2010年8月7日土曜日

ENVIRON = 環境変数。読み取り専用 - AWK

AWKのパターンと制御文
○(注記あり)Gawk on Windows ○(注記あり)Gawk ○mawk32 ○Mawk ○awk
環境変数です。読み取り専用です。

**** 書式
--------
ENVIRON[ "環境変数の名前" ]
--------

o 環境変数の名前 -- 配列の添え字の形で指定します。
   + 例。 ENVIRON["COMPUTERNAME"]


**** 使用例
--------
BEGIN {
  print "環境変数を全て取得します。";
  for (i in ENVIRON) {
    print "ENVIRON[" i "] = [" ENVIRON[i] "]";
    ++count;
  }
  print "環境変数の数 = " count;
}
--------

o 行末のセミコロンは、C言語の書き方に合わせました。無くても動きます。


**** 機能
o 環境変数が入っている変数です。
o 配列になっていますので、環境変数名を添え字にして、取り出します。
o ENVIRONの内容を変更しても、環境変数は変わりません。

** 処理系に依存する動作
o Gawk系では、環境変数 AWKPATHを追加します。
   + Gawk on Windows 3.1.7
   + Gawk for Windows 3.1.6


**** 確認した処理系
o Gawk on Windows 3.1.7 -- 環境変数 AWKPATHを追加
o Gawk for Windows 3.1.6 -- 環境変数 AWKPATHを追加
o mawk MBCS (32bit版) 1.3.3
o Mawk for Windows 1.3.3
o original = the one true awk(updated May 1, 2007)


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関連ページ:
    ▼AWKのパターンと制御文▼ABC順
    ▼AWKプログラムを書く▼ABC順
    ▼AWK
    ▼制作メモ
    > PROCINFO = AWKのプロセスに関する情報。プロセスIDなど(Gawk専用)
    AWKPATH = コマンドでAWKファイル名を指定する時、ファイルの場所を省略する(Gawk, mawk32専用)
    +
    ARGV = AWK起動時に指定した入力ファイル名とコマンド名