標準」。
   + フォントや文字の大きさなどが気に入らない時は、変更します。

o 後は、置いたテンプレートの端を持って、曲の最初から終わりまで伸ばすだけです。
o 再生してみて問題が無いようなら、ビデオに書き出します(= エクスポート)。


**** メモ
o この他に、「製品に付属している映像系素材」を使う方法も簡単です。


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関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 良く使う映像系テンプレート
    テンプレートのビデオミックスFXで、ミックスに戻す事が出来ない時の対応手順
    Music Maker 3。テンプレートの「ビデオミックスFX」-「アルファ」が機能しない時の対応手順
(2010年7月10日追加。製品に付属している映像系素材を使う方法)

テンプレートのビジュアルで映像素材を作る方法 - Music Maker

テンプレート
テンプレートのビジュアルは、音声と一緒に書き出さないと使える映像になりません。
o 音声が無いと、静止画風になったり黒くなります。

ですので、テンプレートのビジュアルを使って映像素材を作る時は、2段階に分けて作ります。
o 1回目は、音声付きで、映像ファイル化します。
o 2回目に、映像だけ書き出します。


**** 手順の例
o アレンジメントA
映像を音声付きでビデオに書き出します(= エクスポート)。書き出し時に、メディアを「Video + Audio」と指定します。
o アレンジメントB
書き出したファイルを置いて、オーディオなしで書き出します。書き出し時に、メディアを「Video」と指定します。


**** メモ
o 映像ファイルの音声は、使う側で消す事も出来ます。
   + 映像ファイルを置くと2トラック使用しますので、音声トラックの左側、タイトル名付近に隠れている「MUTE」をクリックして、消音します。
o 高画質を目指す場合は、アレンジメントBの手順を専用ツールで置き換えます。


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関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 映像素材を用意せずに動画を作る
    良く使う映像系テンプレート
    テンプレートのビデオミックスFXで、ミックスに戻す事が出来ない時の対応手順
まめちしきの69番)

テンプレートのビジュアルを使う方法 - Music Maker


o ご参考動画。テンプレートの「ビジュアル」を使った例(to_dk。Music Maker (1)で作成)
テンプレート
アレンジャー
テンプレートの「ビジュアル」は、映像素材の一種。音にあわせて画面が変化します。
o 演出が派手、再現性がない、という特徴があります。


**** メモ
o 置き方は、動画素材や画像素材と同じです。アレンジャー(= アレンジメント画面)にドロップして、幅などを調整します。
o エフェクトの使い方も、動画素材や画像素材と同じです。例えば、色調整は、右クリックからの「ビデオコントローラ」(Music Maker(1) = ビデオエフェクト)で出来ます。
o 「ビジュアル」映像を音声にぴったり合わせたい時は
   + 「ビジュアル」映像部分を一旦エクスポート(= ファイルに書き出し)して、音声に合わせて切り貼りします。
   + エクスポートする度に異なる映像になりますので、お気に入りのものを採用します。


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関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼アレンジャー
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > テンプレートのビジュアルで映像素材を作る
    映像素材を用意せずに動画を作る
    > 製品に付属している映像系素材
    曲の余韻間隔を簡単に調節する
まめちしきの40番)

文字の色などを、部分的に変える方法 - Music Maker

テンプレート
タイトルエディターでは、一部の文字だけ装飾する事が出来ます。

**** 手順
o アレンジャーに置いた文字(「タイトル」オブジェクト)のタイトルエディターを開きます。
+ 右クリックから「タイトルエディタ」。

o 変更したい文字を選択した状態にします。
o 後は、その状態でフォントや色を変更するだけです。
+ 「特定行だけ右寄せ、左寄せ」も出来ました。
+ 特定行の位置を調整したい時は、全角空白を使います。


**** メモ
o 選択状態にない場合、「タイトル」内の全文字に対して装飾します。
o 特定文字だけ回転させたい時は、その文字だけ別の「タイトル」オブジェクトに移動して、オートメーション
o 他のツールで文字から画像素材や映像素材を作り、それを使う方法もあります。

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関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 文字をAlpha指定する
    テンプレートのビジュアルを使う
    テンプレートのビジュアルで映像素材を作る
まめちしきの98番)

文字を使う方法 - Music Maker


o ご参考動画。文字を使った例(to_dk。Music Maker 2で作成)
テンプレート
アレンジャー
文字入力は、テンプレートの「タイトル」です。
この他に、画像素材や映像素材に変換してから使う事も出来ます。
o 画像や映像の使い方は「画像や映像を使う」。


**** 手順(テンプレートのタイトル)
o 最初に、テンプレートを表示します。
   + アレンジャー(= アレンジメント画面)の下にある文字「テンプレート」を押します。「サウンドプール」「ファイルマネージャー」「シンセサイザー」の次にあります。
o 次に、文字のメニューから「タイトル」をクリックします。
o 使いたい機能のアイコンを、アレンジャーの表示したい場所にドロップします。
   + 迷った時は、とりあえず「標準」を使います。
o タイトルエディターが開きますので、文字などを入力して、OKボタンを押します。
o 後は、画像素材と同じ要領で、移動させたり伸び縮み。


**** メモ
o タイトルエディターの使い方
   + 文字の大きさ調節は、「フォント」ボタンから行います。
   + 位置の調整は、縦横のバー。
   + カラーなどは、お好みに応じて変更します。
   + プレビュー画面は、アレンジャーの右下にあります。眺めながら調節します。

o 特定文字だけフォントやカラーを変更する事も出来ます(+特定行の文字位置変更)
   + 「対象文字だけを選択」した状態で、フォント変更もしくはカラー。
   + 複数行を入力している時、特定行の文字位置を変更するには、工夫が必要な事もあります。

o 予め、アレンジャーの縦の赤線を「文字を入れる場所」に合わせておくと、プレビューでの確認が楽になります。


**** 応用編
o テンプレートの「タイトル」は、実は複数トラックに置く事が出来ます。
   + 色々な「タイトル」オブジェクトを複数トラックに貼る事で、文字だけでも迫力ある動画を作る事が出来ます。
o 作成した(タイトル)オブジェクトを右クリックすると、ビデオコントローラーオートメーションも利用可能です。
   + 画像に出来るエフェクトは殆ど全部、文字にも適用出来ます。例えば、文字から砂嵐への変化も出来ました。


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関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼アレンジャー
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 文字の色などを、部分的に変える
    文字をAlpha指定する
    > テンプレートのビジュアルを使う
    製品に付属している映像系素材
まめちしきの9番、34番、98番)
(2010年5月6日追加。特定行の文字位置変更方法について誘導)

良く使う映像系テンプレート - Music Maker

テンプレート
o [タイトル]-[標準] = 文字を普通に表示したい時は、これを使います。作曲時の簡単なメモにも便利です。
o [タイトル]-[クレジット] = 文字を下から上に流します。
o [ビデオエフェクト]-輪郭系 = 遺跡的表現の他、2枚の映像を重ねる時に便利です。(片方を輪郭にして、BlackBoxを指定して重ねたり。)
o [ビジュアル]-[Alien-flight]などメーター系 = 音楽系の作品だよ、と強調したい時に使います。


