DominoからMusic Makerの音源 Vita や Revolta 2を使う方法 - Domino
Dominoから Music Makerの音源 Vita や Revolta 2 を呼び出す事が出来ました。但し、一度に鳴らす事の出来る音色は1つだけです。
o 以下の手順は、メーカー保障はありません。興味のある方は自己責任でどうぞ。
**** Music Makerの特徴
o Music Makerの付属音源 Vita には、比較的生音に近い音色が揃っています。
+ 音は、大人っぽく落ち着いています。必要に応じて、エフェクトを適用して華やかにします。
+ Revolta 2は電子音系。
+ この他、Dominoから呼び出す事は出来ませんが、環境音作成などの変わった音源があります。
+ 詳しくは、「▼Music Maker - シンセサイザー」
o Music Makerは、音や画像や映像を貼り付ける事が得意です。
+ WAVファイルの簡単加工が得意です。
+ 作曲の他に、紙芝居風の簡単な動画を作る事が出来ます。
o Music Makerの体験版は、30日間使用する事が出来ます。
+ 但し、最近パソコンを購入した方は、要注意です。
+ 64ビットOSへの正式対応は、次期バージョン Music Maker 4からです。
**** 手順
** 必要なプログラムをインストールします。
o Music Makerが入っていなければ、インストールします。
+ 体験版(= 30日間の制限版です)でもきっと動くと思いますが、付いている音色がピアノくらいだったような気がします。
+ 「Music Makerの体験版を入手する方法」
o 仮想MIDIケーブルをインストールします。Maple Virtual Midi Cableの場合はこちら
「Maple Virtual Midi Cable を入手する」
「Maple Virtual Midi Cable をインストールする」
o (私は MIDI Yokeでは動作確認していません。)
o Windows 7 / Windows Vista の方へ
+ MIDI Yokeをお使いになる場合は、「こちらのページ」の、上の方にある注意書きをお読み下さい。
+ Windows Vistaでは、MIDI Yokeではなく、他の仮想MIDIケーブルを使った方が良いとの情報がありました。
** Dominoの環境設定をします。
o Dominoを起動します。
o 上のメニューから、「ファイル」-「環境設定」
o 環境設定画面の左で、MIDI-OUTをクリックします。
o ポートA の「MIDI OUTデバイス」欄をクリックして、
+ Mapleをインストールした方は「Maple Midi Out: Port 1」を選択します。
+ MIDI Yokeの方は(おそらく)「Out to MIDI Yoke: 1」を選択します。
o 設定が終わりましたら、下の「OK」ボタンを押します。
** Music Makerを設定します。
o Music Makerを起動します。
o 小さな画面が出てくる時は、一旦閉じます。
o 左上のメニューから「ファイル」-「設定」-「プログラム設定」
o 出てくる「プログラム設定」画面の上にタブが並んでいますので、「オーディオ」タブをクリック。
o 左側で、ドライバを変更します。
+ 「ドライバ選択」欄で、一番下の ASIO ドライバを選択。
+ 下の選択肢で、「Magix Low Latency 2008」を選択。
+ これを選択すると、Dominoからの操作で、音が大きくは遅れなくなります。
o 右上「入力デバイス」の欄を設定します。
+ Mapleをインストールした方は「Maple Midi In: Port 1」を選択。
+ MIDI Yokeの方は「In From MIDI Yoke: 1」を選択。
o 設定が終わりましたら、右下の「OK」ボタンを押して、設定画面を閉じます。
+ 変更後に少し時間がかかる事がありますが、しばらく待ちます。
+ 状況は、画面下のステータスバーに出ています。
** Music Makerで、鳴らしたい楽器を設定します。
o とりあえず、シンセサイザーの Vita か Revolta 2 を選んで、1番上のトラックに貼り付けます。
+ Music Maker画面下の方で、「サウンドプール」「ファイルマネージャー」「シンセサイザー」と並んでいる行を見つけます。
+ 「シンセサイザー」の文字をクリックします。
+ シンセサイザーが並んでいますので、(トラックシンセサイザーの)Vita もしくは Revolta 2のアイコンを見つけます。
+ 見つけたアイコンを、一番上の1番トラックの、好きな所にドロップします。
+ アイコンをクリックしたまま、並べたい場所まで移動します。
+ 左上がおすすめです。
o ここまで出来ましたら、Dominoで音符を入力して、再生してみます。
+ ポイントは、Music Maker画面を開いている状態で、Dominoを使う事です。
+ Music Maker画面は、最小化していても大丈夫です。
o 聞き慣れない音が鳴りましたら、成功です。
o 楽器を変更方法については、
+ トラック名の右横にある▼ボタンを押すと、MIDIで使う楽器を選ぶ事が出来ます。
+ 細かく指定したい時は、MIDI Editorで使う楽器を変更する方法
**** メモ
o 音源定義ファイルが無いと、Dominoからピッチベンドの値を変更する事が出来ないみたいです。
o (Music Maker側に取り込んでから変更する事は、可能です。)
**** 確認したバージョン
o Domino 1.41b + Maple Virtual Midi Cable 3.56 + Music Maker 3 Produser Edition 16.9.0.6 (UP1) (+ Windows XP Service Pack 3)
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関連ページ:
▼Dominoのヘルプと楽器設定
▼シンセサイザーのVita
▼シンセサイザーのRevolta 2
▼Domino
▼Music Maker
▼制作メモ
> ▼Maple Virtual Midi Cable
> ▼Revolta 2 = MIDI入力用電子音系シンセサイザー
> ▼MIDI Editor
Dominoの音の高さ表記を Music Makerや初音ミクに合わせる
Dominoのマウス操作を、Music Maker風にカスタマイズする
(2011年2月26日追加。シンセサイザー情報へのリンク)
(2011年2月16日訂正。Mapleの名前)