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2012年9月1日土曜日

MAGIX Music Maker 2013ドイツ語版など登場 - 雑談


ご参考。MAGIX Music Maker 2013 Premium 英国版の紹介動画(on YouTube)
お知らせなど
MAGIX本家にて、MAGIX Music Maker 2013の発表がありました。
欧州では、9月頃から各言語版が発売される予定です。

o 日本語版の発売予定日は未定です。
    + 未確認ですが、今までの発売パターンから考えると、今回はスキップすると予想します。
    + 反面、Windows 8正式対応という宣伝材料と、初音ミク新製品の噂があります。スキップしないかもしれません。

新機能の注目点は、
o シンセサイザー Vita が、 Vita 2 になりました。
o Vita系のシンセサイザーが追加、もしくは置き換わりました。(0:37あたりから)
    + Rock Drums = ドラム
    + String Ensemble = 弦楽器
    + Bass Machine: ベース
    + World Percussion: パーカッション
    + 未確認ですが、MXで追加されたVita系のシンセサイザーが入れ替わるのではないかと推測します。
o eFX Vocal Strip
    + ボーカル用のプラグイン
    + 初音ミクの声に適用した時の効果が、気になる所です。
o マスタリングツールが 4 になりました。(0:50あたりから)
    + マスタリング用のエフェクトが追加されているとの事です。
o サウンドプールに新しいスタイルや音が追加、もしくは入れ替わりました。(1:00あたりから)
    + 未確認ですが、音素材が入れ替わったのではないかと推測します。

MAGIX Music Maker 2013 Premiumの詳細は、▽Music Makerの英国版ページへ


**** メモ
o 対応OSとして、Windows 8 に正式対応しました。
o 64ビット版のRewireに関する情報は見当たりませんでした。
    + Music Maker 2013の体験版は、8月末時点で準備中みたいでした。


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関連ページ:
    ▼お知らせなど
    ▼目次
    > ▼2011年の雑談
    ▼2010年の雑談
    はじめに
    +
    ▼制作メモ - Music Maker
(2012年9月2日変更:日本語版の発売可能性について考察見直し)
(2012年9月1日訂正:誤字の訂正。販売は9月頃から)

2012年6月24日日曜日

サウンドプールとシンセサイザーを組み合わせて作曲する方法 - Music Maker


ご参考。Music Maker MXのチュートリアルビデオ(MAGIX社)
サウンドプール
シンセサイザー
○MX ○MM3 △(ご参考)MM2 △(ご参考)MM1
サウンドプールとシンセサイザーを併用する、楽曲の作り方についてです。

o サウンドプールの利点は、自分で作る事が難しい音を、簡単に選ぶ事が出来る事。
o シンセサイザーの利点は、音素材に縛られない、自由に音を鳴らす事が出来る事。

これらの2つの機能を併用すると、
片方の機能だけで作曲する時に見えていた「曲作りの限界」を、比較的簡単に超える事が出来ます。


**** ご参考動画における作曲手順
o ポールさんは、次の順序で曲を作っています。
    + リズムを刻む音(ドラムとベース)の追加
    + 曲の個性となる音の追加
    + 装飾部分の追加
    + 曲の仕上げ(ミキシングとマスタリング)
o この方法はリズム先行ですが、メロディーの後にリズムを追加する方法もあります。

** ドラムとベースで、音の土台を作ります。
o(0:36から)最初にドラム。シンセサイザーの BeatBox 2 を選択して、格好良く叩きます。
o(1:17から)次にベース。サウンドプールから、ドラムに合うベース(Bass) の音を探して、貼り付けます。
    + 選択したのは、「Minimal DeepHouse Vol.9」-「Base」-「Loophole」
    + この音は、Music Makerの特定のバージョンにしか付いていません。
    + ですので、自分が気に入った音を並べます。
o(1:42から)「ドラムの音に、迫力が欲しいですね。」という事で、ドラムのトラックにコンプレッサーを適用します。
    + ミキサーを開きます。(=「M」キーを押す方法が簡単です)、
    + プラグイン欄にて、コンプレッサー am-track SE を選択します。
    + am-track SEの画面が開きますので、プリセット選択「009:submix_fat」と、音量調節。
o(2:10から)並べた音をコピーして、横に並べます。

** 曲の個性となる音色を追加します
o(2:24から)「良い感じ。」という事で、次にサウンドプールから、シーケンスの音素材を並べます。
    + 選択したのは、「DanceElectro Vol.9」-「Sequences」-「Rawer」
    + この音は、Music Makerの特定のバージョンにしか付いていません。
    + ですので、自分が気に入った音を並べます。
o(3:16から)音素材毎に、ボリュームを調節します。
o(3:28から)音の並びをコピーして、曲の基本部分を完成させます。
    + ここでは、ベース、ドラム、シーケンスの音だけが鳴っています。
    + 同じ音に聞こえる部分は、「音の並びの一部分を欠けさせる」手法がお手軽、かつ効果的です。

** 残りの音を追加します
o(4:05から)曲を完成させていきます。
    + 最初に、曲の土台部分の音をしっかりさせます。
        + 音の並びをコピーしたり、入れ替えたり。
    + 注目は、長さを縮めた音を並べる手法。
        + リズムがマンネリ化する手前で使うと、曲が引き締まります。
    + そして、曲に合う音を、追加していきます。
o(5:51から)レコーディング = 演奏入力を行います。
    + ここでは、シンセサイザー Revolta2 の音を使って、電子キーボードから演奏入力しています。
    + また、演奏入力の部分は、マウスやパソコンのキーボードを使って入力する事も出来ます。

** 曲の仕上げ = ミキシングとマスタリング
o(7:13から)曲の仕上げ。ミキシングとマスタリングを行います。
    + ミキサーの起動は、「M」キーを押す方法が簡単です。
    + ミキサーは、トラック毎に音の調節や加工をする時に使います。
    + ここでは、VANDAL SEを使って、7番トラックの音をキュイーンとした音に加工します。
    + そして、ミキサーの右側にあるボタンから、マスタリングスイートを起動。
    + マスタリングスイートは、曲全体の雰囲気を整える時に使います。
    + 一番上の設定で、「CDマスタリング」を選択します。
    + 「この他に、ボーカル録音する事も出来ます。」
o そして、最後に、完成した曲が流れます。


