2011年4月24日日曜日

電子キーボード CASIO WK-210を使って MIDI Editorに入力する方法 - Music Maker

MIDI Editor
電子キーボード WK-210とパソコンとの送受信手順
○MM3 ○MM2 ○MM1
電子キーボードを接続した時は、Music MakerのMIDI設定を変更する必要があります。
本メモでは、USB接続の電子キーボード CASIO WK-210を使う手順について纏めました。

o 接続手順には順序があります。
o 電子キーボード側の設定手順につきましては、電子キーボードの説明書をご覧下さい。
o 最初に接続した後に、Music Maker側のプログラム設定を行う必要があります。
o MIDI Editorを開くと、入力出来ます。いた状態で入力します。


**** 手順(= CASIO WK-210の場合)
o Windowsを起動します。この時点では、Music Makerなどの作曲ツールは、まだ起動してはいけません。
o USBケーブルを接続します。
o 電子キーボード WK-210を起動します(= 電源を入れます)。
    + ここまでの手順は「電子キーボード WK-210 とパソコンを接続する方法
o この時点で、電子キーボード側の音量を最小にしておくと、動作確認が容易になります。
o Music Makerを起動します。
o Music MakerのMIDI設定を変更します。
    + 上のメニューから「ファイル」-「設定」-「プログラム設定  Y」
    + 「プログラム設定」画面が出てきますので、上に並んでいるタブから「オーディオ」タブをクリックします。
        + Music Maker 2以降 =「オーディオ」タブをクリックします。
        + Music Maker (1) =「オーディオ/MIDI」タブをクリックします。
    + 左側にあるオーディオ再生の設定を、次のように変更します。
        + ドライバ選択を「ASIOドライバ」
        + その下にある選択欄を「Magix Low Latency 2008」
    + 右側にあるMIDI設定を、次のように変更します。
        + 出力デバイスが自動変更されている時は、出力デバイスを元の状態に戻します。
            + Windows XPの場合は、「Microsoft GS Wavetable SW Synth」など
        + 入力デバイスに USBデバイスを設定します。
            + Windows XPの場合は、「USB オーディオデバイス」
            + Windows Vista 以降は、「CASIO USB MIDI」になっているみたいです。
    + 「プログラム設定」画面右下にある「OK」ボタンを押します。
o 電子キーボード WK-210を使う時は、MIDI入力デバイスのチャンネル設定は不要です。
    + USB接続時、Music Maker側のチャンネルは 1番固定になっていました。
    + 電子キーボード WK-210の初期設定も、チャンネル 1番です。
    + 両方が1番ですので、何もする必要はありません。
o MIDIオブジェクトを、アレンジメントに貼り付けます。
    + シンセサイザーの Vitaを貼り付ける方法が、簡単です。
o MIDI Editorが開いた状態になります。ここまで終わりましたら、音を鳴らしてみます。
    + パソコンから音が聞こえてきましたら、成功です。
    + 電子キーボードから音符を入力する方法は、2通りあります。
        + 「MIDIリアルタイム入力(= 録音)」(= 演奏した通り録音する方法です)
        + ステップ入力(= 音符を1つずつ入力する方法です)


**** メモ
o 電子キーボードの起動は、作曲ツールを起動する前に行います。普段使う時も同じです。
    + このようにすると、MIDIの設定内容を確認する時に、正しい内容が表示されます。
o 電子キーボードから入力する時は、ASIOドライバを使用します。
    + 長所 = 電子キーボードで入力した時の大幅遅延を無くす事が出来ます。
    + 短所 = YouTubeなどの動画を見ながら Music Makerで作曲する事は、出来なくなります。
        + どちらかの音が鳴らなくなります。
        + 音が鳴らなくなった時は、不要な方のアプリケーションを閉じた後、次のどちらかを行います。
            + Music Makerを使う時は、Music Makerの再起動
            + ブラウザーの場合は、ページの再読み込みで直ります。
o 2回目以降、 電子キーボードから MIDI入力出来なくなった時は、上の手順をもう一度確認してみます。
    + 通常は問題無いと思います。Music Makerは、前回のプログラム設定を記憶しています。
    + プログラム設定が変わっている時は、上記の手順に合うよう、もう一度変更します。


**** マニュアルの説明場所は
o Music Maker 3 = 第2-1章34ページから36ページ、第2-4章58ページから60ページ上段。
o Music Maker 2 = 第3章18ページから20ページ、第7章49ページから51ページ。
o Music Maker(1) = 第7章41ページ
o WK-210 取扱説明書 = 「他の外部機器と接続する」-「パソコンとの接続」


**** 確認した機器
o Music Maker 3  16.9.0.6 (UP1) + WK-210 (CASIO) + Windows XP (Service Pack 3)
o Music Maker 2  15.0.2.2 + WK-210 (CASIO) + Windows XP (Service Pack 3)
o Music Maker(1) 13.0.3.4 + WK-210 (CASIO) + Windows XP (Service Pack 3)
o なお、Windows Vista以降のUSBデバイス名は、WK-210 取扱説明書の記載のまま。動作確認はしていません。


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関連ページ:
    ▼MIDI Editor
    ▼電子キーボード WK-210とパソコンとの送受信手順
    ▼Music Maker
    ▼CASIO WK-210(= 電子キーボード)
    ▼制作メモ
    > パソコンのキーボードからMIDIリアルタイム入力する
    パソコンのキーボードからステップ入力する(Music Maker 2+)
    > 電子キーボードWK-210のMIDIチャンネル(パソコンへの送信用)を変更する
    データマネージャーを入手する
    +
    USBケーブル(= パソコンと電子キーボードの接続用)を購入する
    電子キーボード WK-210 とパソコンを接続する
(2011年4月26日追加。Music Maker(1)対応)