**** メモ
o テンプレート適用後、色などを調整出来ます。ビデオコントローラーオートメーションを使います。
o ビデオエフェクトは、慣れてくると使わなくなりました。他の効果も加える時は、ビデオコントローラーなどで直接編集する方が、分かり易いからです。


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関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼映像素材を並べる
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > テンプレートのビデオミックスFXで、ミックスに戻す事が出来ない時の対応手順
    Music Maker 3。テンプレートの「ビデオミックスFX」-「アルファ」が機能しない時の対応手順
まめちしきの78番)

テンプレートの種類と意味 - Music Maker

テンプレート
テンプレートは、自分で作る事も出来ます。これはインストール時の内容です。

**** 作曲用テンプレート
** オーディオエフェクト
o 作曲用プリセットです。音素材にドロップします。
o 一般的なオーディオエフェクトを使ったエフェクト設定例です。
o 確認は、オーディオエフェクトラックからが簡単です。
o 効果を外したい時は「エフェクト無し」。オーディオ系のエフェクトが外れます。

** 3Dオーディオエフェクト (= Music Maker(1)限定機能)
o 作曲用プリセットです。音素材にドロップします。
o Music Maker(1)の限定機能です。Music Maker 2には付属していません。
o 例えば離陸のような、音が動く効果です。
o ドライバにダイレクトサウンドを指定した時だけ、使用可能です。

** ビンテージエフェクト
o 作曲用プリセットです。音素材にドロップします。
o Vintage Effect Suites も使ったエフェクト設定例です。
o 効果を外したい時は「エフェクト無し」。オーディオ系のエフェクトが外れます。

** ライブパッド (Music Maker(1) = Live Pads)
o 音素材です。素材を置いていない場所にドロップ出来ます。
o LIVE PERFORMER用音素材。Music Maker(1)では空になっています。
o サウンドプールと同じ使い方も出来ます。

** LiViD
o 音素材として並べます。素材を置いていない場所にドロップします。
o シンセサイザー LiViDの設定例です。


**** 動画作成用テンプレート
** タイトル
o 映像素材として並べます。素材を置いていない場所にドロップします。
o 文字を入れます。詳しい使い方は
   + 「文字を使う
   + 「文字の色などを、部分的に変える
o 文字の動きは、タイトルエディターやオートメーションで微調整できます。
o 良く分からない時は「標準」。素直に文字を表示してくれます。
o 「タイトル」の多くは、オートメーションもセットになっています。
   + タイトルエディターに無い動きは、オートメーションも要チェックです。

** ビデオエフェクト
o 動画作成用プリセット(ビデオコントローラー用)です。映像系素材にドロップします。
o 代表的な映像エフェクトです。
o 効果を外したい時は「エフェクト無し」を使います。
   + 但し、ビデオミックスエフェクトの設定まで変わりますので、手動で元に戻します。
   + 普通の素材なら「ミックス」。ビジュアルなら「ブラックボックス」。変更した場合は、変更した設定に戻します。

** ビデオミックスエフェクト
o 動画作成用プリセット(ビデオコントローラー用)です。映像系素材にドロップします。
o 映像系素材を複数トラックに並べて置く時の、重ね合わせ方や透明色を指定します。
o 元に戻したい時は、普通の素材なら「ミックス」。ビジュアルなら「ブラックボックス」。変更した場合は、変更した設定に戻します。

** ビジュアル
o 映像素材として並べます。素材を置いていない場所にドロップします。
o 音に合わせて映像が変化します。詳しい使い方は
   + 「テンプレートのビジュアルを使う
   + 「テンプレートのビジュアルで映像素材を作る
o 音が鳴らない状態は黒です。(= 透明。ドロップした時の初期設定はブラックボックス)


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関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼音を加工する
    ▼映像素材を並べる
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 初音ミクの声作りの参考になったテンプレート
    テンプレートのビンテージエフェクトの使い方
    「ビットマシン」(= BitMachine)プラグインを使うテンプレート一覧

テンプレートの使い方 - Music Maker

テンプレート
Music Makerには、便利な設定などを纏めた、テンプレート機能があります。

使い方は2通り。
o エフェクト系 = エフェクト設定の組み合わせ例 = テンプレートを選んで、素材にドロップします。
o 素材系 = 映像素材として使う事の出来るもの = 素材を置いていない場所にドロップします。


**** 手順
o テンプレート画面を開きます。
   + アレンジャー(= アレンジメント画面)の下にある、「テンプレート」文字を押します。
   + 「サウンドプール」「ファイルマネージャ」「シンセサイザー」などと単語が並んでいる所です。
   + サウンドプール表示欄に、テンプレートが表示されます。
   + Music Maker 2の場合、キーボードの「F8」キーも使用可能です。

o 左側に並んでいる種類を選びます。
   + 意味については「テンプレートの種類と意味」をどうぞ。

o 右側に並んでいるテンプレートを選んで、以下のようにドロップします。
   + クリックするとサンプル音声が流れます。

o エフェクト系は、テンプレートを選んで、素材にドロップします。
   + オーディオエフェクト
   + 3Dオーディオエフェクト (= Music Maker(1)限定機能です。)
   + ビンテージエフェクト
   + ビデオエフェクト
   + ビデオミックスエフェクト

o 素材系は、素材を置いていない場所にドロップします。
   + ライブパッド (Music Maker(1) = Live Pads)
   + LiViD
   + タイトル
   + ビジュアル


**** メモ
o テンプレートは、自分で作る事も可能です。
o 「エフェクト」の名前が付くものは、プリセット。テンプレート適用後に、自分で効果を変更する事が出来ます。
   + 音声オーディオエフェクトラック(= オブジェクトエフェクト・ラックの方です)を開くと、設定内容を確認出来ます。
   + FXプラグインの設定確認は、選択せずに「右クリック」です。


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関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼音を加工する
    ▼映像素材を並べる
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > テンプレートの種類と意味
    初音ミクの声作りの参考になったテンプレート
    テンプレートのビンテージエフェクトの使い方

緑背景を透明にする方法。GreenBox - Music Maker

ビデオコントローラー
人物の映像素材の場合、背景を緑や青にしている素材があります。はめ込み映像を簡単に作成する為の工夫です。そして、Music Makerも、この工夫をサポートしています。 (Green Box / Blue Box / Black Box / White Box)

# ビデオコントローラーは、Music Maker (1), 2専用の機能です。
# Music Maker 3の場合は、テンプレートの「ビデオミックスFX」から、「グリーンボックス」を選択して使います。
# 感度調整は出来ません。Music Makerが背景色を認識しない時は、素材側で背景色を調節します。
#


**** 手順
o 1. 映像(画像)素材を、アレンジャー(アレンジメント画面)に置きます。
o 2. 映像(画像)素材を右クリックして「ビデオコントローラ」(Music Maker(1) = 「ビデオエフェクト」)
o 3. 消したい背景色に合わせて、Green Box などを見つけます。
   + ビデオコントローラーの下部中央辺りにあります。
   + 緑背景の透明化は「Green Box」。青背景なら「Blue Box」です。
o 4. 右隣にあるバーで、感度を調節します。
o 5. 背景が黒くなったら成功です。後は、普通に動画を作ります。


