環境変数 DIRCMD = DIRコマンドの既定のオプションを指定する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)
○Windows XP
この環境変数を設定すると、 DIR コマンドのオプションを間接的に指定する事が出来ます。o 基本的には、DIR コマンドで直接指定したオプションが優先されます。例外もあります。
**** 書式
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set DIRCMD=オプション
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o コマンド名、環境変数名、オプションは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = DIR コマンドで既定にしたいオプションを指定します。
**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 環境変数そのものは、戻り値を更新しません。
o SET コマンドの戻り値をご覧下さい。
**** 使用例
o 隠しファイルや隠しフォルダーも全部表示、かつ更新日順で並べたい時は、
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set DIRCMD=/a /od
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+ 大文字小文字のどちらでも大丈夫です。全部、大文字や小文字で書く事も出来ます。
**** 機能
o DIR コマンドは、この環境変数の値を、オプションに自動的に組み込みます。
o 基本的には、DIR コマンドで直接指定したオプションが優先されますが、例外もありました。
+ /x オプションを指定した時(= /-x を指定しても外れませんでした。)
+ パスまで指定した時(= 「set DIRDMD=*.txt」のように書いた時です。)
**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3
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関連ページ:
▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連(▼ABC順)
▼Windowsコマンド。制御文と環境変数(▼ABC順)
▼Windowsコマンド一覧(▼ABC順)
▼コマンドプロンプト画面
▼制作メモ
> 環境変数 COPYCMD = COPY / MOVE / XCOPYコマンドで、/Y オプションを既定にする
環境変数 MORE = MOREコマンドの既定のオプションを指定する
+
DIR = フォルダーやファイルの管理情報を一覧表示する
SET = 環境変数を表示、設定、削除する。もしくは数値計算する