2011年6月15日水曜日

VOCALOID 3。2011年秋頃に登場予定 - 雑談

2011年の雑談
VOCALOIDエンジン開発元のヤマハから、VOCALOID 3 の発表がありました。(2011年6月8日付)

▽歌声合成ソフト 「VOCALOID™」の新バージョン『VOCALOID™3』を開発(YAMAHA)
▽VOCALOID3 製品ラインアップ

o VOCALOID3 の発売予定日は、10月21日です。
o VOCALOID3 Editorだけの販売もあります。定価は 9800円(税込)


**** VOCALOID3 の主な特徴
o 操作エディターと音声ライブラリの分離
    + 購入した音声ライブラリを、最新の操作エディターで使う事が出来るようになります。
    + VOCALOID 2 の音声ライブラリのいくつかに対して、移行ツールを用意する予定です。
    + (有料になるかもしれません、との事です。)
o VOCALOID Job Plugin
    + 発声の規則を、曲に合わせて微調節出来るようになるとの事です。
    + また、個人でプラグインを作って配布する事が、可能になるみたいです。
o VST Host 機能搭載
    + 音声に関して、エフェクトをかけてから出力する機能です。
    + おそらく、「はちゅねのないしょ」の機能が取り込まれた形です。
o 初音ミクの取り込み対応
    + 付属のインポートツールで歌声ライブラリを取り込む事が出来ます。
    + 初音ミクをインストールしていると、選択出来ます。
    + (インポートした初音ミクの声が、VOCALOID2と同じかどうかは、未確認です。)


**** VOCALOID3 で削除された機能
o ReWire 機能が削除されていました。ReWireを使いたい時は、初音ミク本体(VOCALOID2)で行います。


**** メモ
o 目下の注目点は、初音ミクの移行精度と、VOCALOID Job Plugin です。
    + そのままの形で移行するのか、発音が変わるのか。
    + 発音が変わる場合は、VOCALOID2 を並行利用出来るのか。
    + VOCALOID Job Pluginで、子音の強さの調整は出来るのか。
        + 今まで加工が難しかった、子音強化に関するパラメーターがあると嬉しいです。

o この他に、(将来的に)VST HOST 機能について実験的な実装があると、更に楽しめると思いました。
    + VSTプラグインに送る音量の割合を、時間変化させる機能
        + 例えば、発声の途中でロボット声に変わる、といった新しい演出が可能になります。
    + 音声ライブラリの代わりに、VSTiをパラメーター操作出来る機能
        + 新しい音の使い方が生まれます。

o 何か情報がありましたら、このメモを更新する予定です。


==
関連ページ:
    ▼2011年の雑談
    ▼お知らせなど
    ▼目次
    > ▼2010年の雑談
    +
    ▼制作メモ - 初音ミク
(2012年6月5日追加。初音ミクインポート可能とReWire不可について)
(2011年9月17日追加。発売日変更)

AWKの関数名と変数名を区別する方法 - AWK

AWKのパターンと制御文
AWKの命名規則を覚えておくと、AWKのプログラムを書く時に、間違いが少なくなります。


** 手順
o 組み込みの関数名は、全て小文字です。英小文字から始まります。
    + 多くの場合、C言語の組み込み関数と同じ名前が使われています。
    + 関数名の例 : int / print / atan2
o 組み込みの変数名は、全て大文字です。英大文字、もしくは「$」から始まります。
    + 変数名の例 : FS / NF / $0 / $1

o 後は、自分で作った(もしくは取り込んだ)関数や変数の名前を区別するだけです。


**** メモ
o AWKの変数は、基本的にグローバル変数です。
    + 変数に値を代入すると、その値をどこからでも使用する事が出来ます。
    + ローカル変数を使いたい時は、「ローカル変数を使う方法
o 自分で作る関数や変数についても、命名規則を作っておくと区別し易いです。


==
関連ページ:
    ▼AWKのパターンと制御文▼ABC順
    ▼AWKプログラムを書く▼ABC順
    ▼AWK
    ▼制作メモ
    > ローカル変数を使う
    AWKプログラム実行時に変数を設定する
    AWKで入力ファイルの指定を不要にする
(2011年6月30日追加。メモ欄にて、自作関数や変数の命名)

2011年6月10日金曜日

FL STUDIOの最新バージョン - FL STUDIO


ご参考。Imege Line社の新機能説明動画(英語です)
ヘルプとバージョン
2015年8月現在(随時更新します。)

o 日本発売のパッケージ版 = ▽FL STUDIO 12
    + ヘルプなどが、日本語に翻訳されているみたいです。
    + また、何か問題が起きた時に、日本語で問い合わせる事が出来ます。
    + 日本版を購入しても、本家最新版にアップグレード可能です。
        + キーワード「FL STUDIO ライフタイム フリーアップグレード」でWeb検索すると確認出来ます。
o FL STUDIO本家のダウンロード版(安定版) = ▽FL STUDIO 12 (v12.1.3)
    + 全部英語です。
    + 新機能の詳細は、▽Image Line社のFL STUDIOホームページから
o FL STUDIO体験版 = ダウンロード版と同じです。(= 普通にインストールすると、体験版になります。)

oこの他に、FL STUDIOベータ版(開発版)があります。
    + 不安定かもしれない最新版を試す事が出来ます。
    + ▽FL STUDIOの公式フォーラム(= 英語です)にて公開されています。
        + 最新のFL STUDIO ベータ版は、「▽FL Studio Public Beta Forum
    + ベータ版の対象となるのは、FL STUDIOユーザーで、公式フォーラムに登録している方
    + なお、ベータ版には、使用期間の制限が付いている事があります。本格的に使いたい時には、ご注意ください。


==
関連ページ:
    ▼ヘルプとバージョン
    ▼共通操作と全体操作
    ▼FL STUDIOのサポートを受ける
    ▼FL STUDIO
    ▼制作メモ

2011年6月9日木曜日

COMP = ファイルの内容を比較する。最後に質問あり版 - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連
○Windows XP
2つのファイルの内容を比較します。
FCコマンドよりも高速に比較します。そして最後に、他のファイルを比較するかどうか質問します。

o バイナリファイルとして比較します。(= テキストファイルを比較する事も可能です。)
o 大きなファイルの比較も高速です。10バイトの不一致で比較を終えるからです。
o 但し、最後に質問します。ですので、このコマンドは自動処理には向いていません。

o 2つのファイル名に同時にワイルドカード(「*」や「?」)を指定する時は、制限事項があります。FCコマンドと同じ制限です。


**** 書式
--------
comp [オプション] 比較したいファイル名 比較相手のファイル名
公式ヘルプの説明では
comp 比較したいファイル名 比較相手のファイル名 [オプション]
--------

o コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = 下記のオプションを、半角空白区切りで並べます。
    + 公式ヘルプの説明では、ファイル名の指定の後に置くとの事でした。
    + オプションを省略した時は、次のように動きます。
        + バイナリファイルとして比較します。
        + 不一致バイトがある場合は、10バイト分まで表示します。
COMP コマンドのオプション一覧
名前意味
/d不一致バイトの値を、10進数で表示します。
既定では、16進数(= 0-9,A-F)で表示します。
/a不一致バイトの値を、文字で表示します。
ヘルプには「ASCII文字(= 半角の英数字や記号)」とありますが、全角文字も正しく表示されました。
/l
(= /L)
不一致バイトの位置を、行番号で表示します。
既定では、ファイル先頭からのオフセット(= バイト位置)を表示します。
/n=数字ファイルの先頭から指定された行数分だけ比較します。
先頭行が1です。/n=1 と書いた時は、先頭行だけを比較します。
/c英字の大文字と小文字を区別しません。
/off
または /offline
オフライン属性が設定されたファイルも比較します。
このオプションについては、to_dkでは動作確認していません。

o 比較したいファイル名 = このファイルに対して比較を行います。フォルダーを指定する事も出来ます。
    + ワイルドカード(「*」や「?」)を指定する事も出来ます。
    + 対応するファイルが「比較相手のファイル名」から見つからない時は、きっちりエラーになります。
o 比較相手のファイル名 = 指定方法は「比較したいファイル名」と同じです。
    + 両方のファイル名に対してワイルドカードを使う時、上手に比較出来ないパターンがありますので注意します。
    + 詳細は「FCコマンドで、ファイル名のワイルドカードが正しく動かないパターン
--------
rem 成功するパターン
comp a*.txt b*.txt
comp c:\a\*.txt c:\b\*.txt

rem 失敗するパターン
comp *a.txt *b.txt
comp m*a.txt m*b.txt
--------

    + この他に、ワイルドカードを使って「比較したいファイル名」よりも多くのファイルを指定すると、余ったファイルを無視します。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 0 = ファイル内容の一致
    + 「ファイルに違いはありません」 = 2つのファイルの内容は一致しました。
    + 比較した全てのファイルが一致していた時に 0 になります。
    + 「比較したいファイル名」が不足している場合、エラーになりませんので気を付けます。
o 1 = ファイル内容に相違有り
    + 比較した1つ以上のファイルが相違していた時に 1 になります。
    + 比較相手のファイルが存在しない時は、2 になりますので気を付けます。
    + 「オフセット 393 で比較エラーがあります」 = 相違点を発見しました。
    + 「ファイルが見つからないか、開けません: ネギ.txt」 = 差分表示を途中で止めました。
o 2 = 比較するファイルが開けない時。もしくは書式エラー
    + 「FC: ネギ.TXT を開けません。このファイルまたはフォルダは存在しません」 = 対応する「比較相手のファイル名」のファイルが見つかりませんでした。
    + 「コマンド ラインの構文が正しくありません」 = おそらく指定したオプションが間違っています。