**** メモ
o 色がBox系に合わない時は、MODEの Transparent。詳しい手順は「映像の重ね方を変える。MODE」。
o もし、人物中に緑部分があって透けてしまう場合は、「マスク映像を使って、Alpha」の方法で対応可能です。
   + 但し、映像の場合は、別の素材を見つける方が、多分楽です。
   + 理由は、動いているマスク映像を加工するのは大変そうですから。


==
関連ページ:
    ▼ビデオコントローラー
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > Alphaの用途と使い方。アルファチャンネル - Music Maker 1, 2専用
    文字をAlpha指定する - Music Maker 1, 2専用
まめちしきの62番)
(2010年7月18日追加。Music Maker 3対応)

文字をAlpha指定する方法 - Music Maker 1, 2専用


o ご参考動画。文字をAlpha指定した例(to_dk。Music Maker 2で作成)
ビデオコントローラー
テンプレート
×MM3 ○MM2 ○MM1
文字(= テンプレートのタイトル)をマスク映像(画像)として利用したい場合、直接 Alphaは指定出来ません。その部分だけエクスポート(= ファイルに書き出し)して、映像や画像の形で置き換えます。

# Alphaは、Music Maker 1, 2専用の機能です。
# Music Maker 3では、この機能をサポートしていません。
#


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.3 -- Alpha機能は非対応
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼ビデオコントローラー
    ▼テンプレート
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼オートメーション
    > テンプレートのビジュアルを使う
    テンプレートのビジュアルで映像素材を作る
    映像素材を用意せずに動画を作る
まめちしきの57番)

Alphaの用途と使い方。アルファチャンネル - Music Maker 1, 2専用


o ご参考動画。Alphaの使用例(to_dk。Music Maker 2で作成)
ビデオコントローラー
×MM3 ○MM2 ○MM1
ビデオコントローラーには、映像(画像)素材の表示モードに、Alphaという項目があります。
o Alphaは、アルファ合成(のマスク映像)の事です。
o 映像素材の透明度を、部分的に変化させる事が出来ますので、映像(画像)のはめ込み合成など、映像演出の幅が広がります。

# Alphaは、Music Maker (1), 2専用の機能です。
# Music Maker 3では、この機能をサポートしていません。
#


**** 手順
o Alphaは、ビデオコントローラー画面の下の方にあります。Black Box / Green Box などが並んでいる所です。
o 3トラック使用します。
   + 上のトラックに背景。
   + 下のトラックに前景。(通常はStampを指定します。)
   + 中のトラックにマスク用映像。(Alphaを指定します。画像でもOKです。)

o マスク用映像は、表示するトラックを色で指定します。
   + 黒が上(背景100%)で、白が下(前景100%)です。
   + 灰色や、白黒以外の色も利用可能です。

o マスク用映像は、画像でも良いですし、オートメーションを付けてもOKです。
o 文字にAlphaを指定したい時は「文字をAlpha指定する」。


**** メモ
o Alphaを使うと、映像(画像)のはめ込み(= 映像の一部分に別の映像を重ね合わせる事)が出来ます。
o Alphaは、完全な透明色を実現出来る反面、マスク画像を作るのが面倒な短所もあります。透明色に関する手法の比較は「立ち絵を重ねる。透明色と、はめ込み」。
o Alphaのマスク用映像は、他の場面にも流用出来ます。マスク用映像は、「どちらの画像を表示するか」透明度情報しか持っていません。
o 前景を立ち絵のように動かす時は、前景とマスク用映像に同じ動きをさせます。
   + 「オートメーションを使って、動作を合わせる」方法が簡単です。前景に動きを付けて、「ビデオエフェクトを保存」。保存したビデオエフェクトをマスク用映像に読み込みます。最後にAlpha指定が外れていない事を再確認します。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.3 -- Alpha機能は非対応
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


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関連ページ:
    ▼ビデオコントローラー
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 文字をAlpha指定する - Music Maker 1, 2専用
    +
    映像素材を用意せずに動画を作る
まめちしきの56番)

テンプレート - Music Maker

音を加工する
映像素材を並べる
映像を加工する
o 基本操作
テンプレートの使い方
テンプレートの種類と意味

o 音声に対する特殊効果
初音ミクの声作りの参考になったテンプレート
テンプレートのビンテージエフェクトの使い方
「ビットマシン」(= BitMachine)プラグインを使うテンプレート一覧
「コーラス」(= Chorus)プラグインを使うテンプレート一覧
「ディレイ」(= Delay)プラグインを使うテンプレート一覧
「ディストーション」(= Distortion)プラグインを使うテンプレート一覧
「フィルター」(= Filter)プラグインを使うテンプレート一覧
「フランジャー」(= Flanger)プラグインを使うテンプレート一覧

o 文字
文字を使う(タイトル)
文字の色などを、部分的に変える
文字をAlpha指定する (ビデオコントローラー)

o 映像系素材
テンプレートのビジュアルを使う
テンプレートのビジュアルで映像素材を作る
映像素材を用意せずに動画を作る

o 映像に対する特殊効果
良く使う映像系テンプレート
テンプレートのビデオミックスFXで、ミックスに戻す事が出来ない時の対応手順
Music Maker 3。テンプレートの「ビデオミックスFX」-「アルファ」が機能しない時の対応手順
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o テンプレートは、良く使われそうな設定をまとめたものです。
o 特殊効果の他、動画作りにおける文字入力も、こちらです。


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関連ページ:
    ▼音を加工する
    ▼映像素材を並べる
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 音素材の一部分だけを、簡単に使う
    > ▼ビデオコントローラー
    > ▼動画の演出方法について考える
    大人しい音素材の個性を上げる
    インスペクターの使い方

立ち絵を重ねる方法。透明色と、はめ込み - Music Maker

ビデオコントローラー
Music Makerでは、画像に含まれる透明色を直接サポートしていません。
その代わりに、各バージョン毎に3つの方法を用意しています。それぞれ長所と短所がありますので、一番良い方法を選びます。
   + 画像や映像を半透明にする方法は、「画像や映像を半透明にする


**** 手順
** 方法1. 透明色付きPNGを使う方法(Music Maker 3)
o Music Maker 3では、アルファチャンネル付きのPNGをサポートしています。
o 画像や映像の使用色に関わらず、完全な透明色を実現出来ます。
o 透明色付きPNGは、画像編集ソフトで作成します。

