2011年2月21日月曜日

楽譜の全音符と全休符の長さ。その意味が違う時 - Music Maker

作曲の手引き
楽譜の全音符の長さは、「4分音符4個分」を意味しています。
一方、全休符は、2通りの使われ方をされています。
o 一つは、全音符の長さ分だけ、休む
o もう一つは、1小節休む


**** メモ
o 音符や休符が小節をまたがる場合、小節の区切りで音符や休符を分割します。
    + 音符の場合はタイで繋ぎます。
o ですので、楽譜を見ると、どちらの記法か、すぐに分かります。


**** 出典
o 新装版 楽典 理論と実習 31ページと33ページに説明がありました。
著者 石桁真礼生 / 丸太昭三 / 金光威和雄 / 末吉保雄 / 飯田隆 / 飯沼信義
発行 音楽之友社
ISBN4-276-10000-3
o 「楽典」は、楽譜の読み方、書き方について記した本です。


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関連ページ:
    ▼作曲の手引き
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 初音ミクの歌をMusic Makerに取り込む
    初音ミクの声を大きくする。とりあえず編
    性能が低いパソコンで、なるべく快適に動かす
    作曲手順で戸惑いやすいポイント

動画を見ながらFL STUDIOで作曲する方法 - FL STUDIO

共通操作と全体操作
○FL9.1
YouTube動画を見たりしている途中で、ふと、思いついたメロディを、FL STUDIOに入力したくなった事はありませんか。
そのような時は、マウスを使って入力するだけでしたら、ドライバを ASIO 以外にする方法があります。

o FL STUDIOは起動が早いですし、マウス入力もお手軽です。
o ですので、思いついたメロディを、高い確率でメモする事が出来ます。


**** 前提条件
o FL STUDIOを外部機器に繋いでいない事が、条件です。
    + 例えば、下記の手順を行った後に MIDIリアルタイム入力を行うと、大きく遅延します。
    + 入力した音符が正確に反映されませんので、効率的に良くありません。
o MIDI機器からのステップ入力については、試していませんので分かりません。


**** 手順
o FL STUDIOを起動します。
o FL STUDIOで音を再生する前に、ドライバを、ASIO以外に変更します。

o 左上のメニューから「OPTIONS」-「Audio Settings」
   + 「Audio Settings」は、上から2つ目辺りにあります。
o 一番上の、黒字の選択肢を変更します。
o 名前に「ASIO」が付いていない、ASIOっぽくない名前のドライバを選びます。
o Windows XPの場合、その下にある次の 2つの設定を無効にする事をおすすめします。
   + 「Use polling」「Use hardware buffer」
   + 詳しくは「音を鳴らすとプチプチ雑音が入る時の対策方法


**** メモ
o 本格的に作曲する時は、元の設定に戻します。
o 作曲用パソコンを別に持っている方は、上のような事をする必要はありません。


**** 確認したバージョン
o FL STUDIO 9 Producer Edition   Version 9.1.0 (Signature Bundle)


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関連ページ:
    ▼共通操作と全体操作
    ▼FL STUDIO
    ▼制作メモ
    > ▼チャンネルウインドウ(= Channel Window & Step Sequencer)

2011年2月20日日曜日

DEL = ERASE = ファイルを削除する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連
○Windows XP
指定したファイルを削除します。

o オプション無しの時、削除出来ないファイル属性があります。
o ファイル属性やファイルの指定方法に関係なくファイルを削除したい時は、 del /f /q /a- ファイル名
    + 詳しくは、下の方にある機能欄とメモ欄をどうぞ。