**** 確認したバージョン
o Music Maker MX Producer Edition   (仕様確認のみ)
o Music Maker 3 Producer Edition   (仕様確認のみ)
o Music Maker 2 Producer Edition   (付属していない機能あり。VANDAL SE)
o Music Maker (1) Producer Edition   (付属していない機能あり。BeatBox 2 / am-track SE / VANDAL SE)


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関連ページ:
    ▼サウンドプール
    ▼シンセサイザー
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > サウンドプールの置き場所を見つける
    BPM.infファイルの作り方
    > ▼Atmos = 環境音作成用シンセサイザー
    ▼BeatBox 2 Plus = ステップシーケンサー型シンセサイザー - Music Maker 2+

2011年9月8日木曜日

VSTプラグイン = 世界中で公開されているオーディオエフェクトを使う方法 - Music Maker

オーディオエフェクト
VSTプラグインの使い方

o VSTエフェクト
VSTエフェクト(プラグイン)の主な種類
選択したオブジェクトにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法
トラックにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法
----
Music Makerは、VST規格で作られたプラグインの取り込みをサポートしています。
VSTプラグインは世界中で作られていて、有償や無償で公開されています。


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関連ページ:
    ▼オーディオエフェクト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ

2011年9月7日水曜日

トラックにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法 - Music Maker

オーディオエフェクト
ミキサー
○MM3 ○MM2 ○MM1
プラグインは、トラックに対して適用する事も出来ます。

o プラグインを直接適用する方法
o テンプレートを使って、間接的にプラグインを適用する方法
o トラックの「FX」ボタンを使って、間接的にプラグインを適用する方法

このメモでは、プラグインを直接適用する方法について取り扱います。


**** 手順
o トラックへの Music Maker付属プラグインの直接適用は、ミキサーの上部で行います。
o 例えば、「フランジャー」プラグインをトラックに適用するとします。

** プラグインを適用する方法
o 操作したいトラックの、トラック番号を覚えます。
    + トラック番号は、Music Maker画面の一番左に表示されています。
o ミキサーを開きます。「M」キーを押す方法が簡単です。
o ミキサー画面で、操作したいトラックの縦欄を見つけます。
    + トラック番号は、ミキサー画面の下部に表示されています。
o トラックの縦欄の上部にある、プラグインの選択欄をクリックします。
    + プラグインの選択欄は、縦に2つ並んできます。
o 選択肢が出てきますので、
    + Music Maker 3は、「MAGIX Plugins」-「Flanger」
    + Music Maker (1), 2 の場合は、「Vintage Effects Suite」-「Flanger」
    + 例外として、Music Maker 2 の「am-track_SE」プラグインは、「VST FX」-「am-track_SE」
o 小さな設定画面が出てきますので、必要に応じて設定変更します。
    + 小さな設定画面を閉じたい時は、右上にある「x」印を押します。
o ミキサー画面を閉じたい時は、ミキサー画面の右上にある「x」印を押します。

** プラグインの設定画面を再表示する方法
o プラグイン選択欄の名前表示部分「Flanger」を右クリックします。
    + 名前表示部分を(左)クリックすると、プラグインが無効になりますので、注意します。
    + プラグインが無効になった時は、名前表示部分をもう一度クリックすると、戻ります。

** プラグインを外す方法
o プラグイン選択欄の名前表示部分「Flanger」をクリックします。
o 選択肢が出てきますので、一番上の「エフェクト無し」を選択します。


**** メモ
o オーディオの音素材の場合は、選択したオブジェクトに対してプラグインを適用する事も出来ます。
    + 詳しくは、「選択したオブジェクトにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.7
o Music Maker 2 Producer Edition   15.0.2.2
o Music Maker (1) Producer Edition   13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼オーディオエフェクト
    ▼ミキサー
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > Vintage Effects Suiteの使い方
    VSTプラグインの使い方
    > トラックにVSTプラグインを適用する方法
    センドエフェクトの使い方

トラックにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法 - Music Maker

VSTプラグイン
ミキサー
○MM3 ○MM2 ○MM1
VST エフェクト(プラグイン)は、トラックに対して適用する事も出来ます。
トラックへの VST エフェクトの適用は、ミキサーの上部で行います。

次のような時に便利です。
o 同じエフェクトを複数箇所で適用したい時
o エフェクトはそのままで、音素材を差し替えながら作るような時


**** 手順
o 例えば、VSTエフェクト「Mikusan」(仮称)をトラックに適用するとします。

** VSTエフェクトを適用する方法
o 操作したいトラックの、トラック番号を覚えます。
    + トラック番号は、Music Maker画面の一番左に表示されています。
o ミキサーを開きます。「M」キーを押す方法が簡単です。
o ミキサー画面で、操作したいトラックの縦欄を見つけます。
    + トラック番号は、ミキサー画面の下部に表示されています。
o トラックの縦欄の上部にある、プラグインの選択欄をクリックします。
    + プラグインの選択欄は、縦に2つ並んできます。
o 選択肢が出てきますので、「VST FX」-「Mikusan」
o 小さな設定画面が出てきますので、必要に応じて設定変更します。
o ミキサー画面を閉じたい時は、ミキサー画面の右上にある「x」印を押します。

** VSTエフェクトの設定画面を再表示する方法
o プラグイン選択欄の名前表示部分「Mikusan」を右クリックします。
    + 名前表示部分を(左)クリックすると、プラグインが無効になりますので、注意します。
    + プラグインが無効になった時は、名前表示部分をもう一度クリックすると、戻ります。

** VSTエフェクトを外す方法
o プラグイン選択欄の名前表示部分「Mikusan」をクリックします。
o 選択肢が出てきますので、一番上の「エフェクト無し」を選択します。


**** メモ
o オーディオの音素材の場合は、選択したオブジェクトに対してVSTエフェクトを適用する事も出来ます。
    + 詳しくは、「選択したオブジェクトにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法


