シンセサイザー VitaのMIDIパラメーター特性 - Music Maker
Music Maker 付属シンセサイザーの1つ Vitaは、「11 Expression」の値を無視します。また、「7 Volume」の値は有効ですが、使う時に注意が必要です。
**** 「7 Volume」を使う時の注意点
o MIDIオブジェクトで「7. Volume」の曲線を描いた時、最後に再生する「7. Volume」の値が、同じトラックにある後続のMIDIオブジェクトに影響します。
+ 最後のMIDIオブジェクトで「7. Volume」を指定すると、最後に再生する「7. Volume」の値が、同じトラックの先頭MIDIオブジェクトに影響します。
o ですので、「7. Volume」を使うMIDIオブジェクトでは、最後に元の位置に戻す、もしくは後続のオブジェクトで対応する必要があります。
+ 他のパラメーターについては、未確認です。
**** 「7 Volume」の代用となる操作
o Vitaの場合、音色の調節はシンセサイザー側(とエフェクト)で行う事が出来ます。
o 部分的な音量調節についても、「7. Volume」を頼らずに、オートメーションやオブジェクトの音量調節機能を使う事が出来ます。
**** メモ
o Vitaの場合、「Velocity」(ベロシティ)の値は良く効きます。
o Music Makerの確認に使った音色は Acoustic Bar Piano です。
o 音量関係以外のパラメーターについては、未確認です。
**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition 16.9.0.3 (UP1)
o Music Maker 2 Producer Edition 15.0.2.2
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関連ページ:
▼シンセサイザーのVita
▼シンセサイザー
▼MIDI Editor
▼Music Maker
▼制作メモ
> シンセサイザーVitaのPower Chords。SimpleとMultiの違いについて
> MIDI Editorからシンセサイザーのドラムやリズム楽器を使う時のポイント
MIDI Editorで使う楽器を変更する
MIDI Editor。音の鳴らないMIDIデータを強制的に鳴らす
MIDI Editor。ドラムエディターモードの使い方
ドラムマップエディタ画面の開き方