2011年1月19日水曜日

DominoからFL STUDIOのクラブ系音源を使う方法 - Domino

Dominoのヘルプと楽器設定
FL STUDIO - 他製品との連携
○FL9.1
Dominoで作曲する時、クラブ系の刺激的な音を集めるのは大変ですよね。
そこで、Dominoから FL STUDIOを呼び出して使う方法について、メモします。

o 以下の手順は、メーカー保障はありません。興味のある方は自己責任でどうぞ。
o FL STUDIOからMIDI Yokeを切断する時は、パソコンを再起動した直後に行います。
    + 詳しくは、「FL STUDIOからMIDI Yokeの接続を切る方法


**** FL STUDIOの特徴
o FL STUDIOの付属音源には、クラブ系のプリセット音色が揃っています。
    + SIGNATURE BUNDLEの場合は、そうでした。
o FL STUDIOの中心機能は MIDI寄りです。ですから、Dominoとの相性も良いです。
    + (= Dominoと接続した後は、FL STUDIOの終了で不安定になりますが。)
o FL STUDIO製品版でしか確認していませんが、多分、体験版でも動くと思います。
    + FL STUDIO体験版は、いくつか制限はありますが、使用期限は無期限です。
    + 大きな所では、プロジェクトの保存が出来ません。
    + ですので、毎回、FL STUDIO側の楽器設定を手動で行う必要があります。
o FL STUDIOの欠点は(= バージョン 9.1の場合)
    + 英語オンリーな所(= 日本向けBOX版は、ヘルプが日本語みたいです)
    + FL STUDIOを起動すると、他のアプリケーションの音声が鳴らなくなる所


**** 手順
** 必要なプログラムをインストールします。
o FL STUDIOをインストールします。体験版(= 無期限です)でもきっと動くと思います。
    + 「FL STUDIOの体験版を入手する方法
o 仮想MIDIケーブルをインストールします。Maple Virtual Midi Cableの場合はこちら
    「Maple Virtual Midi Cable を入手する
    「Maple Virtual Midi Cable をインストールする
o Windows 7 / Windows Vista の方へ
    + MIDI Yokeをお使いになる場合は、「こちらのページ」の、上の方にある注意書きをお読み下さい。
    + Windows Vistaでは、MIDI Yokeではなく、他の仮想MIDIケーブルを使った方が良いとの情報がありました。

** Dominoの環境設定をします。
o Dominoを起動します。
o 上のメニューから、「ファイル」-「環境設定」
o 環境設定画面の左で、MIDI-OUTをクリックします。
o ポートA の「MIDI OUTデバイス」欄をクリックして、
    + Mapleをインストールした方は「Maple Midi Out: Port 1」を選択します。
    + MIDI Yokeの方は「Out to MIDI Yoke: 1」を選択します。
    + (推奨は、Maple Virtual Midi Cable 使用。理由は下のメモ欄をどうぞ。)
o 設定が終わったら、下の「OK」ボタンを押します。

** FL STUDIOを設定します。
o FL STUDIOを起動します。
    + 体験版の場合、小さな画面が出てきますので、少し待ってからクリックして閉じます。
    + 最初に起動する時は、曲が流れます。曲が始まったら、左上のメニューから「FILE」-「New」
o 音に雑音が入るときは、「FL STUDIO - 音を鳴らすとプチプチ雑音が入る時の対策方法
o 左上のメニューから「OPTIONS」-「MIDI settings」(= 選択肢の一番上)
o Input欄にて、一番上の「Maple Midi In: Port 1」もしくは「In From MIDI Yoke: 1」を選択した状態で、その欄の左下にある「Enable」にチェックを付けます。
    + Mapleをインストールした方は「Maple Midi In: Port 1」を選択。
    + MIDI Yokeの方は「In From MIDI Yoke: 1」を選択。
o 設定が終わったら、設定画面を閉じます。(= 画面右上にあるx印をクリック)

** FL STUDIOで、鳴らしたい楽器を設定します。
o とりあえず、チャンネルウインドウ(= 楽器名ボタンが左側の縦に並んでいる画面)の一番上にある楽器名「Kick」ボタンを右クリック
o 選択肢が出てきますので、「Replace」-「Sytrus」を選んでみて下さい。
    + 楽器の選択肢は、ABC順に並んでいます。

o ここまで出来ましたら、Dominoで音符を入力して、再生してみます。
    + ポイントは、FL STUDIO画面を開いている状態で、Dominoを使う事です。
    + FL STUDIO画面は、最小化していても大丈夫です。
o 聞き慣れない音が鳴りましたら、成功です。

o 複数楽器の指定方法については
    + DominoのポートA 16音色を、FL STUDIOの別音色に割り当てる方法


**** メモ
o MIDI Yokeを使っている方は、次の点に注意します。

** MIDI Yokeを FL STUDIOに接続した時の注意点
o 作曲ツールを終了する時、片方の作曲ツールでエラーメッセージが出ますが、気にせずにOKボタンを押します。
    + Dominoを先に終了した方が、エラーメッセージの数が少なくて済みます。
o FL STUDIOからMIDI Yokeを切断する時は、パソコンを再起動した直後に行います。
    + 詳しくは、「FL STUDIOからMIDI Yokeの接続を切る方法


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b + Maple Virtual Midi Cable 3.56 + FL STUDIO 9 Producer Edition   Version 9.1.0 (Signature Bundle) (+ Windows XP Service Pack 3)
o Domino   1.41 + MIDI Yoke NT 1.75 + FL STUDIO 9 Producer Edition   Version 9.1.0 (Signature Bundle) (+ Windows XP Service Pack 3)


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関連ページ:
    ▼Dominoのヘルプと楽器設定
    ▼FL STUDIO - 他製品との連携
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > DominoのポートA 16トラックに、FL STUDIOの16音色を割り当てる
    FL STUDIOからMIDI Yokeの接続を切る
    DominoからMusic Makerの音源 Vita や Revolta 2を使う
    Dominoのマウス操作を、FL STUDIO風にカスタマイズする
(2011年2月16日訂正。Mapleの名前)
(2011年2月5日追加。Maple Virtual Midi Cableの手順)
(2011年1月24日追加。特徴の所で、ネガティブな情報も追加)
(2011年1月22日追加。Windows Vista向け情報)
(2011年1月19日追加。メモ欄にて、FL STUDIOからMIDI Yokeを切る方法)