スクロール精度の限界を超える方法。PLAY SPEEDとストレッチ - Music Maker
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Music Makerには、動画素材向けのタイムストレッチ(= 再生速度変更機能)が付いています。動画素材を作る時にこの機能を応用すると、スクロールのカクカク感を減らし、品質を向上させる事が出来ます。
**** 手順
o 動画素材を作る時に、n倍長い時間で作成します。
+ Music Maker 3で速く再生する時は、n <= 2
+ Music Maker (1), 2で速く再生する時は、n <= 5.13
o 動画作成用のアレンジメントで n倍速く再生します。
** ビデオコントローラーの「PLAY SPEED」で調節する方法(Music Maker (1), 2専用)
o 5.13倍までの範囲で増減できます。Music Maker 3では使用出来ません。
o 操作手順は
+ Music Maker 2 = 右クリックの「ビデオコントローラ」から、左下の「PLAY SPEED」。
+ Music Maker 1 = 右クリックの「ビデオエフェクト」から、左下の「PLAY SPEED」。
** マウスモードの「ストレッチ」を使う方法
o 0.5倍から2倍までの範囲で増減できます。
o 上のメニューから、目的のアイコンをクリックします。
+ Music Maker 2以降 = 一番右にある(音符以外の)アイコンをクリックして、「ストレッチ(Alt+7)」
+ 一番右にあるアイコンが音符アイコンの時は、イージーモードから詳細モードに切り替えます。
o Music Maker (1) = 右から4番目にあるアイコン「マウスモード オブジェクトストレッチ(Alt+7)」をクリックします。
o 時間を延ばしたいオブジェクトの右端を掴んで、伸び縮みさせます。
o 終わったら、マウスモードを元に戻します。通常は、「選択したものを移動(Alt+1)」
+ Music Maker 2以降 = 一番右にあるアイコンをクリックして、出てくる選択肢の一番上にあります。
+ Music Maker (1) = 右側に並んでいるアイコンの内、一番左側の矢印だけのアイコン「マウスモード 単一オブジェクト(Alt+1)」を押します。
**** メモ
o Music Maker 3の場合、最大2倍までですので、効果はあまり目立ちません。
o この方法を使うと、必要なディスク容量も作業時間も大きくなります。カクカク感が目立つ所だけ、ピンポイントで使う事をおすすめです。
o この他に、動画素材作成時に fpsを整数倍大きくしてみると、改善する事があるかもしれません。
**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 16.9.0.3 -- 再生速度の変更範囲縮小。0.5倍から2倍まで
o Music Maker 2 15.0.2.2
o Music Maker (1) 13.0.3.4
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関連ページ:
▼ビデオコントローラー
▼タイムストレッチ・ピッチシフト(音素材の再生速度変更)
▼映像を加工する
▼Music Maker
▼制作メモ
> 映像の重ね方を変える。MODE
立ち絵を重ねる。透明色と、はめ込み
> タイムストレッチ・ピッチシフト。2つのつまみが一緒に回る時の確認点
(まめちしきの25番)
(2010年8月2日追加。マウスモードのストレッチを使う方法)
(2010年7月18日追加。Music Maker 3対応)