2011年1月3日月曜日

フェードと立ち絵の使い方。ゲーム紹介動画の演出例 - Music Maker


ご参考。ゲーム「彼女達の流儀」(2006年発売)の紹介動画(on YouTube)
動画の演出方法について考える
これは、YouTubeで見つけた、ゲーム「彼女達の流儀」の紹介動画です。
今回の注目点は、「若干速いテンポに対する、立ち絵とフェードを使った画面切り替え」について。


**** 主な見所
o 立ち絵の動かし方
o 立ち絵の動かす時の、フェードの使い方
o 直線の使い方


** 立ち絵の動かし方
o 4つのパターンを使っています。曲の区切りで演出を変えますので、最後まで新鮮に写ります。
    + 拡大
    + 縮小
    + 移動
    + 一瞬で表示
o Music Makerにおける配置と動きに関する操作手順は
    + 「映像の表示位置を調節する
    + 「画像素材に動きをつける

** 立ち絵の動かす時の、フェードの使い方(映像を時間差で重ね合わせる)
o フェードアウトの多段重ねとフェード無しを、映像の意味によって切り替えています。
    + 軽いクロスフェードで、映像のつなぎを滑らかに。
    + フェードアウトの多段重ねで、映像を柔らかく変化させます。
    + フェード無しは、個々に主張する時、
    + 拡大を伴う大きなフェードは、大きく変化する画面へのつなぎに使っています。
o Music Makerにおけるフェードに関する説明と操作手順は、
    + 「フェードイン、フェードアウトさせる
o Music Makerでフェードの多段重ねを行う為の知識は、
    + 「映像の重ね方を変える。MODE
    + 「立ち絵を重ねる。透明色と、はめ込み

** 直線の使い方
o ただ直線を伸ばすのではありません。
o 周辺の文字演出が直線の動きに呼応して、直線の動きを理性的に見せています。
    + 直線の付近は、横に動く演出
    + 直線から離れると、横、もしくは縦方向に動く演出
o Music Maker 1, 2で実現するとしたら、おそらく、オートメーションとアルファ機能の併用です。
    + オートメーションの使い方
    + Alphaの用途と使い方。アルファチャンネル - Music Maker 1, 2専用
    + 上の演出を完全には再現出来ませんが、「文字や画像の変形、光の演出、3D的な動き」以外は、同じような演出を行う事が出来ます。
    + といっても、この手順は、それなりに手間がかかります。現実的には、手間がかかる演出は他の制作ツールに任せて、Music Makerでは組み合わせるだけにする方法が、おすすめです。


==
関連ページ:
    ▼動画の演出方法について考える
    ▼Music Makerで動画を作る
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 黄金比 = 西洋に伝わる美しい比率
    白銀比 = 日本に伝わる美しい比率