**** マニュアルの説明場所は
o Music Maker 3 = 3-5章118-119ページ。
o Music Maker 2 = 第17章121-122ページ。
o Music Maker(1) = 74ページの下と、76ページ。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.7
o Music Maker 2 Producer Edition   15.0.2.2
o Music Maker (1) Producer Edition   13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼VSTプラグイン = 世界中で公開されているオーディオエフェクトを使う方法
    ▼ミキサー
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > センドエフェクトの使い方
    +
    VSTプラグインの使い方
    VSTエフェクト(プラグイン)の主な種類
    選択したオブジェクトにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法

選択したオブジェクトにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法 - Music Maker

VSTプラグイン
○MM3 ○MM2 ○MM1
選択したオブジェクトへの VST エフェクト(プラグイン)の適用は、オブジェクト・エフェクトラックの右下で行います。

o MIDIの音素材に対しては、この方法は使用出来ません。
    + MIDIの音素材に対してVST エフェクトを適用したい時は、「トラックにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法


**** 手順
o 例えば、VSTエフェクト「Mikusan」(仮称)をオブジェクトに適用するとします。

** VSTエフェクトを適用する方法
o オブジェクトを右クリックして、「オブジェクト・エフェクトラック」
    + Music Maker (1)の場合は、「オーディオエフェクトラック」
o 大きな画面が出てきますので、右下にある文字「FX PLUGINS」の上にある選択欄をクリック。
o 選択肢が出てきますので、「VST FX」-「Mikusan」
o 小さな設定画面が出てきますので、必要に応じて設定変更します。
o オブジェクト・エフェクトラックの右下にある「OK」ボタンで確定します。

** VSTエフェクトの設定画面を再表示する方法
o プラグイン選択欄の名前表示部分「Mikusan」を右クリックします。

** VSTエフェクトを外す方法
o プラグイン選択欄の名前表示部分「Mikusan」をクリックします。
o 選択肢が出てきますので、一番上の「エフェクト無し」を選択します。


**** メモ
o VSTエフェクトは、トラックに対して適用する事も出来ます。
    + 詳しくは、「トラックにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.7
o Music Maker 2 Producer Edition   15.0.2.2
o Music Maker (1) Producer Edition   13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼VSTプラグイン = 世界中で公開されているオーディオエフェクトを使う方法
    ▼オーディオエフェクト
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > トラックにVSTエフェクト(プラグイン)を適用する方法
    +
    VSTプラグインの使い方
    VSTエフェクト(プラグイン)の主な種類

2011年9月6日火曜日

選択したオブジェクトにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法 - Music Maker

オーディオエフェクト
○MM3 ○MM2 ○MM1
選択したオブジェクト(= アレンジメントに置いた音素材)に対してMusic Maker付属のプラグインを適用したい時は、オブジェクトの右クリックから行います。

o MIDIの音素材に対しては、この方法は使用出来ません。
    + MIDIの音素材に対してMusic Maker付属のプラグインを適用したい時は、「トラックにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法


**** 手順
o 例えば、「フランジャー」プラグインをオブジェクトに適用するとします。
o 2つの方法がありますので、お好みの方法を選びます。

** 方法1 = 右クリックから直接選択する方法
o オブジェクトを右クリックして、「オーディオエフェクト」-「フランジャー」
    + Music Maker (1)の場合は、「ビンテージエフェクトスイート」-「フランジャー」

o この方法が使用出来ないのは、am-track_SE (Music Maker 2+)。
    + このプラグインを使いたい時は、方法2を使います。


** 方法2 = オブジェクト・エフェクトラックの右下で設定する方法
o オブジェクトを右クリックして、「オブジェクト・エフェクトラック」
    + Music Maker (1)の場合は、「オーディオエフェクトラック」
o 大きな画面が出てきますので、右下にある文字「FX PLUGINS」の上にある選択欄をクリック。
o 選択肢が出てきますので、
    + Music Maker 3は、「MAGIX Plugins」-「Flanger」
    + Music Maker (1), 2 の場合は、「Vintage Effects Suite」-「Flanger」
    + 例外として、Music Maker 2 の「am-track_SE」プラグインは、「VST FX」-「am-track_SE」
o 小さな設定画面が出てきますので、必要に応じて設定変更します。
    + 小さな設定画面を閉じたい時は、右上にある「x」印を押します。
o オブジェクト・エフェクトラックの右下にある「OK」ボタンで確定します。


**** メモ
o Music Maker付属のプラグインは、トラックに対して適用する事も出来ます。
    + 詳しくは、「トラックにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
o Music Maker付属のオーディオエフェクトの中には、プラグインでは無いエフェクトもあります。
    + 例えば「ゲイター」や「戻る」エフェクト。
    + これらのエフェクトは、オブジェクトを右クリックして、直接名前を選択します。
    + Music Maker 2以降は、右クリックから「オーディオエフェクト」-「ゲイター」
    + Music Maker (1)の場合は、右クリックから「オフラインエフェクト」-「ゲイター」


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition   16.9.0.7
o Music Maker 2 Producer Edition   15.0.2.2
o Music Maker (1) Producer Edition   13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼オーディオエフェクト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > トラックにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
    Vintage Effects Suiteの使い方
    VSTプラグインの使い方

2011年9月5日月曜日

eFX_フェーザー(eFX_Phaser)プラグイン = 機械的な音揺れとうねりを加えるエフェクト - Music Maker 3+

フランジャーとフェイザー
○MM3 ×MM2 ×MM1
eFX_フェーザー(eFX_Phaser)プラグインを使うと、原音に、機械的な音揺れとうねりを加える事が出来ます。

o 「eFX_フェーザー」プラグインは、Music Maker 3以降に付属しています。
o この機能は、他の作曲ソフトでは「フェイザー」と呼ばれている事があります。意味は同じです。


**** 使い方
o 次のどちらかを行います。
    + 「選択したオブジェクトにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
    + 「トラックにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
o プラグインの場所は、
    + プラグイン選択欄から選ぶ時は、「MAGIX Plugins」-「eFX_Phaser」。
    + オブジェクトの右クリックから選ぶ時は、「オーディオエフェクト」-「efx_フェーザー」

