2010年4月29日木曜日

MP3 への書き出しで、特定のオーディオサンプルレートで出力する方法 - Music Maker

エクスポート
MP3書き出し時のオーディオサンプルレートは、次の2つで決まります。
o アレンジメント設定の「オーディオサンプルレート」。
o MP3書き出し時に指定する「ビットレート」。


**** 手順
o オーディオサンプルレート 48kHzで書き出す方法
   + アレンジメント設定の「オーディオサンプルレート」を 48000Hz。
   + MP3書き出し時に「ビットレート」を 320kBit/s。

o オーディオサンプルレート 44.1kHzで書き出す方法
   + アレンジメント設定の「オーディオサンプルレート」を 44100Hz以上。
   + MP3書き出し時に「ビットレート」を 112kBit/s以上。かつ、48kHzの条件に合わない事。

o (注意点)
   + 「オーディオサンプルレート」は、音素材を置く前に変更しておきます。
   + 音素材を置いた後に変更すると、音がずれる事があります。

o MP3の直接作成に拘らない場合は、「waveファイルなどで書き出して、他のツールでMP3ファイルに変換する」方法もあります。

o アレンジメント設定の場所は
   + Music Maker 2 = 上のメニューから [ファイル]-[設定]-[アレンジメント設定]。
   + Music Maker(1) = メニューから [ファイル]-[アレンジのプロパティ]。


**** MP3で直接出力できるオーディオサンプルレートと、出力条件
o 48kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 320kBit/s。
   + かつ「アレンジメント設定のオーディオサンプルレート」が 48000Hz。

o 44.1kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 112kBit/s 以上。
   + かつ48kHzの条件に合わない場合。

   + もちろん、「アレンジメント設定のオーディオサンプルレート」 = 44100Hz以上。

   + (オーディオサンプルレートの初期設定は、44100Hzです。)
   + CDと同じですので、再生時のトラブルが一番少ないです。

o 32kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 96kBit/s。
   + 以下、確認した「アレンジメント設定のオーディオサンプルレート」は、44100Hzと48000Hz。32000Hzなど低い値を指定した時は未検証です。

o 24kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 64kBit/s から 80kBit/s。

o 22.05kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 44kBit/s から 56kBit/s。

o 16kHz
   + MP3書き出し時のビットレート = 32kBit/s から 40kBit/s。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 2 Producer Edition   15.0.2.2
o Music Maker (1) Producer Edition   13.0.3.4


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関連ページ:
    ▼エクスポート
    ▼曲に仕上げる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > MP3ファイルのオーディオサンプルレートを確認する
    エクスポート時、ノーマライズオプションが音に与える影響について
    動画ファイルに書き出す
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