2017年3月17日金曜日

and (Script-Fu) = 全ての条件を満たした時だけ真にする - GIMP

GIMPのScript-Fuでは、and条件(AかつB)を指定したい時は、andを使用します。
Script-Fuのandは、and条件が3つ以上続く場合にも対応しています。


**** 書式:
(and (条件1) (条件2) ... (条件n) )

**** 実行例:
> (if (and (= 1 1)(= 2 2)(= 3 3)) 'ミクさん)

**** 実行結果:
ミクさん
#t

**** メモ:
andは、上記例のように、ifなどの条件文と共に用いられています。


**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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2017年3月16日木曜日

#f (Script-Fu) = 論理値の「偽」 - GIMP

#t は、Script-FuなどSheme系言語では、論理値の偽の意味になります。

Script-Fu : #f
Sheme : #f
Common Lisp: f
JavaScript : false


**** 書式
#f

**** 実行例
(if #f 'ネギ 'ミクさん)

**** 実行結果
ミクさん


**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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#t (Script-Fu) = 論理値の「真」 - GIMP

#t は、Script-FuなどSheme系言語では、論理値の真の意味になります。

Script-Fu : #t
Sheme : #t
Common Lisp: t
JavaScript : true


**** 書式
#t

**** 実行例:
(if #t 'ミクさん 'ネギ)

**** 実行結果:
ミクさん

**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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2017年3月15日水曜日

cond (Script-Fu) = 条件式で分岐する - GIMP

condは、先頭セルの条件式が真となるリストを順番に探し、最初に見つかったリストの全ての後続セルを実行します。
(1) 先頭のリストから順に評価します。
(2) 1つのリストの条件式が真になった時、condは後続のリストを評価しません。


**** 書式:
(cond ((条件1) 実行文1) ((条件2) 実行文2) ((条件3) 実行文3) ........ )


**** 使用例:
(let* ((mikusan 39))
(cond ((= mikusan 39) (print 'ミクさん) (print 'おはようございます。))
((= mikusan 100) (print 'ネギさん) (print 'ネギですね。))
(t (print 'ネギ))
)
)

(let* は、ローカル変数の定義を行うものです。)


**** 実行結果:
ミクさん
おはようございます。
#t#


**** メモ:
condは、C言語系のif { ~ } else if { ~ } else if { ~ } に相当する機能です。


**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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case (Script-Fu) = 値で分岐する - GIMP

GIMPのScript-Fuでは、caseを使うと値で分岐する書き方が出来ます。

(1)数字を指定すると分岐可能。
(2)日本語リテラルでうまく動いていませんので、比較する値の種類に制限があるかもしれません。


**** 書式:
(case 比較する値 ((値1) 実行するもの)((値2) 実行するもの)(else 実行するもの))


**** 実行例:
(case 39
((10) (print 'ネギさん) (print 'ネギさん))
((39) (print 'ミクさん) (print 'ミクさん))
(else (print 'ネギ) (print 'ネギ)))

**** 実行結果:
ミクさん
ミクさん
#t


**** メモ:
caseよりも条件が複雑になる場合は、condを使用する方法が便利です。
caseは、C言語のswitch文と同等の機能です。


**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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2017年3月14日火曜日

if (Script-Fu) = 条件で分岐する - GIMP

ifは、条件分岐を行います。
(1) 条件式が真(#t)の時にだけ指定した式を実行する
(2) 条件式が真(#t)の時に式1を実行し、偽(#f)の時に式2を実行する


**** 書式:
(if 条件式 真の時に実行する式)
(if 条件式 真の時に実行する式 偽の時に実行する式)


**** 使用例:
使用例1:
(if (= 39 (+ 30 9)) (print 'ミクさん))

実行結果1:
ミクさん
#t


使用例2:
(if #f 'ネギ 'ミクさん)

実行結果2:
ミクさん


使用例3:
((if #t + -) 390 3)

実行結果3:
393


**** メモ:
条件分岐はif以外にもありますので、用途に応じて使い分けます。
( cond, when, unless, case )

複数の条件を同時に判定する時は、and や or を併用します。


**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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(car ())は、Script-FuやSchemeではエラーになります - GIMP