** 方法2. 透明色を指定する方法
o 一番お手軽に透明色を実現出来ます。
o 短所は2点あります。
   + 透かしたくないものに透明色が混じっている場合、透明色の部分に穴が開きます。
   + 「Black Box」以外は、前に置いた画像を半透明にすると、背景が透明色で濁ります。

o 方法2-a. テンプレートの「ビデオミックスFX」から、ボックス系の項目を適用する方法
   + Music Maker (1), 2, 3全てでサポートしています。
   + テンプレートの「ビデオミックスFX」から、透明にしたい色のボックスを選んで、オブジェクト(= アレンジメントに置いた画像素材や映像素材)にドロップします。
   + 例えば、「ブラックボックス」は黒が透明色になります。
   + Music Maker (1), 2の場合は、ビデオコントローラーから感度調整も行う事が出来ます。(下の項目に続きます)
   + テンプレートを使って効果を取り消すと、全ての効果が消えてしまいますので注意します。(オートメーションも消えます)
   + その他の注意点は、「テンプレートのビデオミックスFXで、ミックスに戻す事が出来ない時の対応手順

o 方法2-b. ビデオコントローラーからBox系の項目を選択する方法(Music Maker (1),2専用)
   + オブジェクトを右クリックして、「ビデオコントローラ」(Music Maker (1) = 「ビデオエフェクト」)を選びます。
   + ビデオコントローラー画面が出て来ますので、下に並んでいる、「MIX FX」のBox系項目から、透明にしたい色のBoxを選びます。
   + 感度調整も行う事が出来ます。(「MIX FX」の右側にある 2つの横バー)

o 方法2-c. 透明色を自由に選択する方法
   + Music Maker (1), 2専用の機能です。
   + オブジェクトを右クリックして、「ビデオコントローラ」(Music Maker (1) = 「ビデオエフェクト」)を選びます。
   + ビデオコントローラー画面の下に並んでいる、「MODE」の「Transparent」をクリックした後、上部中央にあるプレビュー画面から、透明にしたい色を選びます。(クリックして、少しドラッグします。)
   + 感度調整も行う事が出来ます。(「MIX FX」の右側にある 2つの横バー)

** 方法3. 黒背景と白背景の画像(映像)を重ねる方法
o 方法2の応用です。特に、キャラクターの映像素材を自作していて、マスク映像を作るのが大変な時に、便利です。
o 2トラック使用します。黒背景で「Black Box」、白背景で「White Box」。
   + 画像を2つ用意する必要がありますが、透かしたくないものに穴が開く事はありません。
o 短所は、前に置いた画像を半透明にする場合。画像の背景が白く濁りますので、前景映像(もしくは画像)に手を加える必要があります。

** 方法4. Alphaを使う方法(Music Maker (1),2専用)
o Music Maker (1),2では、アルファチャンネルを、別トラックを使って指定する事が出来ます。
o 画像や映像の使用色に関わらず、完全な透明色を実現出来ます。
o 初音ミクの姿をした炎を燃やす、のような派手な演出を、比較的簡単に行う事が出来ます。
o 短所は、BlackBox等の方法に比べると、手間がかかる事です。


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関連ページ:
    ▼ビデオコントローラー
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 緑背景を透明にする。GreenBox
    Alphaの用途と使い方。アルファチャンネル - Music Maker 1, 2専用
    文字をAlpha指定する - Music Maker 1, 2専用
    +
    画像や映像を半透明にする
(2010年7月18日追加。Music Maker 3対応)

映像の重ね方を変える方法。MODE - Music Maker

ビデオコントローラー
画像や映像の重ね合わせ方は、MODEで決まります。
o MODEを設定する場所は、ビデオコントローラー画面の下部にあります。
o ビデオコントローラーの呼び出し方は、アレンジャー(= アレンジメント画面)に置いた素材を右クリックして[ビデオコントローラ](Music Maker(1) = ビデオエフェクト)

# ビデオコントローラーは、Music Maker (1), 2専用の機能です。
# Music Maker 3の場合は、テンプレートの「ビデオミックスFX」から、「スタンプ」「ミックス」を使う事が出来ます。(Transparentは非サポート)
#


**** MODEの意味
o Mix = 混色 (= 初期設定)
   + 背景(上のトラック)の色と混ぜます。片方が黒だと変わりませんので、多分、加算混合でしょう。

o Stamp = 上書き
   + 選択している画像を、そのまま表示します。画像が切れている部分は、背景を表示します。

o Transparent = 透過
   + マウスカーソルの形がスポイトになりますので、透明にしたい色の部分を「少しドラッグ」します。
   + 四角で囲った部分の色が、透明色になります。

o この他,、ありがちなTransparentパターンは、MODEの右隣に並んでいます。
   + Black Boxなど。感度の調節は、その右隣にある2つのバーで行います。


**** 使い方
o to_dk作品では、Mix と Black Boxを良く使います。表現によっては、Stampなど、他の指定も使います。
o Mixを使うと、画像を重ね合わる事で特殊効果を出す事が出来ます。
o Black Boxは、他の透明色に比べて、半透明にしても余分な色が出ません。詳しくは「立ち絵を重ねる。透明色と、はめ込み
o 透明色に出来る色が見つからない時は、「マスク画像を作ってAlpha」を使います。


==
関連ページ:
    ▼ビデオコントローラー
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 立ち絵を重ねる。透明色と、はめ込み
    緑背景を透明にする。GreenBox
    Alphaの用途と使い方。アルファチャンネル - Music Maker 1, 2専用
まめちしきの64番)
(2010年7月18日追加。Music Maker 3対応)

スクロール精度の限界を超える方法。PLAY SPEEDとストレッチ - Music Maker

ビデオコントローラー
タイムストレッチ・ピッチシフト
△MM3 ○MM2 ○MM1
Music Makerには、動画素材向けのタイムストレッチ(= 再生速度変更機能)が付いています。
動画素材を作る時にこの機能を応用すると、スクロールのカクカク感を減らし、品質を向上させる事が出来ます。


**** 手順
o 動画素材を作る時に、n倍長い時間で作成します。
   + Music Maker 3で速く再生する時は、n <= 2
   + Music Maker (1), 2で速く再生する時は、n <= 5.13
o 動画作成用のアレンジメントで n倍速く再生します。

** ビデオコントローラーの「PLAY SPEED」で調節する方法(Music Maker (1), 2専用)
o 5.13倍までの範囲で増減できます。Music Maker 3では使用出来ません。
o 操作手順は
   + Music Maker 2 = 右クリックの「ビデオコントローラ」から、左下の「PLAY SPEED」。
   + Music Maker 1 = 右クリックの「ビデオエフェクト」から、左下の「PLAY SPEED」。

** マウスモードの「ストレッチ」を使う方法
o 0.5倍から2倍までの範囲で増減できます。
o 上のメニューから、目的のアイコンをクリックします。
   + Music Maker 2以降 = 一番右にある(音符以外の)アイコンをクリックして、「ストレッチ(Alt+7)」
      + 一番右にあるアイコンが音符アイコンの時は、イージーモードから詳細モードに切り替えます。
o Music Maker (1) = 右から4番目にあるアイコン「マウスモード オブジェクトストレッチ(Alt+7)」をクリックします。
o 時間を延ばしたいオブジェクトの右端を掴んで、伸び縮みさせます。
o 終わったら、マウスモードを元に戻します。通常は、「選択したものを移動(Alt+1)」
   + Music Maker 2以降 = 一番右にあるアイコンをクリックして、出てくる選択肢の一番上にあります。
   + Music Maker (1) = 右側に並んでいるアイコンの内、一番左側の矢印だけのアイコン「マウスモード 単一オブジェクト(Alt+1)」を押します。