**** 機能
o 2つのファイルの内容を比較します。フォルダーを指定する事も出来ます。
    + ワイルドカード(「*」や「?」)を使用する事も出来ます。但し、書き方に制限事項がありますので注意します。
    + 詳細は「FCコマンドで、ファイル名のワイルドカードが正しく動かないパターン
o 最初に、比較するファイル名を出力します。「例。ファイル ミクさん.txt と ネギ.TXT を比較しています...」
o 次に、相違点を出力します。
o その後に、比較結果を表示します。
o 最後に、「ほかのファイルを比較しますか (Y/N)?」と質問します。


**** 使用例
--------
comp ミクさん.txt ミクさん.bak

comp /a /l c:\ミクさん\*.txt c:\ミクさんバックアップ\*.txt
--------

    + コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
    + 最後に質問してきます。ですので、このコマンドは、自動処理には向いていません。


**** メモ
o 文字コードが UTF-8 のファイルも比較出来ます。
    + 但し、Windows XPで比較結果を文字で表示する時(/A)には、比較結果が正しく表示されない事があります。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3 -- 但し、to_dk未検証項目あり(= /OFFLINE)


==
関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > DISKCOMP = フロッピーディスクの内容を比較する。途中に質問あり版
    SORT = ファイルの内容やコマンド出力結果を並べ替えて表示する
    COPY = ファイルをコピーする
    +
    FCコマンドで、ファイル名のワイルドカードが正しく動かないパターン

2011年6月8日水曜日

FC = ファイルの内容を比較して、それらの違いを表示する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連
○Windows XP
2つのファイルの内容を比較します。

o 2つのファイル名に同時にワイルドカード(「*」や「?」)を指定する時は、制限事項があります。
o バイナリファイルの比較をする事も出来ます。但し、大きなファイルの比較には向いていません。


**** 書式
--------
fc [オプション] 比較したいファイル名 比較相手のファイル名
--------

o コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = 下記のオプションを、半角空白区切りで並べます。
    + オプションを省略した時は、次のように動きます。
        + 不一致行と、前後1行を表示します。
        + テキストファイルとして比較します。
        + タブを空白に置き換えたりはしません。
        + 日本語版の場合、文字コードShift JIS (cp932)で比較します。
FC コマンドのオプション一覧
名前意味
/bバイナリモードで比較します。
長い方のファイルを基準にして、不一致バイトを全部表示します。
テキストファイル用のオプションを一緒に指定しても、それらのオプションを無視します。
/n左側に行番号を表示します。不一致行がある時に、一緒に表示します。
/a不一致行が連続している時に、表示する行数を減らします。
次のどちらかの形式で表示します。
o 連続する不一致行を「...」1行に置き換え、不一致行の前後の1行と共に表示します。
o もしくは、連続する不一致行の内1行と、不一致行の前後の1行を表示します。
/c英字の大文字と小文字を区別しません。
/l
(= /L)
ファイルを ASCII テキストとして比較します。
とヘルプにはありますが、オプション無しと変わらないみたいです。
文字コード Shift-JISのWindows仕様(= cp932)で読み込みます。
/lb数字
(= /LB数字)
比較を途中で止める時の、連続不一致行数を指定します。
指定した値よりも不一致行が多いと、ファイルを最後まで比較するのを止めて、メッセージを出します。「再同期に失敗しました。ファイルが著しく異なります。」
/off
または /offline
オフライン属性が設定されたファイルも比較します。
このオプションについては、to_dkでは動作確認していません。
/tタブを空白に変換せずに比較します。
/w と併用した時に効果があります。
/uUnicodeのテキストファイルとして比較します。
/w連続した空白 (タブと半角空白) を 1 つの空白に圧縮して比較します。
/数字一致行の判定で使います。不一致行の直後に並ぶ連続一致行数を指定します。
この行数未満で不一致行が再び現れた時は、それまでに一致した行も不一致行として扱います。

o 比較したいファイル名 = このファイルに対して比較を行います。
    + ワイルドカード(「*」や「?」)を指定する事も出来ます。
    + フォルダーを指定する事は出来ませんので、c:\ミクさん\* のように指定します。
    + 対応するファイルが「比較相手のファイル名」から見つからない時は、きっちりエラーになります。
o 比較相手のファイル名 = 指定方法は「比較したいファイル名」と同じです。
    + 両方のファイル名に対してワイルドカードを使う時、上手に比較出来ないパターンがありますので注意します。
    + 詳細は「FCコマンドで、ファイル名のワイルドカードが正しく動かないパターン
--------
rem 成功するパターン
fc a*.txt b*.txt
fc c:\a\*.txt c:\b\*.txt

rem 失敗するパターン
fc *a.txt *b.txt
fc m*a.txt m*b.txt
--------

    + この他に、ワイルドカードを使って「比較したいファイル名」よりも多くのファイルを指定すると、余ったファイルを無視します。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 0 = ファイル内容の一致
    + 「FC: 相違点は検出されませんでした」 = 2つのファイルの内容は一致しました。
    + 比較した全てのファイルが一致していた時に 0になります。
    + 「比較したいファイル名」が不足している場合、エラーになりませんので気を付けます。
o 1 = ファイル内容に相違有り
    + 比較した1つ以上のファイルが相違していた時に 1になります。
    + 「FC: ファイル1 は ファイル2 より長いファイルです」 = ファイルの長さが異なります。
        + /B指定時など、比較結果を表示出来ない時に出てくるみたいです。
    + 「FC: ミクさん.TXT を開けません。このファイルまたはフォルダは存在しません」 = 「比較相手のファイル名」が見つかりませんでした。
    + 「再同期に失敗しました。ファイルが著しく異なります。」 = 差分表示を途中で止めました。
        + このメッセージは、/LB数字 オプション専用です。
o 2 = 書式エラー
    + 「FC: ネギ.TXT を開けません。このファイルまたはフォルダは存在しません」 = 指定したファイルが見つかりませんでした。


**** 機能
o 2つのファイルの内容を比較します。
    + ワイルドカード(「*」や「?」)を使用する事も出来ます。但し、書き方に制限事項がありますので注意します。
    + 詳細は「FCコマンドで、ファイル名のワイルドカードが正しく動かないパターン
o 最初に、比較するファイル名を出力します。「例。ファイル ミクさん.txt と ネギ.TXT を比較しています」
o 次に、相違点を出力します。
o /B(= バイナリモード)指定時、次のように動作します。
    + 2つのファイルの長さが異なっていると、全行異なるものとして扱います。
    + 相違する文字のみ表示します。
o テキストモード(= /Bを指定しない)の時、次のように動作します。
    + 何もオプションを指定しない時は、不一致行と、その前後1行を表示します。
    + 不一致行の判定方法や表示方法は、オプションで変更する事が出来ます。
o 長さが異なると、最後に説明文を出力します。「例。FC: ミクさん.TXT は ネギ.txt より長いファイルです」

**** 使用例
--------
fc ミクさん.txt ミクさん.bak

fc /c c:\ミクさん\*.txt c:\ミクさんバックアップ\*.txt
--------

    + コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。


**** メモ
o 文字コードが UTF-8 のファイルも比較出来るみたいです。
    + 但し、Windows XPでは、比較結果の内、漢字などが文字化けします。
    + 比較結果を目視で確認する時は、行番号を表示(= /N)する事をおすすめします。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3 -- 但し、to_dk未検証項目あり(= /OFFLINE)


