正規表現で出来る事 - AWK
○Gawk on Windows ○Gawk ○mawk32 ○Mawk ○awk
正規表現を使うと、文字列の複雑な比較をする事が出来ます。また、AWKの関数と組み合わせると、文字列の一部を置き換える事も出来ます。
**** 正規表現で出来る事
o 条件に一致する行を取り出す事が出来ます。
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/ミク/ {
print "ミクさん発見 = " $0;
}
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+ 最後のセミコロンは付けなくても大丈夫です。(C言語の書き方に合わせました。)
+ また、1行で書く事も出来ます。
o 文字列と比較する事が出来ます。
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{
if ($0 ~/ネギ/) {
print "ミクさんへのお土産発見 = " $0;
}
}
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o 関数を併用すると、文字列の一部を置き換える事も出来ます。
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{
gsub(/ミクちゃん|ミク様/, "ミクさん"); # 文章中の敬称を「ミクさん」に統一します。
print $0;
}
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**** メモ
o 上記のAWKプログラムは、もっと短く書く事も出来ます。
o 例えば、最後の例は、次のように書く事も出来ます。
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gsub(/ミクちゃん|ミク様/, "ミクさん") || 1
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+ 最後の「 || 1」の意味は「 or 1」(= 常に真)
+ 短くても動く理由は、「AWKで最も短いプログラム」
**** 確認した処理系
o Gawk on Windows 3.1.7
o Gawk for Windows 3.1.6
o mawk MBCS (32bit版) 1.3.3
o Mawk for Windows 1.3.3
o original = the one true awk(updated May 1, 2007)
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関連ページ:
▼AWKの正規表現
▼AWKプログラムを書く(▼ABC順)
▼AWK
▼制作メモ
> AWKの正規表現で使う書式
正規表現を書く事が出来る場所
文字列中で使用出来る特殊文字