** プラグインの画面について
o 上にあるメニューは、基本的には使いません。
o プリセットを使いたい時は、画面上部、eFX のロゴがある場所の右側にある選択欄をクリックします。
eFx_フェーザーのプリセット一覧
表示名備考
Default既定値です。
Drum Resonator遅延音多め。アナログっぽい雰囲気を加えます。
初音ミクの声に適用すると、高音ノイズが入る事があります。
+ この時は、feedback つまみを左に回すと回避出来ます。
Fat Synth複雑な、短めの遅延音を追加します。打撃音のような短い音に向いています。
    + 右端にあるボタンを押すと、現在の設定内容で、新しいプリセットを作る事が出来ます。
        + 既存のプリセットもありますので、上書きしないように注意します。

o 細かく設定したい時は、つまみや選択肢を操作します。
eFx_フェーザーのつまみ一覧
表示名備考
inつまみ入力レベルです。
初期値は一番右。左に回すと音が小さくなります。
outつまみ出力レベルです。
初期値は一番右。左に回すと音が小さくなります。
mode(選択肢)音の加工方法を切り替えます。
選択肢は3種類。「4 Stages」「8 Stages」「16 Stages」
数字が大きくなる程、複雑な効果が生まれます。
rateつまみ音を揺らす速度です。
右に回すほど速くなります。
depthつまみエフェクトの深さです。
右に回すほど深くなります。
feedbackつまみ遅延音の強さです。
右に回すと、遅延音が強くなります。
遅延音は、原音だけでなく、加工した音全体にかかります。
mixつまみ音を付加する度合いです。
一番左が原音。右に回すと、付加音が強くなります。
o 画面の左上端にある、林檎の様な印を持つボタンは、ON/OFFスイッチです。
    + クリックして印を黒くすると、このエフェクトの効果は無効になります。


**** メモ
o このプラグインは、おそらく、人間味があり過ぎる音に適しています。
    + やや機械的な印象を与えますので、過剰な人間味を抑える事が出来ます。
o このプラグインは、初音ミクの声とは相性が悪いです。
    + 初音ミクの機械的な成分を増幅して、声を更に機械っぽくするからです。
    + 但し、他のプラグインと組み合わせて使う事で、その欠点を低減することが出来ます。


**** マニュアルの説明場所は
o Music Maker 3 = 第3-6章138ページから。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2 - 非サポート
o Music Maker (1)  13.0.3.4 - 非サポート


==
関連ページ:
    ▼フランジャーとフェイザー = 音揺れとうねりのエフェクト
    ▼オーディオエフェクト
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > eFX_コーラスフランジャー(eFX_ChorusFlanger)プラグイン = 引き締まった感じの重唱効果や音揺れ、変調音を加えるエフェクト(Music Maker 3+)
    初音ミクの声から電子的なコーラスを作る方法(Music Maker 3+)
    +
    フランジャー(Flanger)プラグイン = 音揺れとうねりを加えるエフェクト

2011年9月4日日曜日

戻る = 音素材を逆再生する方法 - Music Maker

オーディオエフェクト
○MM3 ○MM2 ○MM1
「戻る」機能を使うと、オブジェクト(= アレンジメントに置いた音素材)を逆再生する事が出来ます。

o 音の波形が左右反転します = 音の最後から先頭に向かって再生します。
o MIDI素材には使用出来ません。
o プラグインの画面はありません。オブジェクトに直接反映されます。


**** 手順
o オブジェクト(= アレンジメントに置いた音素材)の右クリックから選択します。
    + Music Maker 2以降 = 「オーディオエフェクト」-「戻る   Ctrl+B」
    + Music Maker (1) = 「オフラインエフェクト」-「戻る   Ctrl+B」
    + なお、MIDI素材には使用出来ません。
o プラグインの画面はありません。ですので、選択するとすぐに反映されます。


**** マニュアルの説明場所は
o 特に記載はありませんが、使ってみると分かります。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼オーディオエフェクト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > プラグインの使い方
    選択したオブジェクトにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
    トラックにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法

位相を反転 = ステレオスピーカーから出る音を左右逆にする方法 - Music Maker

オーディオエフェクト
○MM3 ○MM2 ○MM1
「位相を反転」機能を使うと、オブジェクト(= アレンジメントに置いた音素材)について、ステレオスピーカーから出る音を左右逆にする事が出来ます。

o 音の波形が上下反転します。但し、1度しか反転しないみたいです。
o MIDI素材には使用出来ません。
o プラグインの画面はありません。オブジェクトに直接反映されます。


**** 手順
o オブジェクト(= アレンジメントに置いた音素材)の右クリックから選択します。
    + Music Maker 2以降 = 「オーディオエフェクト」-「位相を反転   Alt+H」
    + Music Maker (1) = 「オフラインエフェクト」-「位相を反転   Alt+H」
    + なお、MIDI素材には使用出来ません。
o プラグインの画面はありません。ですので、選択するとすぐに反映されます。


**** メモ
o 音の波形の図は、1度しか上下反転しません。
o ですので、使い所に気を付けます。


**** マニュアルの説明場所は
o 特に記載はありませんが、使ってみると分かります。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼オーディオエフェクト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 戻る = 音素材を逆再生する方法
    プラグインの使い方
    選択したオブジェクトにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法

フランジャーとフェイザー = 音揺れとうねりのエフェクト - Music Maker

オーディオエフェクト
o フランジャー
フランジャー(Flanger)プラグイン = 音揺れとうねりを加えるエフェクト

o eFX_フェーザー(Music Maker 3+)
eFX_フェーザー(eFX_Phaser)プラグイン = 機械的な音揺れとうねりを加えるエフェクト(Music Maker 3+)

o eFX_コーラスフランジャー(Music Maker 3+)
eFX_コーラスフランジャー(eFX_ChorusFlanger)プラグイン = 引き締まった感じの重唱効果や音揺れ、変調音を加えるエフェクト(Music Maker 3+)
初音ミクの声から電子的なコーラスを作る方法(Music Maker 3+)

o うねり不要の時は
▼コーラス = 重唱と音揺れのエフェクト
----
フランジャーとフェイザー(= フェーザー)は、音揺れとうねりを加えるエフェクトです。
    + フランジャーは、追加音を使った音揺れと、左右にうねる遅延音を追加します。
    + フェイザーは、追加音の位相のずらし方を周期的に変える事で、機械的な音揺れとうねりを加えます。


