Alphaの用途と使い方。アルファチャンネル - Music Maker 1, 2専用
o ご参考動画。Alphaの使用例(to_dk。Music Maker 2で作成)
×MM3 ○MM2 ○MM1
ビデオコントローラーには、映像(画像)素材の表示モードに、Alphaという項目があります。o Alphaは、アルファ合成(のマスク映像)の事です。
o 映像素材の透明度を、部分的に変化させる事が出来ますので、映像(画像)のはめ込み合成など、映像演出の幅が広がります。
# Alphaは、Music Maker (1), 2専用の機能です。
# Music Maker 3では、この機能をサポートしていません。
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**** 手順
o Alphaは、ビデオコントローラー画面の下の方にあります。Black Box / Green Box などが並んでいる所です。
o 3トラック使用します。
+ 上のトラックに背景。
+ 下のトラックに前景。(通常はStampを指定します。)
+ 中のトラックにマスク用映像。(Alphaを指定します。画像でもOKです。)
o マスク用映像は、表示するトラックを色で指定します。
+ 黒が上(背景100%)で、白が下(前景100%)です。
+ 灰色や、白黒以外の色も利用可能です。
o マスク用映像は、画像でも良いですし、オートメーションを付けてもOKです。
o 文字にAlphaを指定したい時は「文字をAlpha指定する」。
**** メモ
o Alphaを使うと、映像(画像)のはめ込み(= 映像の一部分に別の映像を重ね合わせる事)が出来ます。
o Alphaは、完全な透明色を実現出来る反面、マスク画像を作るのが面倒な短所もあります。透明色に関する手法の比較は「立ち絵を重ねる。透明色と、はめ込み」。
o Alphaのマスク用映像は、他の場面にも流用出来ます。マスク用映像は、「どちらの画像を表示するか」透明度情報しか持っていません。
o 前景を立ち絵のように動かす時は、前景とマスク用映像に同じ動きをさせます。
+ 「オートメーションを使って、動作を合わせる」方法が簡単です。前景に動きを付けて、「ビデオエフェクトを保存」。保存したビデオエフェクトをマスク用映像に読み込みます。最後にAlpha指定が外れていない事を再確認します。
**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 16.9.0.3 -- Alpha機能は非対応
o Music Maker 2 15.0.2.2
o Music Maker (1) 13.0.3.4
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関連ページ:
▼ビデオコントローラー
▼映像を加工する
▼Music Maker
▼制作メモ
> 文字をAlpha指定する - Music Maker 1, 2専用
+
映像素材を用意せずに動画を作る
(まめちしきの56番)