2011年2月28日月曜日

Windowsコマンド。ヘルプ関連(ABC順) - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド一覧(ABC順)
H - HELP
V - VER
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o 先頭の文字で行を分けました。
o リンクを押すと、to_dkのメモをご覧になれます。


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    +
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Windowsコマンド。制御文と環境変数関連(ABC順) - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド一覧(ABC順)
--------
o 先頭の文字で行を分けました。
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Windowsコマンド。ドライブとディスク管理(ABC順) - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド一覧(ABC順)
C - CHKDSK CHKNTFS COMPACT CONVERT
D - DISKCOMP DISKCOPY
F - FORMAT
L - LABEL
M - MODE
R - RECOVER
S - SUBST
V - VERIFY VOL
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Windowsコマンド。プログラム実行関連(ABC順) - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド一覧(ABC順)
A - AT
C - CALL CMD
D - DOSKEY
E - EXIT
P - PATH(変数) PATHEXT(変数) PAUSE
R - REM
S - SHIFT SORT START
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o 先頭の文字で行を分けました。
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Windowsコマンド。時刻関連(ABC順) - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド一覧(ABC順)
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o 先頭の文字で行を分けました。
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Windowsコマンド。画面表示と印刷関連(ABC順) - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド一覧(ABC順)
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o 先頭の文字で行を分けました。
o リンクを押すと、to_dkのメモをご覧になれます。


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    ▼Windowsコマンド。ドライブとディスク管理(ABC順)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連(ABC順) - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド一覧(ABC順)
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o 先頭の文字で行を分けました。
o リンクを押すと、to_dkのメモをご覧になれます。


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2011年2月27日日曜日

環境変数 COPYCMD = COPY / MOVE / XCOPYコマンドで、/Y オプションを既定にする - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連
Windowsコマンド。制御文と環境変数
○Windows XP
この環境変数を設定すると、COPY / MOVE / XCOPYコマンドで、/Y オプション(= 既存ファイルがある時に、質問せずに上書きします)を既定値にする事が出来ます。


**** 書式
--------
set COPYCMD=/y
--------

o コマンド名、環境変数名、オプションは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 環境変数そのものは、戻り値を更新しません。
o SET コマンドの戻り値をご覧下さい。


**** 使用例
o 書式の通りです。


**** 機能
o この環境変数を設定すると、COPY / MOVE / XCOPYコマンドで、/Y オプション(= 既存ファイルがある時に、質問せずに上書きします)を既定値にする事が出来ます。
o コマンド実行時に無効にしたい時は、 /-Yオプションを指定します。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


==
関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド。制御文と環境変数▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > ▼Windowsコマンド。画面表示と印刷関連
    > 環境変数 MORE = MOREコマンドの既定のオプションを指定する
    +
    MOVE = ファイルを移動する
    SET = 環境変数を表示、設定、削除する。もしくは数値計算する

環境変数 DIRCMD = DIRコマンドの既定のオプションを指定する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連
Windowsコマンド。制御文と環境変数
○Windows XP
この環境変数を設定すると、 DIR コマンドのオプションを間接的に指定する事が出来ます。

o 基本的には、DIR コマンドで直接指定したオプションが優先されます。例外もあります。


**** 書式
--------
set DIRCMD=オプション
--------

o コマンド名、環境変数名、オプションは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = DIR コマンドで既定にしたいオプションを指定します。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 環境変数そのものは、戻り値を更新しません。
o SET コマンドの戻り値をご覧下さい。


**** 使用例
o 隠しファイルや隠しフォルダーも全部表示、かつ更新日順で並べたい時は、
--------
set DIRCMD=/a /od
--------

    + 大文字小文字のどちらでも大丈夫です。全部、大文字や小文字で書く事も出来ます。


**** 機能
o DIR コマンドは、この環境変数の値を、オプションに自動的に組み込みます。
o 基本的には、DIR コマンドで直接指定したオプションが優先されますが、例外もありました。
    + /x オプションを指定した時(= /-x を指定しても外れませんでした。)
    + パスまで指定した時(= 「set DIRDMD=*.txt」のように書いた時です。)


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


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関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド。制御文と環境変数▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > 環境変数 COPYCMD = COPY / MOVE / XCOPYコマンドで、/Y オプションを既定にする
    環境変数 MORE = MOREコマンドの既定のオプションを指定する
    +
    DIR = フォルダーやファイルの管理情報を一覧表示する
    SET = 環境変数を表示、設定、削除する。もしくは数値計算する

DIR = フォルダーやファイルの管理情報を一覧表示する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連
○Windows XP
フォルダーやファイルの管理情報を一覧表示します。

o /B オプションを付けると、ファイル名の一覧を取得する事が出来ます。
    + 自動処理では、「dir /b /o並び順 絞り込み条件」の形が便利です。
o このコマンドは、環境変数 DIRCMD で指定した値を、オプションとして取り込みます。
    + ですので、予期しない動作をさせたくない時は、環境変数 DIRCMD の値を空にしておく事をおすすめします。


**** 書式
--------
dir [ オプション ] [一覧表示したいパス]
--------

o コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = 次のオプションを指定出来ます。
    + /a = 表示する属性を指定します。属性は、後ろに空白を入れずに並べます。
        + d = ディレクトリ(= フォルダー)
        + r = 読み取り専用属性が付いているもの
        + a = アーカイブ属性が付いているもの
        + s = システムファイル属性が付いているもの
        + h = 隠しファイル属性が付いているもの
        + - = 指定したもの以外。1つずつ指定します。(dir /a-s-h)
        + 書き方は、/a属性の並び もしくは /a:属性の並び。
            + 属性を複数並べると、「かつ」で接続します。
            + dir /aar = アーカイブ属性 と 読み取り専用属性を両方持っているものだけを、表示します。
            + dir /a-d = フォルダー以外 = 普段隠れているファイルも表示します。
            + dir /a-dr = フォルダー以外で、読み取り専用属性を持っているものだけを、表示します。
            + dir /a-s-h = システムファイル属性を持たず、隠しファイル属性も持たないものだけを表示します。
        + 属性の指定が無い時(= dir /a の時)、全属性を表示します。
        + /a オプションを付けない時は、
            + システムファイル属性を持たず、隠しファイル属性も持たないものだけを表示します。
            + (= /a-s-h と同じです。)
    + /b = ファイル名のみ表示します。
        + /s オプションを同時に指定すると、ファイル名をフルパスで表示します。
    + /o = 並び順を指定します。並び順は、後ろに空白を入れずに並べます。
        + n = 名前順 (= アルファベット順です。)
        + d = 日付順 (= 古い順です。)
        + s = サイズ順(= 小さい順です = フォルダーが一番上)
        + e = 拡張子順 (= アルファベット順です = フォルダーが一番上)
        + g = グループ順 (= フォルダーを先頭に、ファイルを後ろにします。)
        + - = 降順 (= 並び順を逆にします。)
        + 書き方は、/o属性の並び もしくは /o:属性の並び。
            + 属性を複数並べると、第一順序、第二順序、という指定になります。
            + 例えば、「dir /o-gn」は「フォルダーは後ろ、名前順」で名前を並べます。
    + /s = サブフォルダーの内容も表示します。
        + 正確には、親フォルダーの内容表示の後に、サブフォルダーの内容を順に表示します。
        + ファイルの並び替えの効果は、フォルダー単位で有効です。
    + /t = 表示する時刻を指定します。
        + c = 作成日時
        + w = 最終更新日時 (= 既定です。)
        + a = 最終アクセス日時
        + 何も指定しない時は、最終更新日時w = 最終更新日時 (= 既定です。)
    + /l = /Lです。ファイル名を小文字で表示します。
    + /q = ファイルの所有者を表示します。
        + /-n オプションを一緒に付けた時は、このオプションは無効になります。
    + /d = ファイル名だけを「横に」並べます。でも、ファイルの並び順は縦です。
    + /w = ファイル名だけを「横に」並べます。ファイルの並び順も横です。
    + /-c = ファイル サイズで、桁区切りのカンマを付けません。
        + 既定は /c。ですので、不要な時に /-c オプションを付けます。
    + /-n = 普通の一覧表示ですが、ファイル名を左端に表示します。
        + 既定は /n。ですので、形式変更したい時に /-n オプションを付けます。
        + /x オプションを一緒に付けた時は、このオプションは無効になります。
    + /p = 1画面毎に停止します。
        + 「続行するには何かキーを押してください . . .」というメッセージが出ます。
    + /x = (MS-DOS 形式の)短い名前が別にあれば、一緒に表示します。
        + 短い名前が無い所は、空白で埋められます。
        + 普通の一覧表示をしている時だけ有効です。
        + # MS-DOS 形式の名前は、ファイル名8文字以下、拡張子3文字以下です。
        + # この形式よりも長いファイル名を付けた時は、通常、短い名前も自動的に追加されます。
    + /4 = 年を4桁で表示します。
        + でも、既定で 4桁です。指定する意味はなさそうです。

    + これらのオプション指定が無い時は、環境変数 DIRCMD の値に依存します。
        + 正確に表現すると、DIR コマンドは、環境変数 DIRCMD の値を加えて実行します。
        + ですので、環境変数 DIRCMD には、複数のオプションを指定する事も出来ます。
        + また、極端な話ですが、「SET DIRCMD=/a *.txt」のようにファイル名を指定する事も出来ます。

o 一覧表示したいパス = フォルダー名やファイル名を指定します。
    + 指定しない時は、カレントディレクトリの情報を表示します。
    + 相対パスも指定出来ます。
    + ワイルドカード(「*」や「?」)を使用出来ます。
    + 途中に空白が入る場合は、「"」でパスの前後を括ります。
    + 特定条件下では、「\」の代わりに UNIXの区切り文字「/」を使う時が出来ます。
        + 相対パスで書く時は、「"」でパスの前後を括ります。
        + フルパスで書く時は、「/」を使用出来ません。

o ファイル属性の変更は、ATTRIB コマンドで行う事が出来ます。
o また、システムファイル属性以外は、ファイルのプロパティで設定する事も出来ます。

** 複数ファイルを指定する時の、ファイル名の書き方について
o 「*」は0文字以上の文字列。
o 「?」は任意の1文字。
    + 但し、その部分に「.」がある場合は、その手前の文字を指します。
    + 例えば、「del ???.txt」は、 a.txt も対象にします。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 0 = 成功
o 1 = エラー、もしくは特殊な終わり方
    + 「無効なスイッチです - ""」 = オプションの指定が間違っています。
    + 「ファイルが見つかりません」 = ファイル名を指定した時に、表示するファイルが見つかりませんでした。