==
関連ページ:
    ▼オーディオエフェクト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼コンプレッサー = 圧縮と音圧感調節のエフェクト
    ▼ディストーションとアンプ = 音を歪ませるエフェクト
    ▼エラスティック・ピッチ = 音程、声質補正とコーラス追加のエフェクト

2011年9月3日土曜日

フランジャー(Flanger)プラグイン = 音揺れとうねりを加えるエフェクト - Music Maker

フランジャーとフェイザー
○MM3 ○MM2 ○MM1
フランジャー(Flanger)プラグインを使うと、音を揺らす効果とうねりの効果を加える事が出来ます。

o コーラス(Chorus)プラグインよりも、音揺れの印象を強くする事が出来ます。
o エフェクトを深く設定すると、原音や追加音が干渉して、変わった効果音が混じる事があります。


**** 使い方
o 次のどちらかを行います。
    + 「選択したオブジェクトにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
    + 「トラックにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
o プラグインの場所は、
    + プラグイン選択欄から選ぶ時は、
        + Music Maker 3 = 「MAGIX Plugins」-「Flanger」
        + Music Maker (1), 2 = 「Vintage Effects Suite」-「Flanger」
    + オブジェクトの右クリックから選ぶ時は、
        + Music Maker 2以降 = 「オーディオエフェクト」-「フランジャー」
        + Music Maker (1) = 「ビンテージエフェクトスイート」-「フランジャー」

** プラグインの画面について
o プリセットを使いたい時は、Flanger画面上のメニューから「プログラム」
    + もしくは、4つのボタンの下にある Preset名をクリック。
o 細かく設定したい時は、つまみとボタンを操作します。
「フランジャー」プラグインのつまみ一覧
表示名意味
SPEEDつまみ音を揺らす速さです。
右に回すと高速になります。
FEEDBACKつまみ遅延音を付加する度合いです。
右に回すと、遅延音が強くなります。
この遅延音は、左右にうねるように聞こえます。
つまみを一番左に回すと、遅延音は消えますが、左右のうねりも無くなります。
DEPTHつまみエフェクトの深さです。
右に回すと、追加音の音の変化が強くなります。
4つのボタン追加音の性質です。
右になるにつれ、にぎやかになります。
o このプラグインは、設定したまま無効に切り替える事も出来ます。
    + 一番下にある「Flanger」の文字 = スイッチです。クリックすると、このプラグインの有効(ON)、無効(OFF)を切り替える事が出来ます。


**** メモ
o エフェクトを深く設定すると、原音や追加音が干渉して、変わった効果音が混じる事があります。
    + FEEDBACKつまみとDEPTHつまみを共に右側に回すと、発生します。


**** マニュアルの説明場所は
o Music Maker 3 = 第3-6章137ページ。
o Music Maker 2 = 第18章139ページ。
o Music Maker(1) = 第13章85ページ。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼フランジャーとフェイザー = 音揺れとうねりのエフェクト
    ▼オーディオエフェクト
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
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    初音ミクの声から電子的なコーラスを作る方法(Music Maker 3+)

2011年8月29日月曜日

フィルター(Filter)プラグイン = 変わった音色にするエフェクト - Music Maker

コーラス関係のエフェクト
○MM3 ○MM2 ○MM1
フィルター(Filter)プラグインを使うと、次のような、変わった音色に加工する事が出来ます。

o 空気を切り裂くような、ドラム音
o 篭らないのに、もこもこするベース音
o 牛乳瓶の蓋を開けるような、ギター音
o 生物機械が歌っているような、初音ミク声


**** 使い方
o 次のどちらかを行います。
    + 「選択したオブジェクトにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
    + 「トラックにMusic Maker付属のプラグインを適用する方法
o プラグインの場所は、
    + プラグイン選択欄から選ぶ時は、
        + Music Maker 3 = 「MAGIX Plugins」-「Filter」
        + Music Maker (1), 2 = 「Vintage Effects Suite」-「Filter」
    + オブジェクトの右クリックから選ぶ時は、
        + Music Maker 2以降 = 「オーディオエフェクト」-「ビンテージフィルタ」
        + Music Maker (1) = 「ビンテージエフェクトスイート」-「フィルタ」

** プラグインの画面について
o プリセットを使いたい時は、Filter画面上のメニューから「プログラム」
    + もしくは、4つのボタンの下にある Preset名をクリック。
o 細かく設定したい時は、つまみとボタンを操作します。
「フィルター」プラグインのつまみ一覧
表示名意味
SPEEDつまみ揺れの速さ = 音を変化させる周期です。
右に回すと高速になります。
この周期に、下のボタンで選んだ時間軸フィルターが重なります。
DEPTHつまみ変調の度合いです。
左に回すと低音寄り、右に回すと高音寄りになる事が多いです。
FREQつまみ変調に使う音域です。
一番左が低音部、一番右が高音部です。
変調後の音の音域は、この限りではありません。
4つのボタン時間軸フィルターを決めます。
ボタンに描かれている図は、変調のかかり方。
+ 下が変調音使用、上が原音使用、横は時間軸です。
(ボタンの意味)
右下がりボタン = 普通の音声から、変調音に移ります。
+ これを、周期毎に繰り返します。
+ 初音ミクの声に効果的なポイントは、限られています。
山型ボタン = 変調音の途中で、多少普通の音声に戻ります。
谷型ボタン = 音声の途中で、多少変調がかかります。
+ 音声の変化が一番少ないです。
左下がりボタン = 変調音から、普通の音声に移ります。
+ これを、周期毎に繰り返します。
+ 初音ミクの声に効果的なポイントは、限られています。
o このプラグインは、設定したまま無効に切り替える事も出来ます。
    + 一番下にある「Filter」の文字 = スイッチです。クリックすると、このプラグインの有効(ON)、無効(OFF)を切り替える事が出来ます。


