2011年2月21日月曜日

Gateクォンタイズ = 入力する音符(= ノート)の長さを調整する時の、既定の長さを指定する方法 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
Gateクォンタイズを使うと、音符(= ノート)の長さを調整する時の、既定の長さを設定する事が出来ます。

o 例えば、4分の4拍子の時に「4分音符」に合わせると、音符を4分音符以上に伸び縮みさせる時に、4分音符の整数倍の長さのみ指定出来ます。
o 気ままに音符を並べたい時は、かえって邪魔になりますので、無効にします。


****手順
o Domino画面の上部、鉛筆マークの少し右にある、「4分音符」などと書かれた選択肢で、入力開始位置を合わせたい単位を選びます。
    + (4分の4拍子の場合)
    + 全音符 = 1拍で1小節 = 4分音符4つ分
    + 2分音符 = 2拍で1小節 = 4分音符2つ分
    + 4分音符 = 4拍で1小節
    + 32分音符 = 32拍で1小節 = 4分音符の8分の1
    + 付点2分音符 = 「2分音符 + 4分音符」の長さ
    + 付点4分音符 = 「4分音符 + 8分音符」の長さ
    + 付点32分音符 = 「32分音符 + 64分音符」の長さ
    + 3連2分音符 = 全音符を3分割 = 付点4分音符と同じ長さ
    + 3連4分音符 = 2分音符を3分割
    + 3連32分音符 = 16分音符を3分割
    + ユーザー指定 = 自由に設定出来ます。
o その2つ右隣の横棒マーク = 「Gateクォンタイズ」アイコンの付近が、少し明るい色になっている事を確認します。
    + 横棒マークをクリックすると、有効/無効が切り替わります。

o 音符の長さを自由に決めたい時は、横棒マークを(クリックして)無効にします。
    + そして、必要に応じて、音符を伸び縮みさせます。
o 数値で調節したい時は、横棒マークの右隣の、Gate の値を変更する方法もあります。
o でも、一旦、横棒マークを(クリックして)無効にする方が、お手軽です。
    + Gateクォンタイズを無効にした後に、音符の端を持って伸び縮みさせます。

** ステップ入力する時の Gateクォンタイズ
o ステップ入力する時に出てくる画面で、設定出来ます。
o 小さな画面の上側で音符の長さを選びます。
    + 音符の既定の長さは、指定した長さの80%。少し短いです。
    + 変更したい時は、その下のGate(G)の値を変更します。
o 細かく調節したい時は、マウスを使う方が簡単です。

** MIDIリアルタイム入力(= 録音)する時の Gateクォンタイズ
o ありません。鍵盤を押す長さで、音符の長さが決まります。


**** メモ
o 音符の選択肢を選ぶと、Tickクォンタイズにも影響します。
   + 詳しくは、「Tickクォンタイズ = 音符(= ノート)入力時の音符開始位置を合わせる
o Gate 関係の設定項目は、環境設定にもありました。
o 細かく調節してみたい時は、上のメニューから「ファイル」-「環境設定」-「ピアノロール(1)」と「ピアノロール(2)」。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


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関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > Tickクォンタイズ = 音符(= ノート)入力時の音符開始位置を合わせる
    オニオンスキンで、他の全てのトラックの音符を透かして見る
    トラックのグループ化。オニオンスキンの色設定で出来る事