==
関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > COMP = ファイルの内容を比較する。最後に質問あり版
    DISKCOMP = フロッピーディスクの内容を比較する。途中に質問あり版
    SORT = ファイルの内容やコマンド出力結果を並べ替えて表示する
(2011年8月22日追加。戻り値欄にて、メッセージを1つ追加)

2011年6月7日火曜日

FCコマンドで、ファイル名のワイルドカードが正しく動かないパターン - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連
○Windows XP
FCコマンドを使っていて、「あれっ、予想と動きが違います。」と思った事がありましたので、メモします。
Windows XP  Service Pack 3(32bit)で確認しました。

o この現象は、FCコマンドCOMPコマンドで起こります。
    + どちらも、2つのファイルの内容を比較するコマンドです。
o ヘルプの説明では、ファイル名の代わりにファイルセットを指定する事も出来ます、との事でした。


**** FCコマンドで、ファイル名のワイルドカードが正しく動かないパターン
o ワイルドカード(「*」や「?」)を、2つのファイル名に同時指定する場合についてです。
o ファイル名の先頭や途中だけにワイルドカードを使用すると、FCコマンドの実行結果が、予想と異なる結果になりました。

o 例えば、bina.txt と binb.txt が存在する場合、次のコマンドは正しく動きません。
--------
fc *a.txt *b.txt
fc b*na.txt b*nb.txt
--------

    + どちらも、FCコマンドは、「最初に指定したファイル」と「最初に指定したファイル(= 同じファイル)」を比較します。
    + その結果、「FC: 相違点は検出されませんでした」のメッセージを出します。

o 成功するのは、次のパターンです。
--------
fc bina.txt binb.txt
fc a*.txt b*.txt
--------

    + 最後のコマンドを使う為には、ファイル名の先頭で区別できるように、ファイル名を付け直す必要があります。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3(32bit) + Windows Update 2011年5月版


==
関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > CD = 現在居る場所(= カレントディレクトリ)を表示、変更する
    PUSHD = 現在居る場所(= カレントディレクトリ)を保存しつつ変更する
    POPD = 現在居る場所(= カレントディレクトリ)を、PUSHDで保存した場所に戻す
    +
    COMP = ファイルの内容を比較する。最後に質問あり版
    FC = ファイルの内容を比較して、それらの違いを表示する

「フランジャー」(= Flanger)プラグインを使うテンプレート一覧 - Music Maker

テンプレート
○MM3 ○MM2 ○MM1
全て、「テンプレート」-「ビンテージエフェクト」の中に入っています。
「フランジャー」(= Flanger)プラグインをお手軽に試してみたい時にどうぞ。

o フランジャーは、音にうねりを加えるエフェクトです。
o 全て、「テンプレート」-「ビンテージエフェクト」の中に入っています。
o テンプレートの種類は、Music Maker (1)と Music Maker 2以降で異なります。
o テンプレートの操作手順は、「テンプレートのビンテージエフェクトの使い方


「フランジャー」(= Flanger)プラグインを使うテンプレート。Music Maker 2以降編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
16フランジャー 1Flange kissフランジャー(Flanger), ディレイ(Delay)
17フランジャー 2Wobblyフランジャー(Flanger)
18ルーム・フランジャーRoom flangerフランジャー(Flanger)
19スロー・フランジャーSlowFlangerフランジャー(Flanger)
37ステレオ・キラーStereo trasherディストーション(Distortion), フランジャー(Flanger)
42サイコ・デラックスPsycho deluxeディストーション(Distortion), フランジャー(Flanger)

「フランジャー」(= Flanger)プラグインを使うテンプレート。Music Maker(1)編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
12フランジャーFlange kissフランジャー(Flanger), ディレイ(Delay)
13リバーブフランジャーRoom flangerフランジャー(Flanger)
20ステレオキラーStereo trasherディストーション(Distortion), フランジャー(Flanger)
21サイコデラックスPsycho deluxeディストーション(Distortion), フランジャー(Flanger)


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 文字を使う(タイトル)
    文字の色などを、部分的に変える
    文字をAlpha指定する

「ディストーション」(= Distortion)プラグインを使うテンプレート一覧 - Music Maker

テンプレート
○MM3 ○MM2 ○MM1
全て、「テンプレート」-「ビンテージエフェクト」の中に入っています。
「ディストーション」(= Distortion)プラグインをお手軽に試してみたい時にどうぞ。

o ディストーションは、ギターのような細い音を強くしたい時に便利なエフェクトです。
o 全て、「テンプレート」-「ビンテージエフェクト」の中に入っています。
o テンプレートの種類は、Music Maker (1)と Music Maker 2以降で異なります。
o テンプレートの操作手順は、「テンプレートのビンテージエフェクトの使い方


「ディストーション」(= Distortion)プラグインを使うテンプレート。Music Maker 2以降編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
8ステレオ・チューブStereo tubeディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
12エコー・ルームHard surfaceディストーション(Distortion), ディレイ(Delay)
30スプリング・リバーブDirty spring reverbディストーション(Distortion)
31Hello HoustonHouston callingディストーション(Distortion)
32ダーティ・コーラス1Dirty chorus1ディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
33ダーティ・コーラス2Dirty chorus2ディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
34ディストーション・ギターGuitarSoloディストーション(Distortion)
35ディストーション 強XtremeDistortionディストーション(Distortion)
36ハイゲインHi-gain lavaディストーション(Distortion), フィルター(Filter)
37ステレオ・キラーStereo trasherディストーション(Distortion), フランジャー(Flanger)
42サイコ・デラックスPsycho deluxeディストーション(Distortion), フランジャー(Flanger)
43ダブ・アナログレコードDub vinylディレイ(Delay), ディストーション(Distortion)
46インダストリアルIndustrial Ageディストーション(Distortion), ビットマシン(BitMachine)
51++ディストラクションDestructionXtremeディストーション(Distortion), ビットマシン(BitMachine)

「ディストーション」(= Distortion)プラグインを使うテンプレート。Music Maker(1)編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
10ステレオチューブStereo tubeディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
14エコールームHard surfaceディストーション(Distortion), ディレイ(Delay)
15ディストーションスプリングリバーブDirty spring reverbディストーション(Distortion)
16ヒューストンに交信Houston callingディストーション(Distortion)
17ダーティコーラス1Dirty chorus1ディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
18ダーティコーラス2Dirty chorus2ディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
19熱い溶岩Hi-gain lavaディストーション(Distortion), フィルター(Filter)
20ステレオキラーStereo trasherディストーション(Distortion), フランジャー(Flanger)
21サイコデラックスPsycho deluxeディストーション(Distortion), フランジャー(Flanger)
26ダブ ビニールlDub vinylディレイ(Delay), ディストーション(Distortion)
29インダストリアルIndustrial Ageディストーション(Distortion), ビットマシン(BitMachine)


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 「フィルター」(= Filter)プラグインを使うテンプレート一覧
    「フランジャー」(= Flanger)プラグイン
    文字を使う(タイトル)

「ディレイ」(= Delay)プラグインを使うテンプレート一覧 - Music Maker

テンプレート
○MM3 ○MM2 ○MM1
全て、「テンプレート」-「ビンテージエフェクト」の中に入っています。
「ディレイ」(= Delay)プラグインをお手軽に試してみたい時にどうぞ。

o ディレイは、残響音を追加するエフェクトです。
o テンプレートの種類は、Music Maker (1)と Music Maker 2以降で異なります。
o テンプレートの操作手順は、「テンプレートのビンテージエフェクトの使い方


「ディレイ」(= Delay)プラグインを使うテンプレート。Music Maker 2以降編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
2スタンダード・コーラスChorus phraseコーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
9スタンダード・エコーWall talkerディレイ(Delay)
10エコー・コーラス1Chorus twang1コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
11エコー・コーラス2Chorus twang2コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
12エコー・ルームHard surfaceディストーション(Distortion), ディレイ(Delay)
13ダブ・エコー 1DubDelay1ディレイ(Delay)
14ダブ・エコー 2DubDelay2ディレイ(Delay)
15ギター・ピッキング2Pickings 2コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
16フランジャー 1Flange kissフランジャー(Flanger), ディレイ(Delay)
20ステレオ・フランジャーStereoFlangeディレイ(Delay), フィルター(Filter)
29ファイン・ダストEat More Echoesディレイ(Delay), ビットマシン(BitMachine)
39スーパー・ソロYour solo hereディレイ(Delay)
40ソラリス 1Space 1ディレイ(Delay)
41ソラリス 2Space 2ディレイ(Delay)
43ダブ・アナログレコードDub vinylディレイ(Delay), ディストーション(Distortion)
44ダブ・デジタルDub Digitalisディレイ(Delay), ビットマシン(BitMachine)

