楽器の定位(= PAN = 音を鳴らす位置)を調節する方法 - FL STUDIO
○FL10
複数の楽器を同時に演奏する時は、楽器の定位(= 音を鳴らす位置)を変えると自然に聞こえます。o 実際に行われているコンサートと同じように構成すると、それっぽく聞こえます。
o 特に、中音域から高音域の音に対して効果があります。
**** 手順
o FL STUDIOで楽器の定位(= 音を鳴らす位置)を変更する方法は、次の3通りがあります。
+ チャンネルウインドウ(= ステップシーケンサー)から行う方法
+ ミキサーの、名前欄のすぐ下にある半円で変更する方法
+ Fruity Balanceプラグインを使う方法
o それぞれ、意味が異なりますので、もっとも相応しい手順を選びます。
** チャンネルウインドウ(= ステップシーケンサー)から行う方法
o 一番直感的な方法です。
o チャンネルウインドウ(= ステップシーケンサー)で、一番左に並んでいる丸いつまみを回します。
+ 楽器名ボタンの2つ左にあるつまみです。
+ 右に動かす時は、丸いつまみをクリックしたまま、上にマウスを動かします。
+ 左に動かす時は、丸いつまみをクリックしたまま、下にマウスを動かします。
o もしくは、楽器名ボタンをクリックした時に現れる「Channel settings」画面から行う事も出来ます。
+ 左上にある「PAN」つまみを回します。
** ミキサーの、名前欄のすぐ下にある半円で変更する方法
o 楽器が設定したFX番号に対して適用する方法です。
+ 複数の楽器に同じFX番号を割り当てた時は、それらの楽器全ての定位を変更します。
o ミキサーを開いて、楽器が使用している番号の、名前欄の下にある半円をクリックしながら、上下に動かします。
+ 詳しくは、「ミキサーで楽器の定位(= 音を鳴らす位置)を変更する方法」
** Fruity Balanceなどのプラグインを使う方法
o エフェクトとして適用する方法です。
+ 複数の楽器に同じFX番号を割り当てた時は、それらの楽器全ての定位を変更します。
o ミキサーに、Fruity Balanceプラグインなど、定位を調節出来るプラグインを設定します。
+ Fruity Balanceプラグインの使用手順は、「Fruity Balance プラグイン = エフェクトを通す途中で音量や定位を変更する」
**** メモ
o ミキサーで楽器の定位を調節する時は、丸いつまみでは無く半円を使いますので、気を付けます。
**** 確認したバージョン
o FL STUDIO 10 Producer Edition Version 10.0.9 (Signature Bundle) 32ビット版
==
関連ページ:
▼チャンネルウインドウ(= Channel Window & Step Sequencer)
▼FL STUDIO
▼制作メモ
> チャンネルウインドウで、楽器に対応するミキサーの番号(= FX番号)を調べる
チャンネルウインドウで、楽器のFX番号(= 楽器に対応するミキサーの番号)を変更する
チャンネルウインドウで、特定の楽器だけ消音(= ミュート)する
(2012年6月25日変更。ミキサーから行う2つの手順を、別ページに移動)
(2012年6月24日変更。タイトルにPANを追加。ミキサーから行う2つの手順を追加)