2011年2月24日木曜日

DominoでMIDIリアルタイム入力(=録音)する方法 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
MIDI機器を持っていて演奏出来る方は、音符入力に MIDIリアルタイム入力(=録音)を使う方法が簡単です。

o パソコンのキーボードを使って演奏する事も出来ます。
o 録音のポイントは、MIDI-IN の設定です。


**** 手順
o 演奏するMIDI機器を、パソコンにつなげます。
o 下記の手順で、Dominoの環境設定をします。
o 下記の手順で、MIDIリアルタイム入力(=録音)します。

** Dominoの環境設定をする方法
o Dominoを起動します。
o 上のメニューから、「ファイル」-「環境設定」
o 環境設定画面の左で、MIDI-INをクリックします。
o MIDI-INデバイス1(A)に、接続した MIDI機器のポートを選択します。
    + USB接続時の名前は、おそらく、「USB オーディオデバイス」や「CASIO USB MIDI」のような名前です。
    + 仮想MIDIケーブルで接続する時は、MIDI-OUTデバイスで使っていないポートを選びます。
o 必要に応じて、下のチャンネルなどを設定します。
    + 初期値は1です。普通は 1だと思いますが、違っていましたら変更します。
    + MIDI機器側のチャンネルの確認手順は、MIDI機器の説明書に書いてあると思います。
o 設定が終わりましたら、下の「OK」ボタンを押します。

** 実際にMIDIリアルタイム入力(=録音)する方法
o 演奏を開始したい所に、縦のカーソルを合わせます。
o 丸い印の「リアルタイム録音」ボタンを押します。
    + Domino画面上部、TEMPO欄(= 120.00 などと書かれている所)の右隣にあります。
o 「リアルタイム録音」画面が出てきますので、必要に応じて、チェックを付けたりします。
    + 「開始位置」 = チェックを付けると、縦のカーソルが開始位置に移動して、録音を開始します。
    + 「メトロノーム」 = 1拍毎に音が鳴ります。小節の頭で音が変わります。
        + = 音源をパソコン付属の音以外に設定した時、設定した音源の音が弱く鳴ります。
    + 「入力と同時に録音を開始」 = このチェックを付けると、鍵盤を押した時にMIDI録音を開始します。
    + 右下の「PCキーボード」ボタン = パソコンのキーボードで演奏入力する事も出来ます。
        + 鍵盤が足りない時は、
        + 隣にある「設定」ボタンでキー割り当てを行うか、
        + 「ペンちゃんの不思議なけんばん」(フリーウェア)などを使います。

o 演奏を開始します。
    + 「入力と同時に録音を開始」チェックを付けた時は、鍵盤を押すと録音が始まります。
    + 「入力と同時に録音を開始」チェックを付けない時は、左下の「開始」ボタンを押します。
        + すぐに録音が始まりますので、演奏します。

o 停止する時は、その2つ右にある「停止」ボタンを押します。
o 録音が終わりましたら、右上のx印を押して、「リアルタイム録音」画面を閉じます。


**** メモ
o Dominoのリアルタイム入力(= 録音)では、既存の音符があれば、そのまま残して、音符を追加します。
    + (= 常に、重ね撮りします。)
o 既存の音符を削除したい時は、音符を削除してから録音します。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b + ペンちゃんの不思議なけんばん Ver3.71
o Domino   1.41b + CASIO WK-210


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関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > Gateクォンタイズ = 入力する音符(= ノート)の長さを調整する時の、既定の長さを指定する
    Tickクォンタイズ = 音符(= ノート)入力時の音符開始位置を合わせる
    オニオンスキンで、他の全てのトラックの音符を透かして見る
(2011年4月28日訂正。「入力と同時に録音を開始」は、開始ボタンを押す必要無し)

DominoからMIDIファイルを書き出す方法 - Domino

Dominoから音符を書き出す
Dominoから他の作曲ツールに音符データを渡したい時は、MIDIファイルの標準形式「SMF」(= Standard MIDI Format)で渡す方法が簡単です。

o SMF = Standard MIDI Format


**** 手順
o 上のメニューから「ファイル(F)」-「SMFファイル書き出し(M)」
o 「名前を付けて保存」画面が出てきますので、保存したい名前にして、「保存」ボタンを押します。

** 相手側の作曲ツールに取り込む時のポイント
o 取り込む前に、作曲ツール側のテンポと拍子を、演奏したいテンポと拍子に変更する事をおすすめします。


**** メモ
o 書き出されるMIDIデータは、全トラックです。
    + 消音トラックも含みます。

o Dominoの高度な機能を使っていると、上手に渡らない事があるかもしれません。
oその時は、次の2つの方法のどちらかを使います。
    + WAVファイルにしたものを、作曲ツールに渡す方法
        + 「音素材を貼り付ける事しか出来ない」作曲ツールにも、渡す事が出来ます。
    + MIDIリアルタイム入力(= 録音)で渡す方法
        + 「特定箇所の特定楽器の演奏だけを渡したい」という時に便利です。