「ディレイ」(= Delay)プラグインを使うテンプレート。Music Maker(1)編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
2スタンダードコーラスChorus phraseコーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
5エコーコーラス1Chorus twang1コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
6エコーコーラス2Chorus twang2コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
8ギターピッキング2Pickings 2コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
12フランジャーFlange kissフランジャー(Flanger), ディレイ(Delay)
14エコールームHard surfaceディストーション(Distortion), ディレイ(Delay)
22スタンダードエコーWall talkerディレイ(Delay)
23スーパーソロYour solo hereディレイ(Delay)
24ソラリス 1Space 1ディレイ(Delay)
25ソラリス 2Space 2ディレイ(Delay)
26ダブ ビニールlDub vinylディレイ(Delay), ディストーション(Distortion)
27ダブ デジタリスDub Digitalisディレイ(Delay), ビットマシン(BitMachine)
32ファインダストEat More Echoesディレイ(Delay), ビットマシン(BitMachine)


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 「ディストーション」(= Distortion)プラグインを使うテンプレート一覧
    「フィルター」(= Filter)プラグインを使うテンプレート一覧
    「フランジャー」(= Flanger)プラグイン

「ビットマシン」(= BitMachine)プラグインを使うテンプレート一覧 - Music Maker

テンプレート
○MM3 ○MM2 ○MM1
全て、「テンプレート」-「ビンテージエフェクト」の中に入っています。
「ビットマシン」(= BitMachine)プラグインをお手軽に試してみたい時にどうぞ。

o ビットマシンは、音を不完全にする事で新しい効果を生むエフェクトです。
    + 詳しくは、「ビットマシン(BitMachine)の使い方
o テンプレートの種類は、Music Maker (1)と Music Maker 2以降で異なります。
o テンプレートの操作手順は、「テンプレートのビンテージエフェクトの使い方


「ビットマシン」(= BitMachine)プラグインを使うテンプレート。Music Maker 2以降編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
21フィルタ(スウィープ)FilterSweeper 1ビットマシン(BitMachine)
24ワウワウ 1WahWahビットマシン(BitMachine)
25ワウワウ 2WahWah_Invertedビットマシン(BitMachine)
27クォーターパウンダーQuarterpounderビットマシン(BitMachine), ビットマシン(BitMachine)
28FiltronautFiltronautビットマシン(BitMachine)
29ファイン・ダストEat More Echoesディレイ(Delay), ビットマシン(BitMachine)
38レトロ・ノイズRetro Clashビットマシン(BitMachine)
44ダブ・デジタルDub Digitalisディレイ(Delay), ビットマシン(BitMachine)
45ステレオ・ディストラクターStereo Destructionビットマシン(BitMachine), コーラス(Chorus)
46インダストリアルIndustrial Ageディストーション(Distortion), ビットマシン(BitMachine)
47スピーカー・キラーSpeaker Breakdownビットマシン(BitMachine)
48ビットシフト・ディスコBitshift Discoビットマシン(BitMachine)
498-bit ジッター8-Bit Jitter Streamビットマシン(BitMachine)
50ディストラクションDestructionビットマシン(BitMachine)
51++ディストラクションDestructionXtremeディストーション(Distortion), ビットマシン(BitMachine)

「ビットマシン」(= BitMachine)プラグインを使うテンプレート。Music Maker(1)編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
27ダブ デジタリスDub Digitalisディレイ(Delay), ビットマシン(BitMachine)
28ステレオデストロイヤーStereo Destructionビットマシン(BitMachine), コーラス(Chorus)
29インダストリアルIndustrial Ageディストーション(Distortion), ビットマシン(BitMachine)
30ボックスキラーSpeaker Breakdownビットマシン(BitMachine)
31クオーターパウンダQuarterpounderビットマシン(BitMachine), ビットマシン(BitMachine)
32フィルトロノートFiltronautビットマシン(BitMachine)
33ファインダストEat More Echoesディレイ(Delay), ビットマシン(BitMachine)
34レトロクラッシュRetro Clashビットマシン(BitMachine)
35ビットシフトディスコBitshift Discoビットマシン(BitMachine)
368-bit ジッター8-Bit Jitter Streamビットマシン(BitMachine)


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 「コーラス」(= Chorus)プラグインを使うテンプレート一覧
    「ディレイ」(= Delay)プラグインを使うテンプレート一覧
    「ディストーション」(= Distortion)プラグインを使うテンプレート一覧

「フィルター」(= Filter)プラグインを使うテンプレート一覧 - Music Maker

テンプレート
○MM3 ○MM2 ○MM1
全て、「テンプレート」-「ビンテージエフェクト」の中に入っています。
「フィルター」(= Filter)プラグインをお手軽に試してみたい時にどうぞ。

o このフィルターを使うと、音が変わり、周期的に変化します。
    + Music Makerには、他の種類のフィルターも付いています。(= オーディオ・エフェクト・ラックの、上から4段目の右側)
o テンプレートの種類は、Music Maker (1)と Music Maker 2以降で異なります。
o テンプレートの操作手順は、「テンプレートのビンテージエフェクトの使い方


「フィルター」(= Filter)プラグインを使うテンプレート。Music Maker 2以降編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
20ステレオ・フランジャーStereoFlangeディレイ(Delay), フィルター(Filter)
22フィルタ(カーブ)EnvelopeFilterフィルター(Filter)
23フィルタ・モジュレーションHP Modulatorフィルター(Filter)
26フェイズバーブPhase verbフィルター(Filter)
36ハイゲインHi-gain lavaディストーション(Distortion), フィルター(Filter)

「フィルター」(= Filter)プラグインを使うテンプレート。Music Maker(1)編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
11リバーブストームPhase verbフィルター(Filter)
19熱い溶岩Hi-gain lavaディストーション(Distortion), フィルター(Filter)


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 「フランジャー」(= Flanger)プラグイン
    文字を使う(タイトル)
    文字の色などを、部分的に変える

「コーラス」(= Chorus)プラグインを使うテンプレート一覧 - Music Maker

テンプレート
コーラス関係のエフェクト
○MM3 ○MM2 ○MM1
全て、「テンプレート」-「ビンテージエフェクト」の中に入っています。
「コーラス」(= Chorus)プラグインをお手軽に試してみたい時にどうぞ。

o コーラスは、音の高さの上下に新しい音を追加するエフェクトです。
o テンプレートの種類は、Music Maker (1)と Music Maker 2以降で異なります。
o テンプレートの操作手順は、「テンプレートのビンテージエフェクトの使い方


「コーラス」(= Chorus)プラグインを使うテンプレート。Music Maker 2以降編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
2スタンダード・コーラスChorus phraseコーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
3コーラス・ルーム 1Chorus room1コーラス(Chorus)
4コーラス・ルーム 2Chorus room2コーラス(Chorus)
5ドラム・コーラスDrums StereoChorusコーラス(Chorus)
6ギター・ピッキング1Pickings 1コーラス(Chorus)
7デラックス・コーラスInstant refrainコーラス(Chorus)
8ステレオ・チューブStereo tubeディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
10エコー・コーラス1Chorus twang1コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
11エコー・コーラス2Chorus twang2コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
15ギター・ピッキング2Pickings 2コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
32ダーティ・コーラス1Dirty chorus1ディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
33ダーティ・コーラス2Dirty chorus2ディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
45ステレオ・ディストラクターStereo Destructionビットマシン(BitMachine), コーラス(Chorus)

「コーラス」(= Chorus)プラグインを使うテンプレート。Music Maker(1)編
並び順テンプレート名英語名使用プラグイン
ビンテージエフェクト(Vintage Effects)
2スタンダードコーラスChorus phraseコーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
3コーラスルーム1Chorus room1コーラス(Chorus)
4コーラスルーム2Chorus room2コーラス(Chorus)
5エコーコーラス1Chorus twang1コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
6エコーコーラス2Chorus twang2コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
7ギターピッキング1Pickings 1コーラス(Chorus)
8ギターピッキング2Pickings 2コーラス(Chorus), ディレイ(Delay)
9リフレインデラックスInstant refrainコーラス(Chorus)
10ステレオチューブStereo tubeディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
17ダーティコーラス1Dirty chorus1ディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
18ダーティコーラス2Dirty chorus2ディストーション(Distortion), コーラス(Chorus)
28ステレオデストロイヤーStereo Destructionビットマシン(BitMachine), コーラス(Chorus)


