ピアノロール画面。メニューアイコン1行目の意味 - FL STUDIO
○FL9.1
ピアノロールの主要機能は、1列目に詰まっています。ですので、1列目の並び方と意味を覚えると、ピアノロールでの入力操作で迷わなくなります。
o アイコンの意味を簡単に知りたい時は、アイコンにマウスカーソルを合わせて、FL STUDIO画面の左上を見ます。
+ FL STUDIO画面のメニューの下の行に、簡単な説明が表示されます。
o アイコンの意味をまとめて確認したい時は、「F1」キー。ヘルプ画面を呼び出します。
**** 1行目にあるアイコンの意味
o ピアノロールのアイコン1行目は、次のように並んでいます。
+ 最初の3つ = 機能メニューと「単位幅の設定」です。
+ 次の8つ = マウス操作の意味を変更します。
+ 再生ボタンとタイトル部分 = 再生、停止の他、編集対象を切り替えます。
+ 右の2つ = (ピアノロール画面の)最大化ボタンと閉じるボタンです。
** 最初の3つ = 機能メニューと「単位幅の設定」
o ▼マーク = Piano roll menu
+ ピアノロール画面のメニューです。押すと、選択肢が沢山出てきます。
o 工具マーク = Quick tool menu
+ 音符を加工する機能が並んでいます。
+ ▼マークの「Tool」の内容と同じです。
o U型磁石マーク = Snap menu
+ 音符を置いたり伸び縮みさせる時の、単位幅です。
+ 指定すると、単位幅に合わせて「正確に」置く事が出来ます。
** 次の8つ = マウス操作の意味の変更 = Tools menu
o 鉛筆マーク = Draw = 「Shift」キーを押しながら「P」
+ クリックすると、音符を1つ置きます。
+ クリックしたままマウスを横に動かすと、置いた音符が動きます。
+ 音符の上で右クリックすると、音符が消えます。
+ 右クリックは、消しゴムのように使う事も出来ます。
+ 右クリックしたまま、音符を1度擦ります。
o ブラシマーク = Paint = 「Shift」キーを押しながら「B」
+ 音符を連続配置します。
+ クリックしたままマウスを横に動かすと、同じ長さの音符が並びます。
+ 音符の上で右クリックすると、音符が消えます。
+ 右クリックは、消しゴムのように使う事も出来ます。
+ 右クリックしたまま、音符を1度擦ります。
o 禁止マーク = Erase = 該当キーは無いみたいです。
+ 消しゴムです。音符の上でクリックすると、選択した音符を削除します。
+ クリックしたまま音符を1度擦ると、音符は消えます。
+ 右クリックはクリックと同じ動作をします。
+ 実際には、この機能を愛用する人はあまり居ないと思います。
+ 鉛筆マークなどを選択している時にも、右クリックで同じ操作が出来るからです。
o スピーカーに×マーク = Mute =「Shift」キーを押しながら「T}
+ 消音(= ミュート)です。クリックすると、選択した音符を消音します。
+ 消音状態にある音符は、灰色をしています。元に戻したい時は、もう一度音符をクリックします。
+ 音符の上で右クリックすると、音符が消えますので気を付けます。
o カッターナイフマーク = Cut = 該当キーは無いみたいです。
+ 分割ツールです。クリックすると、選択した音符を分割します。
+ 複数の音符を同時に分割する事も出来ます。
+ 音符の無い所でクリックして、クリックしたまま複数の音符を横切ってから離します。
o 枠マーク = Select =「Shift」キーを押しながら「E}
+ 音符の選択です。クリックしたままマウスを動かすと、音符を枠のように選択する事が出来ます。
+ 複数の音符を選択したい時は、「Shift」キーを押しながら操作します。
+ 右クリックはクリックと同じ動作をします。
+ 音符を選択した後の一括操作は、他のマークに切り替えてから行います。
o 取っ手付きの四角マーク = Zoom to selection =「Shift」キーを押しながら「Z}
+ 拡大倍率を変更します。
+ キーボードの場合、数字を押すと倍率が変化します。
+ 指定出来る数字は、1から4まで。状況によっては5まで。
+ マウスの場合、このマークを右クリックすると、倍率を細かく選択出来ます。
+ 画面をクリックすると、4 を選んだ時と同じ状態になります。
+ 音符を枠のように選択してからクリックすると、倍率が変わります。
o スピーカーマーク = Playback (scrub) =「Shift」キーを押しながら「Y}
+ マウスカーソルの位置に、スピーカーのアイコンと縦線が現れます。
+ クリックすると、縦線上にある音符を鳴らします。
** 再生ボタンとタイトル部分 = 再生、停止と、編集対象の切り替え
o 横向きの▲マーク = 再生、停止
+ 押すと、「PAT」モード(= パターンモード)に切り替わります。
+ FL STUDIO画面にある再生ボタンの左側をご覧下さい。
+ 「PAT」モードの時は、スペースキーでも、パターンを再生、停止する事が出来ます。
+ また、WAVファイルなどを書き出す時に、現在のパターン部分だけ書き出します。
o タイトル部分の文字列
+ 「Piano roll - 編集中の楽器名(= Target Channel) - 下で編集出来る表情コントロール名(= Target Control)」
+ 楽器名をクリックすると、チャンネルウインドウ上にある別の楽器に切り替える事が出来ます。
+ 表情コントロール名をクリックすると、下の画面で操作出来る表情を変更する事が出来ます。
o 文字列以外のバー部分
+ Windowsのタイトルバーと同じ働きをします。
+ ダブルクリックすると、FL STUDIO画面内で最大化表示します。
** 右の2つ = (ピアノロール画面の)最大化ボタンと閉じるボタン
o 最大化ボタン
+ Windowsのタイトルバーにあるものと同じです。
+ クリックすると、FL STUDIO画面内で最大化表示します。
+ もう一度クリックすると、元の大きさに戻ります。
o 閉じるボタン
+ Windowsのタイトルバーにあるものと同じです。
+ FL STUDIO内での全画面表示に切り替える事が出来ます。
**** メモ
o 良く使う機能は、キーボード操作する手順も覚えると、快適操作出来る様になります。
+ キーボード操作は、マウス操作しない方の手で行います。
o FL STUDIO 9.1.0 の場合、FL STUDIOの説明文の通りキーボード操作しても、動かない機能がありました。
+ 動かなかった時は、このメモに書いているキーボード操作手順で試してみて下さい。
+ (もしかすると、オプションによって操作キーが変わるのかもしれません。)
**** 確認したバージョン
o FL STUDIO 9 Producer Edition Version 9.1.0 (Signature Bundle)
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関連ページ:
▼ピアノロール(= Piano roll)
▼チャンネルウインドウ(= Channel Window & Step Sequencer)
▼FL STUDIO
▼制作メモ
> FL STUDIOのピアノロール画面で、同じパターン上にある他の楽器の音符を透かして見る
FL STUDIOのピアノロール画面で、ゴーストとして見える音符を編集する