**** 使用例
o 普通に表示します。
--------
dir c:\ミクさん

dir "c:\ミクさん"
dir "c:\ミクさん\ネギ ネーギ*.txt"
--------

    + コマンド名やオプションは、大文字で書く事も出来ます。
    + ファイルのパスに空白が入る時は、ファイルのパスを「"」で括ります。

o ファイル名(やフォルダー名)だけ取り出します。並び順は、名前順。
--------
dir /b /on "c:\ミクさん\ネギ ネーギ*"
--------

    + 逆順に表示したい時は、「 /o-n 」オプションを使います。

o 更にフォルダーを除きます。
--------
dir /b /on /a-d "c:\ミクさん\ネギ ネーギ*"
--------

    + この形は、バッチファイルで良く使います。「dir /b /o並び順 絞り込み条件」の形です。
    + ファイル名が1行で整列します。オプションの並び順はお好みでどうぞ。


**** 機能
o 指定したフォルダーやファイルの管理情報を一覧表示します。
o ファイル名だけ取り出したい時は、/B オプションを付けます。
o サブフォルダーの同名ファイルも一覧表示したい時は、/S オプションを付けます。
o このコマンドは、環境変数 DIRCMD で指定した値を、オプションとして取り込みます。
    + 但し、コマンドのオプション指定と重複する時は、コマンドのオプション指定を優先します。

** ファイルのアクセス権限との関係について
o フォルダーの参照権限が無い場合、そのフォルダーが存在しないものとして進めます。
    + 隠しファイルという意味ではなくて、フォルダーへのアクセス権限が無い時の動作です。
o ファイルへのアクセス権限が全く無くても、ファイルの管理情報を表示する事が出来ます。
    + このコマンドは、フォルダーにあるファイルの管理情報を表示しています。


**** メモ
o ヘルプには書いていませんが、パスを複数指定する事が出来ました。
    + 「dir a b c」の形です。3つ指定してみた所、成功しました。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


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関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > TREE = ディレクトリ構造(= フォルダー構造)を表示する
    MKDIR = ディレクトリ(= フォルダー)を作る
    RMDIR = ディレクトリ(= フォルダー)を削除する
    +
    CD = 現在居る場所(= カレントディレクトリ)を表示、変更する
(2011年7月29日追加。冒頭に、環境変数 DIRCMDに対する注意書き)
(2011年2月27日追加。機能欄にて、ファイルのアクセス権限との関係について)

2011年2月25日金曜日

トラックバー = トラックをタブ切り替えする方法 = Domino

Dominoの再生とトラック
トラックバーを使うと、表計算ソフトのように、タブでトラックを切り替える事が出来ます。

**** 手順
o Domino画面の上にあるメニューから、「表示(V)」-「トラックバー(R)」
o 編集画面の上に、トラックのタブが並びます。
o もう一度同じ操作をすると、トラックバーは消えます。


**** メモ
o トラック名を入力しているトラックでは、トラック番号の他に、トラック名も一緒に表示されます。
o トラックバーの設定は、Domino本体が記憶しています。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


==
関連ページ:
    ▼Dominoの再生とトラック
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > 一部のトラックを消音(= ミュート、ソロ)にする
    A10のトラック(= リズムトラック)を、普通のトラックとして使用する
    オニオンスキンで、他の全てのトラックの音符を透かして見る

トラックのグループ化。オニオンスキンの色設定で出来る事 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
Dominoの再生とトラック
相互に関係するトラックにオニオンスキンの同じ色を設定すると、次のオニオンスキン機能を使用する事が出来ます。
    + 「ピアノロールに同じ色のトラックを表示」
    + 「表示トラックの変更-次の同色トラックへ」
    + 「表示トラックの変更-前の同色トラックへ」

o 全トラックに色を指定する必要はありません。
o グループ化が必要なトラックにだけ、色を付けます。


**** 使用例
o 例えば、管弦楽曲を作っている時に、弦楽器のトラック全てに同じ色を設定しておくとします。

** 弦楽器間の音符のバランスを確認したくなった時
o 玉葱アイコンの右隣の▼印をクリック。
o 選択肢が出てきますので、「ピアノロールに同じ色のトラックを表示」

** 別の弦楽器を編集したくなった時
o 次の弦楽器は、Altキーを押しながら、「K」「V」「E」
    =「トラック(K)」-「表示トラックの変更(V)」-「次の同色トラックへ(E)」
o 前の弦楽器は、Altキーを押しながら、「K」「V」「A」(逆方向)。
    =「トラック(K)」-「表示トラックの変更(V)」-「前の同色トラックへ(A)」
o この他に、普通にトラックを切り替える方法も、使用出来ます。


**** メモ
o オニオンスキンの色設定は、曲単位で Domino が記憶しています。
o ですので、自由に変更する事が出来ます。
o 色設定した状態でファイルを保存すると、次回ファイルを開いた時にも、 Dominoは記憶しています。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


==
関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Dominoの再生とトラック
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > Velocity(= ベロシティ) = 音符に強弱を付けて演奏させる
    > ▼音符を書き出す
    音符の表情付けプロパティを2つ同時に編集する方法
    曲の拍子を変更する

オニオンスキンで、他の全てのトラックの音符を透かして見る方法 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
Dominoの再生とトラック
Domino のオニオンスキン機能は、他のトラックの音符を透かして見る機能です。
オニオンスキンを常に有効にしたい時は、オニオンスキンの対象を全トラックにし、設定をトラック毎に記憶しないようにする方法が簡単です。

o Dominoは、オニオンスキンの設定状態を、曲単位で記憶しています。
o 新しい曲を作る時は、必要に応じて同じ手順を行います。


**** 手順
o この2つの方法を行います。
    + オニオンスキンの対象を、全トラックにする方法
    + オニオンスキンの設定を、全トラックに一律適用する方法

** オニオンスキンの対象を、全トラックにする方法
o Domino画面の上に並んでいるアイコンの内、右側にある、玉葱(= たまねぎ)アイコンを探します。
o 玉葱(= たまねぎ)アイコンの右隣にある▼をクリックします。
o 選択肢が出てきますので、ピアノロールに指定のトラックを表示(C)
o 「トラック参照(複数指定可)」画面が出てきますので、全トラック選択します。
    + 一番上のトラックを1回クリックします。
        + 上の2つ(= Conductor と Setup)は不要ですが、選択しても構いません。
        + (= これらの2つのトラックには、音符は入らないからです。)
    + 「Shift」キーを押しながら、一番下のトラックを1回クリックします。
o 選択が終わったら、下にあるOKボタンを押します。

** オニオンスキンの設定を、全トラックに一律適用する方法
o 玉葱(= たまねぎ)アイコンの右隣にある▼をクリックします。
o 選択肢が出てきますので、「設定をトラック毎に記憶する」にチェックが付いていたら、それを選択して外します。


**** メモ
o Dominoは、オニオンスキン機能の設定を、曲単位で記憶しています。
    + 新しい曲を作る時は、必要に応じて、もう一度設定します。
    + ファイルに保存して、そのファイルを再び開いた時も、Dominoはオニオンスキンの状態を覚えています。
o オニオンスキン機能の有効、無効を切り替えたい時は、玉葱(= たまねぎ)アイコンをクリックします。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


==
関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Dominoの再生とトラック
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > トラックのグループ化。オニオンスキンの色設定で出来る事
    Velocity(= ベロシティ) = 音符に強弱を付けて演奏させる
    音符の表情付けプロパティを2つ同時に編集する方法

2011年2月24日木曜日

DominoでMIDIリアルタイム入力(=録音)する方法 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
MIDI機器を持っていて演奏出来る方は、音符入力に MIDIリアルタイム入力(=録音)を使う方法が簡単です。

o パソコンのキーボードを使って演奏する事も出来ます。
o 録音のポイントは、MIDI-IN の設定です。


**** 手順
o 演奏するMIDI機器を、パソコンにつなげます。
o 下記の手順で、Dominoの環境設定をします。
o 下記の手順で、MIDIリアルタイム入力(=録音)します。

** Dominoの環境設定をする方法
o Dominoを起動します。
o 上のメニューから、「ファイル」-「環境設定」
o 環境設定画面の左で、MIDI-INをクリックします。
o MIDI-INデバイス1(A)に、接続した MIDI機器のポートを選択します。
    + USB接続時の名前は、おそらく、「USB オーディオデバイス」や「CASIO USB MIDI」のような名前です。
    + 仮想MIDIケーブルで接続する時は、MIDI-OUTデバイスで使っていないポートを選びます。
o 必要に応じて、下のチャンネルなどを設定します。
    + 初期値は1です。普通は 1だと思いますが、違っていましたら変更します。
    + MIDI機器側のチャンネルの確認手順は、MIDI機器の説明書に書いてあると思います。
o 設定が終わりましたら、下の「OK」ボタンを押します。

** 実際にMIDIリアルタイム入力(=録音)する方法
o 演奏を開始したい所に、縦のカーソルを合わせます。
o 丸い印の「リアルタイム録音」ボタンを押します。
    + Domino画面上部、TEMPO欄(= 120.00 などと書かれている所)の右隣にあります。
o 「リアルタイム録音」画面が出てきますので、必要に応じて、チェックを付けたりします。
    + 「開始位置」 = チェックを付けると、縦のカーソルが開始位置に移動して、録音を開始します。
    + 「メトロノーム」 = 1拍毎に音が鳴ります。小節の頭で音が変わります。
        + = 音源をパソコン付属の音以外に設定した時、設定した音源の音が弱く鳴ります。
    + 「入力と同時に録音を開始」 = このチェックを付けると、鍵盤を押した時にMIDI録音を開始します。
    + 右下の「PCキーボード」ボタン = パソコンのキーボードで演奏入力する事も出来ます。
        + 鍵盤が足りない時は、
        + 隣にある「設定」ボタンでキー割り当てを行うか、
        + 「ペンちゃんの不思議なけんばん」(フリーウェア)などを使います。

o 演奏を開始します。
    + 「入力と同時に録音を開始」チェックを付けた時は、鍵盤を押すと録音が始まります。
    + 「入力と同時に録音を開始」チェックを付けない時は、左下の「開始」ボタンを押します。
        + すぐに録音が始まりますので、演奏します。

o 停止する時は、その2つ右にある「停止」ボタンを押します。
o 録音が終わりましたら、右上のx印を押して、「リアルタイム録音」画面を閉じます。


**** メモ
o Dominoのリアルタイム入力(= 録音)では、既存の音符があれば、そのまま残して、音符を追加します。
    + (= 常に、重ね撮りします。)
o 既存の音符を削除したい時は、音符を削除してから録音します。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b + ペンちゃんの不思議なけんばん Ver3.71
o Domino   1.41b + CASIO WK-210


