AWKの時刻取得関数と関連機能 - AWK
**** 時刻取得の手引き時刻取得関数を使う時の注意点まとめ
ツール。systime関数とsrand関数の戻り値予想(Unix time)
**** 組み込み関数
o 時刻を取得する(数値形式)
systime = 現在の時刻値(= 基準時刻からの経過秒数)を調べる(Gawk, mawk32専用)
mktime = 特定日時の時刻値(= 基準時刻からの経過秒数)を調べる(Gawk専用)
srand = 乱数の種を設定する
+ 呼び出し方次第で、systimeと同じ値を取得する事が出来ます。
o 変換する
strftime = 時刻を文字列に変換する(Gawk, mawk32専用)
+ strftimeの書式一覧 - Gawk on Windows編
+ strftimeの書式一覧 - Gawk for Windows編
+ strftimeの書式一覧 - mawk MBCS (32bit版)編
**** メモ
o 取得した時刻(数値形式)の差分を取る事で、おおまかなタイマー(秒単位)を作る事が出来ます。
+ 時刻を表示したい場合は、strftimeに相当する部分を作ります。
o 精度を上げたい時は、C言語などでプログラムを作って、AWKから呼び出す事も出来ます。
o AWKが使うタイムゾーンは、環境変数 TZで操作する事が出来そうですが、試していません。
+ 環境変数 TZを変更すると C言語で作られた他のプログラムに悪影響を及ぼす事があります。
+ 試してみる時は、他のプログラムに悪影響を与えないよう、ご注意下さい。
名前 | Gawk on Windows 3.1.7 | Gawk for Windows 3.1.6 | mawk32 1.3.3 | Mawk for Windows 1.3.3 | awk (May 1, 2007) | 説明 |
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時刻取得 | ||||||
systime | ○ | ○ | ○ | × | × | 現在の時刻値 (= 基準時刻からの経過秒数)を調べる |
mktime | ○ | ○ | × | × | × | 特定日時の時刻値 (= 基準時刻からの経過秒数)を調べる |
srand | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ (注記 あり) | 乱数の種を設定する = systimeの代用 |
形式変換 | ||||||
strftime | ○ | ○ | ○ | × | × | 時刻を文字列に変換する |
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