2010年5月13日木曜日

ホームページのディレクトリ一覧を見せないようにする方法

ルーターとアクセス制限
ブラウザーでディレクトリにアクセスすると、ファイル一覧が見えてしまう事があります。
o 例えば、「cgi-bin」ディレクトリを作った時など。

そのような時は、ファイル一覧が見えてしまう場所に特定の名前のファイルを置くと、ファイル一覧を見えなくする事が出来ます。


**** 手順
o 特定の名前のファイルを、問題のディレクトリに置きます。
o 可能な場合は、ディレクトリの権限設定も変更しておくと、もっと安全になります。

** 特定の名前のファイルを、問題のディレクトリに置く方法
o 次のような内容のファイルを作って、index.html という名前にします。
----------------
<html>
<head>
<meta http-equiv="refresh" content="0;URL=http://www.blogger.com/">
</head>
<body>
</body>
</html>
----------------
   + これは、アクセスされると、Bloggerのホームページに移動する書き方です。
   + www.blogger.comの部分は、自分のホームページや、お世話になっている大家さんのホームページに変更します。
o ディレクトリにアクセスして、確認してみます。
o それでもファイル一覧が見えてしまう場合は、ファイル名最後のlがない「index.htm」や「default.htm」などに変えて試してみます。
   + このファイル名は、システムや管理者の設定で変わっている事があります。

** 確実に見せないようにするには、ディレクトリの権限設定変更の併用がおすすめです。
o 一覧が見えてしまうディレクトリのアクセス権を、711や701などに設定します。
   + chmodコマンドや、FTPツールの権限設定機能を使います。詳しくは「man chmod」
   + 自分でも更新しない場合は、511や501にする事も出来ます。
   + (2種類書きましたが、レンタルサーバーで使う事の出来るものを選びます。)
o ディレクトリの権限設定をしておくと、レンタルサーバーで障害が起こった時にも、ファイルを守る事が出来ます。


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関連ページ:
    ▼ルーターとアクセス制限
    ▼UNIX
    ▼制作メモ
    > chmodの数字の意味について
    ルーターでアクセス制限する方法
    パケットフィルタの順序
(2010年5月17日追加。自分のホームページに移動させてもGOOD)