2010年12月3日金曜日

黄金比 = 西洋に伝わる美しい比率 - 動画演出

動画の演出方法について考える
黄金比は、西洋で古くから美しいとされている比率です。
また、初音ミクのデザインも、黄金比を積極的に取り入れています。


**** 黄金比の定義と特徴
o 1 : (1 + √5) / 2 = 1 : 約 1.618 = 約 0.6180 : 1
o 定義は線分を分割する時の比率です。
o 特に西洋において、美しい分割や美しい長方形、美しい立体の縦横比、構成比として認識されています。
o 線分を黄金比で分割する事を、黄金分割と言います。

** 黄金四角形について
o 黄金四角形は、縦横比が黄金比(= 1 : 約 0.6180。逆も可)となる長方形です。
o 黄金四角形の長辺を 1 : 約 0.6180で黄金分割すると、正方形と黄金四角形に分かれます。
o 白銀比を使った長方形よりも細く、お洒落感や軽量感があります。上品に目立たせたい時に便利です。


**** メモ
o 西洋の建築や美術方面で使われています。
o 工業デザインでは、品格や高級感を持たせたい時に、この比率に近づけて作られるみたいです。
    + 身近な所では、銀行のキャッシュカードやポイントカードが、比較的黄金比に近いです。
o そして、初音ミクで使われています。
    + 詳しくは、「初音ミク - 黄金比と初音ミク。ミク立ちの美しさ


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関連ページ:
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    > 白銀比 = 日本に伝わる美しい比率
    初音ミク - 黄金比と初音ミク。ミク立ちの美しさ
(2011年1月5日追加。黄金四角形の詳細説明と、実例に初音ミク)
(2010年12月3日追加。便利な点)