**** メモ
o Music Maker 3の場合、最大2倍までですので、効果はあまり目立ちません。
o この方法を使うと、必要なディスク容量も作業時間も大きくなります。カクカク感が目立つ所だけ、ピンポイントで使う事をおすすめです。
o この他に、動画素材作成時に fpsを整数倍大きくしてみると、改善する事があるかもしれません。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.3 -- 再生速度の変更範囲縮小。0.5倍から2倍まで
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4

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関連ページ:
    ▼ビデオコントローラー
    ▼タイムストレッチ・ピッチシフト(音素材の再生速度変更)
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 映像の重ね方を変える。MODE
    立ち絵を重ねる。透明色と、はめ込み
    > タイムストレッチ・ピッチシフト。2つのつまみが一緒に回る時の確認点
まめちしきの25番)
(2010年8月2日追加。マウスモードのストレッチを使う方法)
(2010年7月18日追加。Music Maker 3対応)

古代の壁画を作る方法。CONTOURと輪郭系 - Music Maker

ビデオコントローラー
△MM3 ○MM2 ○MM1
フォトレタッチ風の使い方です。


**** 手順
o 壁画に良さそうなイラストを見つけてきます。
o ビデオコントローラーの「CONTOUR」やテンプレートの「ビデオエフェクト」で、輪郭系の効果を加えます。
   + ビデオコントローラーは、Music Maker (1), 2だけで使用出来ます。
   + 5x5と3x3 のどちらか良いかは、絵柄と演出で決めます。
o 必要に応じて、他の効果を加えます。

** ビデオコントローラーを使う方法(Music Maker (1), 2専用)
o 右クリックの「ビデオコントローラ」で、左下のCONTOURの5x5や3x3をチェックします。
   + Music Maker(1)の場合は、右クリックの「ビデオエフェクト」です。
o 効果を取り消す時は、有効になっている効果を、もう一度クリックします。

** テンプレートのビデオエフェクトを使う方法
o テンプレートのビデオエフェクトから「輪郭r 5x5」や「輪郭 3x3」を適用します。
   + 5x5と3x3 のどちらか良いかは、絵柄と演出で決めます。
o 必要に応じて、他の効果を加えます。
o 効果を取り消す時は、「エフェクト無し」を選びます。
   + この時、映像に与えた他の効果も消えます。オートメーションも消えます。
   + ですから、必要な効果は、「エフェクト無し」を選んだ後に、もう一度適用します。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.3 -- 効果の部分取り消し不可
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


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関連ページ:
    ▼ビデオコントローラー
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > スクロール精度の限界を超える。PLAY SPEEDとストレッチ
    映像の重ね方を変える。MODE
    立ち絵を重ねる。透明色と、はめ込み
まめちしきの26番)
(2010年8月2日追加。テンプレートを使う方法の詳細)
(2010年7月18日追加。Music Maker 3対応)

OPTICAL FXの使い方。渦巻き、砂、モザイクなど - Music Maker 1, 2専用

ビデオコントローラー
×MM3 ○MM2 ○MM1
映像素材や画像素材に対して、渦巻きや砂、モザイクなどの特殊効果を適用する方法は、3通りあります。
o テンプレートのビデオエフェクト
o ビデオコントローラー画面(Music Maker(1) = ビデオエフェクトから)の左上「OPTICAL FX」
o オートメーションで選択する方法 (Music Maker(1) = オブジェクト曲線エフェクト等)
これらのうち、「OPTICAL FX」の操作手順は少し変わっています。

# ビデオコントローラーは、Music Maker (1), 2専用の機能です。
# Music Maker 3の場合は、テンプレートの「ビデオエフェクト」から必要な機能を選びます。
# 効果の強さ調整が必要な時は、他のツールで加工します。
#


**** 手順
o 1. (球体の縦や横に並んでいる)効果を選択します。
   + 縦に並んでいる3つの効果から1つ、横に並んでいる3つの効果から1つ選択出来ます。
   + 選択する時はクリックします。選択を止める時は、もう一度クリック。
   + 並んでいる3つの効果から2つ以上選択したい時は、オートメーションを使います。例えば、レンズと砂を一緒に使いたい時。

o 2. SENSOR(球体の所)で、効果の度合いを調節します。
   + 縦に並んでいる効果を選んだ時は、十字の目印を横に動かします。
   + 横に並んでいる効果を選んだ時は、縦に動かします。
   + 十字の目印は、球の外まで引っ張る事も出来ます。
   + 目印を初期位置(中央)に戻したい時は、目印付近をダブルクリックします。
   + 目印を動かしても、変化がほとんど分からないものもあります。

o 3. 効果は、その場で確認出来ます。(右隣でプレビュー。)
   + 気に入ったら画面右下のOKボタンを押します。

o 4. 効果の度合いを時間変化させたい時は、オートメーションを使います。


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関連ページ:
    ▼ビデオコントローラー
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 古代の壁画を作る。CONTOURと輪郭系
    スクロール精度の限界を超える。PLAY SPEEDとストレッチ
    映像の重ね方を変える。MODE
まめちしきの63番)
(2010年7月18日追加。Music Maker 3対応)

ビデオコントローラー - Music Maker 1, 2専用

映像素材を並べる
映像を加工する
o 映像エフェクト
映像の表示位置を調節する
OPTICAL FXの使い方。渦巻き、砂、モザイクなど - Music Maker 1, 2専用
古代の壁画を作る。CONTOURと輪郭系

o タイムストレッチ
スクロール精度の限界を超える。PLAY SPEEDとストレッチ

o 重ね合わせと透明色
映像の重ね方を変える。MODE
立ち絵を重ねる。透明色と、はめ込み
緑背景を透明にする。GreenBox
Alphaの用途と使い方。アルファチャンネル - Music Maker 1, 2専用
文字をAlpha指定する - Music Maker 1, 2専用
----
o ビデオコントローラーは、映像に対するエフェクトです。
o エフェクトの効果を時間変化させたい時は、オートメーションを使います。


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関連ページ:
    ▼映像素材を並べる
    ▼映像を加工する
    ▼Music Makerで動画を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼映像を加工する
    > ▼オートメーション

エクスポートの最初で失敗する場合の確認点 - Music Maker

エクスポート
書き出し(エクスポート)の最初で失敗して、メッセージが表示される場合についてです。

原因はおそらく、書き出すファイルが使用中の状態だからです。
o 良くありがちなのは、エクスポートを2回連続して行おうとした時です。
o エクスポート終了時の再生画面が、Music Maker画面の後ろに隠れていたりします。

使用中のアプリケーション(Windows Media Playerなど)を閉じてから、もう一度同じ操作を行います。


**** 表示されるメッセージの例
** 音楽ファイル出力時
o 「ファイル xxxx.WAVを開く事が出来ません。」
o (= Music Maker(1)の場合は、ドイツ語のメッセージです。)

** ビデオ出力時
o 「外部ビデオコーディックでのエクスポート中にエラーが発生しました。エクスポート設定(解像度、フレームレート等)を確認し、必要であれば調整してください。問題が解決できない場合は、デフォルト設定に戻すと解決する場合があります。」