**** メモ
o 音が消えるポイントがありました。
    + その時は、FREQつまみを回すと聞こえるようになります。
    + その1
        + FREQつまみ = 一番右
        + MODEボタン = 一番右の「左下がり」印
        + Music Maker 2 は反応が悪いです。
    + その2 = Music Maker (1), 3限定
        + FREQつまみ = 一番左
        + MODEボタン = 一番左の「右下がり」印
        + Msuic Maker (1)の場合、DEPTHつまみ = 一番左も
        + Music Maker 2 では起こりません。

o 初音ミクを少し酔わせるポイントがありました。
    + 詳しくは、「フィルター(Filter)プラグインで、初音ミクを少し酔わせる方法。「にゃー」「みゃー」


**** マニュアルの説明場所は
o Music Maker 3 = 第3-6章137ページ。
o Music Maker 2 = 第18章138ページ。
o Music Maker(1) = 第13章85ページ。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼コーラス = 重唱と音揺れのエフェクト
    ▼オーディオエフェクト
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > フィルター(Filter)プラグインで、初音ミクを少し酔わせる方法。「にゃー」「みゃー」

2011年8月28日日曜日

フィルター(Filter)プラグインで、初音ミクを少し酔わせる方法。「にゃー」「みゃー」 - Music Maker

コーラス関係のエフェクト
初音ミクの声作り
フィルター(Filter)プラグインを使うと、初音ミクの声を少し酔わせる事が出来ました。
但し、ポイントを見つけるのが難しいです。ある程度根気が必要です。

o 「わー」という発音が、気まぐれに「にゃー」「みゃー」などに変わります。
    + 酔い加減は、甘酒を飲んだ程度かと思います。
    + 周期的に酔い加減が変化する、機械っぽい酔い方です。


**** 手順
o フィルター(Filter)プラグインを開きます。
o 次のように設定します。但し、ポイントを見つけるのが難しいです。
    + MODEボタンは、右端(右下がり)を押して凹ませます。
    + SPEEDつまみ = 1/4. 前後。1/4 から 1/8の間
    + DEPTHつまみ = 中央付近。
        + 正確な位置は忘れましたが、1箇所、とても「にゃー」な場所がありました。
        + 周辺にも「にゃー」っぽくなる場所があります。
        + つまみを僅かに動かしただけで「にゃー」が消えます。合わせるには根気も必要です。
    + FREQつまみ = やや左。時計の10時方向近辺。


**** メモ
o 実際の使い所は、難しいと思います。
    + 発音が揺れますし、声が透き通らなくて、印象が悪くなりますから。
o 綺麗に発音させたい時は、初音ミク側で「にゃー」「みゃー」。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
    + Music Maker (1), 2は試していませんが、使用出来ると思います。


==
関連ページ:
    ▼コーラス = 重唱と音揺れのエフェクト
    ▼初音ミクの声作り (Music Maker連携)
    ▼Music Maker
    ▼初音ミク
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    > ▼コンプレッサー = 圧縮と音圧感調節のエフェクト
    > ▼初音ミクの精神衛生。ねんどろいど初音ミクなど

2011年8月27日土曜日

オーディオエフェクト・ラックのイコライザー 10 Band EQ = 音を整えるエフェクト - Music Maker

イコライザーとフィルター
○MM3 ○MM2 ○MM1
10 Band EQ は、グラフィック・イコライザー。音を整えるエフェクトです。
次の事が出来ます。

o 音の性質を変化させる
    + 例えば、ドラムの音をシャリシャリにしたり出来ます。
o 特定音域を強調する
    + 例えば、音に含まれている低音部分を、強調する事が出来ます。
o 特定音域の音の大きさを下げる
    + 例えば、他の楽器の音と競合する時に、相手の楽器を目立たせる事が出来ます。
    + ボリューム操作とは異なり、自分の音もなるべく残したい時に使います。


**** 手順
o オーディオエフェクト・ラックを開きます
o イコライザー(10 Band EQ)エフェクトは、オーディオエフェクト・ラックの上から1段目にあります。

** 操作画面について
o 操作つまみ10個 = クリックしたまま上下に動かすと、その周波数帯の音の大きさが変わります。
    + 下にある「Link Bands」欄が光っていると、周辺のつまみも一緒に動きます。
    + 左が低音、右が高音です。
        + 楽器の音色には、その音色にとって重要な周波数帯があります。
        + 例えば、60 Hz帯はベースの音色の要ですが、ギターではあまり重要視されません。
        + その周波数帯を見つけて、理想の音に近づけるのが、このエフェクトの目的です。
    + 上が音量増幅、下が音量削減です。
        + 0 dbが原音のまま
        + 音の大きさを2倍にしたい時は、10 db動かします。
        + 0 dbに戻したい時は、つまみをダブルクリックする方法が簡単です。
o その右横の小画面 = 操作つまみの操作結果を表示します。
    + マウスで小画面内のつまみを動かす事も出来ます。
    + 「Link Bands」欄と連動しませんので、つまみを常に1つずつ動かしたい時に、便利です。
    + つまみの赤点をダブルクリックすると、0 dbに戻ります。
o 「Link Bands」欄 = 光っていると、操作つまみを動かした時に、周辺のつまみも一緒に動きます。
    + クリックすると、ON / OFF が切り替わります。
o A/B = クリックして光らせると、前回この画面で設定した時の状態に戻ります。
o プリセット欄 = 開発者おすすめの設定を選んで使う事が出来ます。
    + 必要に応じて、他のつまみを回すなどの調節を行います。
イコライザーのプリセット欄の選択肢一覧
表示名=意味(MM3/MM2)英名(MM1)備考
デフォルト無し原音のまま
音の大きさLoudness派手さ強調
Hifi サウンド(音楽用)Disco
クラシックClassic
低域 最大Techno
スーパーウーファーSuper Woofer
フォンPhone電話声
古いラジオOld radio
ボイスSpeech
ローパス・フィルタBass Filter中高域を削減
低域 レゾナンスBass resonance170Hz帯を増幅
低域 増幅Bass boost
高音 強めBrightness
中域を削減Reduce mid
中域 増幅Mid boost
o Reset = 設定内容を、初期状態に戻します。


