2010年6月15日火曜日

AWKの時刻取得関数と関連機能 - AWK

AWKの関数、変数、制御文
**** 時刻取得の手引き
時刻取得関数を使う時の注意点まとめ
ツール。systime関数とsrand関数の戻り値予想(Unix time)


**** 組み込み関数
o 時刻を取得する(数値形式)
systime = 現在の時刻値(= 基準時刻からの経過秒数)を調べる(Gawk, mawk32専用)
mktime = 特定日時の時刻値(= 基準時刻からの経過秒数)を調べる(Gawk専用)
srand = 乱数の種を設定する
   + 呼び出し方次第で、systimeと同じ値を取得する事が出来ます。

o 変換する
strftime = 時刻を文字列に変換する(Gawk, mawk32専用)
    + strftimeの書式一覧 - Gawk on Windows編
    + strftimeの書式一覧 - Gawk for Windows編
    + strftimeの書式一覧 - mawk MBCS (32bit版)編


**** メモ
o 取得した時刻(数値形式)の差分を取る事で、おおまかなタイマー(秒単位)を作る事が出来ます。
   + 時刻を表示したい場合は、strftimeに相当する部分を作ります。
o 精度を上げたい時は、C言語などでプログラムを作って、AWKから呼び出す事も出来ます。

o AWKが使うタイムゾーンは、環境変数 TZで操作する事が出来そうですが、試していません。
   + 環境変数 TZを変更すると C言語で作られた他のプログラムに悪影響を及ぼす事があります。
   + 試してみる時は、他のプログラムに悪影響を与えないよう、ご注意下さい。

時刻取得機能サポート状況
名前Gawk on
Windows
3.1.7
Gawk for
Windows
3.1.6
mawk32
1.3.3
Mawk for
Windows
1.3.3
awk
(May 1,
2007)
説明
時刻取得  
systime××現在の時刻値
(= 基準時刻からの経過秒数)を調べる
mktime×××特定日時の時刻値
(= 基準時刻からの経過秒数)を調べる
srand
(注記
あり)
乱数の種を設定する
= systimeの代用
形式変換  
strftime××時刻を文字列に変換する


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