2010年5月4日火曜日

テキストトゥスピーチ(text-to-speech)の使い方 - Music Maker

音素材を作る
Music Makerでは、人工音声を使って、文章を音声化する事が出来ます。
o 初音ミクユーザーの方は、初音ミクにロボ声で文章を読んでもらう事も出来ます。


**** テキストトゥスピーチの場所
読み上げ声を入れたい場所に再生カーソルを合わせて
o Music Maker 2 = 上のメニューから、「エフェクト」-「オーディオ」-「テキストトゥスピーチ」。
o Music Maker(1) = 上のメニューから、「エフェクト」-「テキストトゥスピーチ...」。


**** 手順
o 文字の入力 = 左上のテキスト欄に、読ませたい文字を入力します。
   + 入力の時は、声の主(ボイス)にご注目。英語を話すボイスは、日本語の文章を読む事が出来ません。

o 試聴 = テキスト入力欄の右下にある、「再生」ボタンをクリックします。(Music Maker(1) = 「テスト」ボタン)
o 確定 = 「アレンジャーにオブジェクトを作...」ボタンをクリックします。(Music Maker(1) = 「アレンジャーにオブジェクトを作成」ボタン)
   + Music Makerは、「ファイル」で指定した名前の音声ファイルを作って、アレンジャー(= アレンジメント画面)の赤い縦線(= カーソル)の場所に、作ったファイルを自動で貼り付けます。


**** 主な設定項目
o ボイス = 話す人工音声を選びます。
   + 増やす事も出来ます。Microsoft社の規格(Microsoft Speech API)をサポートしている音声システムなら、何でもOKです。
   + Microsoft社のSpeech SDK 5.1をインストールしたら、英語のボイスが増えました。
   + Speech SDKは、Microsoft社の英語サイトからダウンロード出来ます。Windows 7対応については不明です。
   + ボイスを初音ミクにする事も出来ます。(= 手順は下の方にあります。)

o フォーマット = Mono = モノラル / Stereo = ステレオ。
o スピード = つまみを元に戻したい時は、つまみをダブルクリックします。
o ファイル = ここで指定したファイル名で、音声ファイルを作ります。
   + 作品で使う時は、ファイルの場所をアレンジメントの近くに移しておくと、ファイルの管理が楽になります。


**** ボイスに初音ミクを登場させる方法(初音ミクユーザー向け)
o (Music Makerの動作保証はありません。試したい方は、自己責任でどうぞ。)
o 「初音ミクのロボ声」を使用する方法
   + ▽はちゅねのないしょ(フリーウェアの初音ミク拡張キット配布所)にある「初音ミクのロボ声」をダウンロードします。
   + zipファイルですので、解凍します。後は、readme.txtの通りです。
   + MeCabは、バージョン0.98でも動きました。ダウンロードは「Binary package for MS-Windows」のものを使用します。
   + 「動作に必要なもの」欄について = 一番簡単な方法は、MeCabをインストールして、binフォルダーの下にあるlibmecab.dllを、「初音ミクのロボ声」のフォルダーにコピー。
   + 「初音ミクのロボ声」フォルダーの置き場所 = 私は、MeCabフォルダーの下に移動して「Hatsune」という名前にしました。
   + テキスト入力欄での日本語長文入力は難しかったです。おすすめは、メモ帳などで書いた文章の貼り付けです。
   + 「初音ミクのロボ声」は日本語ボイス。英文を読む事は出来ません。
o 自分で作る方法
   + Microsoft社のSpeech API仕様に合わせて作ります。
   + プログラム作成に自信がある方向けです。


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関連ページ:
    ▼音素材を作る
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼音を加工する
    ▼初音ミクで作曲する
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)