2017年3月15日水曜日

cond (Script-Fu) = 条件式で分岐する - GIMP

condは、先頭セルの条件式が真となるリストを順番に探し、最初に見つかったリストの全ての後続セルを実行します。
(1) 先頭のリストから順に評価します。
(2) 1つのリストの条件式が真になった時、condは後続のリストを評価しません。


**** 書式:
(cond ((条件1) 実行文1) ((条件2) 実行文2) ((条件3) 実行文3) ........ )


**** 使用例:
(let* ((mikusan 39))
(cond ((= mikusan 39) (print 'ミクさん) (print 'おはようございます。))
((= mikusan 100) (print 'ネギさん) (print 'ネギですね。))
(t (print 'ネギ))
)
)

(let* は、ローカル変数の定義を行うものです。)


**** 実行結果:
ミクさん
おはようございます。
#t#


**** メモ:
condは、C言語系のif { ~ } else if { ~ } else if { ~ } に相当する機能です。


**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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    ▼制作メモ

case (Script-Fu) = 値で分岐する - GIMP

GIMPのScript-Fuでは、caseを使うと値で分岐する書き方が出来ます。

(1)数字を指定すると分岐可能。
(2)日本語リテラルでうまく動いていませんので、比較する値の種類に制限があるかもしれません。


**** 書式:
(case 比較する値 ((値1) 実行するもの)((値2) 実行するもの)(else 実行するもの))


**** 実行例:
(case 39
((10) (print 'ネギさん) (print 'ネギさん))
((39) (print 'ミクさん) (print 'ミクさん))
(else (print 'ネギ) (print 'ネギ)))

**** 実行結果:
ミクさん
ミクさん
#t


**** メモ:
caseよりも条件が複雑になる場合は、condを使用する方法が便利です。
caseは、C言語のswitch文と同等の機能です。


**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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