2011年2月13日日曜日

環境変数 PATHEXT = 実行可能ファイルの拡張子 - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連
Windowsコマンド。プログラム実行関連
Windowsコマンド。制御文と環境変数
○Windows XP
実行可能ファイルの拡張子です。

o この変数で定義された拡張子を持つファイルだけが、実行可能ファイルになります。


**** 書式
--------
%PATHEXT%
--------

o 大文字小文字のどちらでも大丈夫です。

o この環境変数を直接変更する時は、大文字にした方が見栄えが良いです。
    + 既定の設定が大文字だからです。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o (設定なし) = この機能は、ERRORLEVELの値を更新しません。


**** 使用例
o 拡張子 .MIKUSAN が実行ファイルとして登録されていない事を確認して、
--------
echo 現在の実行可能ファイル: %PATHEXT%
--------

    + 大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
    + 表示結果は、「現在の実行可能ファイル: .COM;.EXE;.BAT;.CMD;.VBS;.VBE;.JS;.JSE;.WSF;.WSH」のようになります。

o 拡張子を追加します。
--------
set PATHEXT=%PATHEXT%;.MIKUSAN
--------



**** 機能
o 実行可能ファイルの拡張子です。
o ここに登録された拡張子を持つファイルだけが、実行可能ファイルになります。

o 値を変更する時は、SETコマンドを使います。
o 「;」セミコロン区切りで、拡張子を「.」(ピリオド)込みで追加します。
o SET コマンドで変更した内容は、そのコマンドプロンプト画面でだけ有効です。
    + 環境変数 PATHEXT の値を全ての画面に対して適用したい時は、コンピューターの設定画面から変更します。

** Windows XPの場合の、環境変数をコンピューターに登録する手順
o エクスプローラーを開きます。
o 「マイ コンピュータ」を右クリックして「プロパティ」
o 「システムのプロパティ」画面が出てきますので、上部に並んでいるタブから「詳細設定」タブ
o 下の方にある「環境変数」ボタンを押します。
o 「環境変数」画面が出てきますので、上下の内、状況に合った方を選んで変更します。
    + 上部にある「ユーザー環境変数」は、自分がログインした時だけ有効になります。
    + 下部にある「システム環境変数」は、誰がログインしても、有効になります。
        + 権限のあるユーザーしか使用出来ません。
    + 編集する時は、編集したい変数を選んでから、「編集」ボタンを押します。
    + 編集が終わったら、OKボタンを押して閉じます。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


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    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > 環境変数 DIRCMD = DIRコマンドの既定のオプションを指定する
    環境変数 COPYCMD = COPY / MOVE / XCOPYコマンドで、/Y オプションを既定にする
    > ▼Windowsコマンド。ドライブとディスク管理
    +
    SET = 環境変数を表示、設定、削除する。もしくは数値計算する