環境変数 PATH = 実行可能ファイルを検索する場所 - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)
○Windows XP
実行可能ファイルを検索する場所です。o カレントディレクトリを探して見つからなかった時に、使います。
o PATH コマンドをオプション無しで実行した時に表示するパスと同じです。
**** 書式
--------
%PATH%
--------
o 大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o この環境変数を直接変更する時は、大文字にした方が見栄えが良いです。
+ 既定の設定が大文字だからです。
**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o (設定なし) = この機能は、ERRORLEVELの値を更新しません。
**** 使用例
--------
echo パスの値: %PATH%
--------
o 大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o 表示結果は、「パスの値:」の後に、ずらっとパスが表示されます。
**** 機能
o 環境変数 PATH の値です。
o 実行可能ファイルを検索する場所です。
+ カレントディレクトリを探して見つからなかった時に、使います。
o 「;」セミコロン区切りで、パスの値が入っています。
o 途中に空白が入っていても、「"」で括りません。
o 値を変更する時は、SETコマンド、もしくは PATHコマンドを使います。
o 内容を変更する時のポイントは、PATH コマンドをご覧下さい。
**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3
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関連ページ:
▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連(▼ABC順)
▼Windowsコマンド。プログラム実行関連(▼ABC順)
▼Windowsコマンド。制御文と環境変数(▼ABC順)
▼Windowsコマンド一覧(▼ABC順)
▼コマンドプロンプト画面
▼制作メモ
> 環境変数 PATHEXT = 実行可能ファイルの拡張子
環境変数 DIRCMD = DIRコマンドの既定のオプションを指定する
環境変数 COPYCMD = COPY / MOVE / XCOPYコマンドで、/Y オプションを既定にする
+
PATH = 実行可能ファイルを検索する場所を表示、設定する
SET = 環境変数を表示、設定、削除する。もしくは数値計算する
(2011年2月11日変更。大文字化)