MIDI Editor。音符(= ノート)に表情付けする方法 - Music Maker
MIDI Editorで音符を並べていて、「もう少し人間味が欲しいなあ」と思った事がありませんか。そのような時は、MIDI Editor画面の下の方にある、コントロールエディタ。音符の音量調節をしたり、音符に揺れなどの効果を加える事が出来ます。
o ベロシティ(= 楽器を弾く強さ)は、音符毎に調節する事が出来ます。
o その他のパラメーターは、同時に鳴る音全てに対して影響を与えるみたいです。
**** 手順
** ベロシティ(= 楽器を弾く強さ)を変更する方法
o MIDI Editor画面の上に並んでいるアイコンから、「上下矢印の vel」マークを選択します。
o 音符をクリックしたままマウスを上下させます。
o 下の棒グラフの長さが理想通りになったら離します。
o 複数の音符を選んで、一斉に上下させる事も出来ます。
o この手順の他、下の方法で変更する事も可能です。
** その他のパラメーターを変更する方法
o MIDI Editor画面左下に並んでいるアイコンや選択肢で切り替えます。
o 特定の音符に適用したい時は、音符を選択した(= 赤い)状態で、下のグラフを調節します。
o 一番下にある選択肢で、編集出来るパラメーターを変更する事が出来ます。
+ 初期設定は、Velocity (= ベロシティ = 楽器を弾く強さ)です。
+ 11. Expression = 1音毎の音量調節(= 効かないシンセサイザーがあります)
+ 7. Volume = 全体の音量調節(= 効かないシンセサイザーがあります)
+ 10. Pan = 定位 = 音を鳴らす位置
+ 他にも色々あります。
+ 音符毎に効果を設定出来るのは、Velocityだけみたいです。
o 矢印アイコンは、棒グラフの選択した部分だけ、上下に持ち上げる事が出来ます。
+ 左にある矢印アイコンをクリックします。
+ グラフの持ち上げたい部分を選択します。
+ マウスをクリックし、押した状態のまま、左右方向に動かします。
+ マウスを離すと、選択した部分が赤くなります。
+ 直線の部分を選択すると、その直線の全てが選択状態になります。
+ 棒グラフの頂点付近にカーソルを合わせると、カーソルが上下の矢印に変わります。
+ その状態でクリックしたまま、上下方向にマウスを動かします。
o 棒グラフは、曲線を描く事が出来ます。
+ マウスで、左にある棒グラフアイコンをクリックします。
+ マウスをクリックしたまま動かします。
o 折れ線アイコンは、線を描く事が出来ます。
+ マウスで、左にある棒グラフアイコンをクリックします。
+ 線の起点となる位置をマウスをクリックし、押した状態のまま動かします。
+ マウスを離すと、起点からその位置まで、棒グラフの頂点が直線上に並びます。
** MIDIイベントリストで直接確認、編集する方法
o MIDI Editor画面左上の、一番左のアイコンで切り替えます。
o MIDIイベントの追加、削除は出来ませんが、値を数値で編集する事が出来ます。
+ 変更したい値を、ダブルクリックします。
o 音符をクリックすると、その音符に該当するMIDIイベントが、赤色になります。
+ 音符の場所を見つける時に便利です。
**** メモ
o 入力を間違えた時は、MIDI Editorの上に並んでいるメニューから、戻るアイコン(左に回転する矢印)をクリックします。
+ 複数回前の操作まで、戻す事が出来ます。
o 初音ミクのVOCALOID2 Editorと併用する時は、ご注意下さい。
+ VOCALOID2 Editorでは、1回前の操作までしか、戻す事が出来ません。
**** 対応するマニュアルの場所
o Music Maker 3 = 2-4章57ページから58ページ、63ページから65ページ
o Music Maker 2 = 第7章48ページ、54ページから55ページ
o Music Maker (1) = 第7章40ページ
**** 確認したバージョン
o Music Maker 3 Producer Edition 16.9.0.3 (UP1)
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関連ページ:
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パソコンのキーボードからステップ入力する(Music Maker 2+)