変数 CMDEXTVERSION = コマンド拡張機能のバージョン番号 - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)
○Windows XP
コマンド拡張機能のバージョン番号です。o コマンド拡張機能が有効かどうか判定する時にも、便利です。
o 擬似的な環境変数です。環境変数 CMDEXTVERSION に値が入っていると、その値を表示します。
**** 書式
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%cmdextversion%
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o 大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o (設定なし) = この機能は、ERRORLEVELの値を更新しません。
**** 使用例
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echo コマンド拡張機能のバージョン番号は、「%cmdextversion%」です。
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o 表示結果は、「コマンド拡張機能のバージョン番号は、「2」です。」のように表示されます。
**** 機能
o コマンド拡張機能のバージョン番号です。
o コマンド拡張機能を無効にすると、この値は未定義状態になります。
o 擬似的な環境変数です。環境変数 CMDEXTVERSION に値が入っていると、その値を表示します。
**** メモ
o この変数は、コマンド拡張機能が有効かどうかの判定する時にも、使用出来ます。
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@echo off
set cmdextversion=
if not "%cmdextversion%"=="" echo コマンド拡張機能は有効です。
setlocal disableextensions
if "%cmdextversion%"=="" echo コマンド拡張機能は無効になりました。
endlocal
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o 表示結果は、「コマンド拡張機能は有効です。」「コマンド拡張機能は無効になりました。」になります。
o 「@echo off」はお好みで。
o 「set cmdextversion=」は、環境変数 CMDEXTVERSION を強制的に削除しています。
+ 環境変数 CMDEXTVERSION を使用しない事が分かっている場合は、この文は不要です。
+ でも、この例が必要になるような実行環境では、慎重になった方が良いかと思いました。
o この用途の場合、「IF CMDEXTVERSION」は使用出来ません。
+ コマンド拡張機能が無効の時に、文法エラーになるからます。
**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3
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関連ページ:
▼Windowsコマンド。制御文と環境変数(▼ABC順)
▼Windowsコマンド一覧(▼ABC順)
▼コマンドプロンプト画面
▼制作メモ
> 変数 CMDCMDLINE = コマンドプロンプト画面を呼び出した時のコマンド文字列(= コマンドライン)
環境変数 PATH = 実行可能ファイルを検索する場所
環境変数 PATHEXT = 実行可能ファイルの拡張子