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関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > Gateクォンタイズ = 入力する音符(= ノート)の長さを調整する時の、既定の長さを指定する
    Tickクォンタイズ = 音符(= ノート)入力時の音符開始位置を合わせる
    オニオンスキンで、他の全てのトラックの音符を透かして見る
(2011年4月28日訂正。「入力と同時に録音を開始」は、開始ボタンを押す必要無し)

DominoからMIDIファイルを書き出す方法 - Domino

Dominoから音符を書き出す
Dominoから他の作曲ツールに音符データを渡したい時は、MIDIファイルの標準形式「SMF」(= Standard MIDI Format)で渡す方法が簡単です。

o SMF = Standard MIDI Format


**** 手順
o 上のメニューから「ファイル(F)」-「SMFファイル書き出し(M)」
o 「名前を付けて保存」画面が出てきますので、保存したい名前にして、「保存」ボタンを押します。

** 相手側の作曲ツールに取り込む時のポイント
o 取り込む前に、作曲ツール側のテンポと拍子を、演奏したいテンポと拍子に変更する事をおすすめします。


**** メモ
o 書き出されるMIDIデータは、全トラックです。
    + 消音トラックも含みます。

o Dominoの高度な機能を使っていると、上手に渡らない事があるかもしれません。
oその時は、次の2つの方法のどちらかを使います。
    + WAVファイルにしたものを、作曲ツールに渡す方法
        + 「音素材を貼り付ける事しか出来ない」作曲ツールにも、渡す事が出来ます。
    + MIDIリアルタイム入力(= 録音)で渡す方法
        + 「特定箇所の特定楽器の演奏だけを渡したい」という時に便利です。


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関連ページ:
    ▼Dominoから音符を書き出す
    ▼Music Maker - 他の作曲ツールと連携する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > DominoからMusic Makerに、MIDIリアルタイム入力する

Maple Virtual Midi Cable をアンインストールする方法 - Domino

Maple Virtual Midi Cable
Maple Virtual Midi Cableのアンインストールは、「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」から行う事が出来ます。

o Windowsに登録されているプログラム名は「Hurchalla」から始まります。
o 拡張ポートをインストールした時は、拡張ポートもアンインストールします。
o アンインストールの最後に、パソコンを再起動する必要があります。


**** 手順(= Windows XPの場合)
o コンピューターの管理者でログインします。
o 他に開いているアプリケーションがあったら、全部閉じます。
o スタートボタンから、「コントロールパネル」-「プログラムの追加と削除」
o 「プログラムの追加と削除」画面が出てきますので、「Hurchalla」から始まる名前を探します。
    + Hurchalla Maple VMC Extra Ports V1.0 (= 拡張ポートをインストールした時)
    + Hurchalla Maple VMidi Cable V3.56 (= ケーブル本体)
    + (= バージョン番号は、上記と異なるかもしれません。)
o 拡張ポート、ケーブル本体の順に、下記の手順でアンインストールします。

** Hurchalla Maple VMC Extra Ports(= 拡張ポート)のアンインストール手順
o 製品名をクリックすると「削除」ボタンが出てきますので、「削除」
o 英語の質問「完全に削除してよろしいですか。」が出てきますので、「はい(Y)」。
    + タイトル = 「Maple VMC Extra Ports Uninstall」
    + 内容 = 「Are you sure you want to completely remove Maple VMC Extra Ports and all of its components?」
o アンインストールが始まりますので、終わるまで待ちます。
o 英語の質問「完全に削除する為には、コンピューターの再起動が必要です。今再起動してもいいですか。」が出てきますので、「はい(Y)」。
    + タイトル = 開始前と同じです。
    + 内容 = 「To complete the uninstallation of Maple VMC Extra Ports, your computer must be restarted. Would you like to restart now?」
o もし、コンピューターのシャットダウンが途中で止まってしまった時は、自分で再起動します。
    + ウイルスチェックソフトが、ウイルス検査中などの理由で、シャットダウンを止める事があります。
o コンピューターを再起動しましたら、もう一度管理者でログインして、下記の手順への進みます。

** Hurchalla Maple VMidi Cable(= ケーブル本体)のアンインストール手順
o 製品名をクリックすると「削除」ボタンが出てきますので、「削除」
o 英語の質問「完全に削除してよろしいですか。」が出てきますので、「はい(Y)」。
    + タイトル = 「Maple Virtual Midi Cable Uninstall」
    + 内容 = 「Are you sure you want to completely remove Maple Virtual Midi Cable and all of its components?」
o アンインストールが始まりますので、終わるまで待ちます。
o 途中で、タイトル「Remove Shared File?」(= 共有ファイルを削除しますか?)の画面が出て来る事があります。
    + 拡張ポート「Hurchalla Maple VMC Extra Ports」を一緒に使っていた時です。
    + 上の手順で「Hurchalla Maple VMC Extra Ports」をアンインストールしている場合は、5回「Y」を選択します。
    + 「Remove Shared File?」が出てくるファイル名
    + mapleapi.dll
    + marblaxp.dll
    + mapledxp.sys
    + mapledxp.dll
    + maplevmd000.exe
    + (名前は、1つ以外は maple から始まります。Location は、C:\WINDOWS\system32)
o 最後に、英語の質問「完全に削除する為には、コンピューターの再起動が必要です。今再起動してもいいですか。」が出てきますので、「はい(Y)」。
    + タイトル = 開始前と同じです。
    + 内容 = 「To complete the uninstallation of Maple Virtual Midi Cable, your computer must be restarted. Would you like to restart now?」
o もし、コンピューターのシャットダウンが途中で止まってしまった時は、自分で再起動します。
    + ウイルスチェックソフトが、ウイルス検査中などの理由で、シャットダウンを止める事があります。
o コンピューターが再起動しましたら、アンインストール終了です。


**** 確認したバージョン
o Maple Virtual Midi Cable v3.56 + Maple VMC Extra Ports v1.0(+ Windows XP Service Pack 3)


==
関連ページ:
    ▼Maple Virtual Midi Cable
    ▼Dominoのヘルプと楽器設定
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > ▼MIDI Yoke
    Maple Virtual Midi Cable を入手する
    Maple Virtual Midi Cable をインストールする
    Maple Virtual Midi Cableの接続ポート数を増やす方法
(2011年2月27日訂正。ファイル名の1つは、mapleから始まらない)

2011年2月23日水曜日

音符を書き出す - Domino

Domino
o Music Makerへのデータ渡し
DominoからMIDIファイルを書き出す
DominoからMusic Makerに、MIDIリアルタイム入力する

----
入力した音符を音楽ファイルに変換する為には、Dominoの他に、下記の内1つが必要になります。
o Dominoの音を録音するツール
    + パソコンの音を録音出来るものなら、何でもOKです。
    + 1分間程度なら、Windowsのアクセサリに入っている、「サウンド レコーダー」を使う事も出来ます。
    + この分野では、SoundEngine Free(= フリーウェア)が有名みたいです。
o もしくは、Dominoで書き出したSMFファイル(= MIDIデータ)を、音楽ファイルに変換するツール
    + この分野では、TiMidity++(= フリーウェア)が有名みたいです。
o もしくは、MIDIデータを取り込んで編集する事の出来る、他の作曲ツール。
    + 通常は、Dominoで書き出したSMFファイル(= MIDIデータ)を取り込む方法が簡単です。
    + 作曲ツールのテンポ設定を作った曲に合わせます。そして、1トラックずつ取り込みます。
    + 途中で速度変更などしていて音がずれる場合は、Dominoから作曲ツールにMIDIリアルタイム入力(= 録音)します。


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関連ページ:
    ▼Domino
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    ▼Dominoのインストールと初期設定
    ▼ヘルプと楽器設定
    ▼音符(= ノート)を入力する
    ▼再生とトラック

ヘルプと楽器設定 - Domino

Domino
o ヘルプ
Dominoの説明書を見る
今使っているDominoのバージョンを調べる

(普通に使う手順は、公式ヘルプや他の方のページをご覧下さい。)

o FL STUDIOの音を使う
DominoからFL STUDIOのクラブ系音源を使う
DominoのポートA 16トラックに、FL STUDIOの16音色を割り当てる
FL STUDIOからMIDI Yokeの接続を切る

o Music Makerの音を使う
DominoからMusic Makerの音源 Vita や Revolta 2を使う


** 仮想MIDIケーブル
o パソコン付属の音以外を鳴らしたい時に使います。必要なのは1つだけです。
▼Maple Virtual Midi Cable
▼MIDI Yoke

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Dominoで作曲する時は、複数のツールを組み合わせて使います。

o 上の例は商用製品が混じっていますが、全部無料で揃える事も出来ます。
o パソコン付属の音だけで作曲する時は、仮想MIDIケーブルは無くても作曲出来ます。

** VST HOSTと VSTi(= 音源)について
o パソコン付属の音色以外を鳴らしたい時に使います。
o 市販ソフトの FL STUDIO や Music Maker(= 1音のみ)は、VST HOST になる事も出来ます。


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関連ページ:
    ▼Domino
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > ▼音符(= ノート)を入力する
    ▼再生とトラック
    ▼音符を書き出す
    ▼Dominoのインストールと初期設定

再生とトラック - Domino

Domino
o 再生
倍速再生する方法(= 0.5倍から3倍速まで)

o トラックの操作
編集中のトラックを変更する
トラックリスト = Dominoでトラックの状態一覧を見る方法
トラックバー = トラックをタブ切り替えする方法
一部のトラックを消音(= ミュート、ソロ)にする
A10のトラック(= リズムトラック)を、普通のトラックとして使用する

o オニオンスキン
オニオンスキンで、他の全てのトラックの音符を透かして見る
トラックのグループ化。オニオンスキンの色設定で出来る事
----
Dominoは、既定で16トラック(= 16楽器分)用意しています。増やす事も出来ます。

o 他のトラックに簡単に切り替える事が出来ます。
o 全トラック再生の他に、一部のトラックだけ再生する事も出来ます。


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関連ページ:
    ▼Domino
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > ▼音符を書き出す
    ▼Dominoのインストールと初期設定
    ▼ヘルプと楽器設定
    ▼音符(= ノート)を入力する

