定位(Pan、音を鳴らす位置)を調節する方法 - Music Maker
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定位(= Pan、音を鳴らす位置)は、トラック毎に調節する事が出来ます。複数の楽器を演奏させる時、定位と音量のバランスを見直すだけで、音がすっきりします。
o 定位を時間変化させたい時は、「定位(音を鳴らす位置)を時間変化させる方法 パノラマ」。
**** 手順
** 1. 普通のスピーカーの場合
o ミキサーを開きます。下にある数字は、トラック番号です。
o 定位を、トラックの音に相応しい所に移動させます。
+ 丸い時計の部分をクリックしたまま、左や右に回します。
+ ダブルクリックすると中央に戻ります。
o マニュアルの説明場所は
Music Maker 3 = 第3-1章99ページ。
Music Maker 2 = 第13章97ページ。
Music Maker(1) = 第11章67ページ。
** 2. 5.1chサラウンドスピーカーの場合
o ミキサーを開きます。下にある数字は、トラック番号です。
o 右端の[5.1 Sorround]ボタンをクリックします。
o 出てくるメッセージを確認します。設定済みなら「キャンセル」。
o 定位を調節したいトラックの、W型に点が並んでいる部分をクリックします。
o 後は、出てくる画面の通りです。
o マニュアルの説明場所は
Music Maker 3 = 第3-2章101ページから。
Music Maker 2 = 第14章100ページから。
Music Maker(1) = 第12章70ページから。
**** メモ
o お互いの定位が重ならないように楽器を置くと、音がくっきりします。
o 音が片方のスピーカーに寄り過ぎないようにすると、安定します。
+ 左右のスピーカーを意識して、配置します。
+ 偏りに意味がある場合は別です。
o 楽器を左右に広げて置くほど、壮大な感じがします。
+ でも、広げるにつれ、まとまり感が減ってきます。
+ 程よい所で妥協します。
+ 全体的な音の広がりは、マスタリングスイートの STEREO FXでも調整できます。
o 低音楽器は、中央付近に置くとバランス調整が楽です。
+ でも、to_dkの曲では、別の置き方に拘っています。
**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 16.9.0.6
o Music Maker 2 15.0.2.2
o Music Maker (1) 13.0.3.4
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関連ページ:
▼ミキサー
▼曲に仕上げる
▼Music Maker
▼制作メモ
> センドエフェクトの使い方
センドエフェクトを使って、オーディオエフェクトを時間変化させる
ボリューム・フェーダーの使い方
+
ミキサーの使い方
(2011年5月10日追加。Music Maker 3対応)