2011年2月10日木曜日

DominoからMusic Makerの音源 Vita や Revolta 2を使う方法 - Domino

Dominoのヘルプと楽器設定
シンセサイザーのVita
シンセサイザーのRevolta 2
Dominoから Music Makerの音源 Vita や Revolta 2 を呼び出す事が出来ました。
但し、一度に鳴らす事の出来る音色は1つだけです。

o 以下の手順は、メーカー保障はありません。興味のある方は自己責任でどうぞ。


**** Music Makerの特徴
o Music Makerの付属音源 Vita には、比較的生音に近い音色が揃っています。
    + 音は、大人っぽく落ち着いています。必要に応じて、エフェクトを適用して華やかにします。
    + Revolta 2は電子音系。
    + この他、Dominoから呼び出す事は出来ませんが、環境音作成などの変わった音源があります。
        + 詳しくは、「▼Music Maker - シンセサイザー
o Music Makerは、音や画像や映像を貼り付ける事が得意です。
    + WAVファイルの簡単加工が得意です。
    + 作曲の他に、紙芝居風の簡単な動画を作る事が出来ます。

o Music Makerの体験版は、30日間使用する事が出来ます。
    + 但し、最近パソコンを購入した方は、要注意です。
    + 64ビットOSへの正式対応は、次期バージョン Music Maker 4からです。


**** 手順
** 必要なプログラムをインストールします。
o Music Makerが入っていなければ、インストールします。
    + 体験版(= 30日間の制限版です)でもきっと動くと思いますが、付いている音色がピアノくらいだったような気がします。
    + 「Music Makerの体験版を入手する方法
o 仮想MIDIケーブルをインストールします。Maple Virtual Midi Cableの場合はこちら
    「Maple Virtual Midi Cable を入手する
    「Maple Virtual Midi Cable をインストールする
o (私は MIDI Yokeでは動作確認していません。)
o Windows 7 / Windows Vista の方へ
    + MIDI Yokeをお使いになる場合は、「こちらのページ」の、上の方にある注意書きをお読み下さい。
    + Windows Vistaでは、MIDI Yokeではなく、他の仮想MIDIケーブルを使った方が良いとの情報がありました。

** Dominoの環境設定をします。
o Dominoを起動します。
o 上のメニューから、「ファイル」-「環境設定」
o 環境設定画面の左で、MIDI-OUTをクリックします。
o ポートA の「MIDI OUTデバイス」欄をクリックして、
    + Mapleをインストールした方は「Maple Midi Out: Port 1」を選択します。
    + MIDI Yokeの方は(おそらく)「Out to MIDI Yoke: 1」を選択します。
o 設定が終わりましたら、下の「OK」ボタンを押します。

** Music Makerを設定します。
o Music Makerを起動します。
o 小さな画面が出てくる時は、一旦閉じます。
o 左上のメニューから「ファイル」-「設定」-「プログラム設定」
o 出てくる「プログラム設定」画面の上にタブが並んでいますので、「オーディオ」タブをクリック。
o 左側で、ドライバを変更します。
    + 「ドライバ選択」欄で、一番下の ASIO ドライバを選択。
    + 下の選択肢で、「Magix Low Latency 2008」を選択。
        + これを選択すると、Dominoからの操作で、音が大きくは遅れなくなります。
o 右上「入力デバイス」の欄を設定します。
    + Mapleをインストールした方は「Maple Midi In: Port 1」を選択。
    + MIDI Yokeの方は「In From MIDI Yoke: 1」を選択。
o 設定が終わりましたら、右下の「OK」ボタンを押して、設定画面を閉じます。
    + 変更後に少し時間がかかる事がありますが、しばらく待ちます。
    + 状況は、画面下のステータスバーに出ています。

** Music Makerで、鳴らしたい楽器を設定します。
o とりあえず、シンセサイザーの Vita か Revolta 2 を選んで、1番上のトラックに貼り付けます。
    + Music Maker画面下の方で、「サウンドプール」「ファイルマネージャー」「シンセサイザー」と並んでいる行を見つけます。
    + 「シンセサイザー」の文字をクリックします。
    + シンセサイザーが並んでいますので、(トラックシンセサイザーの)Vita もしくは Revolta 2のアイコンを見つけます。
    + 見つけたアイコンを、一番上の1番トラックの、好きな所にドロップします。
        + アイコンをクリックしたまま、並べたい場所まで移動します。
        + 左上がおすすめです。

o ここまで出来ましたら、Dominoで音符を入力して、再生してみます。
    + ポイントは、Music Maker画面を開いている状態で、Dominoを使う事です。
    + Music Maker画面は、最小化していても大丈夫です。
o 聞き慣れない音が鳴りましたら、成功です。

o 楽器を変更方法については、
    + トラック名の右横にある▼ボタンを押すと、MIDIで使う楽器を選ぶ事が出来ます。
    + 細かく指定したい時は、MIDI Editorで使う楽器を変更する方法


**** メモ
o 音源定義ファイルが無いと、Dominoからピッチベンドの値を変更する事が出来ないみたいです。
o (Music Maker側に取り込んでから変更する事は、可能です。)


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b + Maple Virtual Midi Cable 3.56 + Music Maker 3 Produser Edition 16.9.0.6 (UP1) (+ Windows XP Service Pack 3)


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関連ページ:
    ▼Dominoのヘルプと楽器設定
    ▼シンセサイザーのVita
    ▼シンセサイザーのRevolta 2
    ▼Domino
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > ▼Maple Virtual Midi Cable
    > ▼Revolta 2 = MIDI入力用電子音系シンセサイザー
    > ▼MIDI Editor
    Dominoの音の高さ表記を Music Makerや初音ミクに合わせる
    Dominoのマウス操作を、Music Maker風にカスタマイズする
(2011年2月26日追加。シンセサイザー情報へのリンク)
(2011年2月16日訂正。Mapleの名前)