音符(= ノート)を入力する - Domino

Domino
o 音符の入力
音符(= ノート)をマウスで入力する
DominoでMIDIリアルタイム入力(=録音)する
Gateクォンタイズ = 入力する音符(= ノート)の長さを調整する時の、既定の長さを指定する
Tickクォンタイズ = 音符(= ノート)入力時の音符開始位置を合わせる

o オニオンスキン
オニオンスキンで、他の全てのトラックの音符を透かして見る
トラックのグループ化。オニオンスキンの色設定で出来る事

o 音符に表情を付ける
Velocity(= ベロシティ) = 音符に強弱を付けて演奏させる
音符の表情付けプロパティを2つ同時に編集する方法

o 拍子とテンポ(= 小節単位でも変更可能)
曲の拍子を変更する
曲のテンポを変更する
曲の途中でテンポを変更する

o その他の操作
曲の途中で小節や拍を追加、削除する
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Dominoの音符入力は、クラシック曲の入力にも対応しています。

o MIDIリアルタイム入力(= 演奏録音)などの、各種入力サポート
o 曲の途中でのテンポ変更、拍子変更
o オニオンスキン = 別のトラックの音符を透かして見る機能


==
関連ページ:
    ▼Domino
    ▼曲や動画を作る
    ▼制作メモ
    > ▼再生とトラック
    ▼音符を書き出す
    ▼Dominoのインストールと初期設定
    ▼ヘルプと楽器設定

音符の表情付けプロパティを2つ同時に編集する方法 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
作曲ツール Dominoでは、音符の表情付けプロパティを、2つ同時に表示、編集する事が出来ます。


**** 手順
o アイコンから表示する方法が簡単です。
o Domino画面の右上辺り。「タマネギ」アイコンの上にある、同じ形をした2つのアイコンを、両方とも凹ませた状態にします。
    + アイコンにマウスカーソルを乗せた時の説明文は、「イベントグラフペイン1の表示切り替え」「イベントグラフペイン2の表示切り替え」。

** キーボードから操作する時は、
o イベントグラフペイン 1 の表示切り替え = 「Alt」キーを押しながら、「V」「N」「C」
o イベントグラフペイン 2 の表示切り替え = 「Alt」キーを押しながら、「V」「B」「C」


**** メモ
o その状態でトラックを切り替える時は、更にその横のアイコン「トラックセレクトペインの表示切り替え」が便利です。
o Domino画面の左側にトラック名の一覧が出てきますので、編集したいトラックの、トラック名部分を選択します。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


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関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > 曲の拍子を変更する
    曲のテンポを変更する
    曲の途中でテンポを変更する

倍速再生する方法(= 0.5倍から3倍速まで) - Domino

Dominoの再生とトラック
作曲ツール Domino では、倍速再生をサポートしています。

o 0.5倍から3倍速まで、再生速度を一時的に変化させる事が出来ます。
o 再生中に変更する事も出来ます。
o 長い演奏から、必要な部分だけ取り出す時などに、便利です。


**** 手順
o 再生ボタンが並んでいる所の右側に注目します。
o 「x0.5 」「x1」「x1.5」「x2」「x3」と並んでいますので、再生したい速度を選びます。

o 気ままに再生します。再生中に、再生速度を変更する事も出来ます。
o 元に戻す時は、「x1」を選びます。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


==
関連ページ:
    ▼Dominoの再生とトラック
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > 編集中のトラックを変更する
    トラックリスト = Dominoでトラックの状態一覧を見る方法
    トラックバー = トラックをタブ切り替えする方法

曲のテンポを変更する方法 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
一番簡単そうな手順を記しました。

o 2通りありますので、便利な方を選びます。
o 曲の途中でテンポを変更する手順は、「曲の途中でテンポを変更する方法


**** 手順
** マウスのホイールで設定する手順
o 上の TEMPO 表示の数字部分の、変更したい数字にマウスカーソルを合わせます。
o そして、マウスホイールを回すと、数字が変わります。

** 普通に設定する手順
o 上の TEMPO 表示の数字部分をクリックします。
o 「Conductor」トラックに切り替わります。左側のイベントリストで、黒枠で囲まれた数字をクリックします。
o 「テンポイベントのプロパティ」画面が出てきますので、数字部分を入力して、OKボタンを押します。
    + 数字は、1分間に叩く「4分音符」の数です。


**** メモ
o 最後の「4分音符」の部分を変更したい時は、「基準になる音符」欄の下にある音符を選択します。
o 但し、おすすめはしません。後で数字を見た時に、テンポが分かり難くなります。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b



==
関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > 曲の途中でテンポを変更する
    曲の途中で小節や拍を追加、削除する
    +
    曲の拍子を変更する

曲の途中でテンポを変更する方法 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
作曲ツール Domino は、クラシック曲の要、曲の途中でのテンポ変更をサポートしています。

o テンポを変更したい小節にカーソルを合わせて、Conductorトラックに切り替えてから、上のメニューから「挿入」-「テンポ」です。
o 全トラックに対してテンポ設定しますので、便利です。
o 同じ小節にテンポを複数回設定すると、テンポイベントが重なります。気になる時は、不要なテンポイベントを削除します。


**** 手順
o テンポを変更したい小節に、縦のカーソルを合わせます。
o トラック名の選択欄(= A1などとなっています)を「Conductor」に変更します。
o 上のメニューから「挿入(I)」-「テンポ(T)」
    + 出てくる選択肢の中ほどにあります。
o 左側にあるイベントリストに、テンポ設定が追加されますので、選択されている「Tempo」の文字をダブルクリックします。
o 「テンポイベントのプロパティ」画面が出てきますので、数字部分を入力して、OKボタンを押します。
    + 数字は、1分間に叩く「4分音符」の数です。

** テンポイベントを削除する方法
o 削除したいテンポイベントを選んで、「右クリックから削除」。
    + もしくは、削除したいテンポイベントを選んで、Deleteキー。
o 一番上にある、Mea 1 のテンポイベントは残します。このテンポは、曲全体のテンポになります。


**** メモ
o 最後の「4分音符」の部分を変更したい時は、「基準になる音符」欄の下にある音符を選択します。
o 但し、おすすめはしません。後で数字を見た時に、テンポが分かり難くなります。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


==
関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > 曲の途中で小節や拍を追加、削除する
    +
    曲の拍子を変更する
    曲のテンポを変更する

曲の拍子を変更する方法 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
作曲ツール Dominoでは、曲の途中で拍子を変更する事も出来ます。

o 変更したい小節に縦のカーソルを合わせて、上のメニューから「挿入」-「拍子」です。
o 曲全体の(= 最初の)拍子を変更したい時は、縦のカーソルを先頭に合わせてから行います。
o 全トラックに対して拍子設定しますので、便利です。


**** 手順
o 変更したい小節に、縦のカーソルを合わせます。
o 上のメニューから「挿入(I)」-「拍子(B)」
    + 出てくる選択肢の中ほどにあります。
o 「拍子の挿入」画面が出てきますので、拍子を入力します。
    + 上が1小節の拍数。下が1拍の長さです。
    + 4分の3拍子にしたい時は、上に 3、下に 4 を設定します。
o OKボタンを押します。


**** メモ
o 拍子設定は、Conductorトラックに記憶されています。
o しばらく経ってから拍子を元に戻したくなった時は、Conductor画面から操作します。

** 不要になった拍子設定を削除する方法
o トラック名の選択欄(= A1などとなっています)を「Conductor」に変更します。
o 左にあるイベントリストから、削除したい拍子イベントを選んで、「右クリックから削除」
    + もしくは、削除したい拍子イベントを選んで、Deleteキー
o 拍子イベントを削除した後は、必要に応じて、音符の位置を訂正します。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


==
関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > 曲のテンポを変更する
    曲の途中でテンポを変更する
    曲の途中で小節や拍を追加、削除する

2011年2月22日火曜日

FL STUDIOでMIDIリアルタイム入力(= 録音)する方法 - FL STUDIO

チャンネルウインドウ
○FL9.1
FL STUDIOでは、MIDI機器からリアルタイム入力(= 録音)する事が出来ます。

o 設定のポイントは
   + 「ASIO ドライバを使います。」(= 入力の遅延を防ぎます)
   + 「MIDI の Input 設定を行います。」
   + 「Loop record / enable overdub のチェックを外します。」(= 1小節しか入らないのは、これが原因です)
   + 「Step editing mode のチェックが光っていたら、外します。」
   + 「チャンネルウインドウで、MIDI入力したい楽器名ボタンの右横を、光らせます。」
   + 「録音ボタンの後に再生ボタンを押します。」