**** メモ
o 初めてメッセージを見た時、不安になります。でも、落ち着いて状況を確認します。


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関連ページ:
    ▼エクスポート
    ▼曲に仕上げる
    ▼動画を仕上げる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼他の作曲ツールと連携する
不具合情報交換の17番)

HDサイズの動画を作る方法 - Music Maker

エクスポート
Music Makerは、HDサイズ(= 横長テレビ向け)でも出力出来ます。
但し、プレビュー画面が対応していませんので、コツが必要です。

**** 出力出来る形式
o フルHD(1920 x 1080ピクセル)での出力を、確認しました。
   + 動画サイトで流行しているHD動画サイズは 1280 x 720ピクセルです。
o フレームレートは 30fpsまで。
   + HD規格の内、50fps以上には対応していません。
   + でも、動画サイトに投稿する分には問題が無いみたいです。

**** 手順
o 下のメモに注意しながら動画を作ります。
o ファイル書き出し(= エクスポート)機能の場所。
   + Music Maker 2: メニューから[ファイル]-[書き出し]。
   + Music Maker(1): メニューから[アレンジメントをエクスポート]。
   + ファイル形式に迷った時は「ビデオをAVIに」(Music Maker(1) = 「ビデオ AVI」)。

o エクスポートのオプション指定
   + ビット数(Music Maker(1) = 解像度)を指定します。
   + プリセットに無い時は、右の「...」を押して手入力します。

   + アスペクト比(Music Maker(1) = 比率)が16:9 に変わっている事を確認します。横16 : 縦9。
   + Music Maker(1)は連動しませんので、自分で設定します。

   + フレームレート
   + to_dkで使っているのは 29.97fpsです。複数サイトに投稿する時、これが一番トラブルが少なかったです。
   + 但し、Dailymotionに投稿する時は、 25fpsにしています。

o そして「OK」。時間がかかりますので、気長に待ちます。


**** メモ
** 画像素材や映像素材について
o プレビュー画面と出力結果を合わせたい時は、画像素材や映像素材の縦横比を「横16 : 縦9、もしくは、更に横長」にします。
   + 理由は、普通に置くと、プレビュー画面の見栄えが出力結果と合わないからです。
   + Music Makerは、画面に収まるよう縮小してくれるのですが、プレビュー画面ではアスペクト比 4:3に収まるように縮小します。
o そのまま配置したい時は、要所で「画像のエクスポート」を行って確認して、見栄えを補正します。

** 文字を入れる時
o 出力位置がずれます。
o 要所で「画像のエクスポート」を行って確認して、見栄えを補正します。
o プレビュー画面で2行になっても、HDで収まる場合があります。

** テンプレートの「ビジュアル」を使う時
o HDのアスペクト比 16:9には対応していません。
o 要所で「画像のエクスポート」を行って確認して、拡大など見栄え補正します。


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関連ページ:
    ▼エクスポート
    ▼動画を仕上げる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 高画質で動画投稿する
    H.264で動画投稿する
    制作中のH.264動画を確認する

画像ファイルとして書き出す方法(エクスポート) - Music Maker

エクスポート
o Music Makerは、画像ファイルとして書き出す事も出来ます。
   + 動画の宣伝用画像素材を作る時や、写真やイラストの加工ツールとしても便利です。

**** 手順
o 動画編集の要領で演出(=加工)します。
o 気に入った演出箇所に縦の赤線を合わせて、エクスポートします。
   + Music Maker 2 = 上のメニューから[ファイル]-[書き出し]。
   + Music Maker(1) = 上のメニューから[ファイル]-[アレンジメントをエクスポート]。
   + 出てくる選択肢の下の方で、画像形式(BMPとJPEG)が選択可能です。


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関連ページ:
    ▼エクスポート
    ▼動画を仕上げる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > スクリーンショット機能の使い方
    エクスポートの最初で失敗する場合の確認点
まめちしきの50番)

動画ファイルに書き出す方法(エクスポート) - Music Maker

エクスポート
Music Makerで音楽ビデオなどを作る時の、手順です。

**** 手順
o 必要があれば、書き出す範囲を指定します(アレンジャーの上にある黄色い太線)。

o エクスポートします。
   + Music Maker 2 / 3 = 上のメニューから[ファイル]-[書き出し]。
   + Music Maker (1) = 上のメニューから[ファイル]-[アレンジメントをエクスポート]。
   + 種類で迷った時には、AVIファイル。他の形式に変換する時、対応しているプログラムが多いです。
   + 上手く再生出来なくて、他のプログラムをインストールしたくない時は、Windows Media Videoを選択します。

o 小さな画面が出てきますので、必要に応じて指定します。
   + ビット数(= 画面サイズ)(Music Maker (1) = 解像度)。
   + 横、縦のピクセル数を指定します。選択肢に無い時は、右横の「...」。
   + 良くある指定は
   + 1920 x1080 (フルHD。YouTubeが対応)
   + 1280 x 720 (流行中のHD形式)
   + 640 x 480 (zoomeでファイルサイズを小さめにする時)
   + 512 x 368 (ニコニコ動画。一般会員の場合)
   + 高画質で投稿したい時は、もっと大きい画面サイズで書き出して、後で、MediaCoderなどの変換ツールを使って、画面サイズを縮小します。

o フレームレート
   + 1秒間当たりの表示枚数です。29.97 fpsがおすすめです。
   +(テレビの規格ですので問題が起こり難いです。欧州のテレビは 25fps)。
   + Music Maker (1)で 29.97 fpsを使う場合、最新アップデータが必要です。

o アスペクト比(Music Maker (1) = 比率)
   + Music Maker 3 と (1)の場合は、自分で合わせます。
   + Music Maker 2 は、ビット数を変更すると自動変更してくれます。
   + 通常は 4:3。HDサイズ(= 映画のような横長)で出力する時は 16:9。

o 下にあるオプション「スタート・エンドマーカー間のみをエクスポート」
   + 出力範囲を指定していない時は、チェックを外します。
o 下にあるオプション「エクスポート後に自動でPCをシャットダウン」
   + このオプションを付ける時は、他の画面はなるべく閉じます。
   + シャットダウン時に他の画面が開いている場合、「保存しますか」などと質問してくる事があります。


**** メモ
o 設定に拘りたい時は、エクスポート画面右側にある「詳細設定」ボタン。
   + コーディックを指定できます。

o HDサイズの動画を作りたい時は、「HDサイズの動画を作る」。
o H.264形式に変換したい時は、動画ファイルに書き出した後、MediaCoderなど外部ツールを使います。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.3 (UP1)
o Music Maker 2 Producer Edition   15.0.2.2
o Music Maker (1) Producer Edition   13.0.3.4


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関連ページ:
    ▼エクスポート
    ▼動画を仕上げる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > HDサイズの動画を作る
    高画質で動画投稿する
    H.264で動画投稿する

