BPM.infファイルの作り方 - Music Maker
自分専用のサウンドプールを作りたい方向けの情報です。サウンドプールの各スタイルに相当するフォルダーには、BPM.infファイルがあります。
ソングメーカーやイージーモードが参考にしているかもしれませんので、BPM.infファイルの規則について調べてみました。
**** 手順
o BPM.infファイルは、メモ帳でも作る事が出来ます。コピーしたものをメモ帳で開く方法が、簡単です。
+ BPM.infがある場所は、サウンドプールの場所にあるスタイル名フォルダーです。サウンドプールの置き場所は「サウンドプールの置き場所を見つける」
o 以下、既存のBPM.infから推測した書き方です。
** 長調の場合の書式例
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[Tempo]
BPM=120
[HarmonyTable]
Scale=C
Sample1=C
Sample2=d
Sample3=e
Sample4=F
Sample5=G
Sample6=a
Sample7=h
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o BPM = テンポは、音素材に合わせて指定します。
o Scale=Cの意味は、ハ長調。といっても、小文字のcで書いているものもありました。
o Sample1=C から順番に書きます。
+ 大文字小文字に意味があるとしたら、多分、ソングメーカー等での選択優先度でしょう(= 推測です)。
o Sample7について
+ 7番目の素材がない時は、Sample6まで書きます。
+ Sample7=h はドイツ語での書き方です。Bとしているものもありました。但し、ドイツ語の B = 英語の B♭。実際に聴いてみないと分かりません。
** 短調の場合の書式例
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[Tempo]
BPM=120
[HarmonyTable]
Scale=c
Sample1=c
Sample2=d
Sample3=D#
Sample4=f
Sample5=g
Sample6=G#
Sample7=A#
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o Scale=cは、ハ短調。大文字 = 長調、小文字 = 短調です。(= 例外あり)
+ a を指定しているものもありました。「Movie Score Vol. 5」「Movie Score Vol. 6」。これらの場合、Sample1=a で始まります。
o Sample3=D# は、Sample3=Dis (ドイツ語)としているものもありました。
** その他、特殊な書き方
o Sound PooLの「Techno Trance Vol. 7」から。As = A♭。
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[HarmonyTable]
(中略)
Sample3=S
(中略)
Sample6=As
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o SoundPooLの「Strictly 80s Vol. 1」から。この指定の実用上の意味は、不明です。
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[HarmonyTable]
(中略)
Soundpool=MumaG7_Styles\80s
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関連ページ:
▼サウンドプール
▼音素材を並べる
▼Music Maker
▼制作メモ
> サウンドプールから、不要なスタイルを削除する
サウンドプールをリセットする方法(= 初期設定に戻す方法)
サウンドプールに心当たりの無いスタイルが増えた場合の対応方法
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)