**** 手順
o 演奏する MIDI機器を、パソコンに接続します。
o FL STUDIOを起動します。

o サウンドドライバを「ASIO4ALL」にします。
    + 左上のメニューから「OPTIONS」-「Audio Settings」
        + 「Audio Settings」は、上から2つ目辺りにあります。
    + 設定画面が出てきますので、 一番上の、黒字の選択肢を変更します。
    + 「ASIO4ALL v2」を選びます。
        + MIDI機器が指定するドライバがあれば、それを先に試してみます。
    + なお、インストール時にASIO4ALLのチェックを外した時は、ASIO4ALLを別途インストールします。

o MIDIの Input欄を設定します。
    + 設定画面の左側にあるメニューから、一番上にある「MIDI」を選択します。
    + 入力に使用するMIDIポートを選んで、左下の「Enable」チェックを光らせます。
       + 相手側でもMIDIポートの選択が必要な場合は、同じポートを選びます。
       + そのポートは、Outputの選択欄では選択してはいけません。
    + 有名なMIDI機器をつなぐ時は、その右の「Control Type」も選ぶと、良い事があるかもしれません。
        + 欧州で有名な製品が並んでいるみたいです。nanoKEYもありました。
        + 既定値は「(generic controller)」です。

o 「Loop record / enable overdub」のチェックが光っていたら、外します。
    + FL STUDIO画面上部の、アイコンが2列並んでいる所で行います。
    + 右上の「R + 矢印」マークの左のランプ。光っていたら消します。
    + 既存の音符に重ねたい時は、このチェックを付けます。但し、下記のメモ欄の理由で、操作に慣れない間はおすすめはしません。

o 「Step editing mode」のチェックが光っていたら、外します。
    + これは、ステップ入力モードです。
    + FL STUDIO画面上部の、アイコンが2列並んでいる所の下部中央。! マークが曲がっているようなマークの左側です。

o 必要に応じて、録音用の機能を有効にします。
    + FL STUDIO画面上部の、アイコンが2列並んでいる所で行います。
    + メトロノーム = 左下の「棒振り」マークの左のランプ。有効にしたい時に光らせます。
    + 入力後に開始 = 左下の「WAIT」マークの左のランプ。有効にしたい時に光らせます。
        + 「WAIT」マークの右のランプは光らせないで下さい。それは、ステップ入力モードです。
    + カウントダウン = 左上の「321」マークの左のランプ。消すと、最初のカチカチ音が鳴らなくなります。

o チャンネルウインドウで、MIDI入力したい楽器の、楽器名ボタンの右横を光らせます。
    + 光っている楽器の場所に、これからMIDIリアルタイム入力(= 録音)を行います。

o 録音ボタンを押します。
    + 再生ボタンの2つ右隣にある、丸い印が付いているボタンです。
        + 録音ボタンを押すと、録音ボタンの色が赤くなります。
    + 録音ボタンを押した時、画面が出てくる時は、xボタンで閉じます。
        + この画面は、毎回出てきます。
        + 不要な時は、左にあるチェック「Don't ask this in the future」を光らせてから閉じます。

o その後に、再生ボタンを押します。
    + カチカチカチカチ。音が4回なった後に録音を開始します。
        + カウントダウンを無効にすると、音が鳴らなくなります。
    + 「入力後に開始」のチェックが付いていない時は、すぐに録音を開始します。

o 演奏します。
    + 途中で中断したい時は、再生ボタンを、もう一度押して止めます。
    + 最初からやり直したい時は、停止ボタンを押して止め、入力した音符を掃除します。
        + 掃除手順は、「ピアノロールで、音符を全部消す方法

o 録音を終了する時は、再生を停止した状態で、赤くなっている録音ボタンを押します。
o 録音が終わったら、必要に応じて、ピアノロールを開いて音符を微調節します。


**** メモ
o 「Loop record / enable overdub」(音符の重ね撮り)は、録音手順に慣れない間は、使わない事をおすすめします。
    + このチェックを付けたまま録音すると、
    + Playlist画面上の長さ(= 初期値は1小節)しか、録音する事が出来ません。
    + その長さよりも演奏を長く続けると、最初に戻って録音を続けてしまいます。


**** 確認したバージョン
o FL STUDIO 9 Producer Edition   Version 9.1.0 (Signature Bundle)


==
関連ページ:
    ▼チャンネルウインドウ(= Channel Window & Step Sequencer)
    ▼FL STUDIO
    ▼制作メモ
    > 楽器の定位(= PAN = 音を鳴らす位置)を調節する
    チャンネルウインドウで、楽器に対応するミキサーの番号(= FX番号)を調べる
    チャンネルウインドウで、楽器のFX番号(= 楽器に対応するミキサーの番号)を変更する
(2011年2月23日変更。用語の訂正、チャンネルウインドウ)

ピアノロール上で、別の楽器のピアノロールに簡単に切り替える方法 - FL STUDIO

ピアノロール
○FL9.1
ピアノロール画面では、同じチャンネルウインドウ上にある別の楽器のピアノロールに、簡単に切り替える事が出来ます。


**** 手順
o ピアノロール画面のタイトル部分に注目します。
o Piano roll - 楽器名(= kickなど) - 下で調節出来る表情付け(= Velocityなど)

o となっていますので、楽器名の部分をクリックして、切り替えたい楽器を選択します。


**** メモ
o FL SUDIOでは、チャンネルウインドウでステップを打ち込んだ楽器に対しても、ピアノロールで調節する事が出来ます。

** ピアノロールを切り替える時の注意点
o 音符に表情付けを行っている場合、前回操作した表情付けの値が、そのまま次に入力する音符に引き継がれます。
    + 引き継がれるのは「Velocity」「Pan」「Release」「Filt.cut」「Filt.res」「Pitch」の値
    + これは、楽器を切り替えた時も同様です。
    + FL STUDIOを終了するまで続きます。
o ですので、別の楽器に切り替えた後、最初に音符を置く時は、音符の表情付けを確認し、必要に応じて訂正します。
    + 操作した事のある、全ての表情付けに対して確認します。
    + 値を初期値に戻したい時は、Altキーを押しながら、下の丸い部分をクリックします。
o FL STUDIOを終了する事でも、最初の状態に戻ります。
    + 次回、FL STUDIOを開いた時には、入力する音符の表情付けの値は、初期値に戻っています。


**** 確認したバージョン
o FL STUDIO 9 Producer Edition   Version 9.1.0 (Signature Bundle)


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関連ページ:
    ▼ピアノロール(= Piano roll)
    ▼チャンネルウインドウ(= Channel Window & Step Sequencer)
    ▼FL STUDIO
    ▼制作メモ
    > ピアノロール上にある音符を全部消す
    ピアノロール画面。メニューアイコン1行目の意味
    FL STUDIOのピアノロール画面で、同じパターン上にある他の楽器の音符を透かして見る
(2011年2月23日追加。ピアノロールを切り替える時の注意点。用語の訂正、チャンネルウインドウ)

ピアノロール上にある音符を全部消す方法 - FL STUDIO

ピアノロール
○FL9.1
チャンネル項目も含めて全部消す時は、ピアノロール左上隅の「▼」を押して、「Edit」-「Delete all」。

音符だけを消す時は、「Ctrl」キーを押しながら「A」ボタンを押して(=全部選択)、Deleteキーで削除。
    + 音符だけを消した時は、Channnel panningなどの、音符に関係が無い操作は消えません。


**** 確認したバージョン
o FL STUDIO 9 Producer Edition   Version 9.1.0 (Signature Bundle)


==
関連ページ:
    ▼ピアノロール(= Piano roll)
    ▼チャンネルウインドウ(= Channel Window & Step Sequencer)
    ▼FL STUDIO
    ▼制作メモ
    > ピアノロール画面。メニューアイコン1行目の意味
    FL STUDIOのピアノロール画面で、同じパターン上にある他の楽器の音符を透かして見る
    FL STUDIOのピアノロール画面で、ゴーストとして見える音符を編集する

Dominoのマウス操作を、FL STUDIO風にカスタマイズする方法 - Domino

Dominoのインストールと初期設定
作曲ツールの Domino は、マウス操作をカスタマイズする事が出来ます。
FL STUDIOのマウス操作に近づけたい時は、次の2点を合わせるだけで、雰囲気が出ます。

o 右クリックで音符を消します。
o マウスで音符を置く時、前回の音符の長さを引き継ぎ、自由な配置が出来るようにします。


**** 手順
o 2つの設定を行います。
    + 右クリックで音符を消す設定(= 1回だけ設定します)
    + マウス操作でクォンタイズしない設定(= Dominoを起動する度に確認します)

** 右クリックで音符を消す設定(= 1回だけ設定します)
o Dominoを開きます。
o 上にあるメニューから、「ファイル」-「環境設定」
o 環境設定画面が出てきます。左のメニューから「マウス操作」
    + 下の方にあります。
o 「▼ピアノロール - ペンツール」の下に並んでいる設定を、次のように変更します。
    + ノート上で左をダブルクリック = ノートのプロパティを表示する
    + ノート上で右クリック = ノートを削除する
o 右下にある「OK」ボタンを押します。

** マウス操作でクォンタイズしない設定(= Dominoを起動する度に確認します)
o Domino画面上部の、アイコンが並んでいる場所の中央辺り。クォンタイズのチェックを2つ外します。
    + 「4分音符」などと書かれた選択肢の右横にある、
    + ♪マークの「Tickクォンタイズ」アイコンと、
    + 横棒マークの「Gateクォンタイズ」アイコン。
o 周囲よりも背景の色が白くなっていましたら、アイコンをクリックして無効にします。


**** メモ
o なお、音の高さの表記を、「中央のド = C5」に合わせる事は出来ません。
    + Dominoでサポートしているのは、C3(= 初音ミクなど)と C4(= Domino標準)だけです。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


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関連ページ:
    ▼Dominoのインストールと初期設定
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > ▼ヘルプと楽器設定
    DominoからFL STUDIOのクラブ系音源を使う
    作曲ツールのDominoを入手する
    Dominoの初期設定。とりあえず音を鳴らす

2011年2月21日月曜日

音符(= ノート)をマウスで入力する方法 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
作曲ツール Domino の音符入力は、「クリックで入力」「ダブルクリックで削除」です。

o 環境設定を変更すると、「右クリックで削除」のようにカスタマイズする事も出来ます。


****手順
** 基本的な使い方
o クリックで音符入力、ダブルクリックで音符削除です。
   + 「右クリックで削除」に変更する事も出来ます。
      + 詳しくは、「Dominoのマウス操作を、Music Maker風にカスタマイズする
   + 音符入力出来ない時は、上に並んでいるアイコンから、3つ並んでいるスピーカーの右隣にある、鉛筆マークの「ペン」アイコンをクリックします。
o 音符の真ん中を掴むと、ドラックして移動出来ます。(= クリックしたまま動かします)
o 音符の端を掴むと、横に伸び縮み出来ます。
   + 伸び縮みする長さは、クオンタイズ設定(下記参照)に依存します。

o 中央のドの表示は C4、1つ高いドは C5 です。音の高さは、左の鍵盤に書かれた文字に注目します。
   + 「中央のドを C3」に変更する事も出来ます。
      + 詳しくは、「Dominoの音の高さ表記を Music Makerや初音ミクに合わせる
   + なお、他の作曲ツールとMIDIファイルを受け渡しする時には、そのままでも大丈夫です。
o 音符は、置く時に鳴りますし、音符を掴んでいる間も鳴ります。

o アイコンの意味が分からない時は、アイコンにカーソルを合わせると、説明文が出てきます。
o 再生や停止は、「再生/停止」ボタン。横向きの▲印です。
   + もしくは、スペースキーを押します。