**** 書式
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del [ オプション ] 削除したいファイル名
もしくは
erase [ オプション ] 削除したいファイル名
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o コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = 次のオプションを指定出来ます。
    + /f = 読み取り専用属性の付いたファイルを、強制的に削除します。
    + /a = 特定のファイル属性を持つファイルだけを削除対象にします。
        + r = 読み取り専用属性
        + a = アーカイブ属性
        + s = システムファイル属性
        + h = 隠しファイル属性
        + - = 指定した属性以外
        + 詳細は、下記の説明の通りです。
    + /s = サブフォルダーにある同名ファイルも、削除します。
    + /q = 「削除しますか?」と質問しません。
        + この指定が無いと、ファイル名に「*」や「*.*」を指定した時に「削除しますか?」と質問します。
    + /p = ファイルを削除する前に「削除しますか?」と質問します。
        + ファイル1つずつに対して、質問します。
o オプションの指定が無い時、次のように動作します。
    + 検索しないファイル属性があります。「システムファイル属性」「隠しファイル属性」
    + 読み取り専用属性の付いたファイルは、削除しません。
    + 全ファイル指定(del * や del *.*)の時に「削除しますか?」と質問します。
o ファイル名 = 削除したいファイル名です。
    + ファイルの場所とファイル名を「\」でつなぎます。
    + 今居る場所からの相対パスも指定出来ます。
    + ファイル名部分の指定には、ワイルドカード(「*」や「?」)を使用出来ます。
    + なお、このコマンドでは、「\」の代わりに UNIXの区切り文字「/」を使う事は、出来ません。

** /a オプションの指定方法について
o 1回しか指定出来ません。/a を複数指定すると、最後に指定した /a が有効になります。
o /ars = 読み取り専用属性と、システムファイル属性の両方を持つファイルを削除対象にします。
    + rを指定した時は、/f オプション(= 読み取り専用属性の強制削除)も必要になります。
o /a-rs = 読み取り専用属性を持たず、システムファイル属性を持つファイルを削除対象にします。
o /a- = 属性に関係なく、指定した全てのファイルを削除対象にします。
o /a オプションの指定が無い時は、次の属性を持つファイルを、削除対象から「除外」します。
    + システムファイル属性
    + 隠しファイル属性

o ファイル属性の変更は、ATTRIB コマンドで行う事が出来ます。
o また、システムファイル属性以外は、ファイルのプロパティで設定する事も出来ます。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 0 = 成功。権利が無くて削除出来なかった時も、成功扱いになります。
    + 「c:\ミクさん\ネギ.txt が見つかりませんでした。」 = 削除するファイルが見つかりませんでした。
    + 「アクセスが拒否されました。」 = 削除する権利がありません。ファイル属性やアクセス権を見直して下さい。
    + 「プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。」 = ファイルを使っているプログラムがあります。
o 1 = エラー、もしくは特殊な中止
    + 「コマンドの構文が誤っています。」
    + 「無効なスイッチです - ""」 = オプションの指定が間違っています。
    + もしくは、del * や del *.* を実行して、「削除しますか」の質問で n を選択した時


**** 使用例
o 普通に削除します。
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del "c:\ミクさん\ネギ ネーギはネギにあらず*.txt"
--------

    + コマンド名やオプションは、大文字で書く事も出来ます。
    + ファイルのパスに空白が入る時は、ファイルのパスを「"」で括ります。
    + 読み取り専用ファイルは削除しません。

o 読み取り専用ファイルも削除します。
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del /f "c:\ミクさん\ネギ ネーギはネギにあらず*.txt"
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o サブフォルダーも探して削除します。
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del /f /s "c:\ミクさん\ネギ ネーギはネギにあらず*.txt"
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o 隠しファイルなども、徹底的に探して削除します。
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del /f /s /a- "c:\ミクさん\ネギ ネーギはネギにあらず*.txt"
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**** 機能
o 指定したファイルを削除します。
o /F オプションを指定しない時、読み取り専用属性を持ったファイルは削除されません。
o /A オプションを指定しない時、検索されないファイルがあります。(システムファイル属性、隠しファイル属性)
o /Q オプションを指定しない時、全ファイル指定(del * や del *.*)の時に「削除しますか?」と質問します。
o サブフォルダーの同名ファイルも削除したい時は、/S オプションを付けます。

**** メモ
o ファイル属性やファイルの指定方法に関係なくファイルを削除したい時は、 del /f /q /a- ファイル名
    + /A オプションで、個別の属性を指定しないのがポイントです。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


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関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > ASSOC = ファイルの拡張子に関連付ける名前(= ファイルタイプ)を表示、変更する
    ATTRIB = ファイル属性を表示、変更する
    FTYPE = ファイルを「開く」時のコマンドを表示、変更する