**** メモ
o 操作つまみの使い方を覚えたい時は、プリセット。
    + プリセットを切り替えながら、操作つまみの位置を眺める方法が、お手軽です。
o 楽器の音が重なって混雑しているように聞こえる時は、次のような解決方法があります。
    + イコライザーを使う方法 = 片方の音の、ぶつかっている音域の音を小さくする
    + 片方の音を小さくする方法
    + 定位(= 音の鳴る場所)をずらす方法
        + 組み合わせて使う事も出来ます。


**** マニュアルの説明場所は
o Music Maker 3 = 第3-6章130ページから。
o Music Maker 2 = 第18章130ページから。
o Music Maker(1) = 第13章77ページ。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼イコライザーとフィルター = 音質を調節するエフェクト
    ▼オーディオエフェクト
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > オーディオエフェクト・ラックのフィルタ(FILTER) = 音質を微調節するエフェクト

2011年8月24日水曜日

イコライザーとフィルター = 音質を調節するエフェクト - Music Maker

オーディオエフェクト
o イコライザー
オーディオエフェクト・ラックのイコライザー 10 Band EQ = 音を整えるエフェクト
パラメトリック・イコライザー(EQ-4 BAND)
VANDAL SEの 3-Band EQ

o フィルター
オーディオエフェクト・ラックのフィルタ(FILTER) = 音質を微調節するエフェクト

o その他、名前が同じでも、音質とは関係がないエフェクトもあります。
    + フィルター(Filter)プラグイン = 変わった音色にするエフェクト
    + フィルター(Filter)プラグインで、初音ミクを少し酔わせる方法。「にゃー」「みゃー」
        + このエフェクトは、エンベロープ・フィルター。
        + どちらかというと、コーラスの原理に近いです。
---
o イコライザーと(周波数の)フィルターは、音質を変化させる事が出来ます。
    + イコライザーは、複数の音域に対して、同時に調整する事が出来ます。
    + (周波数の)フィルターは、特定の音域に着目して調整したい時に、使います。

==
関連ページ:
    ▼オーディオエフェクト
    ▼音を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼ディレイとリバーブ = 遅延音と残響と反響のエフェクト
    ▼コーラス = 重唱と音揺れのエフェクト
    ▼フランジャーとフェイザー = 音揺れとうねりのエフェクト

オーディオエフェクト・ラックのフィルタ(FILTER) = 音質を微調節するエフェクト - Music Maker

イコライザーとフィルター
○MM3 ○MM2 ○MM1
オーディオエフェクト・ラックのフィルタ(FILTER)エフェクトを使うと、音質を簡易調節する事が出来ます。

o 「音の艶(つや)を増減させる」といった調整が、比較的簡単に出来ます。
o このエフェクトは、音質の微調節に特化しています。
    + 特定周波数帯の音量大幅カット(ローパスフィルター、ハイパスフィルター、バンドパスフィルター)を行いたい時は、イコライザーを使う事をおすすめします。


**** 手順
o オーディオエフェクト・ラックを開きます
o フィルタ(FILTER)エフェクトは、オーディオエフェクト・ラックの上から4段目の右側にあります。

** 操作画面について
o FREQUENCY つまみ = 変化させる周波数帯を決めます。
    + 左に回すと低く(= 低音に)、右に回すと高く(= 高音に)なります。
        + 「低く」と言っても、鳴る音が低くなる訳ではありません。
        + このつまみは、音域における、音を変化させる場所を決めます。
o LEVEL つまみ = 変化させる周波数帯の音量です。
    + 中央が0(= 変化なしのように聞こえます)。
    + 左に回すと小さくなります = 音量カットの効果が大きくなります。
    + 右に回すと大きくなります = 周辺帯域の音量増幅の効果が大きくなります。
o RESONANCE つまみ = 変化させる周波数帯の幅です。
    + 左に回すと幅が大きくなり、右に回すと幅が小さくなります。
        + 他のつまみとは、左右の意味が逆になりますので気を付けます。
    + 周波数帯の幅を大きくすると、音の変化が大きくなります。
    + 逆に、周波数帯の幅を小さくすると、ピンポイントで補正する事が出来ます。
o VOLUME つまみ = ボリューム。音(= 周波数全体)をそのまま大きくします。
    + 中央が原音のまま。左に回すと小さくなり、右に回すと大きくなります。
    + 音の変化が大きいと音量も大きく変わりますので、このつまみで補正します。
o その右横の小画面 = FREQUENCY つまみと LEVEL つまみの状態を表示します。
    + マウスで小画面をクリックと、2つのつまみを同時に変更する事が出来ます。
o A/B = クリックして光らせると、前回この画面で設定した時の状態に戻ります。
o プリセット欄 = 開発者おすすめの設定を選んで使う事が出来ます。
    + 必要に応じて、他のつまみを回すなどの調節を行います。
フィルタのプリセット欄の選択肢一覧
表示名(MM3)表示名=意味(MM2)英名(MM1)
ワウフィルター(Wah-Filter)ワウワウフィルターWah-filter
ロングカット低域カットBass reduction
ハイカット高域カットHigh reduction
中域 増幅中域増幅Mid boost
ハイブースト高域増幅High boost
o Bypass =バイパスです。クリックして光らせると、このエフェクトは無効になります。
o Reset = 設定内容を、初期状態に戻します。


**** メモ
o 大きく効くポイントと、効果の薄いポイントがあります。
    + 大きく効くポイントは、音素材毎に変わります。
    + ですので、音を聞きながら目的のポイントを探します。
o 特定周波数帯の音量カットが目的でしたら、イコライザーを使う方が簡単です。
    + このエフェクトで削減出来る音量は、限られているからです。
    + このエフェクトは、音質の微調節目的に特化しているみたいです。
o Music Maker 2で試聴しながら調節する場合、音が切り替わるまでに少し時間がかかります。
    + 4、5秒待つと切り替わります。


**** マニュアルの説明場所は
o Music Maker 3 = 第3-6章133ページ。
o Music Maker 2 = 第18章134ページ。
o Music Maker(1) = 第13章80ページ。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼イコライザーとフィルター = 音質を調節するエフェクト
    ▼オーディオエフェクト
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼ディレイとリバーブ = 遅延音と残響と反響のエフェクト
    +
    オーディオエフェクト・ラックのイコライザー 10 Band EQ = 音を整えるエフェクト
(2011年8月24日追加。つまみと音の変化の関係と、イコライザー)

