2011年7月29日金曜日

環境変数 MORE = MOREコマンドの既定のオプションを指定する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。画面表示と印刷関連
Windowsコマンド。制御文と環境変数
○Windows XP
この環境変数を設定すると、 MORE コマンドのオプションを間接的に指定する事が出来ます。

o 同じオプションをMORE コマンドで直接指定した時は、直接指定したオプションの値が優先されます。


**** 書式
--------
set MORE=オプション
--------

o コマンド名、環境変数名、オプションは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = MORE コマンドで既定にしたいオプションを指定します。
    + オプションを複数並べる時は、間に半角空白を入れます。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 環境変数そのものは、戻り値を更新しません。
o SET コマンドの戻り値をご覧下さい。


**** 使用例
o 連続する空白行を1行にして、タブを4文字の半角空白で置き換えます。
--------
set MORE=/s /t4
--------

    + 大文字小文字のどちらでも大丈夫です。全部、大文字や小文字で書く事も出来ます。


**** 機能
o MORE コマンドは、この環境変数の値を、オプションに自動的に組み込みます。
o 但し、同じオプションをMORE コマンドで直接指定した時は、直接指定したオプションの値が優先されます。
o なお、この環境変数でファイル名を指定する事は出来ません。
    + ファイル名を指定すると、MOREコマンドはエラーメッセージを出して終了します。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


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