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼コーラス = 重唱と音揺れのエフェクト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 「ディレイ」(= Delay)プラグインを使うテンプレート一覧
    「ディストーション」(= Distortion)プラグインを使うテンプレート一覧
    「フィルター」(= Filter)プラグインを使うテンプレート一覧
    > eFX_コーラスフランジャー(eFX_ChorusFlanger)プラグイン = 引き締まった感じの重唱効果や音揺れ、変調音を加えるエフェクト(Music Maker 3+)
    初音ミクの声から電子的なコーラスを作る方法(Music Maker 3+)

テンプレートのビンテージエフェクトの使い方 - Music Maker

テンプレート
○MM3 ○MM2 ○MM1
基本的な使い方は、テンプレートのオーディオエフェクトの使い方と同じです。

o 「テンプレートのオーディオエフェクト」との違いは、プラグインを使用する所です。


**** 手順
o Music Maker画面の下の方にある、文字列が横に並んでいる所で、「テンプレート」の文字を押します。
    + 再生ボタンのすぐ下です。
o 切り替わった画面の左側から「ビンテージエフェクト」もしくは「ビンテージエフェ...」を選択します。
o 右側にテンプレートが並んでいますので、目的の名前を選びます。
    + クリックすると、試聴出来ます。もう一度クリックすると止まります。
o 気に入りましたら、実際に使いたい(オーディオの)音素材にドロップします。
    + MIDIの音素材に直接適用する事は出来ません。
    + 必要でしたら、一旦エクスポートして WAVファイルにしてから、適用します。

** ビンテージエフェクトを選ぶ時のご参考
o 「ビットマシン」(= BitMachine)プラグインを使うテンプレート一覧
    + ビットマシンは、音を不完全にします。
o 「コーラス」(= Chorus)プラグインを使うテンプレート一覧
    + コーラスは、音の高さの上下に新しい音を追加します。
o 「ディレイ」(= Delay)プラグインを使うテンプレート一覧
    + ディレイは、残響音を追加します。
o 「ディストーション」(= Distortion)プラグインを使うテンプレート一覧
    + ディストーションは、ギターのような細い音を強くしたい時に便利です。
o 「フィルター」(= Filter)プラグインを使うテンプレート一覧
    + 音が変わり、周期的に変化します。
o 「フランジャー」(= Flanger)プラグイン
    + 音にうねりを加えます。


**** メモ
o エフェクトを無効にしたい時は、左上にある「エフェクト無し」を選びます。
o テンプレートを適用すると、オブジェクトエフェクトラック(= オーディオエフェクトラック)の設定内容と、使用プラグインの設定内容が置き換わります。
    + 必要に応じて再設定します。
o ですので、テンプレートを適用したい時は、細かいエフェクト調整の前に行う事をおすすめします。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼テンプレート
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 「ビットマシン」(= BitMachine)プラグインを使うテンプレート一覧
    「コーラス」(= Chorus)プラグインを使うテンプレート一覧
    「ディレイ」(= Delay)プラグインを使うテンプレート一覧

コーラス = 重唱と音揺れのエフェクト - Music Maker

オーディオエフェクト
音声にコーラスを追加する方法

o コーラス
コーラス(Chorus)プラグイン = 合唱効果や、音を強くする効果を生み出すエフェクト
「コーラス」(= Chorus)プラグインを使うテンプレート一覧

o eFX_コーラスフランジャー(Music Maker 3+)
eFX_コーラスフランジャー(eFX_ChorusFlanger)プラグイン = 引き締まった感じの重唱効果や音揺れ、変調音を加えるエフェクト(Music Maker 3+)
初音ミクの声から電子的なコーラスを作る方法(Music Maker 3+)

o VANDAL SEのコーラス(Music Maker 3+)
VANDAL SEのChorus(コーラス)エフェクト = 乾いた感じの重唱効果や音揺れを加える方法(Music Maker 3+)
VANDAL SE のFXラックで選択するコーラス(Chorus)
初音ミクの声から天使声のコーラスを作る方法(Music Maker 3+)

o エラスティック・ピッチ
エラスティック・ピッチの使い方
    + 本当の意味でのコーラス音を作ります。

o フィルター(Filter)プラグイン
フィルター(Filter)プラグイン = 変わった音色にするエフェクト
フィルター(Filter)プラグインで、初音ミクを少し酔わせる方法。「にゃー」「みゃー」
    + 原理はコーラスに近いです。
    + 原音と変調音を別々に鳴らします。

o 音揺れに満足出来ない時は
▼フランジャーとフェイザー = 音揺れとうねりのエフェクト
----
Music Makerには、音の上下にコーラス(らしき)音を追加する機能があります。
方法は複数がありますが、それぞれ、得意とする分野が異なります。


==
関連ページ:
    ▼オーディオエフェクト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼フランジャーとフェイザー = 音揺れとうねりのエフェクト
    ▼コンプレッサー = 圧縮と音圧感調節のエフェクト
    ▼ディストーションとアンプ = 音を歪ませるエフェクト
    +
    ▼エラスティック・ピッチ = 音程、声質補正とコーラス追加のエフェクト
    ▼ディレイとリバーブ = 遅延音と残響と反響のエフェクト

2011年6月6日月曜日

音声にコーラスを追加する方法 - Music Maker

コーラス関係のエフェクト
コーラスは、元の音声に対して、高さの異なる音声を加える機能です。
Music Makerでは、次の方法が用意されています。

o コーラス関係のテンプレートを適用する方法
    + 「テンプレート」-「ビンテージエフェクト」の中に入っています。
o 「コーラス」プラグインを使う方法
    + 揺れている音を加えます。
    + プラグイン欄から選択する時は、
        + Music Maker 3以降 = 「MAGIX Plugins」-「Chorus」
        + Music Maker 2以前 = 「Vintage Effects Suite」-「Chorus」
o 「eFX_コーラスフランジャー」プラグインを使う方法(= Music Maker 3+)
    + 声の揺れが、やや強く聞こえます。
    + プラグイン欄から選択する時は、「MAGIX Plugins」-「eFX_ChorusFlanger」
o 「VANDAL SE」プラグインの Chorusエフェクトを使う方法(= Music Maker 3+)
    + 少し乾いた感じです。
    + 元の音も変わります。やや電子的な声になります。
    + 必要でしたら、同じ音素材を2つ以上縦に並べる方法を併用します。
    + プラグイン欄から選択する時は、「MAGIX Plugins」-「VANDAL_SE」
o 同じ音素材を2つ以上縦に並べて、片方の音の高さを上下させる方法
    + MIDI素材の場合は、片方のビッチを上下させる方法が簡単です。
    + 声の場合は、片方の声の高さをエラスティック・ピッチで調節する方法をおすすめします。
        + 単純にピッチを上下させると、声質も一緒に変化してしまいます。
        + 男性化女性化の調節は、フォルマントコントロールの丸いつまみで行います。
    + 今時の電子的な声が欲しい時は、エラスティック・ピッチのハーモナイザー機能がお手軽です。

o その他に、第三者が作成したプラグインを探してきて使う方法
    + VSTプラグインは、世界中で作られて公開されています。無料のものもあります。
    + もしくは、開発環境が公開されていますので、自分で作る事も出来ます。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7


==
関連ページ:
    ▼コーラス = 重唱と音揺れのエフェクト
    ▼オーディオエフェクト
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > コーラス(Chorus)プラグイン = 合唱効果や、音を強くする効果を生み出すエフェクト
    「コーラス」(= Chorus)プラグインを使うテンプレート一覧
    eFX_コーラスフランジャー(eFX_ChorusFlanger)プラグイン = 引き締まった感じの重唱効果や音揺れ、変調音を加えるエフェクト(Music Maker 3+)

2011年6月3日金曜日

リン警官とミクさん達。第3楽章 - ミクさんの隣

ミクさんの隣
「リン警官に踏まれ隊」のパフォーマンスは熱気を帯びて、更に舞台を盛り上げた。

「リン警官に♪ 踏まれたーい♪」
「「リン警官に♪♪ 踏まれたーい♪♪」」

この掛け声さえ無ければ、手放しで褒める事が出来るのに。

「そう思いませんか。ミクさん。」
「リンちゃん LOVE♪」

私の隣に居るミクさんは、応援する時も全力だ。
私の声が耳に入らない位、力を入れて声援を送っている。
そして、曲の区切りに差し掛かり、私がミルク休憩を提案しようとしたその時に、
曲に乗せて少年声の合唱が割り込んだ。


「聞き捨てならないなー♪あー♪」
「「なー♪あー♪」」

声は建物にこだまする。
そして、こだまと共に、右側の建物から別の集団が姿を現した。

旗を先頭にして立つ、黄色い頭の少年達。
旗には大きなリボンのマーク。
そして、旗に続く、白いリボンの大海原。
少年達は、リボンを天に掲げて、歌いながら行進する。
旗に書かれた言葉は、「リン警官ファンクラブ ~ リン警官に叱られたい」

