2011年5月6日金曜日

BREAK = 何もしない。DOSシステムとの互換用 - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。画面表示と印刷関連
○Windows XP
何もしません。DOSシステムとの互換用に残されています。

o ヘルプの説明によると、「DOS システム上では、Ctrl+C キーの拡張チェック機能を設定または解除します」との事です。


**** 書式
--------
break
--------

o コマンド名は、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o (設定なし) = このコマンドは、ERRORLEVELの値を更新しません。


**** 使用例
--------
break
echo 何も起こりませんでした。ミクさん。
--------

    + コマンド名は、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。


**** 機能
o 何もしません。DOSシステムとの互換用に残されています。


**** メモ
o 他の言語の break 文とは、意味が異なります。

** 「break /?」コマンドで表示される説明文について
o 説明文の抜粋です。
--------
(前半は省略)
Windows XP プラットフォームでコマンド拡張機能を有効にして実行中の場合、
デバッガによるデバッグ時に BREAK コマンドはハードコード ブレークポイント
を入力します。
--------

o 一見、「バッチファイルのデバッガ、もしくはデバッガのための仕組みが存在する」ように見えます。
o でも、単語の並びを見ると、「Windows 開発者が Windows 本体のデバッグを行っている時の、コマンドプロンプトの挙動」を指しているような気がします。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


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関連ページ:
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    ▼制作メモ
    > NUL = 表示結果をどこにも書き込まない、特殊なファイル
    環境変数 MORE = MOREコマンドの既定のオプションを指定する