音楽ファイルに書き出す方法(エクスポート) - Music Maker

エクスポート
音楽ファイルに出力すると、Music Makerが無い場所でも聴く事が出来ます。

o 人気があるファイル形式は
   + 自作動画や商品の素材として使う場合は、WAVEファイル(.WAV)
   + 配布する場合、MP3ファイル


**** 手順
o Music Maker 2 / 3 = メニューから[ファイル]-[書き出し]。
o Music Maker (1) = メニューから[ファイル]-[アレンジメントをエクスポート]。

o 自作動画や商品の素材として使う時は、[オーディオをwave/ADPCMに]。
   + 高品位。その分、ファイルサイズが大きいです。
   + 出力ファイルの拡張子は「.WAV」。
   + 何処でも聴く事が出来るのは「44100 Hz」。
   + 高品質で配布したい時は「48000 Hz」。
      + アレンジメントを 48000 Hzに設定した状態でないと、意味が無いかもしれません。

o 配布用には、MP3。[オーディオをMP3に]を選択します。
   + MP3は、音質をなるべく高く保ちつつ、ファイルサイズを小さくしてくれます。
   + MP3のビットレート。人気があるのは、192kBit/sです。
   + その他、オーディオサンプルレートの話題は、下のメモからどうぞ。

o 一部分しか出力されなかった時は、「スタート・エンドマーカー間のみエクスポート」チェックを外します。

o マニュアルの説明場所は
   + Music Maker 3 = 2-7章81ページから
   + Music Maker 2 = 第10章74ページ
   + Music Maker (1) = 第8章46ページ
o その他、マニュアルには、音楽CDの作り方も載っています。説明場所は
   + Music Maker 3 = 2-8章92ページから
   + Music Maker 2 = 第11章86ページから
   + Music Maker (1) = 第9章56ページから


**** メモ
o MP3でコンテスト等に投稿する場合、オーディオサンプルレートにもご注意下さい。
   + 応募条件で、MP3のオーディオサンプルレート 44100 Hz (= 44.1kHz)を指定される事がありました。
   + 対応手順は「MP3 への書き出しで、特定のオーディオサンプルレートで出力する
   + 確認手順は「MP3 ファイルのオーディオサンプルレートを確認する


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.3 (UP1)
o Music Maker 2 Producer Edition   15.0.2.2
o Music Maker (1) Producer Edition   13.0.3.4


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関連ページ:
    ▼エクスポート
    ▼曲に仕上げる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > MP3 への書き出しで、特定のオーディオサンプルレートで出力する
    MP3ファイルのオーディオサンプルレートを確認する
    エクスポート時、ノーマライズオプションが音に与える影響について

MP3ファイルのオーディオサンプルレートを確認する方法 - Music Maker

エクスポート
コンテストなどに参加する時、MP3投稿時のオーディオサンプルレートを指定される事があります。
そして、オーディオサンプルレートの確認は、エクスプローラーを使う方法が簡単です。
o 小数点以下も確認したい時は、QuickTime Playerなどのツールを使います。


**** 手順
o エクスプローラーで確認する方法(= Windows XPの場合)
   + エクスプローラーで、MP3ファイルを右クリックして「プロパティ」。
   + 「概要」タブを開くと、下の方に載っています。
   + 表示されない時は、入力欄の下にある「詳細設定」ボタンを押します。
   + Windows XPの場合、小数点以下は省略されていました。

o QuickTime Playerで確認する方法(= バージョン 7.6.5の場合)
   + 調査したいMP3ファイルを、 QuickTime Playerで開きます。
   + メニューから「ウインドウ」-「ムービーインスペクタを表示」。
   + オーディオサンプルレートの確認 = 「フォーマット」項目の一番最後にある値です。
   + ビットレートの確認 = 「データレート」項目の値です。


**** 確認したバージョン
o Windows XP
o QuickTime Player   7.6.5


==
関連ページ:
    ▼エクスポート
    ▼曲に仕上げる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > エクスポート時、ノーマライズオプションが音に与える影響について
    動画ファイルに書き出す
    HDサイズの動画を作る
まめちしきの96番)
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)

MP3 への書き出しで、特定のオーディオサンプルレートで出力する方法 - Music Maker

エクスポート
MP3書き出し時のオーディオサンプルレートは、次の2つで決まります。
o アレンジメント設定の「オーディオサンプルレート」。
o MP3書き出し時に指定する「ビットレート」。


**** 手順
o オーディオサンプルレート 48kHzで書き出す方法
   + アレンジメント設定の「オーディオサンプルレート」を 48000Hz。
   + MP3書き出し時に「ビットレート」を 320kBit/s。

o オーディオサンプルレート 44.1kHzで書き出す方法
   + アレンジメント設定の「オーディオサンプルレート」を 44100Hz以上。
   + MP3書き出し時に「ビットレート」を 112kBit/s以上。かつ、48kHzの条件に合わない事。

o (注意点)
   + 「オーディオサンプルレート」は、音素材を置く前に変更しておきます。
   + 音素材を置いた後に変更すると、音がずれる事があります。

o MP3の直接作成に拘らない場合は、「waveファイルなどで書き出して、他のツールでMP3ファイルに変換する」方法もあります。

o アレンジメント設定の場所は
   + Music Maker 2 = 上のメニューから [ファイル]-[設定]-[アレンジメント設定]。
   + Music Maker(1) = メニューから [ファイル]-[アレンジのプロパティ]。


**** MP3で直接出力できるオーディオサンプルレートと、出力条件
o 48kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 320kBit/s。
   + かつ「アレンジメント設定のオーディオサンプルレート」が 48000Hz。

o 44.1kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 112kBit/s 以上。
   + かつ48kHzの条件に合わない場合。

   + もちろん、「アレンジメント設定のオーディオサンプルレート」 = 44100Hz以上。

   + (オーディオサンプルレートの初期設定は、44100Hzです。)
   + CDと同じですので、再生時のトラブルが一番少ないです。

o 32kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 96kBit/s。
   + 以下、確認した「アレンジメント設定のオーディオサンプルレート」は、44100Hzと48000Hz。32000Hzなど低い値を指定した時は未検証です。

o 24kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 64kBit/s から 80kBit/s。

o 22.05kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 44kBit/s から 56kBit/s。

o 16kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 32kBit/s から 40kBit/s。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 2 Producer Edition   15.0.2.2
o Music Maker (1) Producer Edition   13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼エクスポート
    ▼曲に仕上げる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > MP3ファイルのオーディオサンプルレートを確認する
    エクスポート時、ノーマライズオプションが音に与える影響について
    動画ファイルに書き出す
まめちしきの99番)

速度比較。文字列の組み立て - AWK

文字列を組み立てる方法
o 単純に文字列を並べた時、2つの方法の実行速度を調べてみました。
   + そのまま並べる方法
   + sprintfを使う方法

結果:
o どちらも、10万回で4秒程度でした。
o 但し、Gawk on Windows (3.1.7)上で sprintfを使うと、10万回で40秒前後まで遅くなりました。
   + mawk MBCS (32bit版) (1.3.3) の場合は、逆に、sprintfの方が数%程度速くなりました。
o どちらも、ウィルスチェックソフトなど、色々起動している中で測定しました。ですから、数字は特定環境下での目安です。