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関連ページ:
    ▼Dominoから音符を書き出す
    ▼Music Maker - 他の作曲ツールと連携する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > DominoからMusic Makerに、MIDIリアルタイム入力する

Maple Virtual Midi Cable をアンインストールする方法 - Domino

Maple Virtual Midi Cable
Maple Virtual Midi Cableのアンインストールは、「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」から行う事が出来ます。

o Windowsに登録されているプログラム名は「Hurchalla」から始まります。
o 拡張ポートをインストールした時は、拡張ポートもアンインストールします。
o アンインストールの最後に、パソコンを再起動する必要があります。


**** 手順(= Windows XPの場合)
o コンピューターの管理者でログインします。
o 他に開いているアプリケーションがあったら、全部閉じます。
o スタートボタンから、「コントロールパネル」-「プログラムの追加と削除」
o 「プログラムの追加と削除」画面が出てきますので、「Hurchalla」から始まる名前を探します。
    + Hurchalla Maple VMC Extra Ports V1.0 (= 拡張ポートをインストールした時)
    + Hurchalla Maple VMidi Cable V3.56 (= ケーブル本体)
    + (= バージョン番号は、上記と異なるかもしれません。)
o 拡張ポート、ケーブル本体の順に、下記の手順でアンインストールします。

** Hurchalla Maple VMC Extra Ports(= 拡張ポート)のアンインストール手順
o 製品名をクリックすると「削除」ボタンが出てきますので、「削除」
o 英語の質問「完全に削除してよろしいですか。」が出てきますので、「はい(Y)」。
    + タイトル = 「Maple VMC Extra Ports Uninstall」
    + 内容 = 「Are you sure you want to completely remove Maple VMC Extra Ports and all of its components?」
o アンインストールが始まりますので、終わるまで待ちます。
o 英語の質問「完全に削除する為には、コンピューターの再起動が必要です。今再起動してもいいですか。」が出てきますので、「はい(Y)」。
    + タイトル = 開始前と同じです。
    + 内容 = 「To complete the uninstallation of Maple VMC Extra Ports, your computer must be restarted. Would you like to restart now?」
o もし、コンピューターのシャットダウンが途中で止まってしまった時は、自分で再起動します。
    + ウイルスチェックソフトが、ウイルス検査中などの理由で、シャットダウンを止める事があります。
o コンピューターを再起動しましたら、もう一度管理者でログインして、下記の手順への進みます。

** Hurchalla Maple VMidi Cable(= ケーブル本体)のアンインストール手順
o 製品名をクリックすると「削除」ボタンが出てきますので、「削除」
o 英語の質問「完全に削除してよろしいですか。」が出てきますので、「はい(Y)」。
    + タイトル = 「Maple Virtual Midi Cable Uninstall」
    + 内容 = 「Are you sure you want to completely remove Maple Virtual Midi Cable and all of its components?」
o アンインストールが始まりますので、終わるまで待ちます。
o 途中で、タイトル「Remove Shared File?」(= 共有ファイルを削除しますか?)の画面が出て来る事があります。
    + 拡張ポート「Hurchalla Maple VMC Extra Ports」を一緒に使っていた時です。
    + 上の手順で「Hurchalla Maple VMC Extra Ports」をアンインストールしている場合は、5回「Y」を選択します。
    + 「Remove Shared File?」が出てくるファイル名
    + mapleapi.dll
    + marblaxp.dll
    + mapledxp.sys
    + mapledxp.dll
    + maplevmd000.exe
    + (名前は、1つ以外は maple から始まります。Location は、C:\WINDOWS\system32)
o 最後に、英語の質問「完全に削除する為には、コンピューターの再起動が必要です。今再起動してもいいですか。」が出てきますので、「はい(Y)」。
    + タイトル = 開始前と同じです。
    + 内容 = 「To complete the uninstallation of Maple Virtual Midi Cable, your computer must be restarted. Would you like to restart now?」
o もし、コンピューターのシャットダウンが途中で止まってしまった時は、自分で再起動します。
    + ウイルスチェックソフトが、ウイルス検査中などの理由で、シャットダウンを止める事があります。
o コンピューターが再起動しましたら、アンインストール終了です。


**** 確認したバージョン
o Maple Virtual Midi Cable v3.56 + Maple VMC Extra Ports v1.0(+ Windows XP Service Pack 3)


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関連ページ:
    ▼Maple Virtual Midi Cable
    ▼Dominoのヘルプと楽器設定
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > ▼MIDI Yoke
    Maple Virtual Midi Cable を入手する
    Maple Virtual Midi Cable をインストールする
    Maple Virtual Midi Cableの接続ポート数を増やす方法
(2011年2月27日訂正。ファイル名の1つは、mapleから始まらない)