(car ())の動作は、Script-FuやSchemeではエラーになります。
carなどで空になる可能性があるリストを扱う時は、渡されたリストが空でないかどうか事前判定を入れるとエラーを防げます。
(1) Common Lispの場合は NILになります。


**** 実行例
(car ())

**** 実行結果:
Script-Fu (GIMP = Scheme系)の場合
エラー

ご参考1 : Common Lispの場合
NIL

ご参考2 : Gauche (Sheme系)の場合
エラー


**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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2017年3月13日月曜日

unless (Script-Fu) = 条件式が偽の時だけ実行する(後続セルを全て実行) - GIMP

unlessは、先頭セルに書いた条件式が偽の時だけ、全ての後続セルを実行します。


**** 書式:
(unless (条件式) (真の時に実行する式1) (真の時に実行する式2) (式3以降も可能))

**** 使用例:
(unless (= 38 39) (print 'ミクさん) (print 'リンちゃん) (print 'レンくん) (print 'ルカ様))

**** 実行結果:
ミクさん
リンちゃん
レンくん
ルカ様
#t


**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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or (Script-Fu) = 1つ以上の条件を満たした時だけ真にする - GIMP

GIMPのScript-Fuでは、or条件(AまたはB)を指定したい時は、orを使用します。
Script-Fuのorは、or条件が3つ以上続く場合にも対応しています。

**** 書式:
(or (条件1) (条件2) ... (条件n) )

**** 実行例:
(if (or (= 1 1)(= 2 2)) 'ミクさん)
(if (or (= 1 0)(= 2 2)) 'ミクさん)
(if (or (= 1 1)(= 2 0)) 'ミクさん)
(if (or (= 1 0)(= 2 0)) 'ネギ)

**** 実行結果:
ミクさんミクさんミクさん()

**** メモ:
orは、上記例のように、ifなどの条件文と共に用いられています。


**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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2017年3月12日日曜日

when (Script-Fu) = 条件式が真の時だけ実行する(後続セルを全て実行) - GIMP

whenは、先頭セルに書いた条件式が真の時だけ、全ての後続セルを実行します。
ifは1つしか実行しませんが、whenは後続の全セルを実行する違いがあります。

**** 書式:
(when (条件式) (真の時に実行する式1) (真の時に実行する式2) (式3以降も可能))

**** 使用例:
(when (= 39 39) (print 'ミクさん) (print 'リンちゃん) (print 'レンくん) (print 'ルカ様))

**** 実行結果:
ミクさん
リンちゃん
レンくん
ルカ様
#t

**** 確認したバージョン
GIMP 2.8.18


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Windowsコマンド(バッチファイル)で、自分で設定した環境変数を削除する方法(Windowsコマンド)

間違った名前の環境変数を設定してしまった時は、SETコマンドで削除する事が出来ます。

但し、削除が有効なのは、今開いているウィンドウだけです。
システム全体から特定の環境変数を削除する場合は、システムの詳細設定から登録されている環境変数を確認する必要があります。


**** 書式 :
SET (削除したい環境変数)=

**** 例:
(環境変数 NEGI を削除したい時)
SET NEGI=


**** メモ:
変数が削除された事を確認する時も、set コマンドを使います。

set NEGI
環境変数 NEGI が定義されていません

set
(現在設定されている環境変数の一覧が表示されます。)


**** 確認したバージョン
Windows 10


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サクラエディタで、途中で改行しないようにする方法

サクラエディタは、行の途中で改行させないようにする事が出来ます。


**** 手順
上にあるメニューから[設定(O)]-[タイプ別設定(Y)...]
タイプ別設定画面が出てきますので、次の手順を行います。

(1) タイプ別設定画面の右上で、拡張子を確認します。(その拡張子に対して、折り返しなしが有効になります。)
(2) 左上側「レイアウト」枠の折り返し方法を「折り返さない」
(3) 右下の「OK」ボタンを押す


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