2011年8月19日金曜日

MAGIX Music Maker MXドイツ語版登場 - 雑談


ご参考。MAGIX Music Maker MXドイツ語版の紹介動画(on YouTube)
2011年の雑談
MAGIX本家にて、MAGIX Music Maker MXが登場しました。
日本語版の発売予定日は、2011年12月22日頃です。

新機能の注目点は、
o Loop Designer = 音素材をリミックス出来るみたいです。(0:32あたりから)
    + 映像を見る限りでは、シンセサイザーの「Drum & BASS」に近い仕組みのようです。
o シンセサイザーの Vitaに、4つの操作画面が加わりました。(1:12あたりから)
    + Century Guitars = ギター
    + Electric Bass = ベース
    + Lead Synth = シンセ
    + Drum Engine = ドラム
    + Vitaは Music Maker 17でも新機能が入っていますので、Music Maker 3からは大幅な進化になります。
o この他に、MIDI Editorが Music Maker画面の下に表示されるようになりました。
    + 新機能とは書かれていませんでした。前バージョン(17)の新機能かもしれません。

o このバージョンには、おそらく、MAGIX Music Maker 17の新機能も加わっています。
    + MAGIX Music Maker 17の新機能は「MAGIX Music Maker 17ドイツ語版登場

Music Maker MXの詳細は、▽Music Makerのドイツ語版ページへ


**** メモ
o パソコンの要求水準が上がりました。
    + 対応OSは、Windows XP (32ビットのみ)/ Vista (32ビットと64ビット)/ 7 (32ビットと64ビット)。
    + CPU 2GHz以上
    + メモリ 最低1GB、推奨2GB


==
関連ページ:
    ▼2011年の雑談
    ▼お知らせなど
    ▼目次
    > 動画投稿サイトzoomeがサービス終了予定。2011年8月31日付け
    VOCALOID 3。2011年秋頃に登場予定
    +
    ▼2010年の雑談
    ▼制作メモ - Music Maker
(2011年12月3日変更:日本語版の発売予定日を追加)

2011年8月16日火曜日

オーディオエフェクト・ラックのディストーション(Distortion) = 音にざらざら感を加えるエフェクト - Music Maker

ディストーションとアンプ
○MM3 ○MM2 ○MM1
オーディオエフェクト・ラックのディストーション(Distortion)エフェクトを使うと、音にざらざら感を加える事が出来ます。

o ドラムなどの音に適用すると、演奏の臨場感を増す事も出来ます。
o 「CUTOFF」つまみを左に回していくと、音の性質が変わります。


**** 手順
o オーディオエフェクト・ラックを開きます
o ディストーション(Distortion)エフェクトは、オーディオエフェクト・ラックの上から4段目の左側にあります。

** 操作画面について
o GAIN つまみ = 歪みの量です。
    + 右に回すとノイズっぽい成分が混じり、音が少し変化します。
        + ドラムやギターが、勢い良く聞こえます。
        + 初音ミクの声に、少しざらざら感を与えます。
        + といっても、最終的な効果は隣のつまみで決まります。
    + 出来る音の性質は、このつまみとCUTOFFつまみで、ほぼ決まります。
        + 例外は、プリセット欄で「ウォーム」(MM1 = Warm)を指定した時
        + 「ウォーム」指定時には、このつまみの意味は無くなります。
        + 変化しているのかもしれませんが、違いが分かりませんでした。
o CUTOFF つまみ = 歪み方です。
    + 左に回すと変わった音になります。そして、音が小さくなります。
    + 右に大きく回すと、原音に近いざらざら音になります。
    + おおよその目安は、
        + 普通に使う時は、右横から右下
        + 少し変わった感じにしたい時は、中央から右横の間
        + 水中演奏にしたい時は、中央から左横の間
o VOLUME つまみ = ボリューム。音をそのまま大きくします。
    + 右に回すと大きくなります。
o その右横の小画面 = GAIN つまみと CUTOFF つまみの状態を表示します。
    + マウスで小画面をクリックと、2つのつまみを同時に変更する事が出来ます。
o A/B = クリックして光らせると、前回この画面で設定した時の状態に戻ります。
o プリセット欄 = 開発者おすすめの設定を選んで使う事が出来ます。
    + 必要に応じて、他のつまみを回すなどの調節を行います。
ディストーションのプリセット
表示名 (MM2+)英名 (MM1)意味
ソフトSoft少し歪ませます。
弱い分、多くの音素材に適用出来ます。
メディアムMedium普通に歪ませます。
ステーキの焼き方の「ミディアム」と同じ意味です。
ハードHard大きく歪ませます。
ウォームWarm暖かい感じに歪ませます。
原音に似ていますが、低音部分に少し変化があります。
これを選択した時、GAIN つまみの効果が弱くなります。でも、CUTOFF つまみを動かしたりすると効果は元に戻ります。
スウィープSweepかすれ感を与えます。
重厚な音の場合は、湿った感じに聞こえる事もあります。
o Bypass =バイパスです。クリックして光らせると、このエフェクトは無効になります。
o Reset = 設定内容を、初期状態に戻します。


**** メモ
o 水中演奏しているように聞こえる場所があります。
    + GAIN つまみ = 左横付近
    + CUTOFF つまみ = 中央付近、もしくはやや左
    + プリセット欄 = 「ウォーム」(Warm)以外


**** マニュアルの説明場所は
o Music Maker 3 = 第3-6章133ページ。
o Music Maker 2 = 第18章134ページ。
o Music Maker(1) = 第13章80ページ。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.7
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


==
関連ページ:
    ▼ディストーションとアンプ = 歪ませるエフェクト
    ▼オーディオエフェクト
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ディストーション(Distortion)プラグイン = 荒々しい響きを加えるエフェクト
    オーディオエフェクト・ラックのアンプ・シミュレーター = 音を太くするエフェクト(Music Maker (1), 2専用)