**** 実行方法
o 確認したAWKプログラムは
   + Gawk on Windows (3.1.7)
   + mawk MBCS (32bit版) (1.3.3)
o 確認したOSは、Windows XP

o 実行コマンドは
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gawk.exe -f awkファイル名 > out_a_gawk.txt
mawk32.exe -f awkファイル名 > out_a_mawk.txt
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o gettime.cpp -- systimeよりも高精度で測定する為の補助プログラム gettime.exeのソースコード
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#include <windows.h>
#include <stdio.h>

int main(int argc, char* argv[]) {
  fprintf(stdout, "%u\n", GetTickCount());
  return 0;
}
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   + このプログラムはミリ秒を返しますが、実際の精度は 10ミリ秒(= 0.01秒)程度か、それ以下です。これに、パイプ実行分の誤差が加わります。
   + 0.1秒程度の精度があれば十分ですので、Windows APIの中から動作が軽いものを選びました。
   + 今回は文字列渡しですが、system関数経由の整数渡しにすると、もっと動作が速くなるかもしれません。


**** test1 = sprintf から先に実行した場合
o gettime は時間を取得するプログラムです。
    + 実行時の負荷が少ない、GetTickCount関数を使用して います。実行環境での精度は30ミリ秒程度です。

o 実行したAWKプログラム
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function f_out(v_title_str, v_start, v_end, v_time) {
 v_time = 0 + v_end - v_start;
 print v_title_str " : " v_time " (msec)";
}

function f_test1(v_title) {
 v_timer_cmd | getline v_start; close(v_timer_cmd);
 for (i = 0; i < 1000000; ++i) {
  v = sprintf("テストは%sと%sと%sと%sと%dです。", v1, v2, v3, v4, v5);
  v = sprintf("数字は%dです。", v0);
 }
 v_timer_cmd | getline v_end; close(v_timer_cmd);
 f_out(v_title, v_start, v_end);
}

function f_test2(v_title) {
 v_timer_cmd | getline v_start; close(v_timer_cmd);
 for (i = 0; i < 1000000; ++i) {
  v = "テストは" v1 "と" v2 "と" v3 "と" v4 "と" v5 "です。";
  v = "数字は" v0 "です。";
 }
 v_timer_cmd | getline v_end; close(v_timer_cmd);
 f_out(v_title, v_start, v_end);
}

BEGIN {
 v1 = "abcdefg";
 v2 = "hijklmn";
 v3 = "opqrstu";
 v4 = "vwxyz";
 v5 = 1234567890;
 v0 = 0;
 v_timer_cmd = "gettime";

 f_test1("# 1. sprintfを使った場合。1回目");
 f_test2("# 2. 変数を並べた場合。1回目");
 f_test1("# 3. sprintfを使った場合。2回目");
 f_test2("# 4. 変数を並べた場合。2回目");
 f_test1("# 5. sprintfを使った場合。3回目");
 f_test2("# 6. 変数を並べた場合。3回目");
 exit;
}
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o Gawk on Windows (3.1.7)
# 1. sprintfを使った場合。1回目 : 39266 (msec)
# 2. 変数を並べた場合。1回目   :  4125 (msec)
# 3. sprintfを使った場合。2回目 : 39296 (msec)
# 4. 変数を並べた場合。2回目   :  4265 (msec)
# 5. sprintfを使った場合。3回目 : 41844 (msec)
# 6. 変数を並べた場合。3回目   :  4312 (msec)

o mawk MBCS (32bit版) (1.3.3)
# 1. sprintfを使った場合。1回目 : 4266 (msec)
# 2. 変数を並べた場合。1回目   : 4312 (msec)
# 3. sprintfを使った場合。2回目 : 4235 (msec)
# 4. 変数を並べた場合。2回目   : 4375 (msec)
# 5. sprintfを使った場合。3回目 : 4187 (msec)
# 6. 変数を並べた場合。3回目   : 4375 (msec)


**** test2 = 変数を並べる書き方から先に実行した場合
o 実行したAWKプログラム
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function f_out(v_title_str, v_start, v_end, v_time) {
 v_time = 0 + v_end - v_start;
 print v_title_str " : " v_time " (msec)";
}

function f_test1(v_title) {
 v_timer_cmd | getline v_start; close(v_timer_cmd);
 for (i = 0; i < 1000000; ++i) {
  v = sprintf("テストは%sと%sと%sと%sと%dです。", v1, v2, v3, v4, v5);
  v = sprintf("数字は%dです。", v0);
 }
 v_timer_cmd | getline v_end; close(v_timer_cmd);
 f_out(v_title, v_start, v_end);
}

function f_test2(v_title) {
 v_timer_cmd | getline v_start; close(v_timer_cmd);
 for (i = 0; i < 1000000; ++i) {
  v = "テストは" v1 "と" v2 "と" v3 "と" v4 "と" v5 "です。";
  v = "数字は" v0 "です。";
 }
 v_timer_cmd | getline v_end; close(v_timer_cmd);
 f_out(v_title, v_start, v_end);
}

BEGIN {
 v1 = "abcdefg";
 v2 = "hijklmn";
 v3 = "opqrstu";
 v4 = "vwxyz";
 v5 = 1234567890;
 v0 = 0;
 v_timer_cmd = "gettime";

 f_test2("# 1. 変数を並べた場合。1回目");
 f_test1("# 2. sprintfを使った場合。1回目");
 f_test2("# 3. 変数を並べた場合。2回目");
 f_test1("# 4. sprintfを使った場合。2回目");
 f_test2("# 5. 変数を並べた場合。3回目");
 f_test1("# 6. sprintfを使った場合。3回目");
 exit;
}
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o Gawk on Windows (3.1.7)
# 1. 変数を並べた場合。1回目   :  4375 (msec)
# 2. sprintfを使った場合。1回目 : 39922 (msec)
# 3. 変数を並べた場合。2回目   :  4062 (msec)
# 4. sprintfを使った場合。2回目 : 39719 (msec)
# 5. 変数を並べた場合。3回目   :  4188 (msec)
# 6. sprintfを使った場合。3回目 : 39562 (msec)

o mawk MBCS (32bit版) (1.3.3)
# 1. 変数を並べた場合。1回目   : 4422 (msec)
# 2. sprintfを使った場合。1回目 : 4187 (msec)
# 3. 変数を並べた場合。2回目   : 4422 (msec)
# 4. sprintfを使った場合。2回目 : 4188 (msec)
# 5. 変数を並べた場合。3回目   : 4437 (msec)
# 6. sprintfを使った場合。3回目 : 4187 (msec)


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関連ページ:
    文字列を組み立てる方法
    ▼AWKの文字列操作関数と関連機能▼ABC順
    ▼AWKプログラムを書く▼ABC順
    ▼AWK
    ▼制作メモ
    > 文字列から文字を1つずつ取り出す
    文字列中で使用出来る特殊文字
    > プログラムの基本パターン
    ローカル変数を使う
(2010年9月11日追加。mawk32に対する詳細評価)
(2010年8月17日追加。補助プログラム gettimeのソースコード)