2010年4月28日水曜日

オートメーションの種類と用途 - Music Maker

オートメーション
○MM3 ○MM2 ○MM1
Music Makerのオートメーションは、2種類あります。
o オブジェクトオートメション
o トラックオートメション
この2つの機能は、効果は同じですが、その対象が異なります。


**** オブジェクトオートメション
o オブジェクト(= アレンジャーに置いた素材)に対するオートメションです。
   + Music Maker(1)での呼び方 = 「オブジェクト曲線エフェクト」「音量ラバー曲線」など。
o 素材の右クリックの他、上部メニューからも、選択出来ます。
o MIDIの音素材については、トラックオートメーションのみサポートしています。

** 特徴
o 選択すると、赤の太線が出現します。
o オブジェクトを移動すると、オートメーションも移動します。
o オブジェクトを削除すると、オートメーションも削除されます。

** 用途
o Music Maker (1), 2の場合
   + 普段便利なのは、オブジェクトオートメーションです。
   + 元の曲の構成を変更した時、オブジェクトを左右にずらすだけで対応出来ます。


**** トラックオートメション
o トラックに対するオートメションです。
   + Music Maker(1)での呼び方 = 「ダイナミクスエフェクトエディタ」「トラックエフェクト曲線」など。
o 素材の右クリックの他、トラック名の近くや上部メニューからも、選択出来ます。
   + トラックの数字付近にマウスカーソルを乗せます。表示される「FX ▼」をクリックして「トラック曲線を編集」。
o Music Maker 3の場合
   + 映像のトラックオートメションを使用出来ない時は、最新アップデータを適用します
   + 操作は、素材の右クリックからを推奨。「FX▼」の方法を2回以上使うと、他のトラックを操作してしまう場合があります。

** 特徴
o 色の付いた太線が出現します。バージョンによって、色が異なります。
   + Music Maker 3 = 緑
   + Music Maker 2 = 黄色
   + Music Maker (1) = 白
o オブジェクトを移動しても、オートメーションは移動しません。
o オブジェクトを入れ替えても、オートメーションは残っています。

** 用途
o イメージギャラリーのように、「画像を差し替えても、同じ位置に表示させたい」時に便利です。


**** 確認したバージョン
o Music Maker 3  16.9.0.6
o Music Maker 2  15.0.2.2
o Music Maker (1)  13.0.3.4


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関連ページ:
    ▼オートメーション
    ▼音を加工する
    ▼映像を加工する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > オートメーションで、曲線を描く
    オートメーション項目の意味。音声編
    定位(音を鳴らす位置)を時間変化させる パノラマ
    +
    オートメーションの使い方
まめちしきの35番)
(2011年1月21日追加。Music Maker 3。アップデータ 16.9.0.6 で映像系トラックオートメーション復活)
(2010年11月19日変更。Music Maker 3の16.9.0.3でオブジェクトオートメーション確認)
(2010年7月30日追加。Music Maker 3対応)