UNIXの(POSIX準拠)プログラムをビルドする時に、なるべく警告やエラーを出さない方法
○2010 Express
Visual C++では、UNIXの(POSIX準拠)プログラムのビルドを、ある程度サポートしています。標準の状態では警告やエラーが出ますが、互換性のある機能に関しては、警告やエラーを出さないようにする事も出来ます。
**** 手順
o 標準ライブラリのヘッダーファイルがインクルードされる前に、次のようなコードを入れます。
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#define _CRT_SECURE_NO_WARNINGS
#define _CRT_NONSTDC_NO_WARNINGS
#define _USE_MATH_DEFINES
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+ 他にもあるかもしれません。発見しましたら、この欄に追加します。
o それぞれの定数の意味は
+ _CRT_SECURE_NO_WARNINGS = 標準ライブラリにある非推奨機能について、警告を出しません
+ _CRT_NONSTDC_NO_WARNINGS = ISO標準では無い機能について、非推奨の警告を出しません
+ _USE_MATH_DEFINES = ISO標準では無い数値計算用定数の定義を、無効にしません
+ 「非推奨」の意味は、「マイクロソフト社が非推奨と判断したもの」です。
+ 詳しくは、下にある参考資料をご覧下さい。
o おすすめの書き方は、3通りあります。
+ 詳しくは、「C/C++標準ライブラリを正しく使う時に、非推奨警告を出さない方法」
**** 参考資料
▽CRT のセキュリティ機能(MSDNライブラリ)
**** 確認したバージョン
o Microsoft Visual C++ 2010 Express
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