** 入力の種類
o 入力方法の変更は、「鉛筆」アイコンが並んでいる所で行います。
   + 鉛筆マークの「ペン」アイコン = 音符1つずつ置く時に使います。
   + 枠マークの「選択」アイコン = 音符を複数選択したい時に使います。
      + 音符の無い所でクリックして、クリックしたまま、音符を囲むように動かします。
      + 飛び飛びで選択したい時は、Ctrlキーを押しながら音符を枠で囲みます。
   + 「消しゴム」アイコン = 枠で囲った所を消します。
      + 音符の上をクリックしたまま、横に動かして離す方法もあります。


o 音符の既定の長さや開始位置は、「消しゴム」アイコンの右隣で設定します。
   + 詳しい使い方は
   + 「Tickクォンタイズ = 音符(= ノート)入力時の音符開始位置を合わせる
   + 「Gateクォンタイズ = 入力する音符(= ノート)の長さを調整する時の既定の長さを指定する方法


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


==
関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > DominoでMIDIリアルタイム入力(=録音)する
    Gateクォンタイズ = 入力する音符(= ノート)の長さを調整する時の、既定の長さを指定する
    Tickクォンタイズ = 音符(= ノート)入力時の音符開始位置を合わせる
    +
    Velocity(= ベロシティ) = 音符に強弱を付けて演奏させる

Gateクォンタイズ = 入力する音符(= ノート)の長さを調整する時の、既定の長さを指定する方法 - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
Gateクォンタイズを使うと、音符(= ノート)の長さを調整する時の、既定の長さを設定する事が出来ます。

o 例えば、4分の4拍子の時に「4分音符」に合わせると、音符を4分音符以上に伸び縮みさせる時に、4分音符の整数倍の長さのみ指定出来ます。
o 気ままに音符を並べたい時は、かえって邪魔になりますので、無効にします。


****手順
o Domino画面の上部、鉛筆マークの少し右にある、「4分音符」などと書かれた選択肢で、入力開始位置を合わせたい単位を選びます。
    + (4分の4拍子の場合)
    + 全音符 = 1拍で1小節 = 4分音符4つ分
    + 2分音符 = 2拍で1小節 = 4分音符2つ分
    + 4分音符 = 4拍で1小節
    + 32分音符 = 32拍で1小節 = 4分音符の8分の1
    + 付点2分音符 = 「2分音符 + 4分音符」の長さ
    + 付点4分音符 = 「4分音符 + 8分音符」の長さ
    + 付点32分音符 = 「32分音符 + 64分音符」の長さ
    + 3連2分音符 = 全音符を3分割 = 付点4分音符と同じ長さ
    + 3連4分音符 = 2分音符を3分割
    + 3連32分音符 = 16分音符を3分割
    + ユーザー指定 = 自由に設定出来ます。
o その2つ右隣の横棒マーク = 「Gateクォンタイズ」アイコンの付近が、少し明るい色になっている事を確認します。
    + 横棒マークをクリックすると、有効/無効が切り替わります。

o 音符の長さを自由に決めたい時は、横棒マークを(クリックして)無効にします。
    + そして、必要に応じて、音符を伸び縮みさせます。
o 数値で調節したい時は、横棒マークの右隣の、Gate の値を変更する方法もあります。
o でも、一旦、横棒マークを(クリックして)無効にする方が、お手軽です。
    + Gateクォンタイズを無効にした後に、音符の端を持って伸び縮みさせます。

** ステップ入力する時の Gateクォンタイズ
o ステップ入力する時に出てくる画面で、設定出来ます。
o 小さな画面の上側で音符の長さを選びます。
    + 音符の既定の長さは、指定した長さの80%。少し短いです。
    + 変更したい時は、その下のGate(G)の値を変更します。
o 細かく調節したい時は、マウスを使う方が簡単です。

** MIDIリアルタイム入力(= 録音)する時の Gateクォンタイズ
o ありません。鍵盤を押す長さで、音符の長さが決まります。


**** メモ
o 音符の選択肢を選ぶと、Tickクォンタイズにも影響します。
   + 詳しくは、「Tickクォンタイズ = 音符(= ノート)入力時の音符開始位置を合わせる
o Gate 関係の設定項目は、環境設定にもありました。
o 細かく調節してみたい時は、上のメニューから「ファイル」-「環境設定」-「ピアノロール(1)」と「ピアノロール(2)」。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


==
関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > Tickクォンタイズ = 音符(= ノート)入力時の音符開始位置を合わせる
    オニオンスキンで、他の全てのトラックの音符を透かして見る
    トラックのグループ化。オニオンスキンの色設定で出来る事

Tickクォンタイズ = 音符(= ノート)入力時の音符開始位置を合わせる - Domino

Dominoで音符(= ノート)を入力する
Tickクォンタイズを使うと、音符(= ノート)入力時に、音符の開始位置を、楽譜に書かれた位置にびったり合わせる事が出来ます。

o 例えば、4分の4拍子の時に「4分音符」に合わせると、拍の位置に、音符をびったり置く事が出来ます。
o 気ままに音符を並べたい時は、かえって邪魔になりますので、無効にします。


****手順
** マウスで入力する時の Tickクォンタイズ
o Domino画面の上部、鉛筆マークの少し右にある、「4分音符」などと書かれた選択肢で、入力開始位置を合わせたい単位を選びます。
    + (4分の4拍子の場合)
    + 全音符 = 1拍で1小節 = 4分音符4つ分
    + 2分音符 = 2拍で1小節 = 4分音符2つ分
    + 4分音符 = 4拍で1小節
    + 32分音符 = 32拍で1小節 = 4分音符の8分の1
    + 付点2分音符 = 「2分音符 + 4分音符」の長さ
    + 付点4分音符 = 「4分音符 + 8分音符」の長さ
    + 付点32分音符 = 「32分音符 + 64分音符」の長さ
    + 3連2分音符 = 全音符を3分割 = 付点4分音符と同じ長さ
    + 3連4分音符 = 2分音符を3分割
    + 3連32分音符 = 16分音符を3分割
    + ユーザー指定 = 自由に設定出来ます。
o その隣の「♪」マーク = 「Tickクォンタイズ」アイコンの付近が、少し明るい色になっている事を確認します。
    + 「♪」マークをクリックすると、切り替わります。
o 入力開始位置を自由に決めたい時は、「♪」マークを(クリックして)無効にしてから、音符を入力します。

** ステップ入力する時の Tickクォンタイズ
o 特にありません。
o PCキーボードの場合、休みたい長さの音符を選んで、スペースキーを押します。
o また、マウスで、縦線を移動する事も出来ます。

** MIDIリアルタイム入力(= 録音)する時の Tickクォンタイズ
o リアルタイム録音ボタンを押した時に出てくる小さな画面の下の方で、設定出来ます。
o 既定の設定は、Tickクォンタイズ「無し」


**** メモ
o 音符の選択肢を選ぶと、次回、マウスで音符を伸び縮みさせる時の Gateクォンタイズにも影響します。
   + 「Gateクォンタイズ = 入力する音符(= ノート)の長さを調整する時の既定の長さを指定する方法
o 指定した音符の長さが1小節以上になると、小節の先頭からのみ開始出来るようになります。


**** 確認したバージョン
o Domino   1.41b


==
関連ページ:
    ▼Dominoで音符(= ノート)を入力する
    ▼Domino
    ▼制作メモ
    > オニオンスキンで、他の全てのトラックの音符を透かして見る
    トラックのグループ化。オニオンスキンの色設定で出来る事
    Velocity(= ベロシティ) = 音符に強弱を付けて演奏させる

楽譜の全音符と全休符の長さ。その意味が違う時 - Music Maker

作曲の手引き
楽譜の全音符の長さは、「4分音符4個分」を意味しています。
一方、全休符は、2通りの使われ方をされています。
o 一つは、全音符の長さ分だけ、休む
o もう一つは、1小節休む


**** メモ
o 音符や休符が小節をまたがる場合、小節の区切りで音符や休符を分割します。
    + 音符の場合はタイで繋ぎます。
o ですので、楽譜を見ると、どちらの記法か、すぐに分かります。


**** 出典
o 新装版 楽典 理論と実習 31ページと33ページに説明がありました。
著者 石桁真礼生 / 丸太昭三 / 金光威和雄 / 末吉保雄 / 飯田隆 / 飯沼信義
発行 音楽之友社
ISBN4-276-10000-3
o 「楽典」は、楽譜の読み方、書き方について記した本です。


==
関連ページ:
    ▼作曲の手引き
    ▼Music Makerで作曲する
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 初音ミクの歌をMusic Makerに取り込む
    初音ミクの声を大きくする。とりあえず編
    性能が低いパソコンで、なるべく快適に動かす
    作曲手順で戸惑いやすいポイント

動画を見ながらFL STUDIOで作曲する方法 - FL STUDIO

共通操作と全体操作
○FL9.1
YouTube動画を見たりしている途中で、ふと、思いついたメロディを、FL STUDIOに入力したくなった事はありませんか。
そのような時は、マウスを使って入力するだけでしたら、ドライバを ASIO 以外にする方法があります。

o FL STUDIOは起動が早いですし、マウス入力もお手軽です。
o ですので、思いついたメロディを、高い確率でメモする事が出来ます。


**** 前提条件
o FL STUDIOを外部機器に繋いでいない事が、条件です。
    + 例えば、下記の手順を行った後に MIDIリアルタイム入力を行うと、大きく遅延します。
    + 入力した音符が正確に反映されませんので、効率的に良くありません。
o MIDI機器からのステップ入力については、試していませんので分かりません。


**** 手順
o FL STUDIOを起動します。
o FL STUDIOで音を再生する前に、ドライバを、ASIO以外に変更します。

o 左上のメニューから「OPTIONS」-「Audio Settings」
   + 「Audio Settings」は、上から2つ目辺りにあります。
o 一番上の、黒字の選択肢を変更します。
o 名前に「ASIO」が付いていない、ASIOっぽくない名前のドライバを選びます。
o Windows XPの場合、その下にある次の 2つの設定を無効にする事をおすすめします。
   + 「Use polling」「Use hardware buffer」
   + 詳しくは「音を鳴らすとプチプチ雑音が入る時の対策方法


