2012年7月14日土曜日

String Array = 文字列の配列を操作する(上書き、追加、削除、初期化) - SynthMaker

SynthMaker。Stringグループの部品
○SM2 ○FL10
文字列の配列を操作します。(上書き、追加、削除、初期化)


**** 使用方法
** 場所
o String グループの String Array (回路図上の表示は Array)

** 端子
o 左の1番 = 追加 / 削除する文字列
o 左の2番(Index) = 操作を行う要素の位置(先頭は 0)
o 左の3番(Set) = 値を切り替えると、指定した位置にある要素を置換します。対象要素以外には影響を与えません。
o 左の4番(Clear) = 値を切り替えると、配列の要素を全て削除します。
o 左の5番(Assign) = 初期値となる配列です。線を接続した時と、この配列の内容が変わった時に、配列の全要素を置き換えます。
o 左の6番(Insert) = 値を切り替えると、指定した位置に文字列要素を追加します。
o 左の7番(Delete) = 値を切り替えると、指定した位置にある要素を削除します。
o 右の1番 = 操作結果の配列を出力します。
o 右の2番 = 要素を追加、削除する時に False を出力します。なお、要素を空にする時には何もしません。
o 右の3番 = 配列の要素数を出力します。

** 主なプロパティ
o (ありません)
o 配列の状態を覚えています。


**** 使用例
o 先頭要素の値を上書きする
--------
現在の配列内容 「 "Negi" / "Rinchan" / "Lenkun" / "Lukasama" 」
左の1番 <- "Mikusan" (文字列)
左の2番 <- 指定なし (もしくは 0)
左の3番 <- 値を切り替える
右の1番 -> 「 "Mikusan" / "Rinchan" / "Lenkun" / "Lukasama" 」
右の2番 -> False (論理値)
右の3番 -> 4 (整数)
--------


o 先頭に文字列要素を追加する
--------
現在の配列内容 「 "Rinchan" / "Lenkun" / "Lukasama" 」
左の1番 <- "Mikusan" (文字列)
左の2番 <- 指定なし (もしくは 0)
左の6番 <- 値を切り替える
右の1番 -> 「 "Mikusan" / "Rinchan" / "Lenkun" / "Lukasama" 」
右の2番 -> False (論理値)
右の3番 -> 4 (整数)
--------


o 2番目の要素を削除する
--------
現在の配列内容 「 "Mikusan" / "Negi" / "Rinchan" / "Lenkun" / "Lukasama" 」
左の2番 <- 1 (整数)
左の7番 <- 値を切り替える
右の1番 -> 「 "Mikusan" / "Rinchan" / "Lenkun" / "Lukasama" 」
右の2番 -> False (論理値)
右の3番 -> 4 (整数)
--------


o 現在の配列を全て空にする
--------
現在の配列内容 「 "Negi" / "Road roller" / "Tako" 」
左の4番 <- 値を切り替える
右の1番 -> 「」
右の2番 -> 変化なし
右の3番 -> 0 (整数)
--------



**** 機能
o 文字列の配列を操作します。(上書き、追加、削除、初期化)
o 位置の指定は、先頭が 0です。

** 操作の要点
o 右の2番は、配列の更新時に False しか出力しません。更新を検出したい時は気を付けます。


**** 確認したバージョン
o SynthMaker 2.0.5 Professonal Edition
o FL STUDIO 10 Producer Edition   Version 10.0.9 (Signature Bundle)   32ビット版


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関連ページ:
    ▼Stringグループ = 文字列操作を行う部品群
    ▼主な部品
    ▼SynthMaker
    ▼制作メモ
    > String Array Split = 文字列配列を2つに分割する
    Sort String Array = 配列の要素を文字コード順に並べ替える