「リン警官。踏まれるだけなら、誰でも出来る♪」
「「リン警官。踏まれるだけなら、誰でも出来る♪♪」」

同じ言葉を異なる旋律で追いかける。
これは、輪唱ではなく、カノンと呼ばれる形式だ。
リン警官の本名は鏡音リン。鏡像のように旋律を展開させるその曲は、まさに彼女にぴったりだ。

「刮目(かつもく)せよ。踏まれる時の、彼女の頭♪」
「「刮目せよ。踏まれる時の、彼女の頭♪♪」」

一人一人が声の高さを微妙に変えて、遠くまで伝わる声を作り出す。
その声をコーラスで重ねて、うねる様に響かせる。

「注目は、怒った時のリボンの動き♪」
「「注目は、怒った時のリボンの動き♪♪」」

彼らの高音は、力強さと崇高(すうこう)さを併せ持ち、
彼らの固い発音は、リン警官の生真面目(きまじめ)な性格を周囲に伝える。

「そして我らのご褒美は、叱る姿のリン警官♪」
「「そして我らのご褒美は、叱る姿のリン警官♪♪」」

音で彼女を理解させ、言葉で信念を主張する。
彼らは、リン警官を音のキャンバスで表現する、芸術家の集団だ。

「この曲には、伝統と高い格式を感じますね。ミクさん。」
「最古参だから、当然よ。」
「なるほど。」

あれっ。ミクさんの話し方に違和感がある。
横を見ると、井戸端会議の常連。物知りのミクさんだ。

「今の代表は10代目。歴代、歌手の鏡音レンが代表を務(つと)めているのよ。」

彼らは、いつも隣に居る彼女に、嫌われてしまったのだろうか。
少し興味はあったけれど、今、気になるのは、入れ替わる前のミクさんの行方。
彼女は、何処に行ったのだろうか。

周りを見渡すと、先ほどまで隣で声援を送っていたミクさん発見。
彼女は机を並べて作ったテーブルで、ミルクをゆっくり飲んでいた。
ミクさん達に囲まれていても、彼女の事なら仕草で分かる。
次の声援に向けて、喉を休めているのですね。ミクさん。


「リン警官ファンクラブ」の割り込み演奏が終わると、2つの旗がゆっくりと近づき、歌い合いが始まった。

左からは、「リン警官に、踏まれたい♪」
右からは、「リン警官に、叱られたい♪」

それぞれが交互に、曲に合わせて歌い合っているのだけれど、誰かがタイミングを間違えた。

「リン警官に、踏まれたい♪」
「間違えるなー♪」
「なんだとー♪」

そして、2つの陣営の旗達は交錯し、2つの集団は1つに交じり合う。
「ぼかーん」。派手に吹き飛ぶ青マフラー。
旗の周辺一帯で、派手な喧嘩が始まった。

「リン警官に、踏まれたーい♪」
「リン警官に、叱られたーい♪」

歌いながら 2つの隊は入り乱れ、各所で 1対1の戦いが始まった。
「ドン」と太鼓を叩く音が鳴って、横に吹き飛ぶ青マフラー。
「ドドン」と、バスドラムが鳴り響き、逆に吹き飛ぶ黄色い頭。
正に乱闘だ。


私は、彼らの行動に目を見張る。
乱闘に対してではない。
ミクさん達の目の前で暴れる事が、どんなに無謀な事なのか、彼らは全然分かっていない。
どうすれば、ミクさん達が動く前に、彼らの乱闘を止める事が出来るのだろうか。
私が、過去の記憶を総動員して解決策を考えている時に、

「そのお皿1つ頂戴。」「ミルクおかわりー。」

隣のミクさん達は、呑気に食事を始めた。
ミクさん達は基本的におせっかいで、常識外れの戦闘力も持っている。
なのに今、彼女達は動かない。最悪の事態は避ける事が出来たけれど、理由はいったい何なのだ。

私は、正面をじっと観察してみる。
良く見ると、片方が殴ったふりをして、相手が自分で後ろに飛んでいた。
殴り合いの音は、腕のシンセで鳴らしているようだ。
吹き飛ばされた相手は、数秒倒れた後に、更に元気に立ち上がる。

中には、派手に落下する青年も居たけれど、下にはネットが張ってある。
これだけ派手に暴れているのに、誰も怪我をしていない。
しかも、時々喧嘩を止めて、リン警官をじっと見つめる。

なんだろう。この、1分前の悲壮感が虚(むな)しくなるような展開は。
ミクさん達が食事したくなる気持ちも、今の私には良く分かる。
私も彼女達の待つテーブルに向かい、安全そうな食べ物を選んで食べた。

ところで、初音ミクは料理下手と思われがちだけれど、それは大きな間違いだ。
この世には、料理が上手なミクさんも多数存在する。
但し、味付けが致命的に変わっている所が、玉に瑕。
もし、ミクさんの料理を食べる機会があったなら、
葱っぽい色の混じっていない食べ物を選ぶ事を、私は強くおすすめする。


私が食事を始めてから暫(しばら)く経った頃、騒ぎ声が静まった。
じっと立っていたリン警官が、高台へと移動したのだ。
喧嘩している全員が手を止めて、リン警官をじっと見つめる。
そして、辺りが一斉に静かになった瞬間、リン警官の大声が、建物に響く。

「私達は、この周囲を包囲した。争いを止めない者は、全員、逮捕する。」

建物のあちらこちらから、隠れていたリン警官が登場する。
その瞬間、天国に居るかのような歓喜の声が、彼女達を包み込んだ。

「「リン警官♪♪ リン警官♪♪」」

リン警官達が、それぞれ単身で突入する。
逃げる彼らは、幸せそうな笑顔を浮かべて走る。
逃げ遅れた数人が捕まる。
彼らは反撃もせず、素直に交番前に移動する。

移動が終わったら第2弾。
簡単に外に出る事が出来るのに、誰も包囲網の外には逃げない。
それどころか、リン警官達が突入すると、取り締まられる方の旗と人数が倍以上に膨れ上がった。

「リン警官親衛隊」
「リン警官写真部」
「リン警官のリボンFC」

他にも旗は沢山あるけれど、切りが無いので省略する。
あっ、旗が1本倒れました。ミクさん。


ミクさん達は、相変わらず、食事の最中だ。
変わった味の食べ物から順に無くなっていくので、ミクさん達の手が進まない食べ物を私が食べる。
うん。美味しい。

そして、料理を綺麗に平らげたミクさん達は、全員で今の状況を分析した。

「残り、半分くらいかなあ。」
「おなか減った。」
「もうすぐ、おやつの時間だよ。」

それを聞いたミクさん達が、一斉に立ち上がる。

「「出番だね。」」

彼女達の声が、1つになった。
そして、周りに熱い視線を注がれた議長のミクさんが、活動開始の第一声。

「もうすぐ、おやつの時間です。私達も出かけましょう♪」
「「出かけましょう♪♪」」

遂に、ミクさん達が動き出した。
しかも、議長のミクさんが先頭だ。
目標はおそらく、逃げ回っている集団の制圧だ。
一斉に狙いを定めて走り出す、青緑の実力者達。
あれだけ数の多い集団も、今の彼女達なら十数分で制圧出来る。

「おやつの時間、恐るべし」

私はそう呟いた後、テーブルの後片付けを始めた。


(続く)


**** 管理情報
o 文章作品
o 作品名 = リン警官とミクさん達。第3楽章
o 分類 = ミクさんの隣
o 作者 = to_dk
o 初出 = 2011-06-03 on Blogger


==
関連ページ:
    ▼ミクさんの隣
    ▼作品紹介
    ▼目次
    > リン警官とミクさん達。第4楽章
    リン警官とミクさん達。第5楽章
    +
    リン警官とミクさん達。第1楽章
    分身するミクさん
    出荷数とミクさん達
(2011年8月20日変更。一箇所「達」が抜けていたので訂正)
(2011年6月4日変更。第一声の所を表現見直し)
(2011年6月3日変更。使用語句の微調節)

2011年6月2日木曜日

FIND = ファイルの中を文字列検索する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連
○Windows XP
ファイルの中を文字列検索して、条件と一致する行もしくは行数を取り出します。

o 最初の書式に限り、複数ファイルを指定する事が出来ます。
o 最初の書式に限り、表示結果にヘッダーが追加されます。
    + 最初の書式を使って処理を自動化する時は、必要に応じて表示結果を加工します。


