2012年7月11日水曜日

検索窓使用時にエラーメッセージ「encountered an improper argument」が出た時の暫定対応手順 - SynthMaker

SynthMakerのサポートを受ける
○SM2 ○FL10
SynthMaker の検索窓入力でエラーメッセージ「encountered an improper argument」が発生する場合は、Windows の言語設定を変更する事で、現象を回避する事が出来ます。

o なお、以下の手順は、他のプログラムに影響が出るかもしれません.
    + 特に、バッチファイルやコマンドプロンプト画面を使用している場合は危険です。
    + この手順を使用すると、Windowsコマンドが正しく動作しない事がありました。
o ですので、問題発生時の障害対応に自信がある方だけ、自己責任でお試しください。


**** 現象
o SynthMaker検索窓に文字を入力した時に、次の内容のエラーメッセージが出ました。
    + 「encountered an improper argument」
o OS は、 Windows XP Service Pack 3 (32bit) + Windows Update 2012年7月版
o SynthMakerのバージョンは
    + SynthMaker 2.0.5 Professonal Edition
    + FL STUDIO 10 Producer Edition 付属の SynthMaker プラグイン


**** 原因
o Visual C++ 2010のランタイムコンポーネントが原因みたいです。
o 日本語環境で発生しますが、(米国の)英語環境では発生しません。


**** 暫定対応手順
o 当面は、次の手順で回避出来ます。
o もし、日本語を扱うプログラムで不具合が見つかりましたら、「日本語」設定に戻します。

** Windows 7の場合(= 推定です)
o スタートボタンを押して、「コントロールパネル」-「時計、言語、および地域」-「地域と言語」
o 「地域と言語」画面が出てきますので、上にある「管理」タブをクリックします。
o 「Unicode対応でないプログラムの言語」欄の、「システムロケールの変更」ボタンを押します。
o 後は、Windows XPと同じ要領で、言語「英語(米国)」を選択し、「OK」ボタンを押して、「今すぐ再起動」します。

** Windows Vistaの場合(= 推定です)
o Window 7の手順と同様です。
o 途中、質問が追加されているかもしれませんが、問題が無さそうでしたら、肯定的に答えます。

** Windows XPの場合
o スタートボタンを押して、「コントロールパネル」-「地域と言語のオプション」を開きます。
o 「地域と言語のオプション」画面が出てきますので、上にある「詳細設定」タブをクリックします。
o 「Unicode対応でないプログラムの言語」欄の選択肢を、「英語(米国)」に変更します。
    + 元に戻す時は、「日本語」を選びます。
o 「OK」ボタンを押します。
o 「今すぐコンピュータを再起動しますか」と質問してきますので「はい」を選択します。
o 再起動後の最初のログインは、しばらく時間がかかります。ですので、静かに待ちます。

o そして、おもむろに SynthMakerを起動して、検索窓に文字を入力してみます。
    + 部品の説明文を検索して、絞り込む機能みたいです。


**** メモ
o バッチファイルやコマンドプロンプト画面を使用している場合、この手順を使用すると正しく動作しない事があります。
    + 日本語部分が文字化けして、正しく動きませんでした。


**** 確認したバージョン
o SynthMaker 2.0.5 Professonal Edition + Windows XP Service Pack 3 + Windows Update 2012年7月版
o FL STUDIO 10 Producer Edition   Version 10.0.9 (Signature Bundle)   32ビット版 + Windows XP Service Pack 3 + Windows Update 2012年7月版


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関連ページ:
    ▼SynthMakerのサポートを受ける
    ▼SynthMaker
    ▼制作メモ
    > FL STUDIOのSynthMakerプラグインで作成した回路図を、SynthMaker製品版に移行する
    ご参考。SynthMaker 各製品の機能比較
    リンク。SynthMakerの製品情報
(2012年7月11日追加。コマンドプロンプトで問題確認)