2012年7月5日木曜日

エフェクトプラグイン回路図の基本形 - SynthMaker

プラグイン作成の手引き
△(ご参考)SM2 ○FL10
FL STUDIO版の SynthMakerプラグインを使って、簡単なエフェクトプラグインを作ってみます。

o SynthMaker製品版で試したい時は、入出力部品を External グループの部品(例えば「Direct Sound In」など)に入れ替えます。


**** 最初に覚える5つの部品
o 入出力
Audio Input = 音声を入力する (FL STUDIO版専用)
Audio Output = 音声を出力する (FL STUDIO版専用)

o チャンネルの並列化
Pack = 複数チャンネル(ステレオ)を1つの並列処理チャンネルにまとめる
Unpack = 1つの並列処理チャンネルを複数のチャンネルに分解する

o 操作つまみ
Amp = ボリューム(音量)を操作する


**** 接続手順
o 上の部品を、次の順序で並べます。
    + 「Audio Input」-「Pack」-「Amp」-「Unpack」-「Audio Output」

o そして、線を繋ぎます。
    + 「Audio Input」-「Pack」間は2本
    + 「Unpack」-「Audio Output」間も2本
    + 部品「Pack」を使うと、左右の音声入力の両方を、1つのつまみで操作する事が出来ます。
    + 線の繋ぎ方は、
        + 「部品間を線で接続する
        + 「部品間を接続している線を切る

o これで、音量をコントロールするプラグインが出来ました。
    + 後は、必要に応じて、適当に見栄えを整えます。


**** メモ
o これがエフェクト作成の基本形です。
o 「Pack」「Unpack」は、ステレオ音の左右両方に対して、同じ効果を与えたい時に便利です。
o 他にも色々出来ますので、使いながら覚えます。
    + 複数の部品を並べて繋げる
    + 1つの端子から線を複数引く
    + 入力元の部品の入力端子に出力する「フィードバック」
o なお、エフェクトパラメーターのオートメーション対応を実現したい時は、更に部品を並べます。
    + (オートメーションに関する説明は、後日追加予定です。)


**** 確認したバージョン
o FL STUDIO 10 Producer Edition   Version 10.0.9 (Signature Bundle)   32ビット版


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関連ページ:
    ▼プラグイン作成の手引き
    ▼SynthMaker
    ▼制作メモ
    > 解説動画。エフェクトプラグインの作り方(FL STUDIO版)
    作成したエフェクトプラグインを簡単にオートメーション対応させる方法(FL STUDIO版専用)
(2012年7月6日変更。Direct Sound Inの所属グループ追加。オートメーション対応。タイトル変更)