オクターブシフト = 演奏する時の音域を上下にずらす方法 - CASIO WK-210
電子キーボード WK-210は、「オクターブシフト」機能を使う事で、鍵盤の音を上下に2オクターブずらす事が出来ます。o この機能を使うと、MIDI規格で定義されている128鍵の内、124鍵を鍵盤演奏する事が出来ます。
+ 鍵盤演奏可能な範囲は、ノートナンバーの 4 から 127までです。
o 音域をずらす単位は、1オクターブ単位です。
**** 手順
o 最初に、レイヤーボタンを、2秒間程度、画面が「0 OctUpper」に変わるまで押します。
+ レイヤーボタン = 黒い縦長ボタンが並んでいる所の、右から4番目のボタンです。
o 画面表示が「0 OctUpper」に変わりましたら、2秒以内に数字を調節します。
+ テンキー右下にある「-」ボタンと「+」ボタンで行います。
+ -2 から 2までの範囲で変更出来ます。
+ 操作が遅れると、表示は元に戻ってしまいます。
o スプリット機能(= 鍵盤の2分割)使用時は、下記の手順に進みます。
o 操作終了後、3秒間程度で表示は元に戻ります。
+ スプリット機能を使っていない時は、2秒以内にレイヤーボタンを2回押す方法でも、元に戻ります。
+ レイヤーボタン = 黒い縦長ボタンが並んでいる所の、右から4番目のボタンです。
** スプリット機能(= 鍵盤の2分割)使用時の追加手順
o 上記の手順の「OctUpper」設定は、鍵盤の高音部を設定します。
o そして、低音部の設定が必要な時は、上記の設定後 2秒以内に、レイヤーボタンを押します。
+ = 黒い縦長ボタンが並んでいる所の、右から4番目のボタンです。
o 画面表示が「0 OctLower」に変わりますので、2秒以内に数字を調節します。
+ テンキー右下にある「-」ボタンと「+」ボタンで行います。
+ -2 から 2までの範囲で変更出来ます。
+ 操作が遅れると、表示は元に戻ってしまいます。
o 操作終了後、3秒間程度で表示は元に戻ります。
+ もしくは、2秒以内にレイヤーボタンを押すと、元に戻ります。
+ レイヤーボタン = 黒い縦長ボタンが並んでいる所の、右から4番目のボタンです。
**** メモ
o 「オクターブシフト」の結果は、MIDI送信にも正しく反映されます。
+ 例えば、1オクターブ高音に設定するとします。
+ この状態で中央のドを叩くと、1オクターブ高いドが作曲ツールに送られます。
o 最低音の4鍵が必要な時は、その部分を 1オクターブ高い音で演奏して、作曲ツール側で音符を移動する方法が簡単です。
+ 鍵盤演奏出来ない範囲は、ノートナンバーの 0 から 3までの 4鍵です。
+ この4鍵は、標準的ピアノ(88鍵)の最低音の、1オクターブ半程度下の音です。
o 類似機能にトランスポーズ機能(= 半音単位で音域シフト)があります。但し、トランスポーズ機能は MIDI送信には反映されません。
+ トランスポーズ機能は、内臓スピーカーに出力する時だけ、対応していました。
**** マニュアルの説明場所は
o WK-210 取扱説明書 = 「音を変えて弾いてみよう」-「オクターブ単位で変える(オクターブシフト)」
**** 確認した機器
o WK-210 (CASIO)
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関連ページ:
▼電子キーボード WK-210の演奏用設定項目
▼CASIO WK-210(= 電子キーボード)
▼制作メモ
> 音色とエフェクトの設定状態を初期値に戻す
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