**** メモ
o 本格的に作曲する時は、元の設定に戻します。
o 作曲用パソコンを別に持っている方は、上のような事をする必要はありません。


**** 確認したバージョン
o FL STUDIO 9 Producer Edition   Version 9.1.0 (Signature Bundle)


==
関連ページ:
    ▼共通操作と全体操作
    ▼FL STUDIO
    ▼制作メモ
    > ▼チャンネルウインドウ(= Channel Window & Step Sequencer)

2011年2月20日日曜日

DEL = ERASE = ファイルを削除する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連
○Windows XP
指定したファイルを削除します。

o オプション無しの時、削除出来ないファイル属性があります。
o ファイル属性やファイルの指定方法に関係なくファイルを削除したい時は、 del /f /q /a- ファイル名
    + 詳しくは、下の方にある機能欄とメモ欄をどうぞ。


**** 書式
--------
del [ オプション ] 削除したいファイル名
もしくは
erase [ オプション ] 削除したいファイル名
--------

o コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o オプション = 次のオプションを指定出来ます。
    + /f = 読み取り専用属性の付いたファイルを、強制的に削除します。
    + /a = 特定のファイル属性を持つファイルだけを削除対象にします。
        + r = 読み取り専用属性
        + a = アーカイブ属性
        + s = システムファイル属性
        + h = 隠しファイル属性
        + - = 指定した属性以外
        + 詳細は、下記の説明の通りです。
    + /s = サブフォルダーにある同名ファイルも、削除します。
    + /q = 「削除しますか?」と質問しません。
        + この指定が無いと、ファイル名に「*」や「*.*」を指定した時に「削除しますか?」と質問します。
    + /p = ファイルを削除する前に「削除しますか?」と質問します。
        + ファイル1つずつに対して、質問します。
o オプションの指定が無い時、次のように動作します。
    + 検索しないファイル属性があります。「システムファイル属性」「隠しファイル属性」
    + 読み取り専用属性の付いたファイルは、削除しません。
    + 全ファイル指定(del * や del *.*)の時に「削除しますか?」と質問します。
o ファイル名 = 削除したいファイル名です。
    + ファイルの場所とファイル名を「\」でつなぎます。
    + 今居る場所からの相対パスも指定出来ます。
    + ファイル名部分の指定には、ワイルドカード(「*」や「?」)を使用出来ます。
    + なお、このコマンドでは、「\」の代わりに UNIXの区切り文字「/」を使う事は、出来ません。

** /a オプションの指定方法について
o 1回しか指定出来ません。/a を複数指定すると、最後に指定した /a が有効になります。
o /ars = 読み取り専用属性と、システムファイル属性の両方を持つファイルを削除対象にします。
    + rを指定した時は、/f オプション(= 読み取り専用属性の強制削除)も必要になります。
o /a-rs = 読み取り専用属性を持たず、システムファイル属性を持つファイルを削除対象にします。
o /a- = 属性に関係なく、指定した全てのファイルを削除対象にします。
o /a オプションの指定が無い時は、次の属性を持つファイルを、削除対象から「除外」します。
    + システムファイル属性
    + 隠しファイル属性

o ファイル属性の変更は、ATTRIB コマンドで行う事が出来ます。
o また、システムファイル属性以外は、ファイルのプロパティで設定する事も出来ます。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o 0 = 成功。権利が無くて削除出来なかった時も、成功扱いになります。
    + 「c:\ミクさん\ネギ.txt が見つかりませんでした。」 = 削除するファイルが見つかりませんでした。
    + 「アクセスが拒否されました。」 = 削除する権利がありません。ファイル属性やアクセス権を見直して下さい。
    + 「プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。」 = ファイルを使っているプログラムがあります。
o 1 = エラー、もしくは特殊な中止
    + 「コマンドの構文が誤っています。」
    + 「無効なスイッチです - ""」 = オプションの指定が間違っています。
    + もしくは、del * や del *.* を実行して、「削除しますか」の質問で n を選択した時


**** 使用例
o 普通に削除します。
--------
del "c:\ミクさん\ネギ ネーギはネギにあらず*.txt"
--------

    + コマンド名やオプションは、大文字で書く事も出来ます。
    + ファイルのパスに空白が入る時は、ファイルのパスを「"」で括ります。
    + 読み取り専用ファイルは削除しません。

o 読み取り専用ファイルも削除します。
--------
del /f "c:\ミクさん\ネギ ネーギはネギにあらず*.txt"
--------


o サブフォルダーも探して削除します。
--------
del /f /s "c:\ミクさん\ネギ ネーギはネギにあらず*.txt"
--------


o 隠しファイルなども、徹底的に探して削除します。
--------
del /f /s /a- "c:\ミクさん\ネギ ネーギはネギにあらず*.txt"
--------



**** 機能
o 指定したファイルを削除します。
o /F オプションを指定しない時、読み取り専用属性を持ったファイルは削除されません。
o /A オプションを指定しない時、検索されないファイルがあります。(システムファイル属性、隠しファイル属性)
o /Q オプションを指定しない時、全ファイル指定(del * や del *.*)の時に「削除しますか?」と質問します。
o サブフォルダーの同名ファイルも削除したい時は、/S オプションを付けます。

**** メモ
o ファイル属性やファイルの指定方法に関係なくファイルを削除したい時は、 del /f /q /a- ファイル名
    + /A オプションで、個別の属性を指定しないのがポイントです。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


==
関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。ファイルとフォルダー関連▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > ASSOC = ファイルの拡張子に関連付ける名前(= ファイルタイプ)を表示、変更する
    ATTRIB = ファイル属性を表示、変更する
    FTYPE = ファイルを「開く」時のコマンドを表示、変更する

2011年2月19日土曜日

リン警官とミクさん達。第2楽章 - ミクさんの隣.

ミクさんの隣
遠くから見えた、紺色の上に咲く白い花
私達が近づいていくと、その姿は、人の形へと変化した。

紺色の制服を纏(まと)ったリン警官。
チラシには、1日100人捕まえると書いてあったけれど、ここには真面目な雰囲気が漂(ただよ)っている。


「リンちゃん。おはよー♪」
2人は知り合いなのだろうか。私は軽く、リン警官にお辞儀した。

「おはようございます。リンで結構です。」
模範的な言葉使いだ。

「了解です。リンちゃん。」
敬礼を見事に決めるミクさん。
でも、後半の言葉で、その全てが無に帰る。

「今日のご用件は?」
「見学に来たよー♪」
「お仲間の皆さんは、あちらに居ましたよ。」

リン警官と会話しているミクさんは、はしゃいでいるのが一目で分かる。
彼女の目がきらきらと輝いている。そして、彼女の髪まで、うきうきしている。

一方、今日の主役のリン警官は、相変わらず落ち着いている。、
これから、何が始まるのだろうか。

「また来るねー♪」

私達は、リン警官との挨拶(あいさつ)を終えて、集合場所へと移動した。


集合場所は、リン警官から少し離れた所にあった。
机と椅子と葱(ねぎ)が並んでいて、お馴染みのミクさん達が和んでいる。
「お久しぶりです。」
議長のミクさんが、挨拶してくれた。

「今日は、ここで井戸端会議をするのですか?」
「いいえ、リン警官の見学会です。」
葱は兎も角として、机と椅子は、どこから持ってきたのだろうか。
ミクさん達は、今日も元気だ。

「あっ。呼ばれたから帰るね。」
私の後ろから声がした。
多分、作曲する為に呼ばれたのだろう。私が振り向いた時には、声の主は居なかった。

そして、私が、顔を元に戻した時に、その出来事は始まった。


左の建物の方から、リボンを付けた大きな旗が登場し、旗の下が青く染まる。
ひらめく旗に書かれた文字は、「リン警官に踏まれ隊」。

「我々はー。今此処(ここ)で、リン警官に踏まれる為に生きてきた。」
「「生きてきた。」」

「リンちゃんにでは無い。リン警官にだ。」
「「リン警官にだ。」」

「我々はー。崇高(すうこう)な目的を達成する為に、断固、戦い続ける。」
「「戦い続ける。」」

「国家権力の脅(おど)しには屈しない。今此処で、我々の望みを叶えるのだ。」
「「叶えるのだ。」」

「L, O, V, E」
「「リン警官♪」」

「L, O, V, E」
「「リン警官♪♪」」

先頭を行進する、リボンを付けた黄色の旗。
それを支える、青いマフラーの青年。
そして、天に伸びた握り拳の群れと、団結力を示す咆哮(ほうこう)。
その光景は、写真に撮って、次回作の参考にしたい位見事だ。文字以外は。


私が感動している間に、左側、やや正面の建物を覆うように、巨大な垂れ幕が掲げられた。
書かれた言葉は、「リンちゃんLOVE♪ 警官LOVE♪ リン警官もっとLOVE♪♪」

「ドッ♪ドッ♪ドッ♪ドッ♪」
「ジャーン♪ジャッカ♪ジャッカ♪ジャッカ♪」

演奏が始まり、参加者達が、一斉に声を上げる。

「「リンちゃん LOVE♪」」
「「警官 LOVE♪」」
「「リン警官、もっとLOVE♪♪」」

当事者のリン警官は、どこかに無線で連絡を取っているようだ。
仕事熱心な彼女を見て、彼女のファン達は更に盛り上がる。

「「リンちゃん LOVE♪♪」」
「「警官 LOVE♪♪」」
「「リン警官、もっとLOVE♪♪♪♪」」

私の隣に居るミクさんは、「リンちゃん LOVE♪」を繰り返している。
周りに居たミクさん達も、「頑張れー。」と応援している。
私も「リン警官、もっとLOVE♪♪」と叫びたくなったけれど、理性がそれを押し留(とど)めた。


続く


**** 管理情報
o 文章作品
o 作品名 = リン警官とミクさん達。第2楽章
o 分類 = ミクさんの隣
o 作者 = to_dk
o 初出 = 2011-02-19 on Blogger


==
関連ページ:
    ▼ミクさんの隣
    ▼作品紹介
    ▼目次
    > リン警官とミクさん達。第3楽章
    リン警官とミクさん達。第4楽章
    +
    リン警官とミクさん達。第1楽章
    分身するミクさん
    出荷数とミクさん達
(2011年8月20日変更。最後の会話中の音符の数を半減)

2011年2月18日金曜日

SET = 環境変数を表示、設定、削除する。もしくは数値計算する - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。制御文と環境変数
○Windows XP
環境変数を表示、設定、削除します。また、数値計算する事も出来ます。

o バッチファイルの実行時に、画面から値を入力する事も出来ます。
o 数値計算出来るのは整数値。負の数も扱う事が出来ます。
    + 数字の先頭に 0x や 0 を付けると、16進数や 8進数になります。


