2010年5月1日土曜日

フェードイン、フェードアウトさせる方法 - Music Maker

アレンジャー
フェードは、素材を滑らかに切り替える技法です。
映像の切り替えに使う他、音を繋ぐ時にも便利です。

**** 手順
** 基本操作
o アレンジャー(= アレンジメント画面)に置いた素材をクリックします。
o 横の赤線が出てきます。
   + 音素材の場合は、中央辺り。
   + 映像系の素材(画像、映像、文字)の場合は、上辺り。
o その赤線上にある3つのポイントに注目します。
o 中央のつまみを掴んで、上下に動かす = 音量や透明度が変化します。
o 左右のつまみを掴んで、左右に動かす = フェード = 音量などが斜めに変化します。

** フェードイン
例えば、黒から映像Aに、徐々に変化させたい場合
o 左端のポイントを摘んで右に動かします。

** フェードアウト
例えば、映像Aから黒に、徐々に変化させたい場合
o 右端のポイントを摘んで左に動かします。

** クロスフェード = フェードイン + フェードアウト
例えば、映像Aから映像Bに、徐々に変化させたい場合
o 上下に別の素材を置きます。
o 上の素材は、右端のポイントを摘んで左に動かします。
o 下の素材は、左端のポイントを摘んで右に動かします。

** マニュアルの場所は
o Music Maker 2 = 第6章37ページから。
o Music Maker(1) = 第5章27ページから。


**** メモ
o フェードの入り方を複雑に変化させたい時は、オートメーションを使います。
   + 手順は複雑になりますが、様々な効果を追加して、時間変化させる事が可能です。
o シンセサイザーのDrum & Bassのように、機能が独自にフェードをサポートしている事もあります。聞こえ方が違いますので、好きな方を選択します。

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関連ページ:
    ▼アレンジャー
    ▼音素材を並べる
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 画像や映像を半透明にする
    イラストを輝かせる
    映像のノリの悪さを改善する
    Drum n Bassで、フェードイン、フェードアウトを簡単に指定する
    初音ミク - クロスフェード = 2つのトラックの音声を滑らかに切り替える方法

動画作成で戸惑いやすいポイント - Music Maker

動画作成の手引き
動画作成に挑戦して、方法が分からず困ってしまった時のご参考用です。
Music Makerでは、音声の他に、画像や動画、文字も置く事が出来ます。


**** 手順
o テンプレートなどの使いたい機能が表示されていない時は、「イージーモードと詳細モードを切り替える」。
o 後は、音や画像や映像を置いて、必要なら加工して、エクスポート = ファイルに書き出します。

** 文字
o 文字を入れる方法は、「テンプレート」の「タイトル」です。
o 文字の部分に別映像を流し込む時は、文字を画像に置き換えます。

** 画像と映像
o 画像や映像素材を使う方法は、「エクスプローラー等からアレンジメントに貼り付け」です。
o 標準添付されている映像系素材もあります。
o 画像の形式。Music Maker 3の場合
   + 従来のBMP / JPEGの他に、透明色PNGと、一部のGIFの読み込みが出来ます。
   + 透明色GIFは、PNGに置き換えてから使います。
   + アニメーションGIFは非対応でした。必要な方は、動画に置き換えて下さい。
   + 外部からマスク画像を使ったAlpha合成は出来なくなりました。透明色PNGに置き換えるなどします。
o 画像の形式。Music Maker (1), 2 = GIFや PNGや PSDには非対応です
   + to_dkでは、事前に jpeg の品質100(最高品質)に変換しています。
o 透明色は、Music Makerで指定します。グリーンスクリーンAlpha合成にも対応しています。

** 音声
o 普通に置くと、大抵の場合、音が小さくなります。
o そのままの音量で配置したい時は、ミキサーを開いて、一番右にある(マスタートラックの)縦つまみの位置を確認します。
   + ミキサーは、「M」キーを押して開く方法が、簡単です。
   + おそらく -6dbになっていますので、0dbに上げます。
   + 詳しい手順は、「ミキサーの使い方

** 配置
o 上のトラックが背景、下のトラックが前景です。
   + 重ね合わせ方を変える事も出来ます。

** 特殊効果
o フェードイン、フェードアウトから始めるのがおすすめです。
o 色合いの調節や砂嵐などは「ビデオコントローラー」(Music Maker 1, 2専用)。
o 動きを付けたい時は「オートメーション」を使います。
o エフェクトの組み合わせ方が分からない時は、テンプレートが便利です。後で、ビデオコントローラーやオートメーションを使って微調整する事も出来ます。

** 出力
o エクスポート(=動画ファイルの作成)
    + 上のメニューから[ファイル]-[書き出し]。Music Maker(1) = [ファイル]-[アレンジメントをエクスポート]
    + 作成したいファイルの種類を選んで、出力します。
    + H.264形式で投稿したい時は、出力後に別ツールで対応します。


**** メモ
o Music Makerのアップデータ(= パッチ)は、おそらく当てた方が良いです。


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関連ページ:
    ▼動画作成の手引き
    ▼Music Makerで動画を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > イージーモードと詳細モードを切り替える
    動画の演出について無料で勉強する
    作曲手順で戸惑いやすいポイント
(2010年8月5日変更。カタカナ用語の長音追加)
(2010年8月3日追加。「音声」配置時の確認点)
(2010年5月1日変更。「画像と映像」と「特殊効果」の説明見直し)

イージーモードと詳細モードを切り替える方法 - Music Maker 2+

作曲の手引き
動画作成の手引き
○MM3 ○MM2 ×MM1
Music Maker 2以降には、2つのモードがあります。
o イージーモード = 初心者向けです。(= Music Maker 2の新機能)
o 詳細モード = 操作に慣れた方向けです。


**** 手順
o イージーモードの切り替えは、画面の左上「MAGIX」ロゴのすぐ下にある2つのアイコンで行います。
   + 左の四角アイコンが、イージーモード(オン)。
   + その隣のアイコンが、詳細モード(= イージーモード オフ)。


**** メモ
** イージーモードの特徴
o ゲームの「自動操縦モード」に近いです。
   + 曲に音素材を追加する時、音素材の音階を自動選択してくれます
o 一部の機能が非表示になっています。
   + シンセサイザーやテンプレートを使いたい時は、詳細モードに切り替えます。

** 詳細モードの特徴
o ゲームの「マニュアルモード」に近いです。
   + Music Makerの全機能を使う事が出来ます。
o 動画を作る場合は、最初からこのモードがおすすめです。理由は、テンプレートに便利機能が揃っているからです。


**** マニュアルの説明場所は
o Music Maker 3 = 第2-3章44ページ。各モードの説明は第1-3章19ページから21ページ。
o Music Maker 2 = 第6章34ページ。



**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.6
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4 -- イージーモードは非サポート


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関連ページ:
    ▼作曲の手引き
    ▼動画作成の手引き
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Makerで動画を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > メニューから選択出来る「使い方説明」動画
    主な作曲方法
    > 動画の演出について無料で勉強する
    +
    作曲手順で戸惑いやすいポイント
    動画作成で戸惑いやすいポイント
(2011年5月1日追加。Music Maker 3対応)