Windows電卓。関数電卓と普通の電卓の違いについて - Windows XP
アクセサリの中に入っている電卓は、普通の電卓と関数電卓を切り替える事が出来ます。但し、普通の電卓と関数電卓で異なる部分がありますので、切り替えて使う時は気を付けます。
o 電卓の切り替えは「表示」メニューから行います。
**** 「普通の電卓」と「関数電卓」の違いについて
o 関数電卓の方がボタンが多いです。
+ 基本的には、関数電卓の方が少ない操作で計算出来ます。
o でも、普通の電卓にあって、関数電卓に無いボタンがあります。
+ 「%」
+ 「sqrt」 (= 平方根 = ルート)
o ショートカットキーで、異なる意味を持つものがあります。
+ 「%」キーを押した時 = 普通の電卓では「%」、関数電卓では「Mod」(= 剰余)
+ 「@」キーを押した時 = 普通の電卓では「sqrt」(= 平方根 = ルート)、関数電卓では「x^2」(= 2乗)
o 計算の優先順位が異なります。
+ 普通の電卓は、入力した順序で計算します。
+ 関数電卓は、「+」「-」(加減)よりも「*」「/」(乗除)を先に計算します。
+ 関数電卓で普通の電卓のように計算する時は、優先順位の高い計算を行う前に「=」を押す方法が簡単です。
**** 計算例
** 計算結果が異なる例
o 1 + 2 / 3 =
+ 普通の電卓の場合、結果は「1」
+ 関数電卓の場合、結果は「1.6666666666666666666666666666667」
o 1 + 2 * 3 =
+ 普通の電卓の場合、結果は「9」
+ 関数電卓の場合、結果は「7」
** 計算結果を普通の電卓に合わせる方法の例
o 1 + 2 = / 3 =
+ 普通の電卓の場合、結果は「1」(= 「1 + 2 * 3」の結果と同じ)
+ 関数電卓の場合も、結果は「1」
o 1 + 2 = * 3 =
+ 普通の電卓の場合、結果は「9」(= 「1 + 2 * 3」の結果と同じ)
+ 関数電卓の場合も、結果は「9」
**** メモ
o Windows 7や Vista では未確認です。
**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3
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関連ページ:
▼Windowsの電卓
▼Windows
▼制作メモ
> Windows電卓。関数電卓で平方根(= ルート)を計算する
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Windows電卓。統計電卓機能の使い方 - Windows7編
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Windows電卓を関数電卓に切り替える