**** 書式
--------
set [ 環境変数名[=設定したい値] ]
もしくは
set /p 環境変数名=[入力を促すメッセージ]
もしくは
set /a 計算式 [, 計算式]
--------

o コマンド名やキーワードは、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。

(個別説明)
--------
set [ 環境変数名[=設定したい値] ]
--------

o 環境変数名 = 環境変数に設定したい名前、もしくは確認したい名前です。
    + 環境変数名だけ指定すると、その名前で始まる名前の環境変数を表示します。
        + (例。set miku は、環境変数 MIKUSAN などの値も表示します。)
    + 通常使うのは、半角英数字と「_」(アンダーライン)辺りです。
    + 全角文字も使用出来ました。
    + 使用出来なかったのは、「=」「<」「>」
o =設定したい値 = 間に空白を入れずに書きます。(例。set MIKUSAN=NEGI)
    + = だけ書くと、環境変数を削除します。(例。set MIKUSAN=)
--------
set /p 環境変数名=[入力を促すメッセージ]
--------

o /p = 環境変数に設定する値を、次の行で入力してもらう時に使います。
o 入力を促すメッセージ = 入力欄の左に表示する文字列です。
    + = prompt コマンドとは異なり、$ から始まる特殊記号を使う事は出来ません。
--------
set /a 計算式 [, 計算式]
--------

o /a = 数値計算する事が出来ます。
    + 計算結果を、環境変数に代入する事も出来ます。
    + 計算出来るのは、符号付き 32ビット整数の範囲。-2147483648 から 2147483647 までの間です。
    + 実数(= 小数点付きの数)や虚数は、扱う事が出来ません。
o 計算式 = 整数計算出来ます。
    + 計算式に使う事の出来る記号は、下記の表の通りです。
    + Windowsコマンドでも使う記号を入れる時は、両端を「"」で括ります。
        + 常に「"」で括っても、大丈夫です。
    + 環境変数は「%」無しで使う事が出来ます。環境変数への代入も出来ます。
        + 「%」で括らない場合、右辺の環境変数が存在しない時は、0 と解釈してくれます。
    + 計算式の途中に、空白を入れる事が出来ます。
    + 数値以外の値を指定すると、0 として計算します。
    + 数字部分の先頭に 0x や 0 を付けると、16進数や 8進数として計算します。
    + 小数点以下は扱っていません。入力するとエラーになります。
o , (カンマ) = 計算式は、カンマを付けて、複数並べる事が出来ます。
    + (以下、Windows XP Service Pack 3 (32ビット版)の場合の動作です。)
    + Windowsコマンドで 1度に書く事の出来る文字数は、全部半角文字の場合、8190文字です。
    + 1つの SET /A コマンドで、少なくとも 934個の環境変数への代入が出来ました。

SET /A の計算式で使用出来る演算子
記号意味補足説明
演算子
( と )括弧
+加算
-減算、もしくは負の符号
*乗算
/除算割った結果の整数部分を返します。
%余り
!否定a=0 の時 !a=1。aが0以外の時、!a=0
~1の補数 a=0 の時 ~a= -1記号はチルダ。Shiftキーを押しながら「0」キーの2つ右の「へ」
演算子その2。「"」が必須になるもの
<< と >>論理シフト"2<<1" = 4。"-2>>1" = -1。符号は変わりません。計算式全体を「"」で括ります。
&ビット演算の AND = 論理積"5&3" = 1。計算式全体を「"」で括ります。
|ビット演算の OR = 論理和"5|3" = 7。計算式全体を「"」で括ります。縦棒は、Shiftキーを押しながら、「0」キーの3つ右の「\」
^ビット演算の XOR = 排他的論理和"5^3" = 6。計算式全体を「"」で括ります。記号はハット。「0」キーの2つ右の「へ」
代入
=環境変数への代入
+=加算して代入A+=3 は、Aに3を加えます。
-=減算して代入A-=3 は、Aから3を減じます。
*=乗算して代入A*=3 は、Aに3を乗じます。
/=除算して代入A/=3 は、Aを3で割った整数部分を Aに代入します
%=除算した余りを代入A%=3 は、Aを3で割った余りを Aに代入します。
代入その2。「"」が必須になるもの
&=AND演算結果を代入"A&=3" は、A と 3 をAND演算した結果を Aに代入します。計算式全体を「"」で括ります。
|=OR 演算結果を代入"A|=3" は、A と 3 をOR演算した結果を Aに代入します。計算式全体を「"」で括ります。左の縦棒は、Shiftキーを押しながら、「0」キーの3つ右の「\」
^=XOR 演算結果を代入"A^=3" は、A と 3 をXOR演算した結果を Aに代入します。計算式全体を「"」で括ります。左の記号はハット。「0」キーの2つ右の「へ」
<<=左論理シフト結果を代入"A<<=3" は、A を 3つ左に論理シフトした結果を Aに代入します。計算式全体を「"」で括ります。
>>=右論理シフト結果を代入"A>>=3" は、A と 3つ右に論理シフトした結果を Aに代入します。計算式全体を「"」で括ります。
複数計算
,カンマ = 式の区切り記号A=3+9,B=3-9 は、環境変数 Aと Bに、それぞれの計算結果を代入します。


**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o (設定なし) = 成功。この時は、ERRORLEVELの値を更新しません。
   + 次の時も、成功扱いになります。
      + オーバーフロー発生(= 符号が逆転した状態です。)
      + 環境変数の名前誤り
    + 「=% の使い方が誤っています。」 = 環境変数の書き方が間違ってます。
        + 詳しくは「環境変数の使い方。置換と部分文字列
o 1 = エラー。結果の表示不可
   + 「環境変数 MIKUSAN が定義されていません」 = 値を表示しようとしましたが、変数名が見つかりませんでした。
o 9167 = エラー。数値の後ろに文字
   + 「無効な数字です。数値定数は 10 進 (17 桁)、16 進 (0x11 桁)、または 8 進 (021 桁) です。」 = 数値の後ろに「数字や演算子」以外の文字が続いています。
o 9168 = エラー。オーバーフロー
   + 「無効な数字です。数値は 32 ビットで表記される数値です。」 = 計算できるのは、-2147483648 から 2147483647 までの間です。
o 9169 = エラー。0除算エラー
   + 「0 除算エラーです。」 = 割り算の時に、分母を0にしてはいけません。


**** 使用例
o MIKU から始まる名前の環境変数の有無を確認して
--------
set miku
--------


o 環境変数 MIKUSAN を設定します。削除する事も出来ます。
--------
set MIKUSAN=私は NEGI だよ

set MIKUSAN=
--------


o 計算結果を確認したり、環境変数 MIKUSAN に代入。
--------
set /a 3*9+3+9
set /a MIKUSAN=(3*9+3+9)*10+3

set /a MIKUSAN = 3 * 9 + 3 + 9
set /a MIKUSAN = MIKUSAN * 10 + 3
--------

    + 空白を入れて計算する事も出来ます。
    + 計算結果は、「39」「393」「39」「393」
    + 右辺の MIKUSAN は、%MIKUSAN% と書く事も出来ます。
    + でも、おすすめの書き方は MIKUSAN。変数 MIKUSAN が存在しない時、0 になります。

o 環境変数の値を、画面から入力してもらいます。
--------
set /p MIKUSAN=ミクさんに一言。
--------

o コマンド名やオプションや環境変数は、大文字小文字のどちらでも大丈夫です。
o 一番上の「set miku」は、MIKU から始まる名前の一覧表示です。


**** 機能
o 環境変数を表示、設定、削除します。
    + 環境変数の詳細は
    + 「環境変数の使い方。置換と部分文字列
    + 「環境変数の生存期間について
o 環境変数を設定する際に、数値計算する事も可能です。
    + 計算出来るのは、符号付き 32ビット整数の範囲。-2147483648 から 2147483647 までの間です。
    + (= Windows XP 32ビット版の場合)
    + 数字部分の先頭に 0x や 0 を付けると、16進数や 8進数として計算します。
    + 小数点以下は扱っていません。入力するとエラーになります。
    + オーバーフロー時の動作は「SET /A コマンドで数値計算出来る値の範囲(= 上限と下限)


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3


==
関連ページ:
    ▼Windowsコマンド。制御文と環境変数▼ABC順
    ▼Windowsコマンド一覧▼ABC順
    ▼コマンドプロンプト画面
    ▼制作メモ
    > SETLOCAL = バッチファイルの中でローカル環境変数の使用を開始する
    ENDLOCAL = ローカル環境変数の使用を終了する
    PATH = 実行可能ファイルを検索する場所を表示、設定する
(2011年7月19日削除。使用例に混じっていた PATH コマンドの使用例を削除)
(2011年2月19日変更。/aの使用例は%無しの方が適切。誤字などを訂正)

2011年2月17日木曜日

リンク。FL STUDIOの製品情報

FL STUDIOのサポートを受ける
公式ページのみ纏めました。

o FL STUDIO方面の入口ページ
▽フックアップ社のホームページ


**** FL STUDIO製品ページ
▽FL STUDIO最新版の製品情報
    + 右側にあるリンクから、雑誌掲載記事やチュートリアルビデオを見る事が出来ます。

▽フックアップ社の YouTubeページ
    + FL STUDIO 9発売時の、開発者コメント映像がありました。


**** FL STUDIO のサポート情報
o 画面の意味が分からない時は、FL STUDIO画面から F1 キー。
o 「FL STUDIOのオンラインヘルプの在り処

** 以下は、英語情報です。
▽開発元。Image-Line社の FL STUDIO製品ページ
    + ニュースは、COMPANY タグから。
    + 英語ヘルプやフォーラムへの移動は、SUPPORT タグから。
    + 追加プラグインを購入したい時は、SHOP タグから。

▽Image-Line社の YouTubeページ
    + 次期 FL STUDIO に向けての新機能情報について、映像で確認出来ます。
    + 「Life Time Free Updates」の権利を持っている方は、ベータ版を試してみる事も出来ます。


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関連ページ:
    ▼FL STUDIOのサポートを受ける
    ▼FL STUDIO
    ▼制作メモ
    +
    ▼インストールと初期設定
    ▼共通操作と全体操作