**** 書式
--------
find [オプション] "文字列" [ファイル名]
もしくは
find [オプション] "文字列" < ファイル名
もしくは
コマンド | find [オプション] "文字列"
--------

o コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = 下記のオプションを、半角空白区切りで並べます。
    + オプションを省略した時は、次のように動きます。
        + 指定した文字列を含む行だけ、内容表示します。行番号は付けません。
        + 文字列比較の時に、大文字小文字を区別します。全角半角も区別します。
FIND コマンドのオプション一覧
オプション意味
/c文字列を発見した行の数だけを表示します。
このオプションを付けると、行の内容や行番号は表示しません。
/n発見した行の行番号も表示します。(表示結果例:「[1]ミクさん。おはようございます。」)
/i比較する時に、大文字小文字を区別しません。
/v指定した文字列を含まない行だけを表示します。
/off
もしくは /offline
オフライン属性が設定されたファイルも検索します。
このオプションについては、to_dkでは動作確認していません。

o 文字列 = 「"」(= 二重引用符)で括ります。
o ファイル名 = 中を検索したいファイル名です。
    + UNIX形式の区切り文字「/」も指定出来ます。(例「C:/ミクさん/ネギ.txt」)
    + リダイレクトを使わない時は、動きが少し変わります。
        + ファイル名を複数並べる事が出来ます。
        + ファイル名にワイルドカード(「*」や「?」)を使用する事が出来ます。
        + 表示結果の最初に、次のようなヘッダーが挿入されます。
--------
find "ネギ" ミクさん.txt

---------- ミクさん.TXT
好きな食べ物 : ネギ

--------

    + ファイル名を省略した時は、比較するデータを直接画面に入力します。
        + データの終わりは「Ctrl キーを押しながら Z キー」。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 0 = 検索結果 1件以上
    + 「ファイルが見つかりません - ネギ.txt」 = 見つからないファイルがあります。
    + ファイル名が間違っていても、1ファイル以上検索して見つかった行がある場合には、戻り値は 0 になります。
o 1 = 検索結果 0件
    + 「ファイルが見つかりません - ネギ.txt」 = 見つからないファイルがあります。
    + ファイル名が間違っていても、指定した全てのファイルで見つかった行が無い場合に限り、戻り値は 1 になります。
o 2 = 書式エラー
    + 「FIND: パラメータの書式が違います」 = 検索する文字列を指定して下さい。


**** 使用例
--------
find /c "葱" ミクさん.txt リンちゃん.txt

dir | find "ミクさん.txt"
find "葱" < ミクさん.txt
--------

    + コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。


**** 機能
o ファイルの中を文字列検索して、条件と一致する行もしくは行数を取り出します。
o リダイレクト無しでファイル名を指定する時は、複数のファイルを指定する事が出来ます。
    + 但し、表示結果にヘッダーが含まれます。
    + 自動処理する時は、表示結果の加工が必要な事があります。


**** メモ
o Windows XPでは、文字コードが UTF-8 のファイルを比較する事は出来ませんでした。
    + 英字は検索出来ましたが、漢字の入力の所で文字化けします。
    + Windows XPで日本語対応しているのは、ANSI(= Shift-JIS cp932)と Unicode(= UTF-16)だけみたいです。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3 -- 但し、to_dk未検証項目あり(= /OFFLINE)


==
関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    > ▼FINDSTR = ファイルの中を正規表現、もしくは文字列で検索する。OR検索可能版
    FC = ファイルの内容を比較して、それらの違いを表示する
    COMP = ファイルの内容を比較する。最後に質問あり版
(2011年10月9日変更。戻り値 1の欄で、メッセージの説明見直し)
(2011年6月3日追加。ファイル名の指定は、UNIX形式も可)
(2011年6月2日追加。冒頭の説明文にも、複数ファイル使用可)

このブログの主な改善点 - こっそりBlogger研究室

こっそりBlogger研究室
Bloggerブログを調節した箇所のまとめです。
ブログをカスタマイズする時の、ご参考用にどうぞ。


**** このブログの主な改善点(= 2012年6月現在)
** 全体
o 背景にミクさん画像
o トップページの左上に居眠りミクさん
o ブログの総合目次を追加
o 背景画像の3段透明化(= 本文、周辺のリンク、その他)
o ページの下に著作権者表示(= 説明ページに誘導)
o 使用技術は
    + 「▼CSSカスタマイズ - 要素の背景を半透明にする
    + 「▼Blogger - ブログの見栄えを変更する

** 構造
o ラベルや階層毎の目次ページ設置
o 主なラベルの目次ページから、新着リンク設置
o ラベルガジェットの置き換え = ラベルの目次ページへの誘導リンクを追加
o ブログコメントの禁止(= 表示高速化の為)
o 使用技術は
    + 「▼Blogger - ガジェットとサイドバー

** 本文
o 本文の右上に階層リンクを追加
o 本文の下に「関連ページ」リンクを追加
    + リンク内容は、ぼちぼちと見直している所です。
o 本文の下に「この頁の上の戻る」リンクを追加
o YouTubeの貼り付けを、object形式(= XHTMLの標準)に変更
o 見栄えの微調節(= 表の形式、YouTube貼り付け位置)
o ブログ本文へのJavaScript導入(= 誕生日計算など)
o 使用技術は
    + 「▼Blogger - ブログの本文を書く。ラベルと貼り付けとHTMLモード

** 右側のウィジット
o ラベル・ウィジットをHTMLウィジットに差し替え。目次ページへのリンクを追加
o 「C++」ラベル検索出来なくなっていたので、該当ラベルを「C++」に暫定変更。
o ブログ・アーカイブ・ウィジットの年リンク、月リンクを押した時、本文表示をしない

** 左上の検索窓
o 検索結果について、本文を表示しない(= タイトルのみ表示)

** リンク。ドメイン変更対応
o 本文に記述した全ての内部リンクを、相対リンクに変更

==
関連ページ:
   ▼こっそりBlogger研究室
   ▼Blogger
   ▼制作メモ
   ▼目次

リンク。EZdrummerの製品情報

EZdrummerのサポートを受ける
**** サポート情報
▽TOONTRACK社製品のサポート情報(クリプトン)

**** 製品情報
o EZdrummer関連
EZdrummerの詳細説明ページ
拡張音源の紹介ページ
    + パッケージ版の他に、ダウンロード版もあります。
    + EZdrummerの公式チュートリアルは、「EZdrummer公式チュートリアル(= 説明ビデオ)の場所

o EZplayer関連
EZplayer pro(ダウンロード版)の紹介ページ


**** アップデータ入手先
▽Toontrack社のホームページ(英語です)
    + Toontrack社は、EZdrummer製品の開発元です。
    + アップデータのダウンロードは、上部に並んでいるメニューから、「SUPPORT」-「Downloads」


==
関連ページ:
    ▼EZdrummerのサポートを受ける
    ▼EZdrummer
    ▼制作メモ
    ▼目次

2011年6月1日水曜日

EZdrummerのアップデータを入手する方法 - EZdrummer

EZdrummerのサポートを受ける
EZdrummerのアップデータ入手は、開発元のToontrack社のサポートページで行います。

o Windows版とMac版があります。自分の環境に合ったファイルをダウンロードします。
o 必要でしたら、最新の操作説明書(英語)もダウンロードします。
    + 操作説明書のPDFファイルは、同じダウンロードページの上の方で入手出来ます。


**** 手順
o Toontrack社のホームページを開きます。
o 上部に並んでいるメニューから、「SUPPORT」-「Downloads」
o ログイン画面が出てくるまで待ちます。10秒間くらい読み込む事があります。
o ログインします。
    + 登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
    + 初めてログインする方は、「EZdrummerの開発元会社にユーザー登録する方法
    + パスワードを忘れてしまった時は、「Toontrack社のサポートページでパスワードを忘れた時の対応手順
o ダウンロードページから、目的のアップデータやマニュアルを入手します。
    + 一番上の「Product Manuals」は、製品マニュアル欄です。
        + マニュアルをクリックすると PDFファイルが開きますので、必要に応じてファイルに保存します。
    + その下にある「Software Updates」欄は、アップデータ欄です。
        + Windows版と Mac版の 2種類がありますので、必要な方を入手します。
o ダウンロード操作が全て終了しましたら、画面右上にある「LOG OUT」ボタンを押します。
    + なお、公式フォーラムを覗くなどする時は、LOG OUTせずに公式フォーラムなどに移動します。

o 実際にアップデータを適用する方法は、「EZdrummerをアップデートする方法


**** メモ
o 最新アップデータに関する日本語情報は、発売元のクリプトン・フューチャー・メディア社が発信しています。
    + おそらく、メディアファージ事業部 ブログの「EZdrummer」タグを辿る方法が一番情報が早いです。


==
関連ページ:
    ▼EZdrummerのサポートを受ける
    ▼EZdrummer
    ▼制作メモ
    ▼目次
    > EZdrummerをアップデートする
    Toontrack社のサポートページでパスワードを忘れた時の対応手順
    Toontrack soloをアップデートする

