2012年7月11日水曜日

プラグイン作成手順で戸惑いやすいポイント - SynthMaker

プラグイン作成の手引き
プラグイン作成に挑戦して、何をしたら良いのか困ってしまった時の、ご参考用です。


**** おおまかな手順 (= 好きな所から始めます。)
o 作る対象(エフェクトと音源)によって、作り方が異なります。

** エフェクトプラグインの作り方
o 最初に回路図の作り方の基本を覚えます。
    + 「エフェクトプラグイン回路図の基本形
    + 「解説動画。エフェクトプラグインの作り方(FL STUDIO版)

o 次に、自分でも並べてみたり、サンプルを改造したりして、楽しみます。
    + 拡張部品とサンプルの入手手順は、
        + 「SynthMaker の Analog Modelling Kit を入手する
        + 「FL STUDIO版SynthMakerプラグインで、サンプル回路図を入手する(FL STUDIO版専用)
        + この他に、SynthMaker公式ホームページのフォーラムやWikiから辿る事が出来ます。
    + SynthMakerの操作手順は、
        + 「▼ツールボックスの操作。部品グループと部品の登録
        + 「▼回路図の操作
    + 部品の場所は、「▼主な部品

o ある程度操作に慣れてきましたら、YouTubeに投稿されているSynthMakerの解説動画を見て、新しい部品の使い方を覚える事をおすすめします。
    + 標準部品以外の部品を使っている動画も多いです。
    + そのような時は、表示されている部品名でGoogle検索してみると、見つかる事があります。

o フォーラムなどで情報収集したくなりましたら、「▼SynthMakerのサポートを受ける


** 音源の作り方
o 基本的には、エフェクトと同じです。
o 但し、使う部品が異なりますので、サンプルやYoutubeで勉強します。


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関連ページ:
    ▼プラグイン作成の手引き
    ▼SynthMaker
    ▼制作メモ
    > エフェクトプラグイン回路図の基本形
    解説動画。エフェクトプラグインの作り方(FL STUDIO版)
    作成したエフェクトプラグインを簡単にオートメーション対応させる方法(FL STUDIO版専用)

SynthMaker製品版の起動を高速化する方法 - SynthMaker

SynthMakerのサポートを受ける
○SM2 ×FL10
以下の手順を行う事で、SynthMaker製品版の起動を、多少高速化する事が出来ます。

o 特に、ネットワークが不安定な時に、英語のエラーメッセージが出なくなる利点があります。

(高速化手法が他にも見つかりましたら、このページを随時更新します)


**** 手順
** 起動時の最新版更新チェックを外す方法
o SynthMaker画面の上部にあるメニューから、「Options」-「Application」
o 下の方にある「Check for updates on startup」のチェックを外して、「OK」ボタンを押します。

** 起動時に登場するサンプル回路図を外す方法
o SynthMaker画面の上部にあるメニューから、「Options」-「Application」
o 上の方にある「Startup Options」で、好みのものにチェックを変更して、「OK」ボタンを押します。
    + Example schematic = 初期値です。サンプル回路図
    + Most resent schematic = 最後に開いた回路図(= 便利です)
    + Empty schematic = 空の回路図(= 最速です)


**** メモ
o 最新版の自動チェックを外した時は、最新版を手動で確認します。
    + SynthMaker画面の上部にあるメニューから、「Help」-「Check for Updates...」


**** 確認したバージョン
o SynthMaker 2.0.5 Professonal Edition


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関連ページ:
    ▼SynthMakerのサポートを受ける
    ▼SynthMaker
    ▼制作メモ
    > 検索窓使用時にエラーメッセージ「encountered an improper argument」が出た時の暫定対応手順
    FL STUDIOのSynthMakerプラグインで作成した回路図を、SynthMaker製品版に移行する
    ご参考。SynthMaker 各製品の機能比較

検索窓使用時にエラーメッセージ「encountered an improper argument」が出た時の暫定対応手順 - SynthMaker

SynthMakerのサポートを受ける
○SM2 ○FL10
SynthMaker の検索窓入力でエラーメッセージ「encountered an improper argument」が発生する場合は、Windows の言語設定を変更する事で、現象を回避する事が出来ます。

o なお、以下の手順は、他のプログラムに影響が出るかもしれません.
    + 特に、バッチファイルやコマンドプロンプト画面を使用している場合は危険です。
    + この手順を使用すると、Windowsコマンドが正しく動作しない事がありました。
o ですので、問題発生時の障害対応に自信がある方だけ、自己責任でお試しください。


**** 現象
o SynthMaker検索窓に文字を入力した時に、次の内容のエラーメッセージが出ました。
    + 「encountered an improper argument」
o OS は、 Windows XP Service Pack 3 (32bit) + Windows Update 2012年7月版
o SynthMakerのバージョンは
    + SynthMaker 2.0.5 Professonal Edition
    + FL STUDIO 10 Producer Edition 付属の SynthMaker プラグイン


**** 原因
o Visual C++ 2010のランタイムコンポーネントが原因みたいです。
o 日本語環境で発生しますが、(米国の)英語環境では発生しません。


**** 暫定対応手順
o 当面は、次の手順で回避出来ます。
o もし、日本語を扱うプログラムで不具合が見つかりましたら、「日本語」設定に戻します。

** Windows 7の場合(= 推定です)
o スタートボタンを押して、「コントロールパネル」-「時計、言語、および地域」-「地域と言語」
o 「地域と言語」画面が出てきますので、上にある「管理」タブをクリックします。
o 「Unicode対応でないプログラムの言語」欄の、「システムロケールの変更」ボタンを押します。
o 後は、Windows XPと同じ要領で、言語「英語(米国)」を選択し、「OK」ボタンを押して、「今すぐ再起動」します。

** Windows Vistaの場合(= 推定です)
o Window 7の手順と同様です。
o 途中、質問が追加されているかもしれませんが、問題が無さそうでしたら、肯定的に答えます。

** Windows XPの場合
o スタートボタンを押して、「コントロールパネル」-「地域と言語のオプション」を開きます。
o 「地域と言語のオプション」画面が出てきますので、上にある「詳細設定」タブをクリックします。
o 「Unicode対応でないプログラムの言語」欄の選択肢を、「英語(米国)」に変更します。
    + 元に戻す時は、「日本語」を選びます。
o 「OK」ボタンを押します。
o 「今すぐコンピュータを再起動しますか」と質問してきますので「はい」を選択します。
o 再起動後の最初のログインは、しばらく時間がかかります。ですので、静かに待ちます。

o そして、おもむろに SynthMakerを起動して、検索窓に文字を入力してみます。
    + 部品の説明文を検索して、絞り込む機能みたいです。


**** メモ
o バッチファイルやコマンドプロンプト画面を使用している場合、この手順を使用すると正しく動作しない事があります。
    + 日本語部分が文字化けして、正しく動きませんでした。


**** 確認したバージョン
o SynthMaker 2.0.5 Professonal Edition + Windows XP Service Pack 3 + Windows Update 2012年7月版
o FL STUDIO 10 Producer Edition   Version 10.0.9 (Signature Bundle)   32ビット版 + Windows XP Service Pack 3 + Windows Update 2012年7月版


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関連ページ:
    ▼SynthMakerのサポートを受ける
    ▼SynthMaker
    ▼制作メモ
    > FL STUDIOのSynthMakerプラグインで作成した回路図を、SynthMaker製品版に移行する
    ご参考。SynthMaker 各製品の機能比較
    リンク。SynthMakerの製品情報
(2012年7月11日追加。コマンドプロンプトで問題確認)