Toontrack社のサポートページでパスワードを忘れた時の対応手順 - EZdrummer

EZdrummerのサポートを受ける
ログイン画面で「Forgot password?」リンクを押す事から始めます。


**** 手順
o Toontrack社のホームページを開きます。
o 続いて、ログイン画面を表示します。
    + 画面右上の「LOG IN」ボタンを押します。
    + もしくは、上部に並んでいるメニューから「SUPPORT」-「Download」辺りを選ぶ方法もあります。
o ログイン画面(= Login to your account画面)で、「Forgot password?」リンクを押します。
    + 「Go」ボタンの下にあります。
o リンクの下に説明文と入力欄が現れますので、ユーザー登録した時に使ったEメールアドレスを入力して、「Send me my password」ボタンを押します。
    + 説明文は、「Enter the email you used when creating your account:」
    + 意味は、「あなたが登録した時に使ったEメールアドレスを入力して下さい。」
o しばらくするとEメールが届きます。
o その内容に従って再ログインします。
    + 後は、パスワードを変更したり、アップデータの入手などを行います。


==
関連ページ:
    ▼EZdrummerのサポートを受ける
    ▼EZdrummer
    ▼制作メモ
    ▼目次
    > Toontrack soloをアップデートする
    EZplayer proをアップデートする
    リンク。EZdrummerの製品情報

EZdrummerをアップデートする方法 - EZdrummer

EZdrummerのサポートを受ける
Windows版のEZdrummerについて記します。

o アップデータには 32ビット版と 64ビット版のインストーラーが入っていますので、適切な方を実行します。
o 後は、インストール画面に従います。「Update」ボタンと「Finish」ボタンを押すだけです。


**** 手順(= Windows版の、バージョン 1.3.0の場合)
o Toontrack社のサポートページから、アップデータをダウンロードします。
    + 詳しい手順は、「EZdrummerのアップデータを入手する方法
o ダウンロードしたzipファイルを、展開(解凍)します。
    + Windows版の場合、フォルダーの中にファイルが3つ入っています。
    + 念の為、ウイルスチェックも忘れずに。
o 作曲ツールや Toontrack soloを使っていましたら、一旦終了します。
o 中に入っている実行ファイル(= アプリケーション)を実行します。
    + Windows版のアップデータには、32ビット版と64ビット版のインストーラーが入っていますので、相応しい版を選んで実行します。
    + 32ビット版Windowsで実行するファイルは、「EZdrummer 32 bit Update.exe」
    + インストールの準備が始まりますので、右下の「Update」ボタンが有効になるまで待ちます。
    + インストールの準備中の画面の見出しは、「Preparing to Install...」です。
o 画面の見出しが「Welcome to the Patch for EZdrummer」に変わりますので、右下の「Update」ボタンを押します。
    + アップデートが始まりますので、次の画面に切り替わるまで待ちます。
    + アップデート中の画面の見出しは、「Installing EZdrummer」です。
o 画面の見出しが「InstallShield Wizard Completed」に変わりましたら、「Finish」ボタンを押します。


**** 確認したバージョン
o EZdrummer 1.3.0 (Windows版)


==
関連ページ:
    ▼EZdrummerのサポートを受ける
    ▼EZdrummer
    ▼制作メモ
    ▼目次
    > Toontrack社のサポートページでパスワードを忘れた時の対応手順
    Toontrack soloをアップデートする
    EZplayer proをアップデートする

Toontrack soloをアップデートする方法 - Toontrack solo

EZdrummerのサポートを受ける
Windows版のToontrack soloアップデート手順について記します。
Toontrack soloは、EZdrummerを作曲ツール無しで動かす事が出来る製品です。(= 無料です。)

o アップデータには 32ビット版と 64ビット版のインストーラーが入っていますので、適切な方を実行します。
o 英語で「インストールしますか?」と質問してきましたら、「はい (Y)」を選択します。
o 後は、インストール画面に従います。「Next」ボタンと「Finish」ボタンを押すだけです。


**** 手順(= Windows版の、バージョン 1.3.1の場合)
o Toontrack社のサポートページから、アップデータをダウンロードします。
    + 詳しい手順は、「EZdrummerのアップデータを入手する方法
o ダウンロードしたzipファイルを、展開(解凍)します。
    + Windows版の場合、フォルダーの中にファイルが3つ入っています。
        + 最新の操作説明書(英語)も入っています。 PDFファイルです。
    + 念の為、ウイルスチェックも忘れずに。
o Toontrack soloを使っていましたら、終了します。
o 中に入っている実行ファイル(= アプリケーション)を実行します。
    + 32ビット版と64ビット版がありますので、相応しい版を選んで実行します。
    + 32ビット版Windowsで実行するファイルは、「Toontrack solo 32 bit Installer.exe」
o 英語で「EZplayer proをアップデートしますか?」と質問してきますので、「はい (Y)」
    + 英文は「This setup will perform an update of 'Toontrack solo'. Do you want to continue?」
    + 読み込みが始まりますので、右下の「Next」ボタンが有効になるまで待ちます。
o 画面の見出しが「Resuming the InstallShield Wizard for Toontrack solo (バージョン番号)」に変わりますので、右下の「Next」ボタンを押します。
    + アップデートが始まりますので、次の画面に切り替わるまで待ちます。
o 画面の見出しが「InstallShield Wizard Completed」に変わりましたら、「Finish」ボタンを押します。


**** 確認したバージョン
o Toontrack solo 1.3.1 (Windows版)


==
関連ページ:
    ▼EZdrummerのサポートを受ける
    ▼EZdrummer
    ▼制作メモ
    ▼目次
    > EZplayer proをアップデートする
    Toontrack solo上でEZdrummerの音が鳴らない時の対応手順
    リンク。EZdrummerの製品情報

EZplayer proをアップデートする方法 - EZplayer pro

EZdrummerのサポートを受ける
Windows版のEZplayer proアップデート手順について記します。
EZplayer proは、EZdrummerに含まれる楽器データを組み合わせて、別の音を作る事が出来る製品です。

o アップデータには 32ビット版と 64ビット版のインストーラーが入っていますので、適切な方を実行します。
o 英語で「インストールしますか?」と質問してきましたら、「はい (Y)」を選択します。
o 後は、インストール画面に従います。「Next」ボタンと「Finish」ボタンを押すだけです。


**** 手順(= Windows版の、バージョン 1.1.0の場合)
o Toontrack社のサポートページから、アップデータをダウンロードします。
    + 詳しい手順は、「EZdrummerのアップデータを入手する方法
o ダウンロードしたzipファイルを、展開(解凍)します。
    + Windows版の場合、フォルダーの中にファイルが4つ入っています。
        + 最新の操作説明書(英語)も入っています。 PDFファイルです。
    + 念の為、ウイルスチェックも忘れずに。
o 作曲ツールや Toontrack soloを使っていましたら、一旦終了します。
o 中に入っている実行ファイル(= アプリケーション)を実行します。
    + 32ビット版と64ビット版がありますので、相応しい版を選んで実行します。
    + 32ビット版Windowsで実行するファイルは、「EZplayer pro 32 bit Installer.exe」
o 英語で「EZplayer proをアップデートしますか?」と質問してきますので、「はい (Y)」
    + 英文は「This setup will perform an update of 'EZplayer pro'. Do you want to continue?」
    + 読み込みが始まりますので、右下の「Next」ボタンが有効になるまで待ちます。
o 画面の見出しが「Resuming the InstallShield Wizard for EZplaer pro」に変わりますので、右下の「Next」ボタンを押します。
    + アップデートが始まりますので、次の画面に切り替わるまで待ちます。
o 画面の見出しが「InstallShield Wizard Completed」に変わりましたら、「Finish」ボタンを押します。


**** 確認したバージョン
o EZplayer pro 1.1.0 (Windows版)


==
関連ページ:
    ▼EZdrummerのサポートを受ける
    ▼EZdrummer
    ▼制作メモ
    ▼目次
    > Toontrack solo上でEZdrummerの音が鳴らない時の対応手順
    リンク。EZdrummerの製品情報
(2011年6月7日訂正。作るのは音素材ではなく音とした。